2023年9月の住宅ローン金利(132銀行・1000商品)をランキングで比較!変動金利、10年固定、全期間固定の金利動向は?

2023年9月1日公開(2023年9月6日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

2023年9月の住宅ローンの金利推移・動向(132銀行、1000商品)は、変動金利が史上最低金利を維持した一方で、10年固定と35年固定は多くの金融機関が金利を引き上げました。フラット35は1.800%と、金利を引き上げています。7月28日の日銀による事実上の金利引き上げの影響といえるでしょう(住宅ローンアドバイザー 淡河範明)。

市場金利は上昇傾向

 日銀は金融政策を変更して、金利引き上げに動いています。2022年12月には金融政策を変更し、長期金利の目標の上限を0.25%から0.5%に引き上げ。2023年7月には、長期金利の事実上の上限を1%に変更しました。

 日銀が金融政策を転換したのは、世界的な金利上昇、急速な円安の進行などから、金融正常化(金利引き上げ)の圧力がかかったためです。

 日銀の金融政策変更を受けて、長期金利は上昇。2023年9月1日19時の10年国債金利は0.630%と、約8年ぶりの高水準です。

 世界的な金利高の中で、日銀は今なお低金利政策を継続しています。そのため円安が進んでいるのが現状です。円安はインフレを加速する可能性があり、今後の金利動向は予断を許しません。

10年国債金利推移

変動金利は、SBI新生銀行がトップに!

 では、諸費用などを加味した「実質金利」ベースで、本当に割安な住宅ローンを見ていきましょう(表面金利が低くても、諸費用が高ければ意味がありません。両者を合計したのが実質金利です)。

 2023年9月の「変動金利(新規借入)」は、調査した主要14行の住宅ローン金利について、1行が金利を引き上げ、金利を引き下げた銀行はありませんでした。

 変動金利は、4月以降にいくつかの銀行が金利を大幅に引き下げており、市場最低水準となっています。

 なお、8月に金利を大幅に引き下げたSBI新生銀行は、2カ月連続で、変動金利ランキングで首位となりました。SBI新生銀行は、今年に入ってから住宅ローンの獲得に力を入れている印象で、変動金利はキャンペーンで低い金利に抑えています。2年10カ月間連続で首位を維持していたauじぶん銀行は、2位にランクを落としています。

変動金利ランキング

※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。

 変動金利はもっとも利用者が多く、金利競争の主戦場となっていますが、年度が変わってから各銀行とも金利を引き下げるという、大きな動きが見られます。

 以下は変動金利の上位銀行の「新規借入」金利の推移です。

・SBI新生銀行 年0.290%(前月比±0.000%)住宅ローン 変動フォーカス
・auじぶん銀行 年0.319%(前月比±0.000%)全期間引下げプラン、au金利優遇割
・SBIマネープラザ 年0.320%(前月比±0.000%)変動金利通期引下げプラン、対面専用
・住信SBIネット銀行 年0.320%(前月比±0.000%)通期引き下げプラン
・三菱UFJ銀行 年0.345%(前月比±0.000%)変動金利 住宅ローン
※SBIマネープラザの商品は住信SBIネット銀行の住宅ローン。
※三菱UFJ銀行の適用金利や引下幅は、申込内容や審査結果等により決定する。

 実質金利の低さにおいては、これまでauじぶん銀行が独走状態でしたが、SBI新生銀行が8月に大幅に金利を引き下げ、2カ月連続で首位となりました。住信SBIネット銀行は、4月に商品を刷新。団信も拡充しており、顧客獲得に本腰を入れた様子です。

 さて、日本銀行の7月の金融政策決定会合では、長期金利の政策に一部修正がありました。市場関係者の中には、実質的な利上げととらえている人も少なくないようです。今のところ、長期金利のみが対象です。

 しかし、長期金利の水準が上昇を始めると、近い将来、短期金利の上昇圧力になっていくと考えています。マイナス金利解除が徐々に近づいてると感じており、半年以内に行われるという見通しも再燃していることから、年末にかけて0.6~0.8%を目指すと予想しています。

