住宅ローンに追われ続ける人生はつまらない?「家を買って自由になった」と反論する湾岸マンション専門家が、その理由を説く!

2026年3月30日公開(2026年3月30日更新)
ふじふじ太:不動産コンサルティングマスター

家を購入して最大50年間も住宅ローンを払い続けることは、家に縛り付けられるつまらない人生なのか? こうした一部の風潮に対して、湾岸マンション専門家のふじふじ太氏は、自身のYouTubeチャンネルで真逆の持論を展開。「ローンを背負って家を持つことで、むしろ人生に自由を感じられる」と言います。その理由について動画の内容を要約してお伝えします。

住宅ローンは、人生の足枷となるのか?

住宅ローンを老後まで払い続けなければいけないことに抵抗を感じる人は多い

 今回は、「家に縛り付けられる人生はあまりにもつまらない!」という説について、私なりの考えをじっくりお話ししたいと思います。

 なぜこのようなテーマでお話するかというと、ある有名な不動産関連のチャンネルで、有識者の方が「今の時代に家を買うのはどうなのか」「70歳や80歳までローンに縛られる人生なんてあり得ない」といった発言をされていたことに端を発します。

 確かに、数字だけを見れば「50年ローン」といった長期の負債に対して、心理的な抵抗を感じる方が多いのは理解できます。世間一般の感覚としては、むしろそちらの方がマジョリティなのかもしれません。

 しかし、実際にマンションを購入し、特に湾岸エリアなどで資産性の高い物件を手にした方々の多くは、私と同じ感想を抱いているはずです。それは「家を買ったことで、むしろ人生が自由になった」という感覚です。なぜ、ローンといういわば多額の借金を背負って家を買うことが自由につながるのか。その構造について具体的にひも解いていきましょう。

家を買って物理的に縛られるのは、この場合のみ!

 まず、家を買うことで「物理的に縛られる」状態とは何を指すのでしょうか。実は、そのパターンはたった1つしかありません。それは、売却価格がローンの残高を下回ってしまう「残債割れ」の状態に陥ることです。

 家を買い、価格が下落して残債割れしてしまった場合、手出しのキャッシュがない限りは買い替えが困難になります。この状況に陥ると、確かに身動きが取れなくなり、家に縛られていると言えるでしょう。しかし、裏を返せばリスクはそこ一点のみなのです。

 昨今の不動産市場、特にここ5年から10年の動きを見れば、多くの方が含み益を得ているか、少なくとも残債を上回る価格で売却できる状態にあります。資産価値が維持されていれば、何かあれば売って引っ越せばいいだけの話です。

 かつての「家は一生に一度の買い物」という価値観は変化しており、今は住み替えを前提に購入するのが当たり前の時代になっています。ですから、残債割れしないマンションを選びさえすれば、物理的な縛りなど一切感じないのが実情なのです。

住宅ローンは「世界最高峰の金融商品」である

 次に、心理的な縛りについても考えてみましょう。「30年も50年もローンを払い続けるなんて、将来が不安で仕方ない」という声がありますが、これは住宅ローンに対するイメージをアップデートする必要があります。

 極論を恐れずに言えば、住宅ローンは「時代を救う救世主」であり、世界的に見ても最高峰の金融商品、あるいは「最強の時短商品」だと私は確信しています。現在、金利が上昇傾向にあるとはいえ、依然としてこれほどの低金利で多額の資金を融資してくれる国は他にありません。

 例えば、1億円のマンションをキャッシュで買おうとしたら、貯めるまでに何十年かかるでしょうか。下手をすれば一生かかっても届かないかもしれません。しかし、住宅ローンを活用すれば、自分の社会的信用を背景に、今すぐその1億円の資産を手にすることができるのです。これは人生における圧倒的な「時間の短縮」に他なりません。

 また、「最後まで返し続けなければならない」と思い詰める必要もありません。今の購入者の多くは、30年後も同じ家に住み続けようとは考えていないものです。途中で売却してもいいし、余裕ができれば繰り上げ返済をすればいい。銀行には怒られるかもしれませんが、それぐらい気楽に構えていいツールなのです。

