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太陽光発電・ソーラーパネル設置の費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!

太陽光発電・ソーラーパネル設置の費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!
2022年10月10日公開(2023年10月17日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

太陽光発電・ソーラーパネル設置リフォームを検討しているなら、まずは「ソーラーパネル設置工事の費用相場」について確認することが大切だ。また、工事の進め方や、太陽光発電リフォームのメリット・デメリットについて解説する。

太陽光発電・ソーラーパネル設置リフォームの費用相場と工事期間

 太陽光発電システムは、太陽光を電力に変えて利用する仕組みのことを言う。一般的に「ソーラーパネル」と呼ばれることもあるが、ソーラーパネルは「発電を行う機器」で、太陽光発電システムに必要な設備の一部である。ソーラーパネルで発電した電気を、家庭で使用したり電力会社に売るためには、さまざまな機器を接続する必要がある。

 太陽光発電システムの設置に必要な機器や設備は、以下のものだ。

・太陽光(ソーラー)パネル:太陽光で発電する機器
・パワーコンディショナー:太陽光発電の直流電力を交流電力に変換し、安定させる機器
・蓄電池:電力をためておき、必要な時に電気機器に送る機器
・架台:屋根の上にソーラーパネルを設置する土台の部分
・足場:屋根の上にパネルを設置する際に使用する、作業用足場

 それでは、各機器を設置するのにかかる費用と工期を確認していこう。

リフォーム内容 費用(目安) 工期(目安)
ソーラーパネル 約90万円〜 2日以上
パワーコンディショナー 約20万円〜
架台 約10万円〜
蓄電池 約70万円〜
設置工事費・足場 約20万円〜
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提携業者数 約800社 約1200社 約1500社 約460社 約1000社 約500社 約300社 約980社 約1000社 約1500社 約10,000社 約2000社
紹介会社数 3〜4社 最大8社 最大5社 3〜8社 最大3社 3〜4社 2社〜 最大5社 複数社 最大9社 最大8社
電話連絡 あり なし あり あり あり あり あり なし あり なし なし なし
相談窓口 あり なし あり あり あり あり あり なし あり あり あり あり
独自保証制度 完成あんしん保証(無料) 工事完成保証(無料) リショップナビ安心保証(無料) なし なし なし なし なし なし なし なし なし
業者の口コミ あり あり あり なし なし なし なし あり あり あり あり あり
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太陽光発電システムは、売電で本当に元が取れるのか?

 よく言われるのが「太陽光発電を導入すると数年で元が取れる」という話だ。実際にはどうだろうか? と考える人も多いだろう。

 太陽光発電で作られた電気は、基本的には自宅で消費し、余った電気は電力会社に売ることができる。この制度を賢く活用すれば、たとえ太陽光発電システムの設置に100万〜150万円の初期費用がかかったとしても、10年ほどで元を取れる可能性がある。

 電気の買取価格は年々下降しているが、「FIT」と呼ばれる「固定価格買取制度」を活用すれば、太陽光発電の利用開始から10年間、利用開始時の値段のままで電力を買い取りつづけてもらえる。

太陽光発電リフォームでの収益を試算!

発電した電気を売ると、どれだけ利益が出るのか?(出典:PIXTA)
発電した電気を売ると、どれだけ利益が出るのか?(出典:PIXTA)

 では、このFITを活用すると、太陽光発電リフォームでどの程度の収益が生まれるのか計算してみよう。

 2022年現在の電力の買取価格は「1kw=19円」。太陽光パネルは日あたりのよい環境だと1kWあたり年間約1000〜1200kW発電する。

 経済産業省によるデータの平均によると、住宅の太陽光発電で生み出される電気の約30%は自家消費され、残りの約70%が電力会社に買い取られる

 これらの情報を元に、ソーラーパネルの発電能力を5kW、1kwあたりの年間発電量を1200kwと仮定して概算してみると、FITを利用する場合、運転開始から10年間の収益は下記のようになる。

内容 計算式  
年間総発電量 1200kW×5kW =6000kw
電力会社が買い取る電力 6000kW×0.7(70%) =4200kW
太陽光発電が生み出す収益 4200kW ×19円 =79800円

 さらに、太陽光発電で月々の電気代が約6千円節約できると仮定すると、年間では約7.2万円の節約になる。FITによる収益分と節約分を合計すれば、家計にとって年間約15万円のプラスが10年間続くことになる。

 この試算通りに太陽光システムが発電してくれれば、初期投資150万円で設置した5kwの太陽光発電システムは、約10年で元がとれる計算だ。FIT終了後にも改めて契約すれば電気はその後も電力会社に買い取ってもらえるので、11年目以降、トータルの収支はプラスになっていくと期待できる。

