洗面所リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!

洗面所リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!
2022年10月10日公開(2022年11月18日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

洗面所のリフォームを検討しているなら、まずは「価格・費用相場」や「一般的な工期」について確認することが大切だ。また、洗面所リフォームで注意すべきポイントや、失敗しない業者の選び方について解説する。

洗面所リフォームの費用相場と工事期間

 洗面所リフォームの費用相場と工事期間は、以下の通り。

リフォーム内容 費用(目安) 工期(目安)
洗面化粧台(シンプルタイプ) 7万〜35万円程度
洗面化粧台(スタンダードタイプ) 20万〜60万円程度
洗面化粧台(ハイグレードタイプ) 50万〜100万円超
洗面化粧台交換工事 3万〜5万円程度 1日
壁紙の張り替え(ビニル壁紙 量産品) 約1,000円〜/㎡ 1日
クッションフロア張り替え 約3,500円〜/㎡ 1日
洗濯機パン設置 1.5万〜3万円程度/台 1日

洗面所リフォームの種類

 洗面所は家の中では比較的小さなスペースだが、毎日利用する場所のため、使いやすさや快適さは生活の質に大きく影響する。ここでは、洗面所リフォームの種類を紹介する。

洗面化粧台

洗面化粧台にもさまざまなタイプがある(出典:PIXTA)
洗面化粧台にもさまざまなタイプがある(出典:PIXTA)

 洗面化粧台の耐用年数は15〜20年だが、それ以前でも各部位の劣化や破損があったり、生活スタイルに合わず不便に感じたりするようになったら交換を検討したい。

 収納したいものや、化粧や洗濯のつけ置き洗いをするかどうか、洗面ボウルの高さなどが、家族に合ったものを選ぶために意識したいポイントだ。

 洗面化粧台のタイプとしては、水栓金具や洗面ボウル、鏡、収納が一体となった据え置き型のユニットタイプ、各パーツを複数の選択肢から選べるシステムタイプ、オリジナルで造作するタイプと、大きく分けて3つがある。

鏡の交換

ミラーの裏に収納多数「スタイリッシュ3面鏡」(出典:タカラスタンダード)
ミラーの裏に収納多数「スタイリッシュ3面鏡」(出典:タカラスタンダード

 洗面所で化粧や身支度をする人がいる場合は、鏡の大きさや質に対して不満が出ることがあるだろう。

 洗面化粧台に付いている鏡はそれ以上大きくできないため、鏡を大きくしたい場合は洗面化粧台自体を取り替える必要がある。

 ほかには、洗面台の鏡とは別に姿見などの大きな鏡を取り付ける方法もある。

壁紙(クロス)の張り替え

フィルム汚れ防止機能のあるヘリボーン壁紙「RE53690」 (出典:サンゲツ)
フィルム汚れ防止機能のあるヘリボーン壁紙「RE53690」 (出典:サンゲツ

 洗面所の壁は、湿気やカビのために家の他の場所より劣化しやすい。

 洗面化粧台を交換する際に、合わせて壁紙を張り替えるとよいだろう。湿気に強いタイプの壁紙を選ぶのがおすすめだ。

【関連記事】>>壁紙(クロス)貼り替えリフォームの費用相場、工期の目安は? 

床材の張り替え

洗面所の床は機能性重視で選択(出典:PIXTA)
洗面所の床は機能性重視で選択(出典:PIXTA)

 壁紙と同様、洗面化粧台交換のタイミングに合わせて張り替えるとよい。その際は、湿気やカビなどで床の下地が傷んでいないかもチェックしてもらうとよいだろう。

 床材は、ビニール製で水や汚れに強く、費用も安いクッションフロアがおすすめだ。

洗面所リフォーム工事費用を予算内に抑えるためのポイント

 実際の洗面所リフォーム費用は、洗面所の現状や広さ、施工箇所の多さによって大きく変わってくる。工事費用を予算内に抑えるポイントを説明していこう。

材料・設備のグレードを検討する

 例えば洗面化粧台ひとつとっても、どの製品を選ぶかで費用は大きく違ってくる。洗面所関連製品はどれも豊富なバリエーションがあるので、予算に合ったグレードの商品を選びたい。

予備費も予算に入れておく

 リフォームの見積もりはしっかりと現場調査を行った上で出されるが、実際に工事が始まってから問題が見つかり、追加工事が発生する場合も実は多い。最初に「これくらい」と考えた予算に1〜2割の予備費を含めた金額を最終的な予算としてみておけば、思わぬ予算オーバーに慌てずに済む。

