日本通運(日通)の引越し見積もりを取った結果は? 見積書の料金を単身パックと比較! 営業の対応、評判、メリット・デメリットを徹底検証!

2023年1月24日公開(2023年2月2日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

物流業界最大手である日本通運(日通)の引越し見積もりを実際に取ってみた。専用ボックスで運ぶ単身パックと、トラック貸し切りの単身プランを比較。見積もり料金はいくらで、値引き交渉の結果は? 見積もり対応の流れや、営業担当者への満足度、メリット・デメリットを独自に評価。日本通運の引越し見積もりを徹底検証する!

日本通運(日通)の引越しの特徴

日通 引越し
「引越しは日通」のキャッチコピーが有名(出所:日本通運Webサイト

 国内物流最大手である日本通運(日通)は、輸送事業を国内外で幅広く展開している。

 引越しは、国内に加えて、グローバルネットワークを活かした海外引越しにも強い。「引越しは日通」というキャッチコピーを耳にしたことがある人も多いだろう。

 日本通運は1937年に設立されたが、その源流は1872年、鉄道開通時に始まった鉄道輸送事業までさかのぼる。2022年1月にはNIPPON EXPRESSホールディングスグループの持株会社体制へ移行し、NXグループとして新たなスタートを切った。

 日本通運の売上高は2兆円を超えており、そのうち引越し部門は約490億円(2021年3月期)。この売上規模は、サカイ引越センター、アート引越センターに次ぐ3番手に位置する。

日本通運の会社概要
社名 日本通運株式会社
本社 東京都千代田区神田和泉町2番地
資本金・上場の有無 701億7500万円
親会社は東証プライム市場のNIPPON EXPRESSホールディングス
売上高(連結) 2兆791億9500万円(2021年3月期、連結)
従業員数 34,449人(2022年10月時点)
引越し拠点数

国内182拠点

日本通運は「単身パック」の生みの親 

 日本通運は、単身、家族、海外赴任、オフィス移転など幅広い引越しニーズに対応している。

日本通運 単身パック
単身パックLサイズ(出所:日本通運Webサイト

 同社が他社に先がけて1989年に開始したのが、専用コンテナボックスで運ぶ「単身パック」だ。「単身パック」という名称は一般に広く使われているが、日本通運の商標である。

 「単身パック」は、運べる荷物の量に制限があるものの、遠距離でもお得に引越しできるとあって、根強いニーズがある。対象は単身者だけに限らず、2人暮らしや家族でも利用可能だ。

日通の「単身パック」について

種類

サイズ

基本料金 料金例(東京⇔大阪)

Sサイズ

高さ155cm×

横幅108cm×奥行き74cm

19,800円~ 28,600円
Lサイズ

高さ175cm×

横幅108cm×奥行き104cm

22,000円~ 34,100円

 上記の表にある単身パックは遠距離向けだが、ほかにも近距離(車で30分以内)が対象の単身パック「当日便」がある。 

 荷物の量や距離によって適したプランが異なるので、条件に合ったものを検討しよう。今回の見積もりでは、単身パックとトラック貸し切りの単身プラン、2つの料金を出したので、参考にしてほしい。

見積もりの依頼方法

 日本通運の引越しで見積もりを依頼するには、以下の方法がある。

1. 日通のフリーダイヤルに電話する
2. 日通Webサイトの入力フォームから申し込む
3. 引越し一括見積もりサイトから依頼する

 まだ、引越し業者を決めておらず、複数の業者から比較したい場合は、引越し一括見積もりサイトを利用するのがおすすめだ。

 サイトによっては、各業者の概算料金を表示するものもあるので、事前に相場をチェックしておくのに便利。編集部が厳選した一括見積もりサイトのおすすめをぜひ参考にしてほしい。

リモート見積もり「リモミ」を予約

日通 引越し リモミ
LINEを使って、オンライン見積もりができる

 まず、一般の単身引越しプランの見積もりを予約した。

 予約したのは、「リモート見積もり『リモミ』」というサービスだ。

 コロナ禍の影響で対面の見積もりが難しくなったことから、オンライン通話でカメラに家財を映して、見積もりするサービスを大手引越し各社が実施している。日通の「リモミ」も同様で、LINEのビデオ通話で見積もりを行う。

