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リフォーム会社選びで注意すべき7つのポイントとは? 工事内容に合わせて、依頼するリフォーム会社を選択しよう!

2021年12月26日公開(2022年1月17日更新)
井島加恵
監修者: 住宅リフォームコンサルタント・Yuu

リフォームが成功するか否かは、選んだリフォーム会社次第と言っても過言ではありません。ところが、どうやってリフォーム業者を選ぶべきなのかは悩みどころ。そこで、良いリフォーム業者の選び方について、住宅リフォームコンサルタントであり一級建築士のYuuさんにアドバイスを聞きました。

信頼できるリフォーム会社を選ぶための、7つのポイント

リフォーム会社 リフォーム業者 選び方
リフォームを成功させるには、業者選びが重要(画像:PIXTA)

 住宅リフォームコンサルタントで一級建築士のYuuさんによると、「リフォームは、自分の暮らしに合わせたオーダーメード。リフォーム会社が、”以前より楽しくなった、幸せに暮らせるようになった”という付加価値をどれだけ提供してくれるかによって、リフォームの満足度が変わってきます」とのこと。

 リフォーム後の家をなるべく理想に近づけるためにも、自分の要望をかなえてくれる、良心的なリフォーム会社を探すことが重要です。そこで、信頼できるリフォーム会社を見つけるための7つのポイントを、Yuuさんに挙げていただきました。

【信頼できるリフォーム会社を選ぶ7つのポイント】

① リフォーム工事の実績
② 事業者団体の加盟状況
③ 建設業許可の有無

④ リフォーム瑕疵(かし)保険の有無
⑤ アフターサービス・保証内容

⑥ 聞き取り力
⑦ 費用に応じて提案できる力、設計技術力

 Yuuさんによると、リフォーム会社の良し悪しはこれらの複合的な要素で決まってくると言います。では、それぞれについて確認していきましょう。

① リフォーム工事の実績

 リフォーム工事には豊富な経験と技術が必要です。そのため、これまでのリフォーム実例を見れば、どんな工事が得意なのか、どれだけ実績があるのか、が分かります。希望するリフォーム工事が得意な会社を選ぶようにしましょう。

② 事業者団体の加盟状況

 そのリフォーム会社が、住宅リフォーム事業者団体登録事業者であるかを確認します。実は、リフォーム工事は、専門会社でなくても行うことができる工事です。複数の業種にまたがる大がかりなリフォーム工事を計画している場合は、国土交通省の定める事業者団体に登録しているかどうかをチェックしておくと安心です。

③ 建設業許可の有無

 国土交通省の定めにより、税込み500万円以上(建築一式にあたるなら税込み1500万円以上、または150㎡以上)のリフォーム工事を行うには、建設業許可が必要です。耐震工事や、大掛かりなリノベーションといった高額リフォームを検討している場合には、建設業許可の有無を確認しましょう。

④ リフォーム瑕疵(かし)保険の有無

 リフォーム瑕疵保険とは、住宅のリフォームにおいて、検査と保証がセットになっている保険のことです。瑕疵保険に加入していれば、工事終了後に欠陥が見つかった場合、保険期間内であれば業者に保険金が支払われ、補修費用を保険金でまかなうことができます。そのため、小規模事業者でも安心して保証やアフターメンテナンスに向き合えるというメリットがあります。瑕疵保険に入りたい場合は、事前にリフォーム会社に伝える必要があり、その際には保険料の負担についての確認をしておきましょう。

⑤ アフターサービス・保証内容

 「リフォームは工事の完成がゴールではありません。住む人にとっては工事の完成がスタートです。工事が終わってから始まる暮らしが快適かどうか、サポートしてくれるのか、点検してくれるのかなども重要です」(Yuu さん)。

 リフォーム後のアフターサービスや保証の内容は、会社によって異なるので、事前にしっかりと確認しておきましょう。数年ごとの定期点検や、無料修理を行っている会社もあります。

