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2023年5月の住宅ローン金利(132銀行・1000商品)を実質金利ランキングで比較

2023年5月2日公開(2023年5月8日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

2023年5月の住宅ローンの金利推移・相場(132銀行、1000商品)を解説しましょう。住宅ローンの変動金利の相場は、史上最低金利を更新。10年固定と35年固定は金融機関によって対応が分かれています。フラット35は1.830%と、金利を引き上げています。では、各金利タイプの特徴と推移、選び方も合わせて紹介します(住宅ローンアドバイザー 淡河範明)。

住宅ローン金利は上昇始めるも、小康状態

 まずは住宅ローン金利の長期的な推移(18年分)を見てみましょう。

住宅ローン金利の推移

 グラフを見ればわかる通り、住宅ローン金利は、変動金利も、全期間固定金利(フラット35)も、非常に低い水準にあります。

 変動金利は今なお下落を続けています。かつては2%近い水準でしたが、現在は実質金利で0.4%程度まで下がっています。過去最低水準と言えます。

 一方で、全期間固定金利は、2004年ごろは3%台でしたが、2019年には1%台前半まで下落。その後、世界的な金利上昇などを受けて、足元では金利が上昇し始めています。全期間固定金利だけでなく、5年固定金利、10年固定金利も上昇しています。

変動金利は、auじぶん銀行が独走

 では、諸費用などを加味した「実質金利」ベースで、本当に割安な住宅ローンを見ていきましょう(表面金利が低くても、諸費用が高ければ意味がありません。両者を合計したのが実質金利です)。

 2023年5月の「変動金利(新規借入)」は、調査した主要14行の住宅ローン金利について、1行が金利を引き上げ、金利を引き下げた銀行はありませんでしたが、4月の途中でいくつかの銀行が金利を大幅に引き下げており、市場最低水準を更新。

 なお、auじぶん銀行は2年8カ月間連続で首位を維持しました。

変動金利ランキング

※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。auじぶん銀行は、2023/5/1現在の金利にau金利優遇割を適用した金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となる。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定。au金利優遇割は、au回線とじぶんでんきをセットで契約された場合に適用されるプラン。審査によっては、割引が適用されない場合がある。金利はすべて年率で表示示

 変動金利は、もっとも利用者が多く、金利競争の主戦場となっています。固定金利は上昇していますが、変動金利は上昇する気配がほとんどありません。

 以下は変動金利の上位銀行の金利(表面金利)の推移です。

・auじぶん銀行 0.219%(前月比±0.000%)全期間引下げプラン、au金利優遇割
・SBIマネープラザ 0.320%(前月比±0.000%)通期引き下げプラン
・住信SBIネット銀行 0.320%(前月比+0.050%)通期引き下げプラン
・SBI新生銀行 0.370%(前月比±0.000%)変動フォーカス、キャンペーン
・PayPay銀行 0.380%(前月比±0.000%)全期間引き下げ
・イオン銀行 0.380%(前月比±0.000%)金利プラン・定率型 頭金20%以上

 実質金利の低さにおいては、auじぶん銀行が独走状態です。変動金利は新年度に入った4月、大きな動きがありました。住信SBIネット銀行が新商品を発売し、新規借入の表面金利を0.32%、借り換えは0.299%に下げました。

 そして、4月の半ばからは、auじぶん銀行が新規を0.219%(4月末まで仮審査申込みすること)、借り換えを0.196%(6月末までに仮審査申込みすること)にまで引き下げています(いずれも、全期間引下げプラン、au金利優遇割、借り換えはキャンペーンも適用)。

 そして、その後を、PayPay銀行、イオン銀行、りそな銀行、みずほ銀行、ソニー銀行が0.3%台で追いかけています。

 SBI新生銀行が2023年に入ってから金利を引き下げていましたが、特に、0.2%を切る金利がとうとうでてきてしまい、金利競争があらためて最終局面に差し掛かった、という印象を受けます。

 このような局面において、ネット銀行を中心に、金利競争を再燃させているのは、最後の書き入れ時を考えているのか、それともまだまだ金融緩和が継続すると考えているのか、はっきりとはわかりません。ただ、資金運用を住宅ローンに頼らざるを得ない銀行が、不採算を覚悟で住宅ローンに取り組んでいるのは、憂慮すべき異常事態だと考えています。

