庭・ガーデン・外構リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!

庭・ガーデン・外構リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!
2022年10月10日公開(2022年11月17日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

庭・ガーデン・外構のリフォームを検討しているなら、まずは「設備の価格・費用相場」や「一般的な工期」について確認することが大切だ。また、庭・ガーデニングリフォームで注意すべきポイントや、失敗しない業者の選び方について解説する。

庭・ガーデニング・外構リフォームの価格・費用相場

 庭・ガーデニングリフォームの費用相場は、以下の通り。

リフォーム内容 費用(目安)
アルミ製フェンス設置 1万〜3.5万円程度/m
支柱工事 4,000円〜/本
コンクリートブロックコア抜き(フェンス支柱埋め込み用) 3,500円〜/カ所
タイル貼りテラス 1.5万〜2万円程度/㎡
ウッドデッキ本体(人工木) 10万〜70万円程度
ウッドデッキ工事 1万〜3万円程度
芝生設置(天然芝) 3,000円〜/㎡
芝生設置(人工芝) 6,000円〜/㎡
砂利設置 3,000〜9,000円程度/㎡
造園工事 50万〜100万円程度

庭・ガーデニング・外構リフォームの種類

 庭・ガーデニングリフォームにはさまざまな種類がある。庭づくりは、単独の設備・資材を用いるというよりは、複数を組み合わせて行っていく場合が多い。それぞれの設備や資材の特徴や役割を知り、理想の庭づくりに役立てよう。

フェンス

自然素材のフェンスが人気(出典:PIXTA)
自然素材のフェンスが人気(出典:PIXTA)

 家の境界や外周に設置するフェンスは、プライバシーを守り、防犯の効果も期待できる。外から見た自宅の印象に大きく影響するので、必要以上の圧迫感を与えないよう高さや素材、デザイン選びは慎重に行いたい

 主な素材としては、リーズナブルで耐久性の高いアルミ・スチール製、和風の家に合う落ち着いた印象の板垣・竹垣タイプ、ナチュラルな雰囲気で人気の木製・人工木がある。

テラス

 テラスとは、1階の掃き出し窓や出入り口に連結する屋外スペースを指す。雨天の場合にも活用できるよう、屋根を設けることが多い。住宅と接続するスペースなので、住宅の外観との整合性も考慮して仕様を決めるようにしたい。テラスに用いられる床材は、主にタイルと木材(ウッドデッキ)がある。

タイル

 テラスの床材や、庭に敷き詰めたりアプローチとして使われたりすることが多い。コストはやや高めだが、耐久性に優れ手入れがしやすく、高級感や洗練された雰囲気を出すことができるのが魅力だ。

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ウッドデッキ

天気が良い日はウッドデッキで寛げる(出典:PIXTA)
天気が良い日はウッドデッキで寛げる(出典:PIXTA)

 床材に木材を用いたテラスを「ウッドデッキ」と呼ぶ。素材は大きく分けて天然木と人工木がある。

 天然木は自然物ならではの風合いが魅力だが、反りや色あせ、腐食などのトラブルが起こりやすく、1年に1度は塗り直しが必要になるなど、メンテナンスの手間がかかることに注意が必要だ。

 人工木とは木粉と樹脂を混ぜて成形したもので、費用は高くなるが腐食や害虫に強く、手入れも簡単ということもあり、ウッドデッキ素材の主流となっている。

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芝生

 芝生に用いられる素材には、天然芝と人工芝がある。

 天然芝は施工費用が安く、見た目が美しく肌触りが良いのが大きな魅力だが、日々の水やりや定期的な刈り込み、草取りなど、こまめな手入れがどうしても必要となる。

 人工芝は、メンテナンスの手間がかからないのが最大の魅力。整地や防草シートの敷設が必要となるため施工費用は天然芝より高くなるが、手間をかけずに一年中緑の庭を楽しむことができる

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砂利

芝生と砂利の組み合わせ(出典:PIXTA)
芝生と砂利の組み合わせ(出典:PIXTA)

 砂利には、テイスト別に「洋風砂利」と「和風砂利」、加工の方法によって「玉石」「砕石」とに大きく分けられる。

 石の色合いや形、種類には非常に多くのバリエーションがあり、自分が目指す庭のイメージに合わせて選ぶことができる。踏むと音がするため、砂利の種類によっては防犯効果も期待できる。

 施工の際に防草シートを敷くため、雑草が生えずメンテナンスの手間が少ないのも魅力だ。

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造園

 造園とは、庭全体の設計やデザインを行うことを指す。造園には植物、建築や土木の専門知識が必要であり、庭の空間全体のリフォームを行いたい場合は「造園技能士」や「造園施工管理技士」といった、国家資格を持つ専門の造園業者に依頼することになる。