 「リモミ」は、単身、家族向けどちらも実施しているので、訪問見積もりが難しい場合、利用を検討してみよう。

「リモミ」申し込みの流れ

 「リモミ」は、日本通運のホームページから予約できる。「リモミ」のページにある見積もり申し込みボタンをクリックすると、情報入力画面に移る。

 今回の引越し条件は、下記のとおりだ。

 ・単身
 ・関東地方から中部地方へ転居(約300キロ)
 ・間取りは、1K→1LDK
 ・引越し時期は、2022年11月末の土曜日
 ・時間帯はいつでもOK(フリー) 

 氏名、電話番号、メールアドレス、現住所、転居先住所、引越し希望日などの情報を入力。見積もり希望日の項目で「リモート見積もり」にチェックを入れると、「リモミカレンダー」と「日付指定なし」の2つのボタンが表示されたため、カレンダーから見積もり日時の予約を入れることに。

日通 引越し 見積もり
「リモミ」カレンダーの予約画面。すべて「空きなし」だった。

  このときは、11月初旬だったが、11月のカレンダーには空きがなかった。さらに翌月を見たところ、こちらも空きはなし。それ以降の月は受け付けしておらず、予約が取れないことが分かった。

 他社のリモート見積もりでは、近い日程で予約が取れたものもあり、日通の予約サービスは充実しておらず、かなり残念だ。

 このままでは進まないので、見積もり希望日を「日付指定なし」で選択しなおして、次の家財入力へ。情報入力をすべて終えて、申し込みを完了した。

5分後に担当者から電話が来る

 見積もりの申し込みをした約5分後に、日通のコールセンターの男性担当者から電話が来た。
 
 担当者は、単身の引越しであるか、法人の引越しではないか、荷物の申告に過不足ないかを確認し、「明日以降、担当支店から電話で見積もりの連絡が来るが問題ないか」と話した。LINEのビデオ通話を使うのではなく、電話で見積もりを行うようだ。

 見積もり開始時間をあらかじめ決めるのではなく、都合の悪い時間帯以外のいずれかの時間にかかってくるとのこと。なので、この時点では、何時に電話が来るかは分からない。
 
 5分程度でコールセンターの方との電話は終了した。担当者は、とても物腰が柔らかく、しっかり対応してもらえて、良い印象だった。これで見積もりの予約は完了だ。

 今回は、日通のWebサイトから見積もりを申し込んだが、引越しでは、複数の業者から見積もりを取る人が多いだろう。各社のWebサイトから1社ずつ見積もりを依頼することも可能だが、家財入力などかなり手間がかかる。

  複数の引越し会社の見積もりを取るなら、引越し一括見積もりサイトを使った方が断然効率が良い。一度の情報入力で、対応可能な複数社に見積もりを依頼できるためだ。日本通運と提携している見積もりサイトも多いので、活用してみるといいだろう。


効率的に見積もりを取ろう!

「一括見積もりサイト」おすすめはこちら >>

日通の電話見積もりと営業対応の様子

 では、電話見積もりの当日、どのように進んでいったか説明していきたい。
見積もりを予約した翌日の午前10時頃に担当支店の女性から電話が来た。

見積もり全体の流れ

見積もりは、以下の流れで進んでいった。

・現住所の確認
・引越し先の住所の確認
・申告した家財に漏れはないか確認
・段ボールの個数の確認
・引越し時間帯の希望
・質問事項
 
 特に、見積もり予約時の入力フォームで申告した家財の種類と数が正確かを重点的に確認された。入力したのは、下記の家具・家電だ。

テレビ・テレビ台・冷蔵庫(ファミリー用サイズ)・洗濯機(タテ型)・タンス・デスク・デスクチェア・ソファ1人用・ローテーブル・衣装ケース・自転車・物干しざお(2本)・布団2セット・スノーボードセット

 電話見積もりは、5分ほどで終了した。他社では、たいてい30分ほどかかっていたため、圧倒的に少ない時間で驚いてしまった。

 家具・家電のサイズを口頭でチェックするプロセスがなかったため、短い時間で終わったようだ。
 
 筆者が「他社だとビデオ画面を通して、家具の大きさを確認してもらったりしたのですが、日通さんは確認しないのでしょうか?」と尋ねたところ、「単身のお引越しなら、段ボールの数は15~20箱程度で十分です。そんなに荷物は多くないと思うので、申し込みして頂いた家具内容に漏れがなければ大丈夫ですよ。もし申告漏れがあったら値段は変わってしまうので、気をつけてください」と説明していた。