主要地銀等の表面金利ランキング(変動金利、新規借入)
※主要銀行除く、2023年5月

0.325 % 中国銀行
0.370 % 埼玉りそな銀行
0.395 % みなと銀行、JAバンク埼玉、紀陽銀行
0.415 % 横浜銀行
0.420 % 京都銀行
0.445 % 関西みらい銀行
0.455 % 広島銀行
0.470 % きらぼし銀行、北九州銀行
0.475 % 西日本シティ銀行、肥後銀行
0.500 % 九州ろうきん、山陰合同銀行
0.518 % 愛媛銀行
0.525 % 滋賀銀行
0.550 % 西京銀行
0.555 % もみじ銀行
0.575 % 十六銀行、池田泉州銀行
0.590 % 福島銀行
0.590 % 福島銀行
0.600 % 筑波銀行、大東銀行、栃木銀行

10年固定金利は、対応が分かれる

 2023年5月の「10年固定金利(新規借入)」は、調査した主要13行の住宅ローン金利について、6行が金利を引き上げ、5行が金利を引き下げました。

10年固定金利ランキング

 銀行は「10年固定金利」を、固定金利選択型の中核に据えていることが多く、激戦区となっています。

 4月中は、市場金利に大きな動きがなかったことから、5月の10年固定金利は、各銀行によって対応が分かれました。

 なお、10年固定金利はここ数カ月の金利上昇により、2月・3月はすべての銀行で1%以上に上昇していましたが、4月になって再度1%を切ってくる金融機関が増えています。

 なお、表面金利が1.2%と高く見えるみずほ銀行が実質金利で2位となっているのは、固定期間終了後(11年目以降)の金利が他銀行よりも割安に設定されているため、トータルでは割安になるからです。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・SBI新生銀行 1.050%(前月比±0.000%)当初固定金利タイプ、頭金10%以上、割引プログラム
・みずほ銀行 1.250%(前月比+0.050%)全期間重視プラン
・ソニー銀行 1.295%(前月比±0.000%)住宅ローン、頭金10%以上
・三菱UFJ銀行 0.880%(前月比▲0.070%)住宅ローン
・三菱UFJ信託銀行 0.880%(前月比▲0.070%)固定10年プレミアム
・楽天銀行 1.465%(前月比▲0.150%)住宅ローン、全期間引き下げ

 なお、約2年間トップを維持していたみずほ銀行は、金利を引き上げ、2位へと転落しました。一方、徐々に金利を引き下げてきたSBI新生銀行は、金利を据え置きながらも、1位を獲得しています。

 10年固定金利の「借り換え」のランキングでも、長い間りそな銀行とみずほ銀行が低金利を争っている状態が続いていましたが、SBI新生銀行が2022年6月下旬に借り換え金利を大幅に引き下げ。その他の銀行を押し退け、いずれの期間でも借り換えランキングの上位に食い込んでいます。借り換えを検討している人は、SBI新生銀行を選択肢に入れてもいいでしょう。

 10年固定金利については、10年国債金利をベースにしています。世界的な金利上昇の中で先高感があり、日銀の政策転換により、金利上昇が加速していく可能性もありあそうですが、足元では米国金融機関の相次ぐ経営破綻により、金利はやや落ち込んでいます。

主要地銀等の表面金利ランキング(10年固定、新規借入)※主要銀行除く、2023年5月
※カッコ内は、固定期間終了後の基準金利からの優遇幅

0.650% 香川銀行(固定期間終了後の金利は未定)
0.750% 百十四銀行(固定期間終了後▲2.495%、保証料で金利+0.2%)

0.800% 富山銀行(固定期間終了後▲1.00%)、十六銀行(固定期間終了後▲1.55%)、中国銀行(固定期間終了後▲1.90%)、愛媛銀行(固定期間終了後▲2.495%、保証料で金利+0.2%)、北陸ろうきん(固定期間終了後▲1.35%)
0.870% 北洋銀行(固定期間終了後▲1.50%)
0.880% 四国ろうきん(固定期間終了後▲1.00%)
0.900% 鳥取銀行(固定期間終了後▲1.55%)、中京銀行(固定期間終了後▲1.60%)
0.950% 池田泉州銀行(固定期間終了後▲2.10%)
1.000% 山陰合同銀行(固定期間終了後▲1.20%)、福邦銀行(固定期間終了後▲1.90%)、トマト銀行(固定期間終了後▲1.50%)、新潟ろうきん(固定期間終了後1.60%)、九州ろうきん(固定期間終了後、選択した金利プランの利率)