DIYでリフォームを行う

 リフォーム費用で大きなウエートを占めるのは人件費だ。鏡を取り替えたり、壁や床を張り替えるなど、洗面所リフォームには自分でできるものもある。予算に余裕がない場合は検討してみるとよいだろう。

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洗面所リフォームの検討から施工完了までの流れ

 納得のいく洗面所リフォームを行うためには、リフォームの流れとやるべきことについて知っておくことが大切だ。リフォームの検討から施工完了までの流れを説明していく。

1)洗面所の「こうしたい」を具体化・情報収集

 まずは、現在の住まいの洗面所において不満を感じている点、こうしたいという希望を家族で出し合おう。その上で、それらの不安や希望に対して具体的にリフォームで何ができるのかを書籍や雑誌、Webなどで調べ、リフォーム内容を決めていく。

2)予算を決める

 次に、リフォームにかける予算を決めよう。希望するリフォーム内容の費用相場を把握し、手元の余裕資金で賄うか、ローンを使うかなど資金調達の方法を検討する。ローンを利用する場合は、金利や月々の返済額、返済期間を考慮し、無理のない計画を立てるようにしたい。

3)リフォーム業者を探す

 リフォーム内容と予算を決めたら、依頼するリフォーム業者を探そう。ここで重要なのは、複数のリフォーム業者に同じ内容で概算見積もりを依頼すること。一社一社調べて連絡する方法もあるが、リフォーム業者比較サイトなどでのWeb一括見積もりサービスなら手間がかからず便利だ。

4)現場調査

 概算見積もりを出してもらったリフォーム業者からさらに候補を2、3社に絞り、現場調査を依頼しよう。現場調査により、希望するリフォームが可能かどうかを判断してもらい、正確な見積もりを出してもらうことができる。希望するリフォームのイメージ写真や要望リスト、家の図面があるとよりスムーズに話が進められるだろう。

5)詳細見積もりとプランの比較

 現場調査後1〜2週間ほどで、それぞれの会社からリフォームプランと見積もりが届く。各社を比較して、工事を依頼する会社を決めよう。提示されたプランと費用だけでなく、担当者の対応なども考慮して検討したい。

6)リフォーム業者と契約

 依頼する会社を決め、リフォームプランが確定したら、契約を結ぶことになる。契約書にある契約内容や図面、費用の支払い方法と時期、アフターフォローについては特によく確認しよう。

7)リフォーム工事開始

 契約を結んだら、いよいよ工事のスタートだ。工事の際は騒音や振動、工事車両の出入りなどで近所に迷惑をかける可能性がある。挨拶回りはリフォーム業者が行ってくれる場合もあるが、きちんと自分自身で着工前に近所への挨拶をしておこう。

8)施工完了・引き渡し

 工事が完了すると、引き渡し前にリフォーム業者による竣工検査が行われる。この際に業者任せにせず、自分の目でもしっかり確認しよう。問題がなければ工事完了確認書にサインをして、引き渡しとなる。万一、あとから不具合が見つかったときのために、保証やアフターフォローについても確認しておこう。

洗面所リフォームで注意するポイント

 洗面所リフォームは、よりよい住まいにするために時間もお金もかけて行うものだ。「こんなはずじゃなかった」「思った通りにならなかった」といった失敗を避けるために、洗面所リフォームの前に確認すべき4つのポイントについて説明する。

設置スペースのサイズを確認する

 取り付けたいと思っているボウルや鏡などが、現在の洗面所の設置スペースとサイズが合っているかどうかを確認しよう。特に、備え付けてあった設備とタイプが異なる設備を取り付けたい場合は注意が必要だ。

 大きめの洗面ボウルを設置したせいで、左右に物を置けるスペースがなくなってしまったり、水しぶきが飛び散りやすくなることもあるので、余白のスペースも加味して検討しよう。

給水・給湯管の位置や老朽化

 洗面台を取り替える場合には、給水管や給湯管の接続が必要だ。これらの位置が新しい設備に適しているかどうか確認しておこう。

 また、給水管や給湯管は一般的に20年〜30年が寿命だと言われている。もし、古い洗面所をリフォームする場合には、こうした配管工事も同時に行えないか検討しよう。リフォームの後に水漏れなどが発生すると、せっかく洗面所を新調したのに、もう一度、床や洗面台を取り外して工事をするはめになってしまう。