 この後、当日中に見積書をメールで送付してくれるという。見積書の内容に問題がなければ、正式に申し込みをする。申し込み後にトラックの手配など詳しい詳細を伝えると案内された。

 見積もり対応は、他社と比べると短すぎて「これで大丈夫かな」と思う部分もあったが、時間が限られている人にいいかもしれない。担当者の対応も、しつこい営業などなく、あっさりしていて感じも良かったので、特に不満に感じることはなかった。

料金はいくら? 見積書を解説!

 担当者と電話を終えた約20分後に、見積書がメールで届いた。

引越し 日通 見積書
日通から届いた見積書

 見積書に記載された引越し料金は、20万円(税込み)だった。ほぼ同じ条件で、別の3社に最初に提示された料金は、11万~15万円台だったので、かなり高い印象だ。

【日通】見積書の内訳
・運賃 7万9,500円
・人件費(2名分) 搬出・搬入 6万円
・引越し基本料 3,000円
・資材料 6,320円
・資材お届け料 3,000円
・使用済み資材引き取り料 3,000円
・小型車使用料 4万円

 上記の合計に対して、1万3,001円の割引が適用されていた。

サカイ引越センターと料金内訳を比較

 他社の見積もり料金との大きな差は何なのだろうか。サカイ引越センターで実際に取った見積書の内訳と比べてみた。

見積もり料金の内訳を比較(※税抜き)

費用名 日本通運 サカイ引越センター
車両費 119,500円 94,800円
人件費(2人分) 60,000円 50,000円
資材費 6,320円 0円
資材関連費 6,000円

引越し基本料

3,000円
保証サービス 1,500円
194,820円 146,300円

 両社ともここから値引き分が入るので、実際の総計とは異なるが、2社の内訳が大きく違うことがわかるだろう。

 日通は、サカイより車両費や人件費がそれぞれ約2万5000円、1万円高い。さらに、資材関係の費用が有料だ。ダンボールや布団袋などの資材そのものだけでなく、資材の配達や引き取りにも別料金が発生する。

 こうした費用については、見積もり時に説明がなく、見積書で初めて知った内容だった。見積書を確認する前に少しでも説明がほしかったのが正直なところだ。

値引き交渉をした結果は?

値引き交渉
どこまで安くなるか?(出所:PIXTA)

 単身プランの見積もり料金が高く、納得いくものではなかったため、翌日担当支店に電話し、値引き交渉をすることにした。電話に出たのは、前日の見積もりとは別の男性だ。

 これまで見積もりを取った3社は、交渉後、値下げに応じてくれた実績がある。日通は、いくら安くしてくれるのかと期待が高まった。
 
 そこで、筆者は「他社でも見積もりを取っており、10万円台前半を出してくれた会社があるのですが、ここから安くなることは難しいでしょうか?」と伝えた。

 すると、担当者は「そうだったんですね。ただ、どうしても月末で土日となると、人件費も高くなるし、忙しいですよね。ここから安くすることは難しいです」と即答。値下げに応じる様子がないため、少し面食らってしまった。

 「平日の月初めなら、安くなるんですか?」と聞くと、「具体的な数字は今申し上げられないのですが、確実にお安くなりますね」とのこと。月末の引越し料金は、一般的に高くなりがちだ。平日の月初めであれば、基本どこの会社もより安い金額を出すだろう。
 
 値引きに応じてもらえなかったのは、残念だ。ただ、営業担当者の対応はかなり丁寧で、接客面で不快な思いはしなかった。

値引き交渉のポイント

 今回、値引きはかなわなかったが、最初に見積もりを出した営業担当者にお願いしたら、値下げしてもらえた可能性はあったかもしれない。必ずしも値引きしないわけではないので、価格交渉を試してみることが重要だ。

 交渉のポイントとしては、他社でも見積もりを取っている事実を伝え、「他社では〇万円の見積もりが出ている」と具体的な数字をアピールするのが効果的だろう。営業担当者は、具体的な数字があれば、どこまで割引に対応すればいいのか判断しやすいためだ。

