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外壁リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!

外壁リフォームの費用相場、工期の目安は? 注意すべきポイントやリフォーム業者の選び方も解説!<br />
2023年1月31日公開(2023年10月17日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

外壁リフォームを検討しているなら、まずは「外壁リフォーム工事の費用相場」や「一般的な工期」について確認することが大切だ。また、工事を行う際に注意すべきポイントや、失敗しない業者の選び方について解説する。

外壁リフォームの費用相場と工事期間

 外壁リフォームの費用相場を理解しておくことは、業者が提示してくる見積もり金額が適正かどうか、また次回の外壁リフォームのためにどのくらい積み立てておけばよいかを判断する上で大切だ。

 まずは大まかな外壁リフォームの費用相場をご紹介しよう。

 開口部をのぞく外壁の面積が150㎡程度となる大きさの戸建て住宅で、平均的なグレードの塗料・外壁材を使用する外壁リフォームでは、工事ごとの費用相場と工期はおおむね下記のようになる。

リフォーム内容 費用(目安) 工期(目安)
外壁塗装リフォーム 120万円〜 10日〜2週間
外壁の重ね張り(カバー工法)リフォーム 180万円〜 2〜3週間
外壁の張り替えリフォーム 200万円〜 3〜4週間

 上に紹介した3種類の外壁リフォーム工事の相場をさらに詳しく解説していこう。

 外壁塗装リフォーム工事の場合、費用の大まかな内訳は下記の通り。

リフォーム内容 費用(目安)
足場代 約20万円
シーリング工事費(打ち替え・撤去費込み) 約20万〜25万円
下塗り塗料 約15万円(1,000円/㎡として計算)

 中塗り・上塗り塗料の選択肢としては以下のものがある。

リフォーム内容 費用(目安)
ウレタン系塗料 30万〜34.5万円(2,000〜2,300円/㎡)
シリコン系塗料 35万〜45万円(2,500〜3,000円/㎡)
フッ素塗料 43.5万〜50万円(2,900〜3,400円/㎡)

 ここまでの工事費用をもっとも安い基準で合計すると、約85万円だ。ここにさらに付帯工事(養生・高圧洗浄・下地処理など)、付帯部の塗装(破風・軒天など)、諸経費などを加算すると総工費は120万円〜と想定できる。

 外壁材の重ね張り工事の場合は、以下の内容に諸経費を計上すると180万〜の総工費を想定できる。

リフォーム内容 費用(目安)
足場代 約20万円
金属系サイディング(施工費込み) 約150万円(10000円/㎡)

 外壁材の撤去まで行なう外壁張り替えリフォーム工事の場合、上記の重ね張り工事の費用に、以下の内容が加算され、200万〜の総工費を想定できるだろう。

リフォーム内容 費用(目安)
撤去費用 約20万〜30万円

 当然ながら、建物の規模がより小さく外壁の面積が狭かったり、外壁の劣化が進んでいなかったり、外壁以外の付帯部分の塗装が不要だったりすれば総額は上記の試算よりも安くなる。その場合、外壁塗装工事だけなら費用は100万円以内に収まることもあるだろう。

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紹介会社数 3〜4社 最大8社 最大5社 3〜8社 最大3社 3〜4社 最大8社 2社〜 最大5社 複数社 最大9社
電話連絡 あり なし あり あり あり あり あり あり なし あり なし なし
相談窓口 あり なし あり あり あり あり あり あり なし あり あり あり
独自保証制度 完成あんしん保証(無料) 工事完成保証(無料) リショップナビ安心保証(無料) なし なし なし あり なし なし なし なし なし
業者の口コミ あり あり あり なし なし なし なし なし あり あり あり あり
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外壁リフォーム事例

