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2019年7月19日公開(2019年7月19日更新)
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2019年8月の住宅ローン金利動向を予想!
変動金利、10年固定、フラット35など、
人気商品の来月の金利は上がる?下がる?

7月も終盤に差し掛かっているので、2019年8月の住宅ローン金利の動向を予想してみよう。すでにソニー銀行と楽天銀行が7月分の金利を発表しており、変動金利は横ばいだが、固定金利は各社によって対応が異なった。長期金利が0.1ポイントほど下落しているが、先月ほどの大きなインパクトはなく、フラット35も横ばいの金利を維持。だが、全体的には史上最低水準の金利が続くことが予想される。

 まず、2018年7月の金利動向のおさらいをしておこう。

 「変動金利(借り換え)」は、調査した15銀行・金融機関のうち、金利を引き下げたのが1行、引き上げたのが1行だった。金利水準は、今も史上最低レベルを継続している。

 「10年固定金利(借り換え)」は、調査している14銀行のうち、金利を引き下げたのが12行と、ほとんどの銀行が金利を引き下げた。

 「35年固定金利(借り換え)」は、調査した銀行6行中、5行が金利を引き下げた。フラット35は0.09ポイント金利を引き下げ、1.18%だった。

 市場金利(10年国債金利)については、6月初旬にマイナス0.1%を切って以降、じわじわと下落を続け、一時はマイナス0.17%まで落ち込んだ。7月19日現在の金利はマイナス0.14%となっており、2019年1月から続いているマイナス金利に、回復の兆しは見えない状況だ。

 世界的な景気の後退が懸念される中で、欧州主要国が長期金利を軒並み下げてきている。安全資産といわれる日本国債の金利にも低下圧力がかかり、先月に引き続き今月も、2016年8月以来の低金利で推移した。過去2番目となる低金利水準が続く、このチャンスを逃す手はない。

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ソニー銀行は、20年超の固定金利を引き下げ

 まずは、すでに発表されているソニー銀行の金利を見てみよう。以下は主な金利の推移だ。

 ソニー銀行の住宅ローン金利推移(借り換え)
年月 変動金利
(変動セレクト)
10年固定
(住宅ローン)
20年超
(住宅ローン)
2019年8月 0.507% 0.930%

1.415%

7月 0.507% 0.930% 1.430%
6月 0.507% 0.940% 1.434%
5月 0.507% 0.940% 1.442%
4月 0.507% 0.940% 1.463%
3月 0.507% 0.940% 1.526%
2月 0.507% 0.940% 1.514%
1月 0.507% 0.980% 1.698%
年月 変動金利 10年固定 20年超
2018年12月 0.507% 1.030% 1.698%
11月 0.507% 1.030% 1.737%
10月 0.507% 1.010% 1.694%
9月 0.507% 1.020% 1.651%
8月 0.507% 0.916% 1.508%
7月 0.507% 0.940% 1.508%
6月 0.507% 0.947% 1.503%
5月 0.507% 0.919% 1.436%
4月 0.507% 0.934% 1.470%
3月 0.507% 0.961% 1.479%
2月 0.507% 0.944% 1.518%
1月 0.529% 0.914% 1.481%
年月 変動金利 10年固定 20年超

2017年12月

0.529% 0.912% 1.485%
11月 0.549% 0.928% 1.513%
10月 0.549% 0.889% 1.458%
9月 0.549% 0.913% 1.478%
8月 0.549% 0.956% 1.513%
7月 0.549% 0.907% 1.430%
6月 0.549% 0.911% 1.486%
5月 0.549% 0.884% 1.420%
4月 0.549% 0.856% 1.485%
3月 0.549% 0.865% 1.507%
2月 0.549% 0.787% 1.404%
1月 0.549% 0.848% 1.462%
年月 変動金利 10年固定 20年超
2016年12月 0.549% 0.742% 1.231%
11月 0.549% 0.742% 1.154%
10月 0.549% 0.772% 1.201%
9月 0.549% 0.750% 1.050%
8月 0.549% 0.700% 0.954%
※ソニー銀行の住宅ローン金利はこちらを参照