荷造りプランやオプションサービスの料金

 値引き交渉のほかに、別の引越しプランとオプションサービスの料金についても確認した。各引越しプランの内容や料金目安は、以下の表にまとめている。

日本通運の引越しプランと料金目安

プラン名 内容 追加料金
(※セルフプランを基準とした場合)
セルフプラン 自身で「荷造り」「荷ほどき」を行う  
ハーフプラン スタッフが「荷造り」または「荷ほどき」のどちらかを行う +4万9500円
フルプラン スタッフが「荷造り」と「荷ほどき」を行う +約10万円

 引越しまで時間がないなら、荷造り込みのプランも検討の余地がある。見積もり時に確認してみよう。

家電取り付け、不用品回収の費用は?

 また、オプションサービスの料金に関して、洗濯機の取り付けは4,400円(税込み)で不用品の家電回収は物によるが1万~2万円ほどだという。どちらも日通が提携している別業者が担当するという。

 参考までに、筆者が他社で取った見積もりでは、冷蔵庫の回収費用は、サカイ引越センターで4,400円、アート引越センターで6,600円だった(どちらも税込み)。

 不用品処分については、家電リサイクル法により、家電4品目(冷蔵庫・冷凍庫、エアコン、テレビ、洗濯機・乾燥機)を処分する場合、下記のいずれかの方法で処分する必要がある。

(1)購入した家電量販売店に引き取ってもらう
(2)指定引取場所へ持ち込む
(3)市区町村が指定する回収業者に依頼する
(※参考:経済産業省「家電4品目の正しい処分早わかり」)

 引越し会社の中には、不用品回収をオプションサービスとして提供しているところがある。処分までに時間がなかったり、引越し直前まで家電を使う場合などは、引越し業者に引き取りを頼んでみるのも一案だ。

 以下に、主な引越し会社の不用品回収や買取の実施についてまとめている。不用品処分については業者によって対応範囲が異なるので、見積もりの際、確認してみるといいだろう。

【参考】大手引越し会社の不用品回収・買取について

社名 不用品回収・引き取り 不用品買取
サカイ引越センター (家電リサイクル4品目は可、その他は要相談) (一部エリアのみ)
アート引越センター (家電リサイクル4品目のみ) ×
日本通運 (家具・家電) ×
ハート引越センター (家具・家電) ×
アリさんマークの引越社 (家具・家電) ×
アーク引越センター (家電リサイクル4品目のみ) ×
アップル引越センター (家具・家電)
ヤマトホームコンビニエンス × ×

(ダイヤモンド不動産研究所調べ)

日通の単身パックの料金は?

 同じ引越し条件で「単身パック」を利用するといくらになるのか?単身パックの料金も見ていこう。

 単身パックの申し込みは、日通のWebサイトの見積もりフォームか、フリーダイヤルに電話して依頼するのが基本だ。申し込みをする前に、個人で料金シミュレーションができる。

Webサイトで単身パック料金検索

 日通のWebサイトにある「料金検索」機能を使って、単身パックの料金を出してみた。

 料金検索では、現住所の都道府県、引越し先の都道府県を選択。そして、単身パックに入らない大型の荷物のオプション(「自転車」か「シングルベッド」)があれば、チェックを入れて検索すると、料金が出てくる。実際に入力した結果が以下だ。

日通 単身パック 料金
情報入力すると、料金が表示される(出所:日本通運Webサイト

 サイズごとの料金が表示されるほか、下記のような各種割引、追加料金がある。

・インターネット割引(-2,200円)
・開始時間お任せ割引(1ボックスあたり-1,100円)
・土日祝日に搬入(1ボックスあたり+2,200円)

 さらに、大型の家財でシングルベッドを選択したため、単身パックとは別の運搬費用1万1,000円(税込み)がかかることが分かった。なお、自転車の場合は、1万2,800円(税込み)かかる。

 他にも2人掛け以上のソファなど、単身パックに入りきらない大型家具を一緒に運んでもらえる。ただし、家具・家電の数が多い場合は、トラック貸し切りの一般的な引越しプランを案内されるようだ。

家具・家電の数からも料金がわかる

 日通のWebサイトには、住所入力で料金検索する以外にも、運びたい家財の数を入力することで、単身パックのサイズ・数と料金がわかる機能「単身パック積載シミュレーション」もある。

日通 単身パック 料金
家財の数を入れると、単身パックの料金目安がわかる(出所:日本通運Webサイト

 筆者が、ひととおり家財やダンボールの数を入れてみると、単身パックLサイズ3点分で8万300円(税込み)と表示された。これにシングルベッドの別料金1万1000円が加算されるので、合計で9万1300円となる。

 家財の数から単身パックの料金が分かるのは、とても便利だ。単身パックを検討しているなら、シミュレーションしてみるといいだろう。

単身パックの方が10万円安い!                  