ランキング対象外の主要地銀等の表面金利(変動金利) 2023年9月

0.320 % 池田泉州銀行
0.325 % 中国銀行
0.350 % 武蔵野銀行
0.370 % 埼玉りそな銀行
0.395 % みなと銀行、JAバンク埼玉、武蔵野銀行、関西みらい銀行、紀陽銀行
0.400 % 横浜銀行
0.455 % 広島銀行
0.470 % きらぼし銀行、北九州銀行
0.475 % 西日本シティ銀行、肥後銀行、南都銀行
0.500 % 九州ろうきん、山陰合同銀行、静岡銀行
0.518 % 愛媛銀行
0.525 % 滋賀銀行
0.550 % 西京銀行、愛知銀行
0.555 % もみじ銀行
0.575 % 常陽銀行、栃木銀行
0.590 % 福島銀行
0.600 % 筑波銀行、大東銀行

10年固定金利は、多くの銀行が引き上げ

2023年9月の「10年固定金利(新規借入)」は、調査した主要13行の住宅ローン金利について、11行が金利を引き上げ、金利を引き下げたのはイオン銀行だけでした。

10年固定金利ランキング

 銀行は「10年固定金利」を、固定金利選択型の中核に据えていることが多く、激戦区となっています。

 9月は、先月に引き続き、ほとんどの銀行が10年固定金利を引き上げました。そのため、金利を据え置いたSBI新生銀行の順位が相対的に引き上がり、首位となっています。

 また、6月に金利を大幅に引き下げていたみずほ銀行は、今月に入りやや金利を引き上げましたが、2位を維持しています。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・SBI新生銀行 年1.050%(前月比±0.000%)当初固定金利タイプ、頭金10%以上、割引プログラム
・みずほ銀行 年1.350%(前月比+0.150%)全期間重視プラン
・三菱UFJ銀行 年0.880%(前月比+0.100%)住宅ローン
・三菱UFJ信託銀行 年0.880%(前月比+0.100%)固定10年プレミアム
・ソニー銀行 年1.375%(前月比+0.080%)住宅ローン、頭金10%以上
※三菱UFJ銀行の適用金利や引下幅は、申込内容や審査結果等により決定する。

 10年固定金利については、10年国債金利をベースにしています。日銀は7月の政策決定会合で、10年国債金利の上限を1%に引き上げており、10年固定金利は上昇傾向が続きそうです。

ランキング対象外の主要地銀等の表面金利(10年固定) 2023年9月

0.650% 香川銀行(固定期間終了後の金利は未定)
0.745% 池田泉州銀行(固定期間終了後▲2.10%)
0.750% 百十四銀行(固定期間終了後▲2.495%、保証料で金利+0.2%)
0.780% 四国ろうきん(固定期間終了後▲1.00%)

0.800% 愛媛銀行(固定期間終了後▲2.495%、保証料で金利+0.2%)、富山銀行(固定期間終了後▲1.00%)、北陸ろうきん(固定期間終了後▲1.35%)
0.850% 愛知銀行(固定期間終了後▲1.55%)
0.870% 北洋銀行(固定期間終了後▲1.50%)
0.900% 中国銀行(固定期間終了後▲1.90%)、鳥取銀行(固定期間終了後▲1.55%)
0.950% 十六銀行(固定期間終了後▲1.55%)
0.980% 西京銀行(固定期間終了後、選択した金利プランの利率)
1.000% 九州ろうきん(固定期間終了後、選択した金利プランの利率)、山陰合同銀行(固定期間終了後▲1.20%)、新潟ろうきん(固定期間終了後1.60%)、中京銀行(固定期間終了後▲1.60%)、福邦銀行(固定期間終了後▲1.90%)

35年固定金利は引き上げ傾向
フラット35は、1.800%に引き下げ

 2023年9月の「全期間固定・35年固定金利(新規借入)」は、調査した主要8行の住宅ローン金利について、7行が金利を引き上げ、金利を引き下げた銀行はありませんでした。フラット35の金利は引き上げ、1.800%となりました。

35年固定金利ランキング

 9月の全期間固定金利は、10年固定金利と同じく、多くの金融機関が金利を引き上げています。固定金利の絶対水準が上がってきており、全期間固定金利を選択することを躊躇する人が少なくないようです。

 以下は上位銀行の金利の推移です。

・SBI新生銀行 年1.700%(前月比±0.000%)住宅ローン ステップダウン金利タイプ
・りそな銀行 年1.445%(前月比+0.180%)住宅ローン超長期
・三菱UFJ銀行 年1.580%(前月比+0.150%)住宅ローン、事務手数料型
・三菱UFJ信託銀行 年1.580%(前月比+0.090%)三菱UFJネット住宅ローン・三菱UFJ信託銀行専用・ずーっと固定金利コース
・ソニー銀行 年2.207%(前月比+0.145%)住宅ローン
※三菱UFJ銀行の適用金利や引下幅は、申込内容や審査結果等により決定する。