庭・ガーデニング・外構リフォームのポイント

 庭・ガーデニングリフォームは、庭の広さや目的によって費用も方法も大きく変わる。庭・ガーデニングリフォームを依頼する前に考えておきたいポイントを紹介する。

「庭で何をしたいか」を考える

休日は庭でBBQを楽しみたい(出典:PIXTA)
休日は庭でBBQを楽しみたい(出典:PIXTA)

 まず、「庭で何をしたいか」を明確にしよう。BBQやお茶を楽しむなどアウトドアリビングとして使いたいのか、ガーデニングを楽しみたいのか、子供や犬が安心して遊べる庭にしたいのかなど、それぞれの希望によって庭づくりのプランは大きく変わってくる。

 家族でよく話し合い、庭・ガーデニングリフォームのテーマを決めておこう。家族の一人や一部だけの考えで突っ走ると、せっかくのリフォームが家族の不満のもととなりかねないので注意しよう。

「おしゃれな庭」にするコツ

 リフォームするのであれば、欲しい機能を取り入れながらもできるだけ見栄え良く、おしゃれにしたいもの。おしゃれでセンスの良い庭にするには、住宅の外観とのバランスや、家の外から、そして家の中からどのように見えるかなど、どんな視点からも統一されたテイストが感じられるようにするのが重要だ

 造園会社・エクステリアリフォーム業者によって得意なテイストが異なるので、自分好みの庭を多く手がけている業者を探してみるとよいだろう。

メンテナンスの手間を頭に入れておく

 リフォームした庭を美しく保つにはメンテナンスが必要となる。メンテナンスにどれくらい手間や時間をかけられるかも考慮して、リフォームプランを検討しよう。

 例えば、ガーデニングが趣味なら植物の手入れや草取りなども苦にならないだろうが、できるだけ手間をかけたくないなら砂利やタイルを広く敷き詰めるなど、なるべく手入れが簡単に済むプランを考えた方がよいだろう。

予算を絞りすぎていないか

 予算は極端に絞りすぎないようにしよう。工事を始めてから問題が見つかり、追加費用が発生する場合もある。

 ギリギリの予算で工事を依頼すると、追加工事に対応しきれず予定通りの仕上がりにならなかったり、大幅な予算オーバーとなってしまったりする。予算は、ある程度余裕を持たせておくことが大切だ。

庭・ガーデニング・外構リフォームの検討から施工完了までの流れ

 納得のいく庭・ガーデニングリフォームを行うためには、リフォームの流れとやるべきことについて知っておくことが大切だ。リフォームの検討から施工完了までの流れを説明していく。

1)庭・ガーデニングの「こうしたい」を具体化・情報収集

 まずは、現在の住まいの庭において不満を感じている点、こうしたいという希望を家族で出し合おう。その上で、それらの不安や希望に対して具体的にリフォームで何ができるのかを書籍や雑誌、Webなどで調べ、リフォーム内容を決めていく。

2)予算を決める

 次に、リフォームにかける予算を決めよう。希望するリフォーム内容の費用相場を把握し、手元の余裕資金で賄うか、ローンを使うかなど資金調達の方法を検討する。ローンを利用する場合は、金利や月々の返済額、返済期間を考慮し、無理のない計画を立てるようにしたい。

3)リフォーム業者を探す

 リフォーム内容と予算を決めたら、依頼するリフォーム業者を探そう。ここで重要なのは、複数のリフォーム業者に同じ内容で概算見積もりを依頼すること。一社一社調べて連絡する方法もあるが、リフォーム業者比較サイトなどでのWeb一括見積もりサービスなら、手間がかからず便利だ。

4)現場調査

 概算見積もりを出してもらったリフォーム業者からさらに候補を2、3社に絞り、現場調査を依頼しよう。現場調査により、希望するリフォームが可能かどうかを判断してもらい、正確な見積もりを出してもらうことができる。希望するリフォームのイメージ写真や要望リスト、家の図面があるとよりスムーズに話が進められるだろう。

5)詳細見積もりとプランの比較

 現場調査後1〜2週間ほどで、それぞれの会社からリフォームプランと見積もりが届く。各社を比較して、工事を依頼する会社を決めよう。提示されたプランと費用だけでなく、担当者の対応なども考慮して検討したい。