 単身プランの見積書と比べると、先ほど試算した単身パック(9万1300円)の方が10万円ほど安く引越しできることが分かった。単身プランのトラック1台分より運べる荷物は少なくなるだろうが、10万円の差は大きい。

 単身引越しで日通の見積もりを取るなら、単身パックも同時に検討すべきだろう。

日通の引越し見積もりを独自評価!メリット&デメリット

  今回、日通の引越し見積もりを経験して分かったことが多くある。良かった点(メリット)、良くなかった点(デメリット)を率直に評価していきたい。

良かった点(メリット)

《見積もり全般》
・Web予約からの電話連絡が早い
・見積もりの時間が短くスピーディー
・家財のサイズの細かい確認がないので楽
・見積書がメールですぐに届いた
・「単身パック」の料金シミュレーションが便利

《営業担当者の接客対応》
・気遣ってくれる様子が感じ取れる
・話し方がハキハキと明るく好印象
・どの担当者も丁寧で、心地よく感じる

 一番良かったのは、Webでの見積もり予約から見積書をもらうまでの流れがスムーズで、2日で終わった点だ。電話の見積もり時間もこれまで経験した業者の中では断トツで短い5分で済み、忙しい人にはちょうどよいと思った。

 今回は見積もり担当者以外に2人の営業スタッフと話したが、どの担当者も感じが良く、丁寧な接客をしているのが印象的だった。随時「他に質問はございませんか?」と、こちらを気にかけてくれている様子が良かった。

 見積もり対応とは直接関係がないが、日通の引越しを契約した場合、ポイントがたまるのもメリットだ。航空会社のマイル、楽天ポイント、dポイント、Pontaなどが対象となっている。

良くなかった点(デメリット)

《見積もり全般》
・リモート見積もり(リモミ)の予約枠に全く空きがない
・電話見積もりの開始時間を事前に決めない
・家財の申告漏れがあれば、金額が変わる可能性あり
・単身プランの見積もり料金が非常に高かった
・見積書の内訳が分かりにくい

《営業担当者の接客対応》
・基本的な料金以外にかかる費用の説明がなかった
・値引きに対応しなかった
・契約してもらおうとする熱意があまり感じられなかった

 良くなかった点の一つは、リモート見積もり(リモミ)の予約枠が当月、翌月とも空きが全くなかったこと。日通のWebサイトでも大きくアピールしているサービスにもかかわらず、予約が取れないというのは残念な点である。

 今回は「単身者なら電話の口頭申告で問題ない」とのことで、カメラを通して家財の確認はしなかったが、「申告漏れがあれば、値段は変わる」と事前に伝えられた。Webで見積もり予約をする際には、荷物量を正確に入力するよう注意しておこう。

 一方、メリットで挙げた見積もり時間の短さが裏目に出た部分もある。見積もり料金に関して、何が有料になるのか見積もり時に説明がほしかった。そうすれば、見積書に対する理解も深まるはずだ。

 また、接客対応は、丁寧で申し分なかったが、契約してほしいという積極性を感じ取ることはなかった。それは値引き対応にも表れている。他社で交渉すると、営業担当が何とか安くしようと価格を下げてくれたので、日通はずいぶんあっさりしているという印象だ。日通の単身引越しは、単身パックが主流だからかもしれない。

 以上、見積もり対応について率直にレビューした。引越しの見積もりは、単身か家族か、担当拠点や担当者によっても対応が変わるものだ。あくまで一つのケースとして参考にしてほしい。

複数の引越し業者から相見積もりを取ろう

 ここまで、日本通運(日通)の引越し見積もりについて検証した。日通を検討している人に参考になれば幸いだ。

 まだ引越し業者を決めていないなら、複数の業者の見積もりを取って、比較した上で決めるのが鉄則だ。1社のみでは、見積もり料金が妥当なのか判断が難しく、高い金額で契約してしまうリスクもある。

