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SUUMO引越し見積もりを実際に使ってみた! 電話なし、メールのみでどこまでできる? 特徴やメリット・デメリットを徹底検証

2022年9月16日公開(2022年9月20日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

引越し一括見積もりサイト「SUUMO引越し見積もり」の使い勝手はどうなのか? 編集部で実際に一括見積もりをして、複数の引越し業者の見積もり内容をリアルに検証してみた。使ってみて分かったSUUMO見積もりサイトの特徴やメリット・デメリットを解説する。

SUUMO引越し見積もりは、唯一「電話なし」で使える

SUUMO引越し
リクルートが運営する「SUUMO引越し見積もり」(画像:SUUMO引越し見積もり

 「SUUMO引越し見積もり」は、リクルートが運営する引越し一括見積もりサイトだ。リクルートの不動産情報サービス『SUUMO』の引っ越し見積もりサービスとして2004年にスタート。現在は、約120社の引越し業者と提携し、約7万4000件の口コミを蓄積している。

 最大の特徴は、電話番号を登録せずに、引っ越し業者に見積もりの依頼ができること。業者からはメールで連絡が届き、電話を受ける必要がない。

 ここにメリットを感じる人も多いはず。引越し一括見積もりといえば、多くの業者から電話がかかってくるのがデメリットだと思われがちだ。電話にためらいがある人にとっては、使ってみる価値のある見積もりサイトだと言える。

SUUMO引越し見積もり(引越し一括見積もりサイト)
紹介する引越会社 約120社(サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社、ハート引越センターなど)
サービス開始 2004年
運営会社 株式会社リクルート
特徴 ・電話番号を入力しなくてもOK
・入力内容が少なく、簡単に一括見積もりができる
・業者の評価・クチコミを参照できる
無料見積もりはこちらから >>

SUUMO引越し見積もりを実際に使ってみた

 それでは「SUUMO引越し見積もり」で引っ越しの見積もりを依頼した流れを説明しよう。

引越し条件は、

 ・単身
 ・千葉県北部から東京都墨田区へ転居(約70kmの距離)
 ・引越し時期は3週間後の土曜日(2022年6月中旬)
 ・時間帯はいつでもOK

で設定した。

引越し条件を入力する

 まずは、SUUMO引越し見積もりのトップページから「無料見積もりスタート」をクリックする。

SUUMO
ここから見積もりを開始(出所:SUUMO引越
し見積もり)                
SUUMO引越し見積もり
PC版トップページ(出所:SUUMO引越し見積もり

 そして、現住所、引越し先の場所、引越し時期、引越し人数の情報を入力する。こちらは必須項目だ。

SUUMO
まずは住所、引越し時期、人数を入力する

 一方、希望の時間帯の指定や荷物量の入力は任意のため、入力の手間が省けるのはメリット。ただし、より正確な見積もりを出したいなら、どちらも登録しておくのがいいだろう。今回は時間帯の指定はせず、荷物量のみ入力した。

 次に、名前とメールアドレスを入力。電話番号の登録は、先ほども説明したとおり任意なので、入力しなくてもよい。他の引越し一括見積もりサイトでは、見積もりを依頼するには電話番号の登録が必要だ。依頼直後にさまざまな引越し業者から案内の電話がかかってくるのが通常である。

 この点、実際にSUUMO引越し見積もりを使ってみて「引っ越し業者から電話がかかってこない」というのは大きな安心材料だと感じた。

SUUMO引越し
電話番号は入れなくてもOK

 また、同じ画面には、今回の引っ越し条件に合った業者が表示されていた。トータル7社で、5社は全国展開している大手引越し会社。残りの2社は名前は聞いたことがなかったが、それぞれ東京、大阪を地盤とする中堅規模の引越し会社だった。


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概算金額は、いくら?