 ほとんどの銀行が金利を引き上げる中、SBI新生銀行だけが金利を据え置いたので、実質金利ランキングで首位を獲得しました。

 また、りそな銀行は7月までの4カ月間、連続で金利を引き下げていたため、今月も金利を引き上げましたが、2位となっています。

 なお、金利上昇局面では本来、全期間固定を選択すべきですが、全期間固定は人気がありません。変動金利は横ばい、全期間固定は上昇という局面で、金利差が1%を超えてしまい、「全期間固定は高いので選択したくない」という人が多いのです。

 国債の金利が上昇すれば、全期間固定金利は、つられるように金利が上がっていくと見ています。

 ただ、個人的には、紀陽銀行、池田泉州銀行、常陽銀行など、固定金利で攻撃的な金利を提示している金融機関の動向に注目しています。フラット35よりもはるかに安い金利を提示しているので、選択肢と有力な候補だからです。こまめな金利チェックが求められるでしょう。

ランキング対象外の主要地銀等の表面金利(全期間固定、段階金利) 2023年9月
※フラット35を除く。

1.050% 中国銀行
1.100% 紀陽銀行
1.200% 池田泉州銀行、百十四銀行
1.350% 四国銀行
1.380% 常陽銀行
1.390% みなと銀行
1.445% 埼玉りそな銀行
1.500% 千葉銀行
1.670% 十六銀行
1.750% 阿波銀行
1.780% 横浜銀行
1.850% 北海道銀行、京都銀行、北洋銀行
1.900% 静岡銀行、八十二銀行
1.950% 大垣共立銀行
2.090% 京葉銀行

住宅ローン金利の長期推移は?

 住宅ローン金利は、変動金利も、全期間固定金利(フラット35)も、一貫して低下し続けています。足元では全期間固定金利が上昇し始めましたが、まだわずかな金利上昇です。

住宅ローン金利推移

 全期間固定金利は、底を打って上昇傾向にあるものの、いまだに1%台と低水準にとどまっています。

 変動金利も下がっており、0.5%を割り込んでいます。

 なお、昨今の世界的な物価上昇の波が日本にも及んできていて、日銀も金融緩和解除に向けて徐々に金利を引き上げ始めています。変動金利は今なお過去最低金利を更新している状態ですが、今後は上昇に転じる可能性もありそうです。

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新規借入2023年9月最新 主要銀行版

住宅ローン
変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年

自己資金が少ない人、短期返済の人におすすめ
実質金利(手数料込)
0.419%
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①手数料5.5万円〜で、初期費用が少ない
②がん団信が金利上乗せ0.1%

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
au携帯&新電力契約で、金利▲0.1%
実質金利(手数料込)
0.449%
表面金利
年0.319%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②au金利優遇ならダントツの低金利

2023/9/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
※新団信は2023年7月1日以降借入れの人に適用
閉じる
自社商品は、3大疾病50%保障が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.450%
表面金利
年0.320%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
おすすめポイント

①3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
②先進医療特約も無料で付帯

※同社または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.75%上乗せ
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

関連記事 住信SBIネット銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.2%
■フラット35
【保証型】
融資額×2.2%
【買取型・新規借入】
融資額×1.1%
【買取型・借り換え】融資額×0.99%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は33,000円)
■フラット35
店頭のみ、無料
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
※当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
全国
■フラット35
使い道
■自社商品
住宅に関する次の資金
・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
・【借換住宅ローン】ご本人のご自宅にかかわる現在お借入中の住宅ローンの借換資金、これにかかわる諸費用、借換えと同時に行う増改築資金、健全な個人消費資金
年収
(給与所得者)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満18歳以上満65歳以下
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
■自社商品
住信SBIネット銀行指定の団体信用生命保険への加入を認められる方、国内に住んでいる方
無料の団信
一般団信
+全疾病保障
+スゴ団信・3大疾病50プラン(借入時年齢:40歳以下)
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合)
全疾病保障(けが・病気により就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
3大疾病50プラン(がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が50%に)
オプション
(特約)の団信
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳未満)
金利+0.20%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳以上)
金利+0.40%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
ワイド団信
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。変動金利ランキング完全版はこちら

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