6)リフォーム業者と契約

 依頼する会社を決め、リフォームプランが確定したら、契約を結ぶことになる。契約書にある契約内容や図面、費用の支払い方法と時期、アフターフォローについては特によく確認しよう。

7)リフォーム工事開始

 契約を結んだら、いよいよ工事のスタートだ。工事の際は騒音や振動、工事車両の出入りなどで近所に迷惑をかける可能性がある。挨拶回りはリフォーム業者が行ってくれる場合もあるが、きちんと自分自身で着工前に近所への挨拶をしておこう。

8)施工完了・引き渡し

 工事が完了すると、引き渡し前にリフォーム業者による竣工検査が行われる。この際に業者任せにせず、自分の目でもしっかり確認しよう。問題がなければ工事完了確認書にサインをして、引き渡しとなる。万一、あとから不具合が見つかったときのために、保証やアフターフォローについても確認しておこう。

失敗しない庭・ガーデニング・外構リフォーム業者の選び方

 庭・ガーデニングリフォームの成否のカギとなるのが、リフォーム業者選びだ。しかし、数多くの会社の中から、どのように選んだらよいのか迷う人も多いだろう。ここでは、リフォーム業者選びに失敗しないために押さえておきたいポイントを説明する。

施工実績

 リフォーム業者には、それぞれ得意分野がある。まずは、自分たちが希望するリフォームと同じ分野での実績があるかどうかを確認しよう。庭・エクステリアリフォームなら、造園会社やエクステリア専門のリフォーム業者を探すとよいだろう。施工実績は、リフォーム業者のWebサイトやパンフレット、リフォーム業者比較サイトなどで見ることが可能だ。

コミュニケーション力と提案力

 現在の庭の悩みや解決したいこと、要望を丁寧にくみ取るコミュニケーション力や、ヒアリングにもとづいて最適なプランを提示する提案力も重要だ。複数のリフォーム業者に現場調査・見積もり依頼をするとその違いがよく見えてくるだろう。担当者との相性や、話しやすさもチェックしておこう。

自宅からの近さ

 リフォーム業者とは、打ち合わせから実際の工事、竣工後のアフターフォローまでを含めれば、それなりに長い間、お付き合いをすることになる。なるべく自宅に近いエリアにある会社の方が、すぐに対応してもらえる安心感があり、心強い。

口コミなどの評判

 大手や施工実績が豊富な会社でも、施主からの評価が高いとは限らない。Googleやリフォーム業者比較サイトなどの口コミも参考にするとよいだろう。

保証とアフターサービス

 リフォーム完了後に不具合が出た場合などは、保証やアフターサービスが重要となる。契約前にその点もよく確認したい。リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している会社なら、工事中や工事完了後に第三者からの検査を受けることができ、工事完了後に欠陥が見つかった場合に無償で対応してもらうことができる。

見積もりは複数社から取る

 見積もりは複数社から取るようにしよう(相見積もり)。複数のリフォーム業者を比較することによって、費用の相場や、各社の対応や提案内容の違いが見えてくる。打ち合わせにはそれぞれ時間も手間もかかるため、具体的には3〜5社程度が適当だろう。

 また、相見積もりの際は、各社に同じ条件で見積もりを出してもらうことが重要だ。リフォーム業者ごとに異なった要望や条件を伝えてしまうと、比較する意味がなくなってしまう。リフォーム内容や予算などの条件をはっきりさせた上で、見積もりを依頼しよう。

 なお、「一括見積もりサイト」などを活用すると、簡単に複数の業者から見積もりを取れるので便利だ。希望するリフォームの内容や物件情報などを一度入力するだけで良いので、複数の業者に何度も問い合わせる手間が省けるのがメリットとなる。

見積もり依頼でやってはいけないこと

  • ・他社の見積もりを見せて「これより下げてほしい」と迫る
  • ・条件や内容を変えて何度も見積もりを出させる
  • ・断りの連絡を入れない

 上記のような対応は、NGだ。リフォーム業者はそれぞれ現場調査をして、プランを考えて見積もりを作成し、提案してくれている。その時間や労力を考慮し、余計な負担をかけない・失礼のない対応を心がけたい。

リフォーム業者は、安さだけで選ばない

 ただし、費用だけで業者を選ぶのはおすすめできない。安くても対応が悪かったり、工事が雑だったりすると満足いく庭リフォームにはならないためだ。

 多少、他社より費用が高くても、見積もりを依頼したときの対応の良さや、担当者との相性などを優先しよう。

【関連記事】>>リフォーム業者選びで注意すべき7つのポイントとは? 工事内容に合わせて、依頼するリフォーム業者を選択しよう

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