 この後、確認画面へ進むと、これまで入力した内容が表示される。確認をしたうえで「この内容で依頼し、概算金額を見る」のボタンをクリックすると、先ほどの7社の業者に一括で見積もりの依頼が送られる仕組みだ。この時点で依頼したい業者を自ら選択はできない。

 概算金額に関しては、1社のみ出てきて「56,000円より」と記載されていた。それ以外の6社は概算金額なしとのことだった。前の画面で「概算見積もりを算出します」と大きく表示されていたので、ここはやや期待外れ。見積もりが算出される引っ越し業者の数がもう少し増えると、その後、業者を選ぶうえで参考になるだろうと感じた。

SUUMO


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メールで届いた引っ越し業者の見積もり料金は?

 一括で見積もりを依頼した直後、業者から次々とメールが届いた。メールが来たのはSUUMO引越し見積もりで表示された7社のうち6社だった。

 下の表では、各社のメール内容をまとめている。メールに見積もり料金や、オプションサービスの詳細などを載せている業者もあれば、見積もりの予約を必要とする業者などさまざまだった。

引越し業者6社のメール内容まとめ

引越し業者

見積もり料金       

主な特徴・サービス

A社(大手)

訪問見積もり要予約

 

B社(大手) 35,200円~

 

C社(大手) 訪問orリモート見積もり要予約 Webで見積もり・予約が完了(単身かつ家財少なめの場合)
D社(中堅) 39,600円 

LINEで見積もり・契約が可能

E社(大手) 訪問orリモート見積もり要予約

・Webで契約まで完結(ワンルーム、30㎞以内の移動が対象)

・LINEで査定する不要品買取

F社(中堅) 12,000円 ベッドの解体・組み立て、洗濯機と冷蔵庫の取り外し、取り付けが無料

 A社、C社、E社は、いずれも大手の引越し業者。メールに見積もり価格を記載しておらず、訪問見積もりの予約を勧めていた。メールの返信で希望日時を伝えるか、電話して日程調整をする流れだ。

 A社のメールには、正式な見積もり価格は書かれていなかったものの、一般的なワンルームで「25,000円~」との記載があった。ただし、移動距離が10㎞以内とかなり近距離での引っ越しの目安なので、あまり参考にはならない。

◆A社からのメール

アーク

 また、C社とE社は、訪問のほか「リモート見積もり」にも対応していると記載していた。リモート見積もりでは、ZOOMなどのオンライン通話サービスを通して、画面に部屋の様子を映し、見積もりを出してもらう。訪問見積もりと同様の見積もりができるため、感染リスクが気になる人や、訪問での対応を避けたい人にとっては有効だろう。

サカイのリモート見積もり
大手引越し業者の多くが、オンラインの見積もりサービスを提供している(画像:サカイ引越センター)

 その他、A社、C社のメールには、単身で荷物が少ない場合、電話のみでも見積もりが可能と書かれていた。

最安値の見積もり料金は、1万円台!?

 一方、メールに見積もり料金を記載していたのは、B社、D社、F社の3社。B社は、全国展開している大手だ。見積もりは「35,200円~」という案内だった。「~」とあるので、実際に問い合わせてみないと正確な費用は分からないが、価格の目安は分かるため、B社を候補に入れておこうという気持ちになった。

 下の画像は、実際に届いたメールだ。

◆B社からのメール

ハート

 関西に本社がある中堅D社からのメールには、見積もり額が「39,600円」と書かれていた。メールは送信専用で、返信ができない仕様だった。コンタクトを取るには、電話する必要がある。

◆D社からのメール

ラク越

 F社もD社と同じく中堅業者で、メールには、通常相場50,000円のところ「12,000円」と他社と比べて圧倒的に安い価格が書かれていた。近距離(15km程度)の引っ越しと同等の料金だったので、かなり衝撃を受けた。

 見積もり料金の記載があった3社で最も高かったD社と比べると、27,600円安い計算になる。なお、F社も送信専用のため返信できず、こちらから電話をかけるタイプだった。

◆F社からのメール

幸運

 各社からは合計5~6通ほど営業メールが届いて、そのうちメールは来なくなった。しかし、このF社は2人の担当者から合わせて10通ほど営業メールが来た。それ以外にも定期的にメールが届いた。同社のメーリングリストに登録されたようで、こちらから解除しないとストップされなかった。