⑥ 聞き取り力

 適切なリフォームプランを立てるためには、住む人たちのあいまいな要望を具体化するための聞き取り力が必要です。施主は、リフォーム工事に関しては素人です。部屋を明るくしたいとして、どんな方法があるのかを知り尽くしているわけではありません。「窓を増やしたい」と言われて、それがどんな動機からきているものなのか、本当の望みはなんなのか、を聞き出そうとする会社は、良心的だと言えます。よく話も聞かずに、ただ言われたことをやるだけの業者は避けましょう。

⑦ 費用に応じて提案できる力、設計技術力

 リフォーム工事は多くの場合、要望通りに進めれば予算をオーバーしてしまいがち。そんな時、予算内に収めるためにその他の工事方法を提案するといった提案力も重要になります。

 リフォーム会社が施主に寄り添ってくれるかどうか、とも言えるでしょう。300万円しか予算がない人に1500万円の提案をしてくるところは、施主の資金計画を洞察できない会社ということになります。

 また、適切なプランニングができるかどうかは、その会社の設計技術力にも関わってきます。例えば、ローコストで高品質のリフォームにするためには優れた技術や知識が必要です。プランニング力や技術力=設計者。プランの良しあしは、設計者次第とも言えますね。

 「工事に関して言えば、既存の構造や性能によって工事内容が変わってきます。断熱の場合、何も考えずにただ断熱材を入れるリフォームをしてしまうと内部結露が起きて、壁の内側に生じた結露によって内部の腐食を進めてしまう可能性があるのです。こうした意味でも、設計力や技術力は必要不可欠です」(Yuuさん)

その他、注意すべき点とは?

 リフォームでは規模によって、最初に対面する営業の人がそのまま現場の管理を行なうケースや、営業とは別に専門の現場管理者が工事を担当するケース、実際に工事を行なう人が管理も併せて行うケースなどさまざまです。工事中の変更や要望を伝えたい場合の窓口は誰なのかをしっかり確認しておきましょう。

 施主からのリクエストを曖昧なままに進めてしまったり、伝えたことを忘れてしまっていたりすると、工事を終えたあとに「あれ?お願いしたのと違う!」というクレームになります。どんなに職人さんの技術が高くても、進行管理や指示を出す現場責任者がダメだと工事もミスばかりということになりかねません。工事の良しあしは現場監督次第ということも頭に入れておきましょう。

リフォームに対応している会社には種類がある?
主な業者6つを解説

リフォーム会社
リフォーム会社には、それぞれ得意・不得意がある(画像:PIXTA)

 リフォーム工事に対応している会社は数多くありますが、どういった会社に依頼するのがいいのでしょうか? 

 実は、リフォームに対応する会社にはいろいろなタイプがあり、業者を選ぶ前に、まずはリフォームに対応する業者の種類について知っておく必要があります。

 リフォーム業者を大きく分けると、次の6つが挙げられます。

【リフォーム工事に対応している主な業者】
 
  • ①近所の工務店
    ②ハウスメーカー
    ③設計事務所や建築家
    ④ホームセンターや家電量販店
    ⑤住宅設備メーカー
    ⑥おしゃれなデザインが得意なリフォーム専門会社

 では、それぞれの特徴について見ていきましょう。

①近所の工務店

 街中に店を構えていることが多く、地域密着型なのが特徴です。会社の規模もそれほど大きくないため、小さな工事も気軽に頼みやすいのが特徴です。工務店によって、対応できるリフォーム工事の内容が異なるので、事前に確認が必要です。

②住宅メーカー・ハウスメーカー

 大手ハウスメーカー系のリフォーム会社もあります。規模も大きく、ブランドの知名度が高いため、安心してリフォームを任せることができます。施工実績も多く、完成がイメージしやすいのもメリットです。また、耐震補強工事や増築を伴う大規模リフォームなど、大がかりなリフォームも得意としています。ただし、工事費用はやや高額になる傾向にあるため、予算には余裕が必要です。

③設計事務所や建築家

 設計事務所や建築家は、きめ細かな要望を叶えやすいので、こだわりのリフォームや個性的なデザインの要望がある場合に向いています。また、リフォーム工事そのものだけでなく、第三者として工事の品質や監理を行なってくれるところもあります。

