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2023年2月の住宅ローン金利(132銀行・1000商品)を実質金利ランキングで比較

2023年2月1日公開(2023年2月1日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

2023年2月の住宅ローンの金利推移・相場(132銀行、1000商品)を解説しましょう。住宅ローンの変動金利の相場は、史上最低金利を維持。10年固定は各社によって対応が分かれ、35年固定は多くの金融機関が金利を引き上げました。フラット35は1.880%と、金利を大幅に引き上げました。では、各金利タイプの特徴と推移、選び方も合わせて紹介します(住宅ローンアドバイザー 淡河範明)。

住宅ローン金利は上昇するも、まだ低金利

 まずは住宅ローン金利の長期的な推移(18年分)を見てみましょう。

住宅ローン金利の推移(フラット35、変動金利)

 グラフを見ればわかる通り、住宅ローン金利は、変動金利も、全期間固定金利(フラット35)も、非常に低い水準にあります。

 変動金利は今なお下落を続けています。かつては2%近い水準でしたが、現在は実質金利で0.4%程度まで下がっています。過去最低水準と言えます。

 一方で、全期間固定金利は、2004年ごろは3%台でしたが、2019年には1%台前半まで下落。その後、世界的な金利上昇などを受けて、足元では金利が上昇し始めています。全期間固定金利だけでなく、5年固定金利、10年固定金利も上昇しています。

市場金利(長期金利)が急上昇

 住宅ローン金利に影響を与える市場金利も見ておきましょう。

 米国の長期金利(10年国債)は、急速に進むインフレ対策として、年明けより継続的な利上げを実施。右肩上がりで上昇を続けており、直近も追加の利上げにより金利は上昇。2023年2月1日の米国長期金利は3.475%となっています。

 日本の市場金利(10年国債)は、米国長期金利の上昇につられて徐々に上昇。2022年12月には、日銀が金利誘導目標を0.25%から、0.5%に引き上げたことで、金利は一気に上昇しました。現在(2023年2月1日)の金利は0.490%です。

変動金利は、auじぶん銀行が独走

 では、諸費用(手数料・保証料)を加味した「実質金利」ベースで、本当に割安な住宅ローンを見ていきましょう(表面金利が低くても、諸費用が高ければ意味がありません。両者を合計したのが実質金利です)。

 2023年1月の「変動金利(新規借入)」は、調査した主要14行の住宅ローン金利について、金利を引き上げたのが1行、金利を引き下げた銀行はありませんでした。

 なお、auじぶん銀行は2年5カ月間連続で首位を維持しています。

住宅ローン変動金利ランキング

※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。

 変動金利は、もっとも利用者が多く、金利競争の主戦場となっています。固定金利は上昇していますが、変動金利は上昇する気配がほとんどありません。

 以下は変動金利の上位銀行の金利の推移です。上位5銀行は、いずれも金利を変更しませんでした。

・auじぶん銀行 0.289%(前月比±0.000%)全期間引下げプラン、au金利優遇割
・SBI新生銀行 0.320%(前月比±0.000%)変動フォーカス、キャンペーン
・PayPay銀行 0.349%(前月比±0.000%)全期間引き下げ
・SBIマネープラザ 0.375%(前月比±0.000%)通期引き下げプラン
・イオン銀行  0.380%(前月比±0.000%)全期間重視プラン

 金利の低さにおいては、auじぶん銀行が独走状態です。SBI新生銀行、PayPay銀行、SBIマネープラザ、みずほ銀行、ソニー銀行が0.3%台で、auじぶん銀行を追いかけています。

 また、1月10日には、イオン銀行が変動金利を引き下げました。イオングループでの買い物が5%になる特典については、これまで5年間だけでしたが、3月以降は借入期間はずっと5%オフになるため、最大で157.5万円もの割引になります。

 全体的に、市場金利が上昇している中でも、変動金利だけは据え置くという動きが見られました。また、住宅ローン需要期である1月〜3月に合わせて、先月のイオン銀行同様、月の半ばであっても金利を引き下げる銀行が出てくる可能性もあるので、変動金利の低金利競争は今後も注目しておくべきでしょう。

 以下は主要地銀等の金利です。

主要地銀等の表面金利ランキング(変動金利、新規借入)
※主要銀行除く、2023年2月

0.325 % 中国銀行
0.395 % JAバンク埼玉、紀陽銀行
0.415 % 横浜銀行
0.445 % みなと銀行
0.455 % 広島銀行
0.470 % きらぼし銀行、北九州銀行、埼玉りそな銀行
0.475 % 西日本シティ銀行
0.495 % 関西みらい銀行
0.500 % 九州ろうきん、山陰合同銀行
0.505 % 愛媛銀行
0.550 % 西京銀行
0.575 % 十六銀行、池田泉州銀行
0.590 % 福島銀行
0.600 % 筑波銀行、大東銀行