 複数の引越し業者とやり取りするなら、引越し一括見積もりサイトが重宝する。一度の情報入力で対応可能な複数社に見積もりを依頼できるのが利点だ。

 「SUUMO引越し見積もり」「引越し侍」など、対応業者を比較して、依頼したい業者を自ら選べるサイトもある。気になる業者があれば、早めに見積もりを取るようにしよう。

 下の表は、編集部が厳選したおすすめの引越し一括見積もりサイトだ。自身の条件に合ったものを活用してほしい。

一括見積もりサイト名 suumo引越し見積もり 引越し侍 ズバット引越し比較 引越し価格ガイド LIFULLロゴ
おすすめポイント 電話番号登録なし、メールアドレスのみで見積もりが可能。業者からの電話を避けたいなら最適。 条件に合った業者の見積もり概算や口コミを比較して選べる。安くて評判の良い業者が見つかりやすい。 最大12社に一括見積もりを行う。引越し業者の相見積もりを素早く取りたい場合に適している。 引越し侍と同じエイチームが運営。最大10社に一括で見積もりする。効率的に交渉したいなら便利。 対応可能な業者の単身・家族別の平均見積もり金額や特典サービスが確認できる。
提携業者数 約120社 約340社 225社 約330社 約130社
口コミの数 約7万4000件 約8万件 不明 約1万5700件 約1万900件
電話番号入力 不要 必須 必須 必須 必須
依頼先の業者を選べる × ×
対応業者一覧から口コミを確認 × × ×
 

無料で見積もり(公式サイト)

無料で見積もり(公式サイト) 無料で見積もり(公式サイト) 無料で見積もり(公式サイト) 無料で見積もり(公式サイト)

 

【関連記事はこちら】>> 「引越し一括見積もりサイト」7社を徹底比較!おすすめのサイトはどこ?利用方法や注意点を解説

  • RSS最新記事

【注目の記事はこちら】
【見積もり】引越し一括見積もりサイト7社を徹底比較!
【見積もり】電話不要で安心「SUUMO引越し見積もり」を使ってみた
【業者】《サカイ引越センター》見積書の料金と営業対応を徹底レビュー
【業者】《アート引越センター》見積書の料金と営業対応を徹底レビュー
【相場】引越し費用の相場は? 相場表でまるわかり!
【準備】荷造りのコツを片付けの専門家にインタビュー
【準備】何をいつまでに?引越し手続きを一覧で解説!

【無料】おすすめ「引越し一括見積もりサイト」はこちら!
SUUMO引越し(引越し一括見積もりサイト)
特徴 ・電話番号を入力しなくても使える
・入力内容が少なく、見積もり依頼が早くできる
・業者の評価やクチコミを参照できる
紹介する引越会社 約120社(サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社、ハート引越センターなど)
サービス開始 2004年
運営会社 株式会社リクルート
見積もりを依頼してみよう

大手不動産ポータルサイト「SUUMO」が展開する「SUUMO引越し見積もり」は、電話番号の入力は任意なので、引越し業者から電話がかかってくるのがわずらわしいという人におすすめだ。

入力は1分で簡単にできるので、引越し料金を知りたい人は、以下から無料で見積もり依頼をしてみよう。条件に合った引越し業者から、見積もりを希望する業者を選択して、依頼できる。

引越し侍(引越し一括見積もりサイト)
特徴

・業界最大手の引越し見積もりサイト  

・対応業者の概算料金、評価、口コミを比較して選択できる
・最安値かつ高評価の業者が見つかりやすい

紹介する引越会社 約340社(アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、日本通運など)
サービス開始 2006年
運営会社 株式会社エイチームライフデザイン(東証プライムエイチームのグループ会社)
無料見積もりはこちら >>
ズバット引越し比較(引越し一括見積サイト)
ズバット引越し比較
 
特徴 ・最大12社に一括見積もりができる
・複数の引越し業者とスピーディに交渉しやすい
・引越し業者の評価を参照できる
紹介する引越会社 約230社(アリさんマークの引越社、クロネコヤマト引越センター、サカイ引越センター、アート引越センターなど)
サービス開始 2010年
運営会社 株式会社ウェブクルー
無料見積もりはこちら >>
 
TOP