全期間固定金利は、引き下げ傾向
フラット35は、1.830%に大幅引き下げ

 2023年5月の「全期間固定・35年固定金利(新規借入)」は、調査した主要9行の住宅ローン金利について、6行が金利を引き上げ、3行が金利を引き下げました。フラット35の金利は引き上がり、1.830%となりました。

全期間固定金利ランキング

 5月の全期間固定金利は、金融機関によって対応が分かれました。

 ただ、現在、ここ数カ月にわたって固定金利の絶対水準がそれなりに上昇してきているので、全期間固定金利を選択することを躊躇する人が少なくないようです。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・りそな銀行 1.305%(前月比▲0.010%)住宅ローン超長期
・SBI新生銀行 1.700%(前月比±0.000%)ステップダウン金利タイプ
・住信SBIネット銀行 1.450%(前月比+0.040%)フラット35S保証型 頭金20%以上
※フラット35S・Aプランは、11年目に金利が0.25%上昇する
・みずほ銀行 1.510%(前月比+0.030%)ネット住宅ローン、取扱手数料型
​・三菱UFJ銀行 1.540%(前月比▲0.100%)住宅ローン、事務手数料型
・三菱UFJ信託銀行 1.540%(前月比▲0.100%)三菱UFJネット住宅ローン・三菱UFJ信託銀行専用・ずーっと固定金利コース

 りそな銀行が2カ月連続で金利を引き下げ、実質金利ランキングで1位を維持しました。なお、2位のSBI新生銀行は金利を据え置いていますが、りそな銀行とSBI新生銀行のデッドヒートは、当面続きそうです。

 フラット35の金利は、引き上がりました。フラット35は、ここ半年近くの間、10年国債の金利とは連動せずに、金利が上がり続けたことが話題になっていましたが、フラット35は、証券化商品であることを理解すべきです。

 フラット35の金利は、国債金利におおよそ連動するのですが、証券化商品を購入する投資家の意向がより強く反映されます。投資家は、金利上昇局面では金利を早く上げたいと考えるし、金利下降局面では金利がゆっくり下げたいと考えます。今回は、超長期の金利が緩やかに上がり続けたので、なかなか下げられなかったのだと思われます。

 なお、金利上昇局面では本来、全期間固定を選択すべきですが、全期間固定は人気がありません。変動金利は横ばい、全期間固定は上昇という局面で、金利差が1%を超えてしまい、「全期間固定は高いので選択したくない」という人が多いのです。しかし、変動金利は借りた後の「金利上昇リスク」が気になる状態です。こうした人は「ミックスプラン」(例えば、全期間固定金利と変動金利で、半分ずつ借りるなど)が適していると考えます。

主要地銀等の表面金利ランキング(全期間固定、新規借入)※主要銀行除く、2023年5月※フラット35を除く

0.950% 中国銀行
1.230% みなと銀行
1.250% 池田泉州銀行、紀陽銀行
1.325% 埼玉りそな銀行
1.350% 四国銀行
1.380% 常陽銀行
1.410% 十六銀行
1.440% 百十四銀行
1.500% 千葉銀行
1.560% 阿波銀行
1.650% 京都銀行
1.700% 大垣共立銀行
1.850% 北海道銀行、北洋銀行
1.900% 静岡銀行
1.920% 京葉銀行
2.050% 足利銀行

住宅ローン金利は上昇する?

