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2019年9月20日公開(2019年9月20日更新)
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2019年10月の住宅ローン金利動向を予想!
変動金利、10年固定、フラット35など、
人気商品の来月の金利は上がる?下がる?

9月も終盤に差し掛かっているので、2019年10月の住宅ローン金利の動向を予想してみよう。すでにソニー銀行と楽天銀行が10月分の金利を発表しており、2社とも変動金利は横ばいで、固定金利がわずかに上昇している。先月は稀にみる低金利だったので、固定金利がやや上昇したとしても、3カ月連続で史上最低水準の低金利状態は続きそうだ。

 まず、2018年9月の金利動向のおさらいをしておこう。

 「変動金利(借り換え)」は、調査した16銀行について金利を変更した銀行はなかった。新規参入したジャパンネット銀行は、2019年9月現在、先月に引き続き調査している銀行の中で最も低い金利を提示している。

 「10年固定金利(借り換え)」は、調査している15銀行のうち、金利を引き下げた銀行が2行(りそな銀行、楽天銀行)だった。

 「35年固定金利(借り換え)」は、調査した6銀行のうち、4行が金利を引き下げた。フラット35は金利を0.06ポイント引き下げ、1.110%となった。

 市場金利(10年国債金利)については、9月上旬にはマイナス0.3%に迫っていたが、9月中頃にはマイナス0.16%まで上昇した。ところが、17日にFRBが利下げを決定したこともあり、再び下げる可能性が出てきている。

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ソニー銀行は、20年超の固定金利を引き上げ

 まずは、すでに発表されているソニー銀行の金利を見てみよう。以下は主な金利の推移だ。

 ソニー銀行の住宅ローン金利推移(借り換え)
年月 変動金利
(変動セレクト)
10年固定
(住宅ローン)
20年超
(住宅ローン)
2019年10月 0.507% 0.930%

1.390%

9月 0.507% 0.930%

1.287%

8月 0.507% 0.930% 1.415%
7月 0.507% 0.930% 1.430%
6月 0.507% 0.940% 1.434%
5月 0.507% 0.940% 1.442%
4月 0.507% 0.940% 1.463%
3月 0.507% 0.940% 1.526%
2月 0.507% 0.940% 1.514%
1月 0.507% 0.980% 1.698%
年月 変動金利 10年固定 20年超
2018年12月 0.507% 1.030% 1.698%
11月 0.507% 1.030% 1.737%
10月 0.507% 1.010% 1.694%
9月 0.507% 1.020% 1.651%
8月 0.507% 0.916% 1.508%
7月 0.507% 0.940% 1.508%
6月 0.507% 0.947% 1.503%
5月 0.507% 0.919% 1.436%
4月 0.507% 0.934% 1.470%
3月 0.507% 0.961% 1.479%
2月 0.507% 0.944% 1.518%
1月 0.529% 0.914% 1.481%
年月 変動金利 10年固定 20年超

2017年12月

0.529% 0.912% 1.485%
11月 0.549% 0.928% 1.513%
10月 0.549% 0.889% 1.458%
9月 0.549% 0.913% 1.478%
8月 0.549% 0.956% 1.513%
7月 0.549% 0.907% 1.430%
6月 0.549% 0.911% 1.486%
5月 0.549% 0.884% 1.420%
4月 0.549% 0.856% 1.485%
3月 0.549% 0.865% 1.507%
2月 0.549% 0.787% 1.404%
1月 0.549% 0.848% 1.462%
年月 変動金利 10年固定 20年超
2016年12月 0.549% 0.742% 1.231%
11月 0.549% 0.742% 1.154%
10月 0.549% 0.772% 1.201%
9月 0.549% 0.750% 1.050%
8月 0.549% 0.700% 0.954%
※ソニー銀行の住宅ローン金利はこちらを参照