 ソニー銀行は2019年7月19日現在、ほかの銀行に先駆けて2019年8月分の金利を発表している。

「変動金利」は、先月と変わらず、0.507%。
「10年固定金利」も、先月と変わらず、0.930%。
「20年超固定金利」は、先月から0.015ポイント下げて、1.415%となった。

 「変動金利」は0.507%と、2016年8月以降、ソニー銀行にとって最も低い金利となっており、変動金利での顧客獲得を狙っている様子がうかがえる。

 20年超の固定金利については、市場金利(長期金利)のマイナスという環境を受けて、先月に引き続き、2ヵ月連続で引き下げた。

【関連記事はこちら】[ソニー銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界トップクラスの低金利や安い諸経費が人気!

楽天銀行は5年、10年固定金利をやや引き上げ

 では次に、楽天銀行の住宅ローン金利を見てみよう。変動金利、5年固定、10年固定の推移を取り上げる。

 楽天銀行の住宅ローン金利推移(借り換え)
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2019年8月 0.527% 0.814% 0.947%
7月 0.527% 0.785% 0.939%
6月 0.527% 0.850% 1.014%
5月 0.527% 0.848% 1.020%
4月 0.527% 0.848% 1.043%
3月 0.527% 0.863% 1.048%
2月 0.527% 0.903% 1.092%
1月 0.527% 0.920% 1.112%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2018年12月 0.527% 0.970% 1.197%
11月 0.527% 1.012% 1.244%
10月 0.527% 0.992% 1.204%
9月 0.527% 0.982% 1.198%
8月 0.527% 0.947% 1.120%
7月 0.527% 0.965% 1.152%
6月 0.527% 0.957% 1.139%
5月 0.527% 0.925% 1.097%
4月 0.527% 0.934% 1.120%
3月 0.527% 0.954% 1.144%
2月 0.527% 0.944% 1.143%
1月 0.517% 0.918% 1.098%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2017年12月 0.517% 0.918% 1.087%
11月 0.517% 0.932% 1.099%
10月 0.507% 0.915% 1.081%
9月 0.507% 0.918% 1.077%
8月 0.507% 0.928% 1.112%
7月 0.507% 0.902% 1.091%
6月 0.507% 0.902% 1.091%
5月 0.507% 0.874% 1.044%
4月 0.507% 0.949% 1.145%
3月 0.507% 0.944% 1.123%
2月 0.507% 0.893% 1.050%
1月 0.507% 0.927% 1.095%
年月 変動金利 5年固定 10年固定
2016年12月 0.507% 0.822% 0.932%
11月 0.507% 0.789% 0.929%
10月 0.510% 0.799% 0.984%
9月 0.510% 0.807% 0.918%
8月 0.510% 0.723% 0.820%
※楽天銀行の住宅ローン金利はこちらを参照

 楽天銀行も、ほかの銀行に先駆けて2019年8月分の金利を発表しているので、確認しておこう。

「変動金利」は、先月と変わらず、0.527%。
「5年固定金利」は、先月から0.029ポイント引き上げて、0.814%。
「10年固定金利」は、先月から0.008ポイント引き上げて、0.947%となった。

 先月金利を引き下げた5年固定は、今月になって若干引き上げた。しかし、6月以前の金利と比べると、低金利なのには間違いない。 

 10年固定は、8カ月連続となる引き下げを止め、今月は0.008ポイント引き上げている。

【関連記事はこちら】[楽天銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界最低水準の金利と安い諸費用がお得!

