窓断熱リフォームの補助金利用が急増中! 予算が尽きる前に活用しよう!

2026年2月27日公開(2026年2月27日更新)
福崎剛:フリージャーナリスト

窓の断熱リフォームは、国や地方自治体の補助金を組み合わせることで驚くほど費用を抑えることが可能だ。2026年度の補助金申請を見据えて、すでに動き出している人もいる。補助制度が充実している東京都の事例を参考として、窓リフォームをお得に進める方法を知っておこう。(フリージャーナリスト:福崎剛)

先進的窓リノベ事業で窓の断熱化がお得に

 窓の断熱化リフォームは、国の「先進的窓リノベ事業」の補助金を活用することで費用を抑えることが可能だ。令和7年(2025年)度分の申請は既に締め切られてしまっているが、令和8年(2026年)度も実施されることが閣議決定されている。

 高性能な断熱窓へのリフォームに必要な費用の一部を定額補助する制度で、補助上限は100万円。工種、断熱グレード、窓の面積、住宅の種類などによって補助単価は変わるが、一般的に必要となる費用の2分の1以内で設定されている。

 補助単価の詳細は以下の通りだ。

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工種

建物の種類※1

断熱性能

※2

窓の大きさ
特大

外窓交換

(カバー工法)

戸建住宅

低層集合住宅

SS 239,000円 188,000円 138,000円 89,000円
S 156,000円 124,000円 92,000円 60,000円
A 116,000円 88,000円 66,000円 41,000円

中高層集合住宅

SS

302,000円 229,000円 156,000円 92,000円
S 202,000円 153,000円 104,000円 62,000円
A 174,000円 133,000円 92,000円 54,000円

外窓交換

(はつり工法)

戸建住宅

低層集合住宅

SS 194,000円 149,000円 110,000円 69,000円
S 117,000円 92,000円 68,000円 44,000円
A 86,000円 63,000円 48,000円 29,000円
中高層集合住宅 SS 302,000円 229,000円 156,000円 92,000円
S 202,000円 153,000円 104,000円 62,000円
A 174,000円 133,000円 92,000円 54,000円
内窓設置 戸建住宅 SS 140,000円 89,000円 58,000円 36,000円
S 76,000円 52,000円 34,000円 22,000円

低層集合住宅

中高層集合住宅

SS 152,000円 98,000円 64,000円 40,000円
S 83,000円 57,000円 37,000円 24,000円
ガラス交換 戸建住宅 SS 78,000円 52,000円 32,000円 11,000円
S 53,000円 35,000円 23,000円 7,000円
A 41,000円 27,000円 18,000円 5,000円

低層集合住宅

中高層集合住宅

SS 86,000円 57,000円 35,000円 12,000円
S 59,000円 39,000円 25,000円 8,000円
A 45,000円 30,000円 20,000円 6,000円

参考:環境省『先進的窓リノベ2026事業 事業概要

※1:低層集合住宅は3階建以下の集合住宅、中高層集合住宅は4階建以上の集合住宅を指す。
※2:断熱性能(グレード)は、熱貫流率(W/m2・K)がUw1.9以下がA、Uw1.5以下をS、Uw1.1以下をSSとしている。

【関連記事】>>窓リフォームの費用相場・工期の目安はどれぐらい? ガラスやサッシの交換、内窓の設置など、項目別に具体的な費用を解説

補助金の申し込みが急増している

 どれくらいの人が補助金を利用して窓リフォームをしているのか、現在の状況を確認しておこう。以下は、2025年度の東京都における、断熱窓補助事業への事前申込実績の推移を示したグラフだ。

補助金利用推移
東京都における断熱窓補助事業への事前申込実績の推移(環境局への取材に基づき編集部で作成)

 グラフの水色の太線(R7=2025年度)を見ると、過去の年度(R4〜R6)と比べて、申し込み数が圧倒的なペースで急増している。2025年9月時点で13,256戸に達しており、人々の関心が急速に高まっていることが分かる。

東京都独自の補助金

 東京都でここまで申し込みが増えている大きな理由の1つが、東京都独自の補助金の存在だろう。

 国の補助金に上乗せすることが可能で、東京都の試算によれば、2025年度には自己負担額を1/6にまで抑えることが可能なケースもあったという(※1)。

【東京都の試算】
戸建住宅(約120㎡の2階建て木造住宅)の窓11枚を、断熱性能Sグレード(※熱貫流率が1.5以下)の内窓へとリフォームした場合

リフォーム総額:約108.2万円

国の補助額:約54.1万円(約1/2相当)
都の補助額:約35.6万円(約1/3相当)