10年固定金利は、対応分かれる

 2023年2月の「10年固定金利(新規借入)」は、調査した主要13行の住宅ローン金利について、6行が金利を引き上げ、3行が金利を引き下げました。

住宅ローン10年固定金利ランキング

 銀行は「10年固定金利」を、固定金利選択型の中核に据えていることが多く、激戦区となっています。

 1月は多くの銀行が金利を引き上げましたが、2月は銀行によって対応が分かれています。金利を引き下げたのは、三井住友信託銀行・auじぶん銀行・住信SBIネット銀行の3社です。

 なお、10年固定金利はここ数カ月の金利上昇により、12月までは表面金利1%を切る金融機関が6社もあったのに、先月・今月の金利改定によってその数は0社になってしまいました。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・SBI新生銀行 1.050%(前月比±0.00%)当初固定金利タイプ、頭金10%以上、割引プログラム
・みずほ銀行 1.400%(前月比±0.000%)全期間重視プラン
・ソニー銀行 1.463%(前月比+0.218%)住宅ローン、頭金10%以上
・りそな銀行 1.185 %(前月比+0.060%)当初固定金利プラン
・PayPay銀行 1.190 %(前月比+0.140%)全期間重視プラン

 なお、約2年間トップを維持していたみずほ銀行は、1月に金利を大幅に引き上げたことで2位となりました。

 10年固定金利の「借り換え」のランキングでも、長い間りそな銀行とみずほ銀行が低金利を争っている状態が続いていましたが、SBI新生銀行が2022年6月下旬に借り換え金利を大幅に引き下げ。その他の銀行を押し退け、いずれの期間でも借り換えランキングの上位に食い込んでいます。借り換えを検討している人は、SBI新生銀行を選択肢に入れてもいいでしょう。

 10年固定金利については、10年国債金利をベースにしており、世界的な金利上昇の中で先高感もあって、上昇が始まっています。10年国債金利などに比べると、上昇スピードはやや抑えられていましたが、日銀の政策転換により今後、金利上昇は加速していくことが予想されます。

 4月以降のどこかで金利水準の引き上げを行う可能性は十分にあると考えておいてもよいでしょう。

主要地銀等の表面金利ランキング(10年固定、新規借入)※主要銀行除く、2023年2月
※カッコ内は、固定期間終了後の基準金利からの優遇幅

0.600% 香川銀行(固定期間終了後の金利は未定)
0.640% 愛媛銀行(固定期間終了後▲2.495%、保証料で金利+0.2%)
0.800% 鳥取銀行(固定期間終了後▲1.55%)、中国銀行(固定期間終了後▲1.90%)、富山銀行(固定期間終了後▲1.00%)
0.850% 十六銀行(固定期間終了後▲1.55%)、島根銀行(固定期間終了後、選択した金利プランの利率)
0.870% 北洋銀行(固定期間終了後▲1.50%)
0.880% 四国ろうきん(固定期間終了後▲1.00%)
0.900% 北陸ろうきん(固定期間終了後▲1.35%)、大分銀行(固定期間終了後▲1.30%)

0.950% 豊和銀行(固定期間終了後▲1.30%)、北海道ろうきん(固定期間終了後▲1.50%)
0.980% 西京銀行(11年目以降1.10%)
1.000% 山陰合同銀行(固定期間終了後▲1.20%)、新潟ろうきん(固定期間終了後1.60%)、九州ろうきん(固定期間終了後、選択した金利プランの利率)、トマト銀行(固定期間終了後▲1.50%)

全期間固定金利は、大半が引き上げ
フラット35は、0.2%上昇の1.880%

 2023年2月の「全期間固定・35年固定金利(新規借入)」は、調査した主要8行の住宅ローン金利について、6行が金利を引き上げ、金利を引き下げた銀行はありませんでした。

 フラット35の金利は大幅に引き上げで、1.880%となりました。

住宅ローン全期間固定金利ランキング

 全期間固定金利は、先月から引き続き、多くの銀行が金利を引き上げました。 日銀の金融政策転換の影響を受け、SBI新生銀行と三井住友銀行を除くすべての銀行が金利を引き上げています。

 固定金利の絶対水準がそれなりに上昇してきているので、全期間固定金利を選択することを躊躇する人が少なくないようです。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・SBI新生銀行 1.700%(前月比±0.000%)ステップダウン金利タイプ​
・りそな銀行 1.445%(前月比+0.050%)住宅ローン超長期
・住信SBIネット銀行 1.500%(前月比+0.070%)住宅ローン超長期
・アルヒ 1.520%(前月比+0.220%)スーパーフラット5S・Aプラン
・優良住宅ローン  1.630%(前月比+0.200%)フラット35S・Aプラン
※フラット35S・Aプランは、11年目に金利が0.25%上昇する