④ホームセンターや家電量販店

 大型ホームセンターや家電量販店でも、リフォーム工事を行っています。ただし大規模リフォームに対応していないところもありますので、確認をしましょう。店舗で販売している商品の取り付けや、ホームセンターで資材を調達できるような簡易なリフォームの場合は、比較的低予算で依頼ができます。

⑤住宅設備メーカー

 住宅設備メーカーは、自社商品を扱う業者とつながりを持っています。そのため、住宅設備メーカーの展示場などで気に入ったものがあれば、その場で近くのリフォーム業者を紹介してくれます。すでに気に入った商品が決まっている場合には使い勝手がいいでしょう。

⑥おしゃれなデザインが得意なリフォーム専門会社

 デザイン性の高さを求めるのであれば、おしゃれなデザインを売りにしているリフォーム専門会社を選ぶという手もあります。会社によって得意なデザインの方向性が異なりますので、施工例集などをよくチェックして、好みにあった会社を選ぶといいでしょう。もちろん、見た目の美しさに気を取られてしまって、住宅としての「住みやすさ」をおろそかにしてしまうのは本末転倒ですから、機能や性能も併せて確認しましょう。

リフォーム工事の規模や内容によって、依頼すべき業者は変わる

 このように、リフォーム会社の種類によって、対応できる工事の特徴が異なっています。

 そのため畳の表替えだったら畳店、ガラスの交換ならガラス店を選ぶように、リフォーム会社の得意分野に合わせて会社を選ぶといいでしょう。つまり、自分たちが希望しているリフォーム内容を整理していけば、依頼すべき会社が自然と絞られてきます。

 「よく分からないからリフォームを依頼してから内容を考えよう……」などと見切り発車してしまうと、あとで「こんなはずじゃなかった」となりかねないので、注意しましょう。

大手リフォーム会社や大手工務店の特徴は?

 大手リフォーム会社や大手工務店に依頼するメリットは、リフォーム工事が多岐にわたる場合に大きく発揮されます。

 大手リフォーム会社や大手工務店は多くの場合、施主に対して一人ひとり営業の担当者が付き、こちらの質問や要望の窓口になってくれます。専属の設計者やインテリアコーディネーターがついてプランニングや壁紙選びなどのアドバイスをしてくれることもあります。

 また、工事管理者がついて、商品の発注から工事の手配、進捗状況や仕上がりのチェックをしたりなど、施主と施工業者との橋渡し的な役割を担ってくれます。

 そのため、複合的なリフォームをする際には、それらをひとまとめに依頼ができ、保証やアフターメンテナンスも担ってくれる大手リフォーム会社や大手工務店が頼もしいというわけです。ただし、その分の手数料や人件費が発生して料金が割高になります。

小規模工務店や専門店などの特徴は?

 小規模工務店や専門店に依頼する場合には、大手リフォーム会社や大手工務店に依頼するよりも、割安の費用で済むことがメリット。お風呂だけ、トイレだけ、といった局所的なリフォームを考えている場合には、工務店や専門店に依頼することで費用が抑えられます。

 また、実際に作業をする職人さんと、直接打ち合わせをすることができます。細かい注文まで応えてくれることも多いため、特別なこだわりがある人にも向いています。一方、インテリアコーディネーターなどの専門職が在籍していないことも多いため、自分で選ぶか別途に依頼する必要があるでしょう。

中古物件の購入+リフォームを検討している人は、
「ワンストップリノベーション会社」も視野に

 これから中古物件を購入してリフォームをしようと考えている人には、「ワンストップリノベーション会社」を利用するという手もあります。

 ワンストップリノベーション会社とは、土地や物件を探すところから、住宅ローン、プランニングや設計など総括的なサービスを提供してくれる会社です。細かいこともいろいろ相談に乗ってくれたり、施主が要望するデザインにも柔軟に対応してくれたり、きめ細かいサービスが魅力です。ただ、トータルの金額はやや高めの印象が強いです。