自己負担額:約18.5万円(約1/6相当)

 さらに、窓の断熱化は医療費や光熱費の節約にもつながるため、将来の負担を抑える「健康投資」として意味の大きいリフォームと言える。

【詳細はこちら】>>窓断熱リフォームは30年で130万円以上のメリットあり! 工法や最大100万円の補助金も紹介

【詳細はこちら】>>窓断熱リフォームでヒートショック対策! 熱の約58%が窓から流出している!

※1:(国)先進的窓リノベ2025と(東京都)令和7年度既存住宅における省エネ改修促進事業を併給した場合の試算。

トリプルの補助金で、自己負担はさらに抑えられる

 東京都だけでなく、都道府県ごとにそれぞれの補助制度があるため、よく確認しておこう。

 さらに、居住する地域によっては、「国」+「都道府県」+「市区町村」のトリプルで支援を受けられる可能性もある

 ただし、国の補助金(着工前申請)とは異なり、自治体の補助金は「事後申請」である場合も多いため注意しよう。この場合、工事が完了して支払いが済んだあとで申請書類を提出するため、その時点で自治体の予算がすでに尽きていれば、助成金を受け取れない可能性もある

 だからこそ、早い時期から情報を集めておくことが大切だ。なお、補助金の条件やスケジュールは自治体によって異なるため、市区町村の公式サイトで詳細を確認しておくことが不可欠となる。

補助金併用の「勝ちパターン」

 なお、お得にリフォームを進めるための「鉄則」として、補助金は以下の順番で考えていくと良い。

【1】「国」の補助金をベースにする
 工事費の約50%相当と補助額が最も大きいため、まず初めに確保する。

【2】「市区町村」の補助金を上乗せする
 居住地の市役所・区役所の公式サイトで「住宅 省エネ 補助金」などのキーワードで検索してみるとよい。都道府県よりも市区町村のほうが、併用のハードルが低いケースも多い。

【3】「都道府県」の補助金は最後に検討する
 都道府県の補助金は、「他の補助金と併用不可」や「国の補助分を差し引く」といった条件が厳しい場合がある。トータルで得になるかどうか、冷静に試算してから利用を判断したい。

2026年申請に向けて、今こそ「準備」を始めよう

 国の補助金(先進的窓リノベ事業)は、予算上限に達し次第終了する「早い者勝ち」の制度だ。2026年度は予算が1,125億円(2025年度は1,350億円)と少々縮小されていることもあり、前倒しで終了となる可能性もある。

 例年、申請受付のスタートは3月下旬ごろだ。ただし、直前になってから業者探しを始めると、見積もりに時間がかかったり、人気商品の納期が遅れたりすることが少なくない。そこで、次のような準備を、この冬のうちから進めておくことを勧めたい。

〇自宅のどの部屋がどれほど寒いか、日常の体感で洗い出しておく。
〇「国」「都道府県」「市区町村」のそれぞれの補助金について調べておく。
〇信頼できるリフォーム会社に相談し、複数パターンの見積もりを取る。

 こうした準備を前倒しで進めておけば、2026年の制度開始と同時に申請できる「スタートダッシュ」が可能になる。

 次の冬に備え、暖かく、健康的で、かつ光熱費の負担も小さい暮らしを手に入れるために。今から動き始めることが、最も賢い一歩と言えるだろう。

相見積もりで料金を比較する

 なお、リフォーム工事には定価がなく、依頼先によって工事費用が変わるため、はじめから1社に絞って見積もりを取るのではなく、必ず相見積もりを取り、比較するようにしたい。場合によっては、数十万円単位で工事費用が変わってくる。

 複数社に見積もりを取る際に便利なのが「リフォーム会社一括見積もり・紹介サイト」だ。かなえたい暮らしや建物の種類(戸建て・マンション)、住所、電話番号、氏名の情報を入力すると、一度に複数の会社から見積もりがもらえる。

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【関連記事】>>「リフォーム一括見積もり・紹介サイト」12社を徹底比較!おすすめのサイトや、利用方法・注意点を解説

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