 実際に外壁をリフォームした事例を紹介しよう。費用相場や工事期間など、参照にしてほしい。

事例:タイル貼りの外壁を、落ち着いた色味に塗装

外壁 リフォーム 事例
リフォーム詳細
工事内容 外壁塗装工事(タイル)
建物の種類 戸建て
築年数 約20年
費用概算 約140万円
施工日数 約30日
提供:株式会社エディオン

外壁リフォームの種類

 外壁リフォームの選択肢は、外壁の劣化状況に応じて、下記の3種類から選択できる。

塗装リフォーム

リフォーム 外壁塗装
下地がしっかりしているなら、外側の塗装だけで耐久性を保てる(出典:PIXTA)

 外壁の塗膜が劣化しているものの、下地となる外壁材はまだ十分な耐久性を保っているなら、外壁塗装リフォームを選択すべきだろう。

 外観のカラー・デザインを刷新したり、塗料によっては断熱・遮熱機能や壁面に汚れが付着しにくい光触媒機能などを外壁に付加したりすることもできる、もっともポピュラーな外壁リフォームだ。

重ね張り(カバー工法)リフォーム

 塗膜の劣化に加えて、幅の広いクラックや破損など、外壁材自体も劣化しているサインが広範に見られるなら、塗装でごまかすより外壁の重ね張りリフォームがおすすめだ。

 既存の外壁材を撤去せずに新しい外壁材を上から重ねて張り付けるリフォームで、「外壁カバー工法」という名称でもよく知られている。既存の外壁を残して工事を行うため、外壁の張り替え工事に比べて解体・撤去費用を節約できる。

 ただしほとんどの場合、重ね張りリフォームで使用できる外壁材は軽量な金属系サイディングや樹脂サイディングに限られるというのは、確認しておきたいポイントだ。

張り替えリフォーム

 塗装も劣化しきっていて外壁材もボロボロ、という状態であれば外壁材を張り替えるリフォームが必要になる。

 外壁にカビ・コケ・藻が広く発生していたり、外壁のクラックや破損からくる雨漏りが何カ所もあったりするなら、それは外壁材の寿命が来ているサインだ。外壁は塗装リフォームでも重ね張りリフォームでも修繕できないレベルで劣化している可能性が高い。

 外壁材の張り替えは外壁リフォームの中でも最も高額な工事となってしまうが、断熱機能のある外壁材を使った省エネリフォームとして計画すれば、自治体による補助金を受けられる可能性もある。

外壁リフォーム工事費用を予算内に抑えるためのポイント

 外壁リフォームは、比較的安価で済ませられる塗装リフォームでも、1度の工事で100万円ほどの費用が必要になる。

 この費用はなるべく安く済ませたいところではあるが、外壁リフォームでは「格安」などの宣伝文句に踊らされないようにしたいところだ。リフォーム工事費用が安く抑えられても、値引き分を手抜き工事に転嫁されては元も子もない。

 まず現実的な予算を組み、外壁リフォーム工事の工事をその予算内に抑えるためには、以下3つの大切なポイントがある。それぞれのポイントについてご紹介しよう。

  • ・長期的な目線で予算を考える
  • ・塗料や外壁材のグレードを賢く下げる
  • ・補助金制度を活用する

ポイント①:予算を長期的な目線で計算する

 今の家に今後も住み続ける予定なのであれば、外壁リフォームの予算は1回の工事のコストだけに注目するよりも、可能なら10年以上先のメンテナンスまで視野に入れてコストを考える方が賢明だ。

 例えば、『塗料のグレードを落とせば20万円の節約になるが、耐用年数は3年落ちる』という仮定で考えてみよう。

 『120万円で耐用年数10年』の塗装リフォーム工事を行えば120万÷10年=1年あたりのコストは約12万円となるが、『100万円で耐用年数7年』100万÷7年=1年あたりのコストは約14.3万円となる。この場合だと一回のリフォーム工事価格が下がるとはいえ、長い目で見ればあまりお得とは言えない。