 ソニー銀行は2019年9月20日現在、ほかの銀行に先駆けて2019年10月分の金利を発表している。

「変動金利」は、先月と変わらず、0.507%。
「10年固定金利」も、先月と変わらず、0.930%。
「20年超固定金利」は、先月から0.103ポイント上げて、1.390%となった。

 「変動金利」は0.507%と、2016年8月以降、ソニー銀行にとって最も低い金利となっており、変動金利での顧客獲得を狙っている様子がうかがえる。

 20年超の固定金利については、市場金利(長期金利)のマイナスという環境を受けて、2019年4月から9月まで6カ月連続で引き下げていたが、市場金利の反転を受けて10月では引き上げに転じた。

【関連記事はこちら】[ソニー銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界トップクラスの低金利や安い諸経費が人気!

楽天銀行は5年、10年固定金利を引き上げ

 では次に、楽天銀行の住宅ローン金利を見てみよう。変動金利、5年固定、10年固定の推移を取り上げる。

 楽天銀行の住宅ローン金利推移(借り換え)
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2019年10月 0.527% 0.808% 0.938%
9月 0.527% 0.754% 0.879%
8月 0.527% 0.814% 0.947%
7月 0.527% 0.785% 0.939%
6月 0.527% 0.850% 1.014%
5月 0.527% 0.848% 1.020%
4月 0.527% 0.848% 1.043%
3月 0.527% 0.863% 1.048%
2月 0.527% 0.903% 1.092%
1月 0.527% 0.920% 1.112%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2018年12月 0.527% 0.970% 1.197%
11月 0.527% 1.012% 1.244%
10月 0.527% 0.992% 1.204%
9月 0.527% 0.982% 1.198%
8月 0.527% 0.947% 1.120%
7月 0.527% 0.965% 1.152%
6月 0.527% 0.957% 1.139%
5月 0.527% 0.925% 1.097%
4月 0.527% 0.934% 1.120%
3月 0.527% 0.954% 1.144%
2月 0.527% 0.944% 1.143%
1月 0.517% 0.918% 1.098%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2017年12月 0.517% 0.918% 1.087%
11月 0.517% 0.932% 1.099%
10月 0.507% 0.915% 1.081%
9月 0.507% 0.918% 1.077%
8月 0.507% 0.928% 1.112%
7月 0.507% 0.902% 1.091%
6月 0.507% 0.902% 1.091%
5月 0.507% 0.874% 1.044%
4月 0.507% 0.949% 1.145%
3月 0.507% 0.944% 1.123%
2月 0.507% 0.893% 1.050%
1月 0.507% 0.927% 1.095%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2016年12月 0.507% 0.822% 0.932%
11月 0.507% 0.789% 0.929%
10月 0.510% 0.799% 0.984%
9月 0.510% 0.807% 0.918%
8月 0.510% 0.723% 0.820%
※楽天銀行の住宅ローン金利はこちらを参照

 楽天銀行も、ほかの銀行に先駆けて2019年10月分の金利を発表しているので、確認しておこう。

「変動金利」は、先月と変わらず、0.527%。
「5年固定金利」は、先月から0.054ポイント引き上げて、0.808%。
「10年固定金利」は、先月から0.059ポイント引き上げて、0.938%となった。

 先月金利を引き下げた5年固定は、今月には引き上げた。しかし、現在の金利水準は低金利であることに変わりはない。

 10年固定の金利も、先月は引き下げたものの、今月は若干引き上げている。しかし、去年や一昨年と比較すると低金利状態が続いているといえる。

【関連記事はこちら】[楽天銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界最低水準の金利と安い諸費用がお得!

