有楽町線で住むべき駅ランキング・ベスト5!
麹町駅は中古マンション価格26%も上昇!銀座一丁目駅は7.7%の高利回りエリア

2020年10月18日公開(2020年10月13日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

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有楽町線に住むなら、マンションを買うべき駅はどこ? こんな疑問に答えるために、中古マンションの騰落率と総合利回りのランキングを作成したので、そのうちベスト5を紹介する。マンション価格の値上がり・値下がり、賃料を含めた総合利回りなどで、魅力ある駅を探り出してみたので、マンション購入時の参考にしよう。(データ提供:マンション情報サイト「マンションレビュー」

有楽町線は、埼玉県から湾岸エリアをつなぐ路線

有楽町線
東京メトロ有楽町線7000系(出典:PIXTA)

 有楽町線は、東京地下鉄(東京メトロ)が運行する、「和光市駅(埼玉県和光市)」から「新木場駅(東京都江東区)」までの24駅、28.3kmを結ぶ鉄道路線である。

 東京都心部を北西(和光市方面)から南東(江東区方面)へと縦貫するように走っており、東京メトロにおいて最初に埼玉県まで延伸された地下鉄だ。東京メトロのなかでも、東京23区外に延びている路線は有楽町線と東西線だけで、有楽町線は埼玉方面から都心に向かう通勤・通学者の足となっている。

 有楽町線は、1988年に全線開業した東京メトロで6番目の地下鉄だ。1960年代の高度経済成長期において、東京の人口が急増。先だって開業していた、東京メトロ銀座線、丸ノ内線、日比谷線の輸送力は限界に達していた。そのため、「池袋方面、東京北西部、埼玉県西南部の輸送力増強」と、「中央区・江東区のウォーターフロント地域の人口増加」に対処する目的で、有楽町線が建設された。

 1974年には、池袋駅~銀座一丁目駅間が営業を開始。1980年から1988年にかけて延伸を重ね、1988年の全線開業へとつながっている。有楽町線の路線名は、営団地下鉄として初めて一般募集を行い、最も多かった「有楽町線」「有楽線」の案をもとに命名している。 

上昇率が高いのは、千代田区のマンションが多い

 まずは、有楽町線における中古マンション価格の騰落率ランキングを見てみよう。

 有楽町線沿線における中古マンション価格が上昇しているのは、麹町駅、永田町駅をはじめとした、東京都千代田区内に所在する駅が多い。トップ2つの駅周辺にある物件の、70㎡当たりの平均価格は1億円を超えており、ほかの駅と比較しても圧倒的な価格で取引されている。

有楽町線中古マンション価格騰落率ベスト5

※「騰落率」は、2008年、2009年、2010年築のマンションについて、新築時分譲価格に対して、直近の中古マンション売り出し価格の騰落率を計算したもの(小数点第1位以下は四捨五入)。駅から徒歩15分以内の物件が対象で、ネット上の公開情報を元にマンション情報サイト「マンションレビュー」が調査した。「ー」は対象データなし。データは2019年9月時点。

麴町駅の中古マンション価格は、26%も上昇!

皇居・内堀 緑と青空
皇居・内堀 緑と青空(出典:PIXTA)

 上昇率1位は+26%の麹町駅。住所は東京都千代田区麹町である。1日の平均乗降者人員は65,607人となっている(参照:東京メトロ駅別乗降人員ランキング 2019年度)。

 麹町は、新宿通りに沿って半蔵門から四谷見附までの細長いエリア。半蔵門駅、市ケ谷駅、四ツ谷駅は徒歩圏内だ。皇居があるため、都心部ではあるが緑も身近に感じられる。

 麹町駅のある千代田区は、皇居、永田町、霞が関といった政府中枢機関がひしめいており、都心部にありながら警備が厳しく治安も良い。

 麹町駅周辺にはオフィスや大使館、テレビ局、学校などが立ち並び、飲食店やコンビニは多いが、スーパーや日用品を扱う店は少ないため、生活利便性はやや不便だといえる。

 麹町駅周辺のフラッグシップマンションとしては、
・ザ千代田麹町タワー(70㎡換算で1億2,535万円、麹町駅徒歩1分)
・ザ・ドチェスター六番町(70㎡換算で1億2,450万円、麹町駅徒歩4分)
・パークコート四番町(70㎡換算で1億1,773万円、麹町駅徒歩4分)
 などが挙げられる。

 いずれも70㎡当たり1億円を超える高額物件だ。千代田区はここ数年分譲マンションが多く建設されており、人口は年々増加している。子育て支援が充実していることもあり、特に30代・40代のファミリー層の移住が増えている。

総合利回りは、銀座一丁目駅、麹町駅が上位

 次に有楽町線の各駅の中古マンションの総合利回りランキングを見ていこう。

 総合利回りは、10年間での騰落率だけでなく、現在の賃料利回りも加味している指標で、投資利回りでもある。総合利回りが高いということは、自分で住む人だけでなく、投資家も注目する根強い人気がある駅ということになり、資産価値が高く、値崩れしにくい傾向があるとみていいだろう。

 総合利回りの上位には、価格騰落率と同様に、千代田区など都心部の駅と、臨海部の豊洲駅が入った。

有楽町線 中古マンション価格総合利回りベスト5

※「賃料利回り」は、同じ広さのマンションを借りた場合の利回りを試算。「総合利回り」は、約10年前に購入し、現在の相場で売却し、さらにその間の周辺家賃相場の収入があったとして、実質利回り(年利、投資利回り)を試算したもの(小数点第2位以下は四捨五入)。駅から徒歩15分以内の物件が対象で、ネット上の公開情報を元にマンション情報サイト「マンションレビュー」が調査した。データは2019年9月時点。

総合利回り7.7%で1位となったのは銀座一丁目駅

有楽町線の銀座一丁目駅
有楽町線の銀座一丁目駅(出典:PIXTA)

 投資利回りの1位は総合利回り+7.7%の銀座一丁目駅。その名の通り、東京都中央区銀座一丁目に位置しており、「銀座駅」「有楽町駅」へは出口によっては3分程度で行くことができる超至近距離だ。1日乗降人員は39,562人とそう多くはないが、都心ど真ん中の駅である(参照:東京メトロ駅別乗降人員ランキング 2019年度)。

 銀座周辺のエリアは、飲食店やブランドショップが立ち並んでおり、観光地としては十分な知名度を誇っている。その一方、住宅街としての印象は薄く、流通する物件の多くは単身者向けの間取りとなっている。総合利回りが他の駅と比べて約1%も高いことから、賃貸需要が際立つエリアだといえるだろう。

 銀座一丁目駅のフラッグシップマンションとしては、
ブリリア銀座id(70㎡換算で9,676万円、銀座一丁目駅徒歩4分)
アヴァンティーク銀座2丁目(70㎡換算で9,676万円、銀座一丁目駅徒歩4分)
グロースメゾン銀座(70㎡換算で8,110万円、銀座一丁目駅徒歩5分)
 などが挙げられる。 

 気になる駅はあっただろうか。マンションを購入する際の参考にしてほしい。

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