 最後に住宅ローンの金利について、今一度確認しておきましょう。

 住宅ローンの全期間固定(フラット35)、10年固定金利などは、この10年国債金利と連動性が高いと言われています。

 住宅ローンの変動金利は、日銀の政策金利(現在は▲0.1%)との連動性が高いと言われています。

 どちらも、日銀の金融政策の影響が大きいといえます。日銀は大規模な金融緩和政策、つまり低金利政策を打ち出してきましたが、世界的な金利上昇や、金融緩和による弊害が目立ってきたため、将来的には金利引き上げは不可避です。植田日銀総裁は早期の金融引締はないとしていますが、将来的には金利は上昇していく可能性が高く、住宅ローンを借りる場合は、将来の金利上昇についても考慮しておくべきでしょう。

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住宅ローン
変動金利ランキング

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特徴・評判

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生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
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0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)
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がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.10%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象
11疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.20%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
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3大疾病50%保障が無料で付帯!
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  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
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プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

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住宅に関する次の資金
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年収
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安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
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(借入時)
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65歳以下
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  • 全国10支店において対面で相談できるので、初心者でも安心
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プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業ですが、同じグループの住信SBIネット銀行には提供していない「つなぎ融資」を利用できることです。

 

店舗販売専用の商品で、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に10店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

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融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品

■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品

■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
【40歳未満】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【40歳以上】
一般団信
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
金利+年0.3%
閉じる
ネット契約なら、印紙代が不要でお得
実質金利(手数料込)
0.475%
表面金利
年0.345%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①審査でさらに低い金利提示も!
②7大疾病団信保障の保険料支払型は若い時の保険料が安く、中途解約もOK

※申込内容と審査結果によって、さらに引き下げした金利を利用できる場合がある
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 民間金融機関の中で住宅ローンの取扱残高ナンバーワン※日本国内。2007年3月時点より現在まで
  • オプション団信の7大疾病保障は保険料を毎月支払うタイプがあり、いつでもオプション団信だけ中途解約ができて使い勝手がいい
  • 事前審査は来店不要。WEB利用で一部繰り上げ返済手数料が無料

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住宅ローンの商品設計は、いろいろ評価できると思います。一時期金利が低くなって競争力が高い印象でしたが、最近はそうでもありません。商品をよく改定するのでわかりにくい部分もあります。

 

ただし、実際の現場のスタッフは顧客本位の対応で積極的に相談に乗ってくれます。

 

審査は厳しい面も、やや緩い面もあるように感じますが、ルールを厳格に守る印象が強いです。住宅を投資用にしていたら、直ちに全額回収をしようとするような厳しさがあります。

 

「7大疾病団信」については、「金利上乗せ型」か、毎月別途支払う「保険料支払型」が選べます。「保険料支払型」は若いうちの保険料は安く、途中解約もできるというメリットがありますが、年齢とともに掛金が上がっていくタイプなので、住宅ローン残高が少なくなってきたら中途解約するなどの対応をしたいところです。

 

注文住宅を建設する際は、注意が必要です。本審査の時点で「工事請負契約」が必要になります。また、土地を先行購入するための融資には応じてくれますが、建設資金を分割支払いする場合には、例外はありますが応じてくれません。融資実行と支払タイミングが合わせづらく、状況によっては使いにくいです。

関連記事 三菱UFJ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
<保証料一括前払い型>
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
<保証料利息組込み型>
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
<事務手数料型>
事務手数料:融資額×2.20%、保証料:なし
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
インターネット:無料
電話、テレビ窓口:5,500円
窓口:16,500円
繰上返済手数料(全額)
インターネット:16,500円
電話・テレビ窓口:22,000円
窓口:33,000円
借入額
500万円以上1億円以内(10万円単位)
借入期間
3年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
自身が住む住宅の建築・購入・増改築資金
住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用
年収
(給与所得者)
勤続年数
(給与所得者)
1年以上
年収
(個人事業主等)
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
70歳の誕生日まで
年齢
(完済時)
80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
【7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(3大疾病保障充実タイプ)】(借入時年齢:50歳の誕生日まで)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合。または、4つの生活習慣病で入院、もしくは就業不能状態が1年30日超の場合、ローン残高が0円
【7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(安心の保険料タイプ)】(借入時年齢:56歳の誕生日まで)
【7大疾病保障付住宅ローン ビッグ&セブン〈Plus〉(安心の保険料タイプ)】(借入時年齢:56歳の誕生日まで)ワイド団信(借入時年齢:50歳の誕生日まで)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。変動金利ランキング完全版はこちら

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