家を買うプロセスが、金融リテラシーを上げてくれる

家を買うことで、自分の能力や情報感度が養われる

 私が住宅の購入をおすすめするもう一つの大きな理由は、家という「有形資産」を持つことで、同時に「無形資産」が築ける点にあります。

 無形資産とは、自分自身の能力や情報感度のことです。家を一つ買う過程で、資産を増やす力、管理する力、リスクとリターンのバランスを見極める眼、そして大きな決断を下す度胸が養われます。実際に購入を経験した人とそうでない人では、経済や不動産に対するアンテナの高さがまるで違います。

 ローンを通じて元本と金利の仕組みを理解し、出口戦略を意識することで、金融リテラシーは自然と向上します。住宅ローンの借り入れによるレバレッジを効かせて住宅という資産を手に入れ、生活を豊かにしていく感覚を肌で知ることは、その後の仕事やプライベートにも多大な好影響を及ぼすでしょう。

 「賃貸で自由に暮らすのが一番だ」と主張する有名なインフルエンサーもいますが、それはすでに莫大な資産を持っている方にとっての正解かもしれません。しかし、私たちのように働いて資産を築いていく段階にある人間にとっては、戦略的に家を買うことこそが、将来の選択肢を増やす最短ルートになるのです。

「ローンは危険」という先入観で、住宅購入を放棄するのはもったいない

 私は20代で家を買いましたが、それによって人生がつまらなくなったと思ったことは一度もありません。むしろ、早い段階で資産形成の土台を作れたことで、精神的な余裕が生まれました。

 厳しい言い方になりますが、「ローンは危険だ」という先入観だけで、家を買う選択肢を放棄し、漠然と賃貸に住み続けている状態の方が、よほど家に、あるいは現状に縛り付けられていると言えるのではないでしょうか。もちろん、賃貸という選択肢を否定するつもりはありません。大切なのは、両者をフラットに比較し、自分の価値観に合う方を主体的かつ論理的に選ぶことです。

 世の中の強い言葉に流されず、自分の頭で考え、判断を下してください。この記事で、皆さんの住まい探しや人生設計において、少しでも前向きな一歩につながれば幸いです。動画で詳しく解説していますのでぜひ見てみてください。

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記事の詳細を動画で解説

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※ユーザー満足度は、ダイヤモンド不動産研究所が独自にアンケート調査した結果をもとに算定。詳しい記事はこちら

 

不動産投資クラウドファンディング6社を比較

サービス名

COZUCHI
CREAL(クリアル)
TSON FUNDING
TECROWDテクラウド
リンプルrimple
ownersbookオーナーズブック
URL

COZUCHI

CREAL(クリアル) TSON FUNDING TECROWD(テクラウド) Rimple(リンプル) OwnersBook
ポイント

・募集件数と口数が多く、初心者でも投資しやすい

・累計投資額1260億円超と運用実績が豊富

実績平均年利回り21.5%
(四半期レポート最新版より)

・東証グロース上場企業が運営し、安定性がある

・新規案件数と口数が多く、応募しやすい

・投資案件に詳細な情報開示を実施

・新規案件数が多い

・対象不動産は戸建てやアパートがメイン

・全期間家賃保証などリスク低減の取り組みがある

・平均実績利回り(償還済み案件)が約10%

・多種多様なファンド案件を運用

・不動産開発によるキャピタルゲイン型案件が多い

・東証プライム上場の子会社が運営

・利回りは低めだが、都心マンションの運用で低リスク

・運用期間は短め(6ヶ月など)が多い

・東証プライム上場の子会社が運営し、運営歴が長い

・貸付型の投資がメイン

・都内や首都圏のマンションやマンション用地が多い

想定利回り 4.4~10%
(直近10件、2026年2月時点)
5.0~6.5%
(直近10件、2026年2月時点)
5.5~6.0%
(直近10件、2026年2月時点)
9.5~12%
(直近10件、2026年2月時点)
2.7~3.3%
(直近10件、2026年2月時点)
4.9~5.1%
(直近10件、2026年2月時点)
最低出資額 1万円 1万円 10万円 10万円 1万円 1万円
投資対象

アパート・マンション、商業施設、オフィス、ホテルなど

アパート・マンション、商業施設、オフィス、保育園、学校、宿泊施設など アパート、戸建て レジデンス、ホテル、バケーションレンタル、福祉施設、ITインフラ施設など マンション マンション、商業ビル(用地含む)
サービス開始 2019年 2018年 2020年 2021年 2020年 2014年

運営会社

LAETORI株式会社 クリアル株式会社 株式会社TSON TECRA株式会社 プロパティエージェント株式会社 ロードスターキャピタル株式会社
公式サイト

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