 外壁リフォームでは工事一回あたりの予算は十分な額を用意し、長期的なメンテナンス予算を抑えられるよう賢く計画を進めたいところだ。

ポイント②:塗料や外壁材のグレードを賢く落とす

 使用する塗料・外壁材のグレードを落とせばリフォーム費用は下がる。ただし、外壁の長期的なメンテナンスコストを抑えたいのであれば「塗料・外壁材のグレードは落としても耐用年数は落とさない」という選択肢を探ることもできる。

 例えば、塗装に関してはセルフクリーニング機能や遮熱・断熱機能などの付加的な機能を諦めれば、耐用年数を落とさず外壁リフォーム費用を下げられる可能性がある。

 このように外壁リフォーム工事の費用面と耐用年数の適度なバランスを取るには、契約前の業者との打ち合わせで工事の予算をいくらぐらいに抑えたいかをしっかり伝えておくと良いだろう。

 外壁材に関してはグレードを落とせば著しく耐用年数が下がるということはない。もっとも一般的な外壁材である「窯業系サイディング」の場合、普及グレードのものでも期待耐用年数は40年ほどとされている。デザイン面で少し妥協を許せば、リフォーム費用はかなり抑えられるかもしれない。

ポイント③:補助金制度を活用する

 自治体がリフォーム工事に適用できる補助金制度を用意しているなら活用できないか調べてみよう。

 リフォーム工事のための補助金制度は、屋根や外壁を断熱・遮熱塗料で塗装する工事、外壁の外張り断熱材を追加する工事など、省エネにつながるリフォーム工事のみを対象としている制度が多いが、リフォーム工事一般を広く対象とする自治体もある。

 例えば世田谷区が用意している「令和4年度 世田谷区環境配慮型住宅リノベーション推進事業補助金」という制度では、住宅の外壁改修工事経費の10%・上限20万円までを補助するとしている。

 このような制度は正式名称・対象範囲・申込み期間などが自治体ごとに大きく異なるので、自治体の用意するホームページで概要をしっかり確認しておこう。

外壁リフォームでの注意点

 外壁リフォームは、一度失敗してしまうとやり直しが困難な上に金銭的な損失も少なくない。失敗のリスクを極力避けるため、外壁リフォームを契約する前に確認しておきたい項目をあげておく。

  • ①火災保険が適用できるかチェックする
  • ②築年数が10年以下か(雨漏りの場合)
  • ③工事の完成イメージ

上記3つのポイントを順にご紹介しよう。

①火災保険が適用できるかチェックする

 火災保険に加入しているなら、自然災害によって外壁が損傷したために必要となる外壁工事に関して、保険を適用できる可能性がある。

 住んでいる地域が台風・竜巻・豪雨などの風災・水害に見舞われたら、まずは外壁に限らず所有する物件が何らかの被害を受けていないかを確認しよう。

 保険の対象となる災害か、被害を受けた部分が保険の対象範囲か、補修のための工事金額が免責金額以上になるかなどを確認し、条件が当てはまるなら保険金の支払いを申請しよう。

 ただし、単なる経年劣化による修繕を希望する場合は、火災保険は適用できないので注意しよう。最近は「火災保険で外壁を修理できます」と言って、リフォーム工事を受注する業者も多いが、まれに、経年劣化による修繕を、自然災害扱いとして保険会社に申請することを促す業者も存在する。

 こうした業者の口車に乗ってしまうと、損保会社への詐欺罪になりかねないので十分に注意が必要だ。

【関連記事】>>悪質な「火災保険金請求サポート業者」に要注意! 法外な手数料や違約金がトラブルに

②築年数が10年以下か(雨漏りの場合)

 もし外壁リフォーム工事を考えている理由が雨漏りなら、建物の築年数を確認しておくと良い。

 これは平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進等に関する法律」により、新築物件の引渡しから10年未満に発生した雨漏りは、物件の売主の責任で補償すべき重大な欠陥とされているからだ。(同法の第九十四条を参照)。

