サカイ引越センターで見積もりを取った結果は? 見積書や営業の対応、メリット・デメリットを徹底検証

2022年11月2日公開(2022年12月7日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

業界最大手、サカイ引越センターで見積もりを取ってみた。今回は、単身引越し向けの電話見積もりを実施。営業担当者の対応の様子は? 値下げ交渉後に引越し料金はいくら安くなったか? 実際の見積書を公開し、サカイ引越センターの見積もり対応を徹底検証する。業界2位のアート引越センターで取った見積もりとも比較した。

サカイ引越センターの特徴は?

サカイ引越センターのトラック
パンダが目印のサカイ引越センターのトラック(出所:サカイ引越センターWebサイト)

 サカイ引越センターは、売上高、引越し作業件数ともに日本一を誇る引越し最大手企業だ。

 売上高は920億円を超え、従業員数も業界トップの6,235人(2022年3月末時点)が在籍する。

 「引越のサカイ」という呼び名と、かわいらしいパンダのイメージキャラクターでもおなじみだろう。

 1971年の設立当初は、大阪などの近畿地方を拠点としていたが、現在は北海道から沖縄まで各地に営業所があり、全国の引越しに対応している。

 また、サカイ引越しセンターは、法人専門部署を持ち、企業の従業員の引越しにも力を入れている。転勤などの引越し時に会社経由で利用した人がいるかもしれない。

 不動産会社との提携も多く、物件探しの際にサカイ引越センターを勧められることもあるだろう。実際に筆者は、サカイ引越センターで引越しを経験したことが過去数回ある。

サカイ引越センターの見積もりの種類

 サカイ引越センターが実施する見積もりには、どんな種類があるのか見てみよう。

サカイ引越センターの見積もり

名称 条件 内容
訪問見積もり 家族、単身 自宅に来て家財を確認し、見積もりする
電話見積もり 単身 電話で家財を確認し、見積もりする
リモート見積もり「まリモ」 単身 ビデオ通話でカメラに家財を映し、見積もりする
スマート見積もり 単身、現住所が北海道・東北・九州・関東限定 LINEを使って、チャットで見積もりする
ササッと予約 単身、現住所が一部限定、走行距離100㎞以内 サカイのパートナー企業が担当する。1.5tトラックを利用。訪問なし、Web上で決済まで行う

 サカイ引越センターでは、訪問見積もり以外にもさまざまな見積もりを実施しているが、すべて単身者向けだ。家族の引越しは、基本、訪問見積もりとなる。

 「まごころリモート見積」を略した「まリモ」は、コロナ禍以降にスタートしたオンライン見積もりサービスだ。ビデオ通話でカメラに家財を映すことで、訪問見積もりと同様の見積もりを行う。


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一括見積もりサイトを活用し、料金相場をチェック

 サカイ引越センターに見積もり予約を入れる前に、まずは引越し一括見積もりサイトを使って、各社の料金相場を確認した。

 今回使ったのは「引越し侍」だ。トップ画面「今すぐネットで料金比較」から、引越し条件を入力して「各社の料金を表示」をクリック。すると、下の画像のように対応可能な引越し業者が3社並んだ。

引越し侍WEBサイト画面

対応業者が一覧で並ぶ。各社の口コミも確認できる(出所:引越し侍

 今回の引越しは、300キロと中距離のため、全国展開する大手引越し会社のみが対応できるようだ。より近距離なら、中小規模の業者も表示されるだろう。

 利用者の平均価格は、高い方からサカイ引越センターの160,974円、ハート引越センターの148,720円、アート引越センターの128,700円だった。最高値と最安値の差は、32,274円。

 ただし、正式な見積もり料金ではないため、あくまで目安として頭に入れておけばよい。もし複数社に見積もりを依頼するなら、一括見積もりを通して、依頼してみよう。1社ずつ見積もりを依頼するより、効率的に進められるのでおすすめだ。

サカイ引越センターのオンライン見積もりを予約

 今回、サカイ引越センターのオンライン見積もり「まりモ」で予約を入れた。

 筆者の引越し条件は、以下のように設定した。

 ・単身
 ・関東地方から中部地方へ転居(約300キロ)
 ・間取りは、1K→1LDK
 ・引越し時期は、2022年9月下旬の土曜日
 ・時間帯はいつでもOK(フリー) 

 「まリモ」は、サカイ引越センターのWebサイトから予約が可能だ。

サカイ引越センター「まリモ」(画像:サカイ引越センターWebサイト)
ビデオ通話で見積もりを行う「まリモ」(画像:サカイ引越センターWebサイト

 予約を完了すると、携帯電話宛てに、ビデオ通話用のURLが記載されたSMS(ショートメッセージ)が届く。見積もり当日、そのURLに入り、担当者の案内に従い、家財をカメラで映して見積もりを行う流れだ。