フラット35は金利は横ばい

 では、全期間固定の「フラット35」の金利見通しはどうなるのか。実は、機関投資家に販売している「支援機構債券」(原価)の金利に、「上乗せ金利」(コスト)を足せば、翌月の金利が予測できる。以下の表を見てほしい。

 「フラット35」の住宅ローン金利推移
年月 支援機構債券
(原価にあたる、前月)
上乗せ金利
(コスト)
フラット35金利
(頭金10%超、団信あり)
2019年10月 0.150% (予想)
+0.960%
(予想、団信込)
1.110%
9月 0.150% +0.960%

1.110%

8月 0.210% +0.960%

1.170%

7月 0.210% +0.970%

1.180%

6月 0.310% +0.960% 1.270%
5月 0.330% +0.960% 1.290%
4月 0.310% +0.960% 1.270%
3月 0.320% +0.950% 1.270%
2月 0.360% +0.950% 1.310%
1月 0.380% +0.950% 1.330%
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2018年12月 0.460% +0.950% 1.410%
11月 0.500% +0.940% 1.450%
10月 0.470% +0.940% 1.410%
9月 0.440% +0.950% 1.390%
8月 0.390% +0.950% 1.340%
7月 0.390% +0.950% 1.340%
6月 0.420% +0.950% 1.370%
5月 0.400% +0.950% 1.350%
4月 0.400% +0.950% 1.350%
3月 0.420% +0.940% 1.360%
2月 0.460% +0.940% 1.400%
1月 0.420% +0.940% 1.360%
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2017年12月 0.400% +0.940% 1.340%
11月 0.430% +0.940% 1.370%
10月 0.420% +0.940% 1.360%
9月 0.420% +0.660%(団信なし) 1.080%(+団信0.358%)
8月 0.460% +0.660%(団信なし) 1.120%(+団信0.358%)
7月 0.440% +0.650%(団信なし) 1.090%(+団信0.358%)
6月 0.430% +0.660%(団信なし) 1.090%(+団信0.358%)
5月 0.400% +0.660%(団信なし) 1.060%(+団信0.358%)
4月 0.460% +0.660%(団信なし) 1.120%(+団信0.358%)
3月 0.470% +0.650%(団信なし) 1.120%(+団信0.358%)
2月 0.460% +0.640%(団信なし) 1.100%(+団信0.358%)
1月 0.480% +0.640%(団信なし) 1.120%(+団信0.358%)
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2016年12月 0.410% +0.690%(団信なし) 1.100%(+団信0.358%)
11月 0.340% +0.690%(団信なし) 1.030%(+団信0.358%)
10月 0.370% +0.690%(団信なし) 1.060%(+団信0.358%)
9月 0.330% +0.690%(団信なし) 1.020%(+団信0.358%)
8月 0.190% +0.710%(団信なし) 0.900%(+団信0.358%)
※借入期間21〜35年、頭金10%以上の金利。フラット35の住宅ローン金利はこちらを参照。2017年10月以降の上乗せ金利には、団信保証料(0.28%)を入れている。それ以前3フラット35の団信は年払い方式で、金利に換算すると約0.358%となる

 住宅金融支援機構が2019年9月20日に発表した、「第149回貸付債権担保住宅金融支援機構債券」の金利を見ると、先月と変わらず0.150%であった。

 上乗せ金利(コスト)は、最近の水準では0.94%~0.97%程度のプラスに落ち着いている。

 以上を踏まえ、2019年10月のフラット35金利(借入期間21〜35年、頭金10%以上、団信あり)は、「1.110%」と予想する。4カ月連続で過去最低金利を更新することになるだろう。

 フラット35に関しては、2016年8月が0.9%だったが、これは団体信用生命保険が含まれておらず、当時の団体信用生命保険料にあたる金利0.358%を加算すると、当時の本当の金利は1.258%となる。2019年7月以降、これよりも金利が低くなっており、4カ月連続で過去最低の金利になりそうだ。過去に例のない低金利だけに、このチャンスを逃す手はない。