 民間銀行の商品で注目されるのは、SBI新生銀行の「ステップダウン金利タイプ」です。当初金利が1.7%で、段階的に下がり、31年目からは0.85%まで下がるという商品なのですが、知名度が低いように感じます。当初の金利は高いものの、実質金利では1.559%と低くおさえられる良い商品なので、もっと成約が伸びてもいい商品だと思います。

 新生銀行がSBIホールディングの傘下となり、1月から名称が「SBI新生銀行」へと変更となりました。名称変更にあわせて住宅ローンの金利を全般的に割安な金利に設定してきたようです。そのため、最近は、りそな銀行とSBI新生銀行のトップ争いとなっています。

 なお、金利上昇局面では本来、全期間固定を選択すべきですが、全期間固定は人気がありません。変動金利は横ばい、全期間固定は上昇という局面で、金利差が1%を超えてしまい、「全期間固定は高いので選択したくない」という人が多いのです。しかし、変動金利は借りた後の「金利上昇リスク」が気になる状態です。こうした人は「ミックスプラン」(例えば、全期間固定金利と変動金利で、半分ずつ借りるなど)が適していると考えます。

主要地銀等の表面金利ランキング(全期間固定、新規借入)※主要銀行除く、2023年2月※フラット35を除く

0.950% 中国銀行

1.100% 紀陽銀行
1.160% 百十四銀行

1.250% 池田泉州銀行
1.350% 四国銀行
1.380% 常陽銀行
1.445% 埼玉りそな銀行
1.540% 阿波銀行
1.570% 千葉銀行
1.630% 武蔵野銀行筑波銀行鹿児島銀行南日本銀行北洋銀行神奈川銀行大分銀行宮崎銀行豊和銀行筑邦銀行、ほか多数

住宅ローン金利は上昇する?

 最後に住宅ローンの金利について、今一度確認しておきましょう。

 住宅ローンの全期間固定(フラット35)、10年固定金利などは、この10年国債金利と連動性が高いと言われています。

 住宅ローンの変動金利は、日銀の政策金利(現在は▲0.1%)との連動性が高いと言われています。

 どちらも、日銀の政策次第で、将来的には上昇していく可能性があります。

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新規借入2023年3月最新 主要銀行版

住宅ローン
変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年

au携帯&新電力契約で、金利▲0.1%
実質金利(手数料込)
0.418%
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①「がん50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②au金利優遇ならダントツの低金利

2023/03/01現在の金利にau金利優遇割を適用した金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。au金利優遇割は、au回線とじぶんでんきをセットで契約された場合に適用されるプラン。審査によっては、割引が適用されない場合がある。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.10%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象
11疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.20%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
自己資金が少ない人、短期返済の人におすすめ
実質金利(手数料込)
0.450%
表面金利
0.320%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①手数料5.5万円〜で、初期費用が少ない
②がん団信が金利上乗せ0.1%

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

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手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上1億円以下
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、1億円以下)
借入期間
5年以上35年以内
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
オンライン契約で、印紙代が0円
実質金利(手数料込)
0.479%
表面金利
0.349%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①低金利の上、がん50%団信無料
②金利+0.1%で、がん100%団信も付帯OK

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 割引サービスなどを併用しなくても、変動金利は業界最低水準
  • 審査結果によって金利が上がることがない、安心の一律金利
  • がん100%保障団信が、わずか0.1%の上乗せで加入できる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

PayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利が特徴です。がん50%団信も付帯するようになり、auじぶん銀行などと人気を分けています。

 

ネット銀行ならではの、お申込みから契約までネットでお手続きを完結できる点も魅力的です。


ただし、審査は厳しめです。個人事業主は対象外で、家族が経営する会社に勤務している場合も原則利用不可など厳しい基準があります。親族間売買や店舗併用の事業物件、借地物件なども融資対象外です。
 

条件のいい借り手に絞ることで低金利を実現しているものと思われます。当初の計画では、徐々に融資対象を拡大していくとしていましたが、今後どうするのか注目しています。

関連記事 PayPay銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入金額×2.20%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)
繰上返済手数料(全額)
手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み
借入額
500万円以上2億円以下
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
原則、利用不可
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
65歳未満
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金
11疾病保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
3大疾病の50%保障が無料付帯!
実質金利(手数料込)
0.505%
表面金利
0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①店舗相談でも、低金利商品あり
②注文住宅で必要な「つなぎ融資」に対応!

※こちらの商品は住信SBIネット銀行の住宅ローンです。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ
  • 全国9支店において対面で相談できるので、初心者でも安心
  • 変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っており、2種類の住宅ローンを比較して申し込める

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業ですが、同じグループの住信SBIネット銀行には提供していない「つなぎ融資」を利用できることです。

 

店舗販売専用の商品で、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に9店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

関連記事 SBIマネープラザの金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.20%
■フラット35
融資額×2.20%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は3万3000円)
■フラット35
0円
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
1年以上35年以内
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品

■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品

■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
【40歳未満】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【40歳以上】
一般団信
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
金利+年0.3%
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。変動金利ランキング完全版はこちら

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