太陽光発電設置リフォームのメリット・デメリット

 90万〜150万円の初期費用をかけてでも太陽光発電を導入すべきかどうか、人によってはこの判断はかなり難しく感じられるかもしれない。賢い判断のために、下記のような太陽光発電のメリット・デメリットを理解しておきたい。

太陽光発電設置リフォームのメリット

 ここまで説明してきた光熱費の節約、買取契約による収益というメリット以外に、太陽光発電システムの設置には下記のようなメリットもある。

非常時にも電気を使用できる

 太陽光発電システムがあれば停電時にも電力を使えるようになる。自然災害は今後も増加・深刻化していくことが予測されている。災害発生時には停電も発生する可能性が高いが、太陽光発電システムがあればいざという時にも安心だ。

 ただし、夜間も含め24時間太陽光システムの電力を自宅で使用できるようにするためには、蓄電池(約70万円〜)も設置しておかなければならない。

環境保護に貢献できる

 日本の各家庭で排出している二酸化炭素量は約4トン。そのうち半分の約2トンは発電による排出であるというデータがある。日本の電力の約70%は火力発電で賄われているので、電気を作るのに大量の二酸化炭素が排出されているのだ。

 家庭用の太陽光パネルは、発電時にも二酸化炭素を排出しない。このような個人レベルの貢献など微々たるものに思えるかもしれないが、各家庭へ太陽光発電がさらに普及していけば、かなりの二酸化炭素削減を期待できる。

太陽光発電設置リフォームのデメリット

 一方、太陽光発電システムのデメリットについても考えておきたい。

FIT(当初10年間)後の収益は大きく下がる可能性が高い

 FITが買取価格を保証する10年の期間が終わってもまた、余った電力を買い取ってもらうために電力会社と契約を結ぶことは可能だ。ただし、11年目以降の買取価格は毎年変動することになる。

 さらに、電気の買取価格は毎年安くなる傾向にあるので、FITが終了する10年後以降の買取価格は、FITで保証されていた価格よりも大幅に下がると考えておいた方がいいだろう。

 そのように、FITが終了した後にどうすべきかについては「卒FIT」という言葉で語られることがある。現在のところ、買取価格が一定以上安ければ買取契約を更新せず、そのかわりに蓄電池を設置して太陽光発電を24時間利用できるようにする選択肢が人気のようだ。

昼間の消費電力も多いと収入が減る

 一般家庭の平均的な電力消費量は、夜間が多く日中は少なくなる。

 日中は日光が当たって太陽光パネルがたくさん発電するが、自分の家で消費する電力は少ないため、売るための発電をするには有利な時間帯だ。しかし、日中の消費電力が多いと、売れる電力量は減り、収益も減ってしまう

立地条件によっては効率が悪い

 屋根が北向きで日あたりが良くない場合、またはもともと日照時間の少ない地方である場合など、建物の立地条件によっては効率的な太陽光発電ができない。そのようなケースでは太陽光パネルを設置しても、初期費用の回収すら難しいケースもある。

 もちろん、電気代の節約にはなるし買い取りによる収益もある程度は確保できるが、発電量の綿密なシミュレーションを事前に行い、太陽光パネル設置工事費用に見合うメリットを生み出せるかどうかを十分に確認しておきたい。

 以上のようなポイントに注意して、一括見積もりサイトなどを活用しながら、太陽光発電・ソーラーパネル設置のリフォーム業者を選ぶとよいだろう。

太陽光発電設置リフォームの運転開始までの流れ

 太陽光発電システムの設置は以下の三者(補助金の申請を行うなら自治体を含めた四者)とのやり取りを行わなければならず、他のリフォーム工事よりやや複雑だ。

  • ・太陽光パネル販売店(施工業者)
  • ・経済産業省「省エネルギー庁」
  • ・電力会社
(売電)事業計画認定手続きの流れ(出典:資源エネルギー庁 手続きの流れ)
(売電)事業計画認定手続きの流れ(出典:資源エネルギー庁 手続きの流れ

 太陽光発電システムの設置・運転開始までは概ね下記のような流れで進められる。

ステップ ① 検討開始・収支シミュレーション

 まずは、太陽光パネルが設置できるかをパネル設置業者やメーカーなどに相談する。屋根の形状や、住宅の構造によっては、太陽光パネルが取り付けられない場合もあるからだ。

 太陽光パネルの設置が可能なのであれば、取り付け規模や、発電量、売電収入などを具体的にシミュレーションしてもらおう。

 また、太陽光発電システムの設置では、国や自治体から補助金や助成金が受け取れる場合があるが、利用要件についてもこのタイミングでよく調べておこう。

ステップ ② 複数の業者から見積もりを取り、施工業者を決定する

 収支シミュレーションを確認して納得できたら、施工業者を探そう。その際、1社だけではなく複数のリフォーム業者から見積もりを取ることがおすすめだ。すべてのリフォーム業者に同じ予算と希望する工事内容を伝えると、出された見積もりを比較しやすくなる。

