練馬区の駅ごとの賃貸相場はいくら? 練馬区内にある各駅周辺の賃貸物件(アパート、賃貸マンションなど)の平均賃料と、1㎡あたりの賃料(平米単価)を調査し、賃料が安い順にランキングを作成した。練馬区内だと、どの駅の賃料が安いのだろうか?(データ提供:マンション情報サイト『マンションレビュー』)
練馬区の賃貸事情、住まいの環境は?

練馬区は東京23区の北西部に位置し、北は埼玉県と接している。鉄道は西武池袋線・豊島線・新宿線、東武東上線、東京メトロ有楽町線・副都心線、都営大江戸線、西武有楽町線が走り、池袋、新宿などのターミナル駅へのアクセスが便利だ。
練馬区は、豊かな自然が魅力でもある。2つの池がある石神井公園やイチョウ並木が美しい光が丘公園には、休日になるとゆったりとした時間を楽しむ人々で賑わっている。
練馬大根に象徴されるように、23区内でありながら練馬区では農業も盛んだ。新鮮な野菜が手に入る農産物直売所が身近にあるのもうれしいポイントである。
住宅街としては、光が丘や石神井公園など緑が多く落ち着いて生活できるエリアが人気。都心へのアクセスを重視する人には、複数の路線が乗り入れている練馬駅もおすすめだ。練馬駅は飲食店も多く、新しいお店を開拓するのも楽しみの一つになりそうだ。
練馬区で賃料相場が安い駅ランキング
では、練馬区内で平均賃料が安い駅はどこなのか見ていこう。

1㎡あたりの賃料:取引のある賃貸物件の平均賃料を平均専有面積で割り出して算出。
1位:地下鉄赤塚駅(平均賃料75,579円)
2位:上石神井駅(平均賃料78,320円)
3位:新桜台駅(平均賃料78,324円)
4位:江古田駅(平均賃料79,088円)
5位:大泉学園駅(平均賃料80,705円)
上位5駅に地理的な偏りはなく、それぞれ池袋や新宿方面へのアクセスが良好で、どこも人気のベッドタウンである。
中でも第3位になった西武有楽町線の新桜台駅は、徒歩圏内に江古田駅や桜台駅があり、複数路線が利用できるので、練馬区で住むなら穴場スポットとしておすすめだ。
平均賃料が最も安いのは、地下鉄赤塚駅

練馬区で平均賃料が最も安いのは、「地下鉄赤塚駅」で、平均賃料は75,579円だった。
地下鉄赤塚駅は、東京メトロ有楽町線と副都心線の2路線が入る駅で、池袋駅までは13分のアクセスだ。さらに徒歩1分ほどの場所に東武東上線・下赤塚駅があり、実質3路線利用できる。
駅前には大型の商業施設はないが、昔ながらの商店街が広がり、個人経営の飲食店や青果店が軒を連ねている。物価も比較的安く、日用品の買い物に不便することはないだろう。チェーンのファストフード店などもあり夜遅い時間まで開いているので、夜道も明るく、帰宅時間が遅くなっても安心だ。
㎡単価で割安だったのは、武蔵関駅
1㎡あたりの平均賃料が最も安かったのは、西武新宿線の「武蔵関」駅。1㎡あたりの平均賃料は2,345円だった。
武蔵関駅からJR新宿駅までは乗り換えで約30分、バスを利用すると吉祥寺まで約20分。武蔵関駅には駅ビルの「エミオ武蔵関」をはじめ、スーパーマーケットや商店街があり、生活利便性はかなり高い。
駅周辺は戸建てや低層マンションがメインで、のどかな住宅街が広がっている。また、武蔵関駅から徒歩15分の場所に「オザキフラワーパーク」という都内最大級のガーデンセンターがある。このエリアに住むなら、休日に散策がてら訪れてみるのも良さそうだ。
平均賃料が最も高額だったのは、光が丘駅
練馬区で最も平均賃料が高い駅は、都営地下鉄大江戸線「光が丘」駅で、平均賃料は97,732円だった。光が丘はファミリー物件が多く、平均専有面積が43.85㎡と比較的広い。そのため平均賃料も高い傾向になっている。
光が丘駅は都営地下鉄大江戸線の始発駅で、新宿や代々木方面へ出やすいのがメリット。駅前には練馬区最大規模の大型商業施設「光が丘IMA」があり、日常の買い物に便利だ。
都内有数の大型公園である光が丘公園は、光が丘のシンボルといえる存在である。公園内には野球場やテニスコートに加え、バーベキュー場もあり、休日には多くの家族連れでにぎわう。
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