 F社は、引越し料金が非常に安く、無料サービス(洗濯機や冷蔵庫の取り外し、取り付け等)が他社とも比べて魅力だ。ただ、営業メールの頻度が多く、しつこい印象だったのがマイナスに響いた。とはいえ、営業電話よりは煩わしさはないので、そこまで気になる点でもない。

気になる業者にコンタクトを取る

 各社からメールを受け取った後は、気になる業者にコンタクトを取る流れだ。3~4社ほど選ぶといいだろう。業者の選び方の基準としては、何を優先するかによって変わってくる。

 例えば、とにかく安く抑えたいなら、最安値付近の見積もり料金を記載している業者数社に連絡してみよう。注意したいのは、実際に自宅に訪問してもらったら、当初メールで案内された見積もりと異なる可能性もあることだ。なので、最安値の1社だけに絞らない方がいい。

 また、業者の対応範囲やサービス内容もしっかり確認しておきたい。梱包資材や家電の取り付けなど別料金がかかる場合もある。

 安心感やサービスの充実度を重視するなら、大手数社を候補に入れておこう。さらに、地域密着型の業者も入れておくのがおすすめだ。大手の業者とほぼサービスレベルは同等だが、価格が断然安い穴場の業者はかなり存在している。

 複数の業者の見積もりがそろったら、価格交渉を試しみよう。他社の見積もりを把握していることで、値下げの交渉が断然やりやすくなる。


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SUUMO引越し見積もりのメリット・デメリット

 SUUMO引越し見積もりの「一括見積もり」を実際に使って感じたメリット、デメリットについて説明したい。

「SUUMO引越し見積もり」のメリット・デメリット・おすすめポイントは?

メリット

・電話番号の入力が任意のため、業者から電話がかかってこない。
 入力の必須項目が少なく、簡単に一括見積もりができる。

  • ・大手不動産ポータルサイト「SUUMO」が展開しており、信頼感がある。
     

デメリット

  • ・サイト内で各社の見積もり概算があまり把握できない。
  • ・各業者とのメールのやり取りが電話より時間を要する。

 

SUUMO引越し見積もりはこんな人におすすめ!

  • ・引越し業者からの電話がネックで、一括見積もりを使うのをためらっている。
  • ・簡単な入力で、スピーディーに見積もり依頼を試したい。
  •  

最大のメリットは?

 SUUMO引越し見積もりを使う最大のメリットは、やはり電話を受けることなく、メールで業者の提案を受けられる点だろう。 

 筆者は別の見積もりサイトを使って、業者から電話がかかってきた経験が何度があるので、電話なしで進められるというのは想像以上に快適に感じた。電話が鳴る煩わしさがなく、返信したいときに返信でき、自分のペースで進められるのが良い。

 他方、メールだからこそのデメリットもある。見積もりをスピーディーに進めたい場合には、電話に比べてメールでのコミュニケーションだとどうしても時間がかかってしまう。ただ、その場合もこちらからメールに載っている電話番号にかければいいので、大きなデメリットにはならないだろう。

 また、他の見積もりサイトと比べて、入力項目が少ないのもメリットだ。特に、時間がかかる「荷物の入力」が任意のため、効率的に一括見積もりを試したいときに適している。付帯のオプションサービス(インターネット、ウォーターサーバーなどの契約)を選択させる画面が出てこないのも良いところだと感じた。

デメリットに感じた点は?

 デメリットに感じたのは、SUUMO引越し見積もりのサイト内、かつ各業者から届いたメールだけでは、見積もり料金を思ったより把握できなかった点だ。SUUMO引越し見積もり内でも、概算の見積もりを表示する機能があるが、今回は7社中1社しか出てこなかった。

 さらに、各社からのメールのみで見積もり価格が分かったのは、6社中3社。訪問見積もりを依頼する前に、ある程度概算を知っておきたいと思っていた身としては、残念に感じた。

 特に大手引越し会社は、入力条件だけで見積もりを出さず、実際に家財の量を目で確認してから正式な見積もりを出す傾向が強いので、仕方がない部分もある。

 もし事前に概算金額をつかんでおきたいなら、別の引越し見積もりサイトである『引越し侍』の「ネットで料金比較」を使ってみるといい。見積もり依頼を出す前に対応業者の概算金額が一覧で表示されるので、便利だ。

【関連記事】引越し侍で見積もりを依頼してみた! 安くて評判の良い業者を選べるのか? 実際の見積もりを公開!

