空き家率ランキング

「○県で空き家率が一番高い市区町村はどこ?」「○県の空き家の推移は?」こうした疑問に答えるために、全国47都道府県の「空き家率ランキング」を作成。総務省統計の最新データから、空き家率や放置空き家率をランキングにして紹介する。

全国空き家率ランキング【最新版】

順位 地域名 空き家率 空き家総数 放置空き家率 放置空き家数 住宅総数
1 徳島県 21.33% 83,000 12.23% 47,600 389,200
2 和歌山県 21.25% 105,300 12.07% 59,800 495,600
3 鹿児島県 20.48% 184,200 13.58% 122,200 899,600
4 山梨県 20.42% 87,200 8.71% 37,200 427,000
5 高知県 20.28% 78,700 12.91% 50,100 388,100
6 長野県 20.06% 208,500 8.88% 92,300 1,039,600
7 愛媛県 19.76% 145,600 12.23% 90,100 736,800
8 山口県 19.37% 140,700 11.08% 80,500 726,400
9 大分県 19.14% 115,500 9.61% 58,000 603,300
10 香川県 18.57% 91,500 9.72% 47,900 492,800
11 岩手県 17.33% 100,400 9.34% 54,100 579,400
12 長崎県 17.25% 113,000 9.91% 64,900 655,000
13 島根県 17.05% 54,600 11.33% 36,300 320,300
14 栃木県 16.86% 163,700 6.62% 64,300 971,000
15 青森県 16.74% 98,800 9.32% 55,000 590,300
16 静岡県 16.70% 296,300 5.91% 104,800 1,774,100
17 群馬県 16.67% 161,300 7.56% 73,100 967,400
18 岡山県 16.45% 157,200 8.65% 82,600 955,400
19 三重県 16.34% 142,700 9.51% 83,100 873,500
20 宮崎県 16.29% 90,700 9.88% 55,000 556,800
21 岐阜県 16.06% 148,400 8.05% 74,400 924,100
22 広島県 15.79% 231,400 7.83% 114,700 1,465,500
23 秋田県 15.77% 69,500 9.96% 43,900 440,600
24 鳥取県 15.75% 41,300 9.68% 25,400 262,300
25 北海道 15.64% 451,900 5.60% 163,000 2,888,500
26 石川県 15.60% 86,400 7.35% 40,700 554,000
27 福井県 15.55% 53,100 8.47% 28,900 341,400
28 新潟県 15.30% 155,300 7.63% 77,500 1,015,200
29 福島県 15.18% 131,000 7.25% 62,600 862,900
30 熊本県 14.93% 127,100 7.64% 65,000 851,100
31 富山県 14.71% 69,700 8.40% 39,800 473,900
32 奈良県 14.64% 93,600 7.74% 49,500 639,500
33 佐賀県 14.49% 53,300 7.69% 28,300 367,900
34 大阪府 14.24% 701,900 4.60% 226,900 4,928,600
35 茨城県 14.11% 196,200 6.70% 93,200 1,390,900
36 兵庫県 13.83% 386,900 6.17% 172,700 2,798,000
37 山形県 13.55% 61,700 7.88% 35,900 455,400
38 京都府 13.15% 180,400 6.19% 84,900 1,372,200
39 宮城県 12.42% 140,300 4.61% 52,000 1,129,200
40 福岡県 12.40% 335,300 4.64% 125,500 2,703,300
41 千葉県 12.35% 394,100 4.97% 158,500 3,191,100
42 滋賀県 12.29% 81,600 7.30% 48,500 664,200
43 愛知県 11.82% 433,000 4.26% 156,000 3,664,700
44 東京都 10.93% 896,500 2.61% 214,200 8,201,400
45 神奈川県 9.80% 467,100 3.17% 151,000 4,765,000
46 沖縄県 9.35% 65,400 4.02% 28,100 699,400
47 埼玉県 9.29% 330,400 3.82% 135,800 3,555,100
※空き家率は総務省統計の総合窓口「住宅・土地統計調査 / 平成30年住宅・土地統計調査 / 時系列統計表」の住宅総数と空き家数のデータを基に作成。
 

所有する空き家はどうすればいい?

 相続などにより所有する空き家がある場合、売却、解体、賃貸活用の3つの対策が考えられる。

売却する

所有する空き家の対策①売却する
所有する空き家の対策①売却する(出所:PIXTA)

 今後も使う予定がなく、解体や賃貸にも魅力を感じないならば、売却を検討しよう。

 都心部などでは、不動産会社による仲介を通じて買い手を探すのが一般的だが、売却期間が数カ月以上かかる場合もある。

 一方、不動産会社による直接買取ならばスピーディに契約でき、契約不適合責任が免除されるメリットもあるが、売値は仲介に比べて低くなりがちだ。

 地方や限界集落では買い手を見つけるのが困難な場合もあり、各都道府県の「空き家バンク」を活用して移住希望者とマッチングするか、不動産買取専門業者に相談する手もある。

 さらに、相続した土地ならば「相続土地国庫帰属制度」の利用も視野に入れて、全体的な負担を減らす手段を探ることが大切である。

解体する

所有する空き家の対策②解体する
所有する空き家の対策②解体する(出所:PIXTA)

 建物が老朽化して倒壊リスクが高い場合、解体を早めに検討するのが望ましい。特に豪雪地帯などでは、降雪前に建物を取り壊しておけば周囲への被害を防げる。

 解体費用はかかるが、放火や倒壊などのリスクを考慮すれば、結果的に周囲とのトラブルやメンテナンスの負担を減らすことにつながる。解体後の土地にすぐ利用予定がない場合は、時間貸し駐車場やマッチングサービスを使って暫定的に運用するのも一つの手だ。

 今後も使い道がなければ、早めの売却によって固定資産税などの負担が軽減されることにもなる。

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賃貸活用する

所有する空き家の対策③賃貸活用する
所有する空き家の対策③賃貸活用する(出所:PIXTA)

 空き家がそのまま使える、あるいはリフォームすれば活用可能な場合は、賃貸住宅として貸し出すのが一般的な選択肢となる。

 ファミリー向け物件が不足している地域では、安定した賃料収入が期待できるかもしれない

 また、短期利用のニーズを狙うならば、シェアスペースとしてイベントや集まりに提供する手法や、観光需要が回復しつつある中で民泊として運用する方法もある。

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