 つまり、築10年(正確には新築物件の引渡しから10年)以内の雨漏りは、売主の責任による補修を求めることができる。

③工事の仕上がりを明確にイメージしておく

 外壁は建物のデザインを決定づける重要な部分ゆえに、塗料や外壁材の選定などを業者任せにすることは賢明でないし、外壁の完成像のイメージが曖昧なまま工事を進めるのも良くない。

 外壁リフォームの色や仕上がりに関する失敗談はよくあるが、塗装のカラーリングや外壁材の質感などがイメージと違っていたとしても、施行業者に落ち度はないので無償でやり直してもらうことはまず不可能だ。

 施主自身がカラーコーディネートの基礎知識を学んでみる、外壁のカラーシミュレーションを綿密に行う、工事する物件周辺の建物の外壁のデザインを参考としてよく観察するなどすれば、外壁リフォームはより満足のいく仕上がりになるだろう。

外壁リフォームの検討から施工完了までの流れ

 外壁リフォームは検討から施工完了(引き渡し)まで、概ね下記のような流れで進められる。

1)外壁のコンデションをセルフチェックし、工事の必要性を検討する

 まずは、現在の外壁のコンディションを自分でチェックしよう。外壁は、直接雨風があたる箇所から劣化していく。ヒビが入っている、塗膜が膨れていたり剥がれているといった場合は、雨漏りなどにつながるため、外壁リフォームの必要性が高い。また、外壁を手で触った時に白い粉がついたり(チョーキング現象)、当初の見た目よりも明らかに色褪せているといった場合は、緊急性は低いが外壁リフォームを検討してもいいだろう。

2)リフォーム業者を探す

 外壁リフォームをすると決めたら、依頼する塗装業者を探そう。ここで重要なのは、複数のリフォーム業者に同じ内容で概算見積もりを依頼すること。一社一社調べて連絡する方法もあるが、リフォーム業者比較サイトなどでのWeb一括見積もりサービスなら手間がかからず便利だ。

3)リフォーム業者による現地調査

 詳細な見積もりを出すには、現地調査が必要になる。やりとりをする中で気に入った業者からさらに候補を2、3社に絞り、現地調査を依頼しよう。外壁の状態、素地、面積を確認し、詳細な見積もりを出してくれる。

4)詳細見積もりとプランの比較

 現地調査後数日〜1週間ほどで、それぞれの会社からリフォームプランと見積もりが届く。各社を比較して、工事を依頼する会社を決めよう。提示されたプランと費用だけでなく、担当者の対応なども考慮して検討したい。

5)リフォーム業者と契約

 依頼する会社を決め、リフォームプランが確定したら、契約を結ぶことになる。契約書にある契約内容や図面、費用の支払い方法と時期、アフターフォローについては特によく確認しよう。

6)リフォーム工事開始・実施

 契約を結んだら、いよいよ工事のスタートだ。工事の際は騒音や振動、工事車両の出入りなどで近所に迷惑をかける可能性がある。特に、外壁リフォームの場合は足場の設置・解体が必要となるため、工事期間が長くなりがちだ。挨拶回りはリフォーム業者が行ってくれる場合もあるが、きちんと自分自身で着工前に近所への挨拶をしておこう。

7)施工完了・引き渡し

 工事が完了すると、引き渡し前にリフォーム業者による竣工検査が行われる。この際に業者任せにせず、自分の目でもしっかり確認しよう。問題がなければ工事完了確認書にサインをして、引き渡しとなる。万一、あとから不具合が見つかったときのために、保証やアフターフォローについても確認しておこう。

 外壁リフォーム工事期間中は施主が在宅しておく必要はないが、工事が始まる前に家の周りに自動車・自転車や鉢植えなどがあれば、施主自身でできるだけ移動させておくよう依頼されることがある。

 また、もし外壁リフォーム工事終了後に手直しが必要になればさらに高所での作業が生じることもあるため、仕上がりに納得できるかどうか足場解体前に外壁全体をしっかり確認するようにしよう。