 総じて、SUUMO引越し見積もりはデメリットもあるが、引っ越し業者から営業電話がかかってこないというのは、デメリットを大きく凌駕する利点だと思った。電話がネックになって、一括見積もりサービスを使うのに躊躇している人には、まずSUUMO引越し見積もりを使ってみるのをおすすめしたい。


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複数の一括見積もりサイトを使って比較しよう

 引越しで重要なのは、さまざまな引っ越し業者を比較して、納得のいく業者を選ぶことだ。1つの一括見積もりサイトを使うだけでも、何社かの業者とコンタクトを取れるが、できれば複数のサイトを同時に使うと、安くて優良な業者を見つけられる可能性が高まる。

 提携している業者が見積もりサイトによって異なるため、同じ引越し条件でも対応できる業者がおのずと異なってくる。実際に筆者がSUUMO引越し見積もり以外のサービスも使ってみたところ、共通の業者もあったが、SUUMOにはなかった対応業者がいくつか出てきた。

 

 以下は、編集部おすすめの引越し一括見積もりサイト5社を比較した表だ。ぜひ参考にして、活用してみてほしい。

       引越し一括見積もりサイトおすすめ5社を比較

      
一括見積もりサイト名 suumo引越し見積もり 引越し侍 LIFULLロゴ 引越し価格ガイド ズバット引越し比較
おすすめポイント 電話番号登録なし、メールアドレスのみで見積もりが可能。業者からの電話を避けたい場合は最適。 条件に合った業者の見積もり概算や口コミを比較して選べる。安くて評判の良い業者が見つかりやすい。 対応可能な業者の単身・家族別の平均見積もり金額や特典サービスが確認できる。 引越し侍と同じエイチームが運営。最大10社に一括で見積もりする。効率的に交渉したいなら便利。 最大12社に一括見積もりを行う。多くの引越し業者と相見積もりを取りたい場合に適している。
提携業者数 約120社 約330社 約130社 約330社 約230社
口コミの数 約7万4000件 約7万9400件 約1万300件 約5万3900件 不明
電話番号入力 不要 必須 必須 必須 必須
依頼先の業者を選べる × × ×
対応業者一覧から口コミを確認 × × ×
 

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【関連記事はこちら】>> 「引越し一括見積もりサイト」7社を徹底比較!おすすめのサイトはどこ?利用方法や注意点を解説

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SUUMO引越し(引越し一括見積もりサイト)
特徴 ・電話番号の入力は任意
・入力内容が少なく、見積もりを取るのが簡単
・業者の評価やクチコミを参照できる
紹介する引越会社 約100社以上(サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社、ハート引越センターなど。2022年4月時点)
サービス開始 2004年
運営会社 株式会社リクルート
デメリット 提携している引っ越し会社数は100社とそれほど多くないが、大手はほとんど網羅している
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引越し侍(引越し一括見積もりサイト)
特徴 ・業界最大手の引越し見積もりサイト
・引越し業者の評価やクチコミも参照できる
・「ネットで料金比較」を選択すると、契約までネットで完結
紹介する引越会社 約290社(アート引越センター、サカイ引越センター、アリさんマークの引越社、日本通運など。2022年4月時点)
サービス開始 2006年
運営会社 株式会社エイチーム引越し侍(東証プライムエイチームのグループ会社
デメリット 入力時に、荷物の数量などの情報を詳細に入力する必要がある
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特徴 ・表示された業者の中から、見積もり依頼する業者を自分で選べる
・業者の評価やクチコミを参照できる
・清掃サービスの内容や、各社の特典も同時にチェックできる
紹介する引越会社 約130社(アリさんマークの引越社、クロネコヤマト引越センター、サカイ引越センター、アート引越センターなど。2022年4月時点)
サービス開始 -
運営会社 株式会社LIFULL MOVE
デメリット 同時に申し込めるWi-Fi工事などのオプションに、デフォルトでチェックが入っている。他サイトでは入っていないので、同じだと勘違いする可能性がある
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