フラット35は金利は横ばい

 では、全期間固定の「フラット35」の金利見通しはどうなるのか。実は、機関投資家に販売している「支援機構債券」(原価)の金利に、「上乗せ金利」(コスト)を足せば、翌月の金利が予測できる。以下の表を見てほしい。

 「フラット35」の住宅ローン金利推移
年月 支援機構債券
(原価にあたる、前月)
上乗せ金利
(コスト)
フラット35金利
(頭金10%超、団信あり)
2019年8月 0.210% (予想)
+0.970%
(予想、団信込)
1.180%
7月 0.210% +0.970%

1.180%

6月 0.310% +0.960% 1.270%
5月 0.330% +0.960% 1.290%
4月 0.310% +0.960% 1.270%
3月 0.320% +0.950% 1.270%
2月 0.360% +0.950% 1.310%
1月 0.380% +0.950% 1.330%
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2018年12月 0.460% +0.950% 1.410%
11月 0.500% +0.940% 1.450%
10月 0.470% +0.940% 1.410%
9月 0.440% +0.950% 1.390%
8月 0.390% +0.950% 1.340%
7月 0.390% +0.950% 1.340%
6月 0.420% +0.950% 1.370%
5月 0.400% +0.950% 1.350%
4月 0.400% +0.950% 1.350%
3月 0.420% +0.940% 1.360%
2月 0.460% +0.940% 1.400%
1月 0.420% +0.940% 1.360%
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2017年12月 0.400% +0.940% 1.340%
11月 0.430% +0.940% 1.370%
10月 0.420% +0.940% 1.360%
9月 0.420% +0.660%(団信なし) 1.080%(団信なし)
8月 0.460% +0.660%(団信なし) 1.120%(団信なし)
7月 0.440% +0.650%(団信なし) 1.090%(団信なし)
6月 0.430% +0.660%(団信なし) 1.090%(団信なし)
5月 0.400% +0.660%(団信なし) 1.060%(団信なし)
4月 0.460% +0.660%(団信なし) 1.120%(団信なし)
3月 0.470% +0.650%(団信なし) 1.120%(団信なし)
2月 0.460% +0.640%(団信なし) 1.100%(団信なし)
1月 0.480% +0.640%(団信なし) 1.120%(団信なし)
年月 支援機構債券 上乗せ金利 フラット35金利
2016年12月 0.410% +0.690%(団信なし) 1.100%(団信なし)
11月 0.340% +0.690%(団信なし) 1.030%(団信なし)
10月 0.370% +0.690%(団信なし) 1.060%(団信なし)
9月 0.330% +0.690%(団信なし) 1.020%(団信なし)
8月 0.190% +0.710%(団信なし) 0.900%(団信なし)
※借入期間21〜35年、頭金10%以上の金利。フラット35の住宅ローン金利はこちらを参照。2017年10月以降の上乗せ金利には、団信保証料(0.28%)を入れている

 住宅金融支援機構が2019年7月19日に発表した、「第147回貸付債権担保住宅金融支援機構債券」の金利を見ると、先月に引き続き0.210%となった。

 上乗せ金利(コスト)は、最近の水準では0.94%~0.95%程度のプラスに落ち着いている。

 以上を踏まえ、2019年8月のフラット35金利(借入期間21〜35年、頭金10%以上、団信あり)は、先月に引き続き「1.180%」と予想する。

 過去最低金利だった2106年8月に続く低金利が続きそうだ。今後も金利がどう変化していくのか、しっかりチェックしておこう。

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2018年末から長期金利が下落

 以上のことから、2019年8月の住宅ローン金利は、

・変動金利は横ばい
・固定金利は横ばい(会社によって引き上げ、引き下げのどちらもある)

という動きになりそうだ。

 長期金利は、2018年12月から大きく下落している。2019年4月上旬から5月にかけて、マイナス0.1%の壁を超えずにいたが、6月に入って加速度的に金利が低下し、あっという間にマイナス0.14%までになった。約3年ぶりの超低金利状態といえる。

 ただし、今後も金利が下がり続けることは考えにくいだろう。日銀は、10年国債金利について0.2%までの金利上昇を認めるなど、徐々に金利を上げていきたいという思惑がある。

 住宅ローンの借り換えを狙っている人は、今回の低金利のタイミングを逃さずに、借り換えてもいいだろう。

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2019年の住宅ローン金利動向はどうなる?
⇒ 過去の金利予想(2018年7-12月の金利予想)はこちら 

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2019年7月の住宅ローン金利予想

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