 わたし自身、家を買い替える際には検討することになりましたが、個人的には、高いマージンを取られているようで気が進みませんでした。

 しかし、Yuuさんは、「中堅・大手のリフォーム会社の場合、専門店との橋渡し的な存在として手数料(マージン)が発生しますが、ワンストップリノベーションも同じです。施主の細かい要望を調整してくれるということは、その時間や労力に対する利益が必要になります。この利益率は会社によって異なりますが、大事なのはマージンを支払ったとしても自分にメリットがあるのかどうかです」と言います。

 また、Yuuさんによると、ワンストップリノベーションの会社で上手に計画を立てると、ローコストを実現できて、意外に安くできることもあると言います。

 中古住宅購入&リフォームの場合は、中古住宅購入とリフォームをセットにすることで金利が引き下げられる【フラット35】リノベという住宅ローン商品があります。リフォームの計画を立てて、見積もりを立てて……ということをバラバラにやっていくのは時間的にも厳しいことが多いため、【フラット35】リノベの利用を考えている人は、ワンストップリノベーション会社もおすすめです。

【関連記事】>>【フラット35】リノベが適用条件を緩和(2021年1月から)
12年間で約170万円負担が減るケースも!

リフォーム会社を決める際には、複数社から話を聞こう!

 リフォーム会社の種類や選び方は分かったけれど、インターネットで調べてみても膨大な数のリフォーム会社があって、いったいどこから手をつけていいか困ってしまう人も多いはず。

 Yuuさんによると、「リフォーム会社にまったく見当がつかない場合は、リフォームのイベントや住宅展示場に足を運んでみてもいいでしょう。家の近くの道を歩いているときに見かけた工務店などを訪ねてみてもいいと思います」とのこと。

 そういう機会がない場合、一社ずつコンタクトを取って相談していくこともできますが、候補を絞るまでに膨大な時間がかかってしまいます。その時間を短縮させて効率よく進めるには、「リフォーム会社紹介サイト」が便利です。

「リフォーム会社紹介サイト」とは?

 「リフォーム会社紹介サイト」とは、希望するリフォーム工事の内容や、住所・氏名などを入力すると、複数社から見積もりが届くというもの。多くの場合、一度の入力で3~5社から見積もりが届くので、その中から自分に合ったリフォーム会社を選ぶことができます。

 リフォーム会社紹介サイトで見積もり依頼をすると、一気に複数の会社から連絡が来ます。引越しの一括見積もりなどで経験したことがある方も多いかもしれませんが、依頼直後に電話がじゃんじゃんかかってくるのは面倒だなぁと思うかもしれません。しかし、「今まで知ることのできなかった業者さんと出会えるチャンスなので、決して悪いことではないと思います」(Yuuさん)。

 最近は匿名で依頼してネット上でのやり取りで進め、もう少し踏み込んで話をしたいというところだけ電話番号を伝えればいいというサイトもあります。

 リフォーム会社紹介サイトもたくさんあり、どこにすればいいか迷ってしまうかもしれません。先ほどの匿名の可否のほか、サイトの運営会社がどこなのか、加盟社数、加盟店の審査の基準、リフォームの保証、特典などを比べて、自分に合ったサイトを探しましょう。もちろん、複数の紹介サイトを利用することもできます。

「リフォーム会社紹介サイト」を利用する際の注意点

 リフォーム会社紹介サイトのデメリットは、こちらから候補を選べないことです。まず、アンケートなどでこちらの要望を伝えたあと、サイトの担当者が要望に合ったと想定される複数の会社を紹介してくれる、というシステムになっています。

 また、ネットで行う一括見積もりでは、大まかな料金しか分かりません。結局は、実際に現場を見ないと正確な金額は出せません。まずは、見積もりを依頼して相談に乗ってもらったうえで、よさそうだと思う会社に現地調査を依頼します。リフォーム会社探しは、ネットだけでは完結しないという点は意識しておきましょう。

 複数の会社とやり取りをするのは、思っている以上に時間や労力がかかります。リフォーム会社選びの段階から、できるだけ余裕をもって始めることをおすすめします。

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