 なお、一度に複数社に見積もり依頼ができる「一括見積もりサイト」を利用するのもおすすめだ。見積もり書の内容はよく確認し、疑問点や不明点は質問して解消することが大切だ。 

ステップ ③ 施工プランの決定・契約

 業者からの見積もりをもとに1社まで絞り込んだら、工事プランを確定し契約を結ぶ。

ステップ ④ 電力会社と接続契約を行う

 電力会社に10年間、固定価格で電気を買い取ってもらう「FIT制度(固定価格買取制度)」を利用するために、電力会社と接続契約を行う。

ステップ ⑤ 経済産業省「資源エネルギー庁」へ事業計画認定を申請

 「FIT制度」を利用するには、経済産業省の「資源エネルギー庁」へ事業契約認定の申請が必要になる。申請は電力会社との契約が前提になってはいるが、事業計画が認定されるまでに契約が完了していれば問題ない。

 申請には、さまざまな書類の提出や、電子申請であればID発行などの手続きがあるため、余裕を持って行うようにしよう。(参照:資源エネルギー庁「認定手続関係 新規認定申請

ステップ ⑥ 太陽光発電システムの設置工事、工事料金の支払い

 屋根に太陽光発電システムの設置工事を行う。ソーラーパネルだけでなく、パワーコンディショナーや蓄電池などの関連機器の取り付けや、電気配線の工事も同時に行う。

ステップ ⑦ 補助金の交付申請(補助金を利用する場合)

 補助金の交付申請は、工事終了後になるケースが多い。申請には工事後の写真などが必要になることもあるので、必要資料を確認し、不備なく用意しておこう。

ステップ ⑧ 補助金の受け取り(補助金を利用する場合)

 補助金は、工事料金を一旦自分で全額支払った後に受け取るケースが多い。申請が通って交付額が決まれば、このタイミングで受け取りとなる。

ステップ ⑨ 太陽光発電システムの運転を開始

 太陽光システムの設置工事や、電気会社との手続きが完了したら、家主の立ち会いのもと業者による確認作業が行われる。正常に作動していることが確認できたら、売電が開始となる。

ステップ ⑩ 保守点検の報告

 2017年にFIT法が改正されてからは、ほとんどの太陽光発電システムに関してメンテナンスが義務付けられている。定期点検を行わなければ、最悪の場合FIT認定取り消し(売電中止)となるので注意しよう。

 転開始から1カ月後と、その後は4年に1回ごとに太陽光システムのメンテナンス・保守点検を行おう。保守点検費用は、設置業社のサービスに含まれている場合もあるが、1回あたり3万円〜を目安と考えればいいだろう。

 以上が太陽光発電システムの設置から運転・運用までの流れだが、「申請〜承認」の手順を何度か含むため、この工程全体は2〜3カ月、もしくはそれ以上の時間がかかることもある。もし申請書類に不備があって書き直しが必要になれば、さらに数週間のタイムロスが起こることもありえる。

 国としては、太陽光発電システム単体で対象になる補助金制度は減額・廃止の流れがみられるが、自治体レベルでは今も太陽光発電のための補助金を用意しているケースもある。自分が住んでいる都道府県、または市町村のホームページなどを調べ、利用できる補助金制度は事前に確認しておこう。

太陽光発電リフォーム工事で注意する点

 太陽光発電システムは優れたシステムだが、正しく施工されなければ家屋に著しく悪影響を及ぼす恐れもある。大きな問題を避けるために、下記の点には注意しておきたい。

建物が太陽光パネルの重量に耐えられるか

太陽光パネルの重量には配慮(出典:PIXTA)
太陽光パネルの重量には配慮(出典:PIXTA)

 屋根の上に設置する太陽光パネルの総重量を200〜300kg程度と見積もっても、まず建物の耐震強度が低下するような問題は起こらないと考えてよいだろう。

 なぜなら、第一に法律は太陽光パネルの設置に際して耐震強度を計算するよう求めていない。もちろん、これは建物が現行の耐震基準をしっかりクリアしていることが大前提だ。

 第二に、大手の太陽光パネルメーカーは多くの場合「築〇〇年を超えている住宅には施工できない」などの施工基準を設けている。つまり、太陽光パネルの重さで建物の安全性が損なわれそうな物件は、メーカーの施工基準ではじかれるのだ。もちろん、施工業者は安全性のためのメーカー施工基準を順守していなければならない。

