マイホームに住んだ直後に大後悔! 設備の失敗ポイント10選を家作り職人社長が解説。 スイッチ、トイレ、駐車場まで細部を事前チェックすべし!

2026年3月9日公開(2026年3月9日更新)
平松 明展:平松建築株式会社 代表取締役

せっかく夢のマイホームを建てて入居したのに、わずか1日で後悔を実感してしまう。これほど悲しいことはありません。住み始めた直後に「しまった!」と嘆いてしまう設備の失敗ポイント10選を、平松建築の平松社長がYouTubeチャンネル「職人社長の家づくり工務店」で解説!同時にどうすれば失敗を防げるのか対応策も語っています。

1. 電気のスイッチが生活動線と逆に付いている

スイッチの位置が動線上にないとストレスになる

 まず1つ目は、スイッチの位置が生活動線と逆になってしまうケースです。

 ドアを開けて部屋に入った際、自然に手が届く位置にスイッチがあるのと、ドアの裏側に隠れてしまうのとでは、日々のストレスが全く違います。

 図面を見ている段階では気づきにくいのですが、実際にその空間でどう動くかをシミュレーションすることが重要です。最短距離で操作できる場所を特定しましょう。

2. コンセントが家具に隠れて使いづらい

 2つ目は、コンセントが家具の裏側に隠れてしまう問題です。

 入居して家具を置いた瞬間、コンセントが家具に隠れて使いづらくなるケースがあります。模様替えを好む方は特に注意が必要で、どこに家具を置いても対応できるよう、1部屋に3箇所程度は確保しておくのが理想的です。コンセントの増設は1箇所数千円程度で済みますが、後から追加するのは大変な手間がかかります。

 「少し多すぎるかな」と思うくらいが、延長コードを使わずに済む快適な暮らしへの近道になるでしょう。

3. 開き戸が家具や冷蔵庫に当たって全開できない

 3つ目は、開き戸が他の家具や冷蔵庫などと干渉してしまうことです。

 扉には必ず「厚み」があり、開くための軌道スペースが必要になります。例えば、冷蔵庫の前に開き戸がある場合、扉が全開できずに中身が取り出しにくくなる、といった失敗が散見されます。

 通路が狭くなってしまう可能性も考慮し、事前に大型家具の配置を確定させた上で、干渉せずにスムーズに開閉できるかを確認してください。

4. キッチンにゴミ箱の定位置がない

 4つ目は、キッチンのゴミ箱の定位置がないことです。

 キッチン周りは収納を優先しがちですが、ゴミ箱のスペースを設計段階で組み込んでおかないと、通路に溢れ出したりして非常に邪魔になります。理想はシンクの下などに、燃えるゴミやペットボトルなど、分別に合わせて2つ以上のゴミ箱を置けるスペースを確保することです。

 調理動線に近い場所にゴミ箱の「居場所」を作っておくだけで、キッチンの清潔感と作業効率は劇的に向上します。

5. トイレットペーパーホルダーの位置が遠い

 5つ目は、トイレットペーパーホルダーの位置が遠すぎることです。

 地味かもしれませんが、ホルダーの位置が数センチずれるだけで毎回の動作が苦痛になります。下地を入れる段階では便器が設置されていないため、適当に位置を決めてしまいがちですが、必ず「座った状態で手が届きやすいベストポジション」を指定してください。

 一度取り付けてしまうと、後から位置を変更した際に壁に穴が残ってしまうため、妥協できないポイントの一つです。

6. 玄関の土間が狭すぎる

 6つ目は、玄関の土間が狭すぎることです。

 来客時や家族が同時に帰宅した際、土間が狭いと靴があふれ返って身動きが取れなくなります。上がり框(かまち)の位置を寄せすぎて土間を削ってしまうと、後悔してしまうかもしれません。

 収納も大切ですが、人がスムーズに出入りできるゆとりを優先して、土間は少し大きめに計画するのが満足度を高める秘訣です。

7. 大きな窓を設置したら外から丸見えに

開放感のある大きな窓は、中が丸見えになるデメリットがある

 7つ目は、外から丸見えになってしまう大きな窓です。

 開放感を求めて大きな窓を設置したものの、近隣や道路からの視線が気になり、結局一日中カーテンを閉めっぱなしにしている家は意外に多いものです。これでは窓を作った意味がありません。

 フェンスの高さや植栽の配置を建物と同時に計画し、視線を遮る工夫を施すことで、初めて「開けられる窓」として機能します。

8. キッチンの作業スペースが狭すぎる

 8つ目は、キッチンの作業スペースが少なすぎることです。

 一般的なサイズのキッチンでも、シンクとコンロの間のスペースが狭いと料理の効率が著しく落ちてしまいます。

 ここで意識したいのが「ワークトライアングル」です。コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ距離を正三角形に保つことで、無駄な動きが減り、驚くほど作業が楽になります。スペースを最大限に確保し、整理整頓しやすい計画を立てることが重要です。

9. Wi-Fiルーターの置き場所が適切でない

 9つ目は、Wi-Fiルーターの置き場所を想定していないことです。

 家の中心に近い場所に置くのが電波を効率よく飛ばすコツですが、計画がないとリビングの目立つ場所で配線がごちゃごちゃになってしまいます。

 最近ではクローゼットの上段などにコンセントとLAN配線を集約し、扉を閉めれば機器が全く見えないようにする手法が人気です。新築ならではの美観を損なわないよう、目立たず、かつ電波が通りやすい隠し場所を事前に決めておきましょう。

10. 車の出し入れが難しい駐車場

 最後は、駐車場の止めづらさです。

 図面上では「車が入るサイズ」に見えても、前面道路の幅や電柱の位置によっては、想像を絶する難易度の駐車場になってしまうことがあります。

 家を配置してから余った場所に駐車場を作るのではなく、まず「車を止めやすい配置」から逆算して家作りをスタートさせるべきです。打ち合わせの際に、実際の車の回転半径を考慮したシミュレーションを必ず行い、ストレスのない外構計画を立ててください。

 家作りには数えきれないほどの打ち合わせがあり、建築には多額の費用がかかります。後からやり直すのが難しいからこそ、こうした細かなポイントを一つずつ押さえていくことが、最高の暮らしへの第一歩となります。

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【動画】実際の家をもとに、平松社長が設備の失敗事例を分かりやすく解説

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