将来のことまで考えたプランになっているか

 住まいは築年数に応じてメンテナンスが必要となるため、住み続ける限りは1回のリフォームで終わることがない。住まいの長期的なメンテナンス計画や、子供の成長、親の介護など家族の変化も視野に入れた上で、今回のリフォームプランを考えよう。

 家族が高齢になった場合に備えて、洗面所と居室の段差をなるべく解消する、脱衣所に手すりを設置するといったことも検討した方がいいだろう。

予算を絞りすぎていないか

 現在は、Webで簡単にリフォームの相場や概算見積もりを知ることができるが、予算はあまり絞りすぎないようにしよう。工事を始めてから問題が見つかり、追加費用が発生する場合もある。ギリギリの予算で工事を依頼すると、追加工事に対応しきれず予定通りの仕上がりにならなかったり、大幅な予算オーバーとなってしまったりする。予算には、ある程度余裕を持たせておくことが大切だ。

失敗しない洗面所リフォーム業者の選び方

 洗面所リフォームの成否のカギを握るのが、リフォーム業者選びだ。しかし、数多くの会社の中から、どのように選んだらよいのか迷う人も多いだろう。ここでは、リフォーム業者選びに失敗しないために押さえておきたいポイントを説明する。

施工実績

 リフォーム業者には、それぞれ得意分野がある。まずは、自分たちが希望するリフォームと同じ分野での実績があるかどうかを確認しよう。施工実績は、リフォーム業者のWebサイトやパンフレット、リフォーム業者比較サイトなどで見ることが可能だ。

コミュニケーション力と提案力

 現在の洗面所の悩みや解決したいこと、要望を丁寧にくみ取るコミュニケーション力や、ヒアリングにもとづいて最適なプランを提示する提案力も重要だ。複数のリフォーム業者に現場調査・見積もり依頼をするとその違いがよく見えてくるだろう。担当者との相性や、話しやすさもチェックしておこう。

自宅からの近さ

 リフォーム業者とは、打ち合わせから実際の工事、竣工後のアフターフォローまで含めれば、それなりに長い間お付き合いをすることになる。なるべく自宅に近いエリアにある会社の方が、すぐに対応してもらえる安心感があり、心強い。

口コミなどの評判

 大手や施工実績が豊富な会社でも、施主からの評価が高いとは限らない。Googleやリフォーム業者比較サイトなどの口コミも参考にするとよいだろう。

保証とアフターサービス

 リフォーム完了後に不具合が出た場合などは、保証やアフターサービスが重要となる。契約前にその点もよく確認したい。リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している会社なら、工事中や工事完了後に第三者からの検査を受けることができ、工事完了後に欠陥が見つかった場合に無償で対応してもらうことができる。

見積もりは複数社から取る

 見積もりは複数社から取るようにしよう(相見積もり)。複数のリフォーム業者を比較することによって、費用の相場や、各社の対応や提案内容の違いが見えてくる。打ち合わせにはそれぞれ時間も手間もかかるため、具体的には3〜5社程度が適当だろう。

 また、相見積もりの際は、各社に同じ条件で見積もりを出してもらうことが重要だ。リフォーム業者ごとに異なった要望や条件を伝えてしまうと、比較する意味がなくなってしまう。リフォーム内容や予算などの条件をはっきりさせた上で、見積もりを依頼しよう。

 なお、「一括見積もりサイト」などを活用すると、簡単に複数の業者から見積もりを取れるので便利だ。希望するリフォームの内容や物件情報などを一度入力するだけで良いので、複数の業者に何度も問い合わせる手間が省けるのがメリットとなる。

見積もり依頼でやってはいけないこと

  • ・他社の見積もりを見せて「これより下げてほしい」と迫る
  • ・条件や内容を変えて何度も見積もりを出させる
  • ・断りの連絡を入れない

 上記のような対応はNGだ。リフォーム業者はそれぞれ現場調査をして、プランを考えて見積もりを作成し、提案してくれている。その時間や労力を考慮し、余計な負担をかけない・失礼のない対応を心がけたい。

リフォーム業者は、安さだけで選ばない

 ただし、費用だけで業者を選ぶのはおすすめできない。安くても対応が悪かったり、工事が雑だったりすると満足いく庭リフォームにはならないためだ。

 多少、他社より費用が高くても、見積もりを依頼したときの対応の良さや、担当者との相性などを優先しよう。

 以上のようなポイントに注意して、一括見積もりサイトなどを活用しながら、洗面所リフォーム業者を選ぶとよいだろう。

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