【関連記事はこちら】
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2018年末から長期金利が下落

 以上のことから、2019年10月の住宅ローン金利は、

・変動金利は横ばい
・固定金利は横ばい~引き上げ

という動きになりそうだ。

 長期金利は、2018年12月から大きく下落している。2019年6月にマイナス1%の壁を割り込んでから、今現在も復調していない。約3年ぶりの超低金利状態は来月も続くと思われる。

 日銀は、世界経済の下振れを意識して、これまでの金融緩和策の維持を決定した。海外経済は減速の動きが続いているため、日本の長期国債の金利が上がる見通しはまだ先のようだ。

 住宅ローンの借り換えを狙っている人は、今回の低金利のタイミングを逃さずに、借り換えてもいいだろう。

【関連記事はこちら】
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2019年の住宅ローン金利動向はどうなる?
⇒ 過去の金利予想(2018年7-12月の金利予想)はこちら 

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2019年9月の住宅ローン金利予想

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※借入金額2500万円、借り入れ期間30年
順位 銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)

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0.543%
0.415%
0円
借入額×2.16%
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2位 新生銀行 <変動金利半年型タイプ・変動フォーカス(新規借入)>
0.578% 0.45% 0円 借入額×2.16%
【新生銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
2019年7月の商品改訂に伴い、金利を大きく引き下げた。「変動フォーカス」は他の商品と違って、手数料は借入金額×2.16%と高めだが、金利が低いため、競争力がある。過去に繰り上げ返済で期間短縮した場合、入院時などにその期間だけ元本返済を止められるサービスもある。
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3位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン(新規借入)>
0.585%
全疾病+がん50%
0.457% 0円 借入額×2.16%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯
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3位 ◆住信SBIネット銀行 <通期引下げプラン(新規借入、ネット専用)>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、表面金利の低さではトップクラス。借り換えを重視しており、変動金利(通気引き下げプラン)は、新規借入よりも金利を低く設定している。また、通常の団信に加えて、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯しているので、魅力的だ。女性には、がんと診断されると30万円が支給される保障も無料で付けている。
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3位 ◆ソニー銀行 <変動セレクト住宅ローン(新規借入、頭金10%以上)>
0.585% 0.457% 0円 借入額×2.16%
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外貨預金などで有名なソニーグループの銀行。「変動セレクトローン」は変動金利向けの商品で、手数料は借入額の2.16%かかるものの、表面金利が低いので、実質金利でも競争力がある。新規借入で頭金が10%以上あれば、借り換えよりも低い金利が適用される。
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3位
◆au住宅ローン <全期間引下げプラン>
0.585%
全疾病+がん50%
0.457%
0円
借入額×2.16%
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3位 ◆SBIマネープラザ <ミスター住宅ローンREAL・通期引下げプラン(新規借入)>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【SBIマネープラザの住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ。「MR.住宅ローンREAL」は住信SBIネット銀行の商品で、銀行代理店業者として販売する。変動金利は低金利で競争力があり、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯する。SBIマネープラザの支店で相談する、対面用の商品。
【関連記事】[SBIマネープラザの住宅ローンの金利・手数料は?]窓口相談でも、ネット銀行並みの低金利を実現!さらに全疾病保障が無料という充実の保障体制
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※実質金利は、借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。固定期間終了後は変動金利を選択(現在の水準が継続と仮定)。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要18銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の協力で作成。事務手数料、保証料などは、2019年9月30日までの借入は消費税8%、2019年10月1日以降の借入は消費税10%とする。ARUHI ダイレクト(Web事前審査/Web本申込) Web割引については、2019年9月30日までにWeb事前審査を申し込みした顧客をもって本割引は終了し、事務手数料率:1.08%→2.20%(税込)に変更となる。上記期限までにWeb事前審査をお申し込みした場合であっても、Web事前審査申し込み日からWeb本申し込み日(書類がアルヒに到着した日)が6カ月を超える場合は、本割引の対象外となる。借り換えの際に利用できる「ARUHI ダイレクト(Web借換申込/Web本申込) Web割引」は継続する。

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