失敗しない外壁リフォーム業者の選び方

 外壁リフォームの成否のカギを握るのが、リフォーム業者選びだ。しかし、数多くの会社の中から、どのように選んだらよいのか迷う人も多いだろう。ここでは、リフォーム業者選びに失敗しないために押さえておきたいポイントを説明する。

施工実績

 リフォーム業者には、それぞれ得意分野がある。まずは、自分たちが希望するリフォームと同じ分野での実績があるかどうかを確認しよう。施工実績は、リフォーム業者のWebサイトやパンフレット、リフォーム業者比較サイトなどで見ることが可能だ。

資格を有しているか

 建築業は新規参入が比較的多い業種だ。おそらく工事したい物件の近隣にも外壁リフォーム業者は多く見つかるだろう。

 外壁塗装リフォーム工事を行う場合、国家資格である塗装技能士が在籍しているかどうかは一つの判断基準になるだろう。1級塗装技能士の資格は塗装の実務経験が7年以上なければ受験できず、合格率も約50%と高くない。この資格を有しているなら、外壁塗装の技術は十分に信頼できる。

 外壁リフォーム工事を依頼する業者が、都道府県知事か国土交通大臣による『建設業許可』を受けているかどうかも一つの判断基準にできる。

 リフォーム工事の契約金額が1件あたり税込500万円未満の工事であれば建設業許可がなくても問題ないが、建設業登録がある業者なら、大きな工事を受注できる資格・技能がある=信頼度が高い、と判断できるだろう。

 この場合、同じ外壁リフォームでも「建築塗装工事」と「外壁材の重ね張り・張り替え工事」は認可の分類が違うので、その点も確認しておきたい。

コミュニケーション力と提案力

 要望を丁寧にくみ取るコミュニケーション力や、ヒアリングにもとづいて最適なプランを提示する提案力も重要だ。複数のリフォーム業者に現場調査・見積もり依頼をするとその違いがよく見えてくるだろう。担当者との相性や、話しやすさもチェックしておこう。

自宅からの近さ

 リフォーム業者とは、打ち合わせから実際の工事、竣工後のアフターフォローまで含めれば、それなりに長い間お付き合いをすることになる。なるべく自宅に近いエリアにある会社の方が、すぐに対応してもらえる安心感があり、心強い。

口コミなどの評判

 大手や施工実績が豊富な会社でも、施主からの評価が高いとは限らない。Googleやリフォーム業者比較サイトなどの口コミも参考にするとよいだろう。

保証とアフターサービス

 リフォーム完了後に不具合が出た場合などは、保証やアフターサービスが重要となる。契約前にその点もよく確認したい。リフォーム瑕疵(かし)保険に加入している会社なら、工事中や工事完了後に第三者からの検査を受けることができ、工事完了後に欠陥が見つかった場合に無償で対応してもらうことができる。

見積もり価格の安さだけで選ばない

 外壁リフォームに限らず、リフォームを依頼する業者を探すときには、複数のリフォーム業者から見積もりを取ることも大切だ。

 リフォームには「定価」がないため、外壁リフォーム一つとっても同じ製品に交換する場合ですら、業者によって費用は異なる。しかし1ヶ所からしか見積もりを取らなければ、その費用が高いのか安いのかを判断するのは困難だ。

 なお、「一括見積もりサイト」などを活用すると、簡単に複数の業者から見積もりを取れるので便利だ。希望するリフォームの内容や物件情報などを一度入力するだけで良いので、複数の業者に何度も問い合わせる手間が省けるのがメリットとなる。

 ただし、費用だけで業者を選ぶのはおすすめできない。安くても対応が悪かったり、工事が雑だったりすると満足いく窓リフォームにはならないためだ。

 多少、他社より費用が高くても、見積もりを依頼したときの対応の良さや、担当者との相性などを優先しよう。

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