 ただし、家が古かったり、増改築を繰り返していたりする場合などで家屋の耐震強度に不安があるという場合は、太陽光パネルを設置する前に耐震強度の診断を行っておくのは賢明かもしれない。その場合、耐震強度の診断に10万〜20万円、耐震補強が必要になれば数十万〜100万円以上の費用がかかることも計算に入れる必要がある。

太陽光発電リフォームでは、補助金が利用できるケースも

 太陽光発電や蓄電池の設置には、補助金が利用できる場合も多い。都道府県や市区町村が行なっている省エネ関連の補助金・助成金制度や、国が行なっている「こどもエコすまい支援事業」などがその一例だ。

 利用するための条件はそれぞれ制度によって異なるので、まずは事前に確認して、受け取れる補助金をチェックしよう。

【関連記事】>>「こどもエコすまい支援事業」は最大100万円の補助金が受け取れる! リフォームの補助額や申請の流れなどを分かりやすく解説

信頼できる太陽光発電リフォーム業者の選び方

 太陽光発電・ソーラーパネル設置リフォームの成否のカギとなるのが、リフォーム業者選びだ。信頼できる施工業者を選ぶことは、その他のリフォーム工事を行う場合よりもさらに重要と言える。なぜなら、この工事には資産運用的な側面もあるからだ。

 しかし、数多くの会社の中から、どのように選んだらよいのか迷う人も多いだろう。ここでは、リフォーム業者選びに失敗しないために押さえておきたいポイントを説明する。

太陽光パネルリフォームの施工実績が豊富

 リフォーム業者には、それぞれ得意分野がある。まずは、自分たちが希望するリフォームと同じ分野での実績があるかどうかを確認しよう。

 家屋の屋根の形状・コンディションは多種多様だ。建物にマッチしたベストな太陽光発電プランを提案してほしいなら、太陽光パネルの施工実績が豊富であることが望ましい。施工実績は、リフォーム業者のWebサイトやパンフレット、リフォーム業者比較サイトなどで見ることが可能だ。

コミュニケーション力と提案力

 現在の庭の悩みや解決したいこと、要望を丁寧にくみ取るコミュニケーション力や、ヒアリングにもとづいて最適なプランを提示する提案力も重要だ。複数のリフォーム業者に現場調査・見積もり依頼をするとその違いがよく見えてくるだろう。担当者との相性や、話しやすさもチェックしておこう。

 たとえば、本当は屋根が北向きで日あたりが悪く十分な発電を見込めない、という場合も正直に説明してくれる業者が望ましい。太陽光発電システムは初期投資の元を取れないまま耐用年数を超えてしまうかもしれない、というリスクがあるからだ。

 また、太陽光パネル選びにおいては、有名メーカーの人気があるモデルがベストな選択とは限らない。信頼できる複数のメーカーの選択肢の中から、ベストな太陽光パネルを提案してくれる業者を選びたい。 

 担当者の知識がないために、太陽光パネルの施工基準に合っていない古い家の屋根に、無理やり太陽光パネルの設置を勧めてきたらどうなるだろうか? 家屋に深刻なダメージが生じてしまうかもしれない。

 誠実に向き合ってくれるかどうか、些細な疑問にも的確に答えてくれるか、といった点も業者選びの基準にしよう。

複雑な各種申請作業へのサポート体制がある

 太陽光発電に関する売買契約は、発注者と電力会社の間で締結する必要があるし、FITの申請も発注者が経済産業省に事業計画認定申請を提出する必要がある。これらの複雑な手続きをしっかりサポートしてくれる業者がいいだろう。

一括見積もりは、安さだけで選ばない

 リフォームを依頼する業者を探すときには、複数のリフォーム業者から見積もりを取ることも大切だ。

 リフォームには「定価」がないため、ソーラーパネルの設置ひとつとっても、業者によって費用は異なる。しかし1カ所からしか見積もりを取らなければ、その費用が高いのか安いのかを判断するのは困難だ。

 なお、「一括見積もりサイト」などを活用すると、簡単に複数の業者から見積もりを取れるので便利だ。希望するリフォームの内容や物件情報などを一度入力するだけで良いので、複数の業者に何度も問い合わせる手間が省けるのがメリットとなる。

 ただし、費用だけで業者を選ぶのはおすすめできない。安くても対応が悪かったり、工事が雑だったりすると満足いく窓リフォームにはならないためだ。

 多少、他社より費用が高くても、見積もりを依頼したときの対応の良さや、担当者との相性などを優先しよう。

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