 見積もりの時間帯は、9時~20時の間で選べる。「まリモ」では、翌日でも予約枠が多く、ほぼ希望通りの日程に予約が取れると感じた。

 業界2位のアート引越センターのオンライン見積もり「ミライ」でも予約を取ったが、サカイの方が予約枠は多かった。 

「まリモ」の予約日時画面
「まリモ」の予約日時画面。翌日から予約可能だった

 注意点としては、「まリモ」は単身引越しのみで、家族には対応していないこと。この点、アート引越センターのオンライン見積もりは、単身限定ではないので、より広い層が利用可能だ。

 ただし、部屋数や家財が多い家族引越しでは、訪問見積もりが一般的であることを頭に入れておこう。

サカイのリモート見積もり「まリモ」予約の流れ

1「まリモ」のページから見積もり予約のボタンを押す

  1. 2見積もり希望日と時間を選択する

  2. 3利用条件を確認の上、同意ボタンを押す

  3. 4個人情報(氏名、電話番号、メールアドレス)を入力

  4. 5現住所を入力後、引越し先住所を入力

予約完了後、担当者から電話が来る

 予約を完了した直後、自動メールが届いた。

サカイ引越センター「まリモ」予約確認メール
予約内容について書かれている

 さらに、約20分後、サカイ引越センターの担当支社から電話が来た。男性の営業担当者だ。

 担当者は、単身の引越しか、法人の引越しではないかを確認した後、「よろしければ今から見積もりできますが、いかがでしょうか?」と尋ねてきた。筆者がお断りすると、まリモで予約した希望日時を確認して、電話は終了した。

 営業担当者からはすぐに見積もりを取りたい意思を感じたが、丁寧な言い方だったため、そこまで気にはならなかった。ただ、送られるはずのSMSがこの時点ではまだ届いていなかった。

サカイ引越センターの見積もり対応の流れ

電話見積もり
予定時刻前に担当者から電話が来た(画像はイメージです。出所:PIXTA)

 では、見積もり当日、どんな様子だったか説明していきたい。

 まず、見積もり開始の1時間半前に、先日と同じ担当者から電話が来た。

 本日の見積もりが問題なく行えるかを確認し、「もし時間があれば、今から見積もりを開始しても問題はないでしょうか」と聞かれた。対応が難しかったため、もともと予約していた時間でお願いした。

 「今から」というのは、時間が空いていたり、急いで見積もりをしてほしい人にとっては、いいかもしれない。筆者は、希望日時を尊重してほしいと感じた。

 見積もりの時間になると、先ほどの担当者から着信が入った。ビデオ通話ではなく、電話でこのまま見積もりを行うようだ。

 理由はあとで分かったのだが、筆者が過去にサカイ引越センターの利用経験があり、データが残っていたため、電話での確認で問題ないと判断されたようだ。

 初めてサカイを利用する人が「まリモ」を利用する場合、SMSで見積もり用のURLが送られてくる。そこからビデオ通話でカメラを通して見積もりを行う。今回は、イレギュラーな対応であったことを特筆しておきたい。

見積もり全体の流れ

 見積もり全体の流れとしては、以下のように進んでいった。

①引越し詳細の確認(約5分)
前回の引越しから変化した家財について(約3分) 
③家具・家電の確認(約10分)
④プランの説明と引越し料金の案内(約10分)

 全体で30分程度の見積もり時間だった。順番に説明していきたい。

引越し詳細の確認

 最初に確認したのは、下記の内容だ。

・時間指定をするかしないか
・荷物の搬出予定日時(15時~18時の間)
・荷物の搬入予定日時(搬出日の翌日、10時~15時の間)
・引越し先の住居は、トラックが通れる道幅があるか
・引越し先の鍵の受け渡しはいつ行うか
・自身の新居までの移動手段は何か

 新居の道幅に関しては、担当者は「事前にGoogleマップで確認したが、データが古く確認が取れなかった」と話していた。また、鍵の受け渡しや移動手段を確認することで、引越しが滞りなく進められるよう気にかけている様子がうかがえた。

家財の確認

 メインの家財の確認に入ると、担当者はこう話した。

 「以前もうちで引越しを経験されているというデータが残っておりまして…。段ボールも15箱で対応していますので、荷物が大幅に増えていなければ、今回も15箱で良いかと思います。あと、段ボールに入らない家具・家電などのお荷物は、以前引越しした時とお変わりないですかね? 同じでしたら、見積もりは今すぐできます」

 筆者は、これまでサカイ引越しセンターで数回引越しを経験している。家財の種類・量が履歴として残っているので、大きな変化がなければ、わざわざカメラで映して確認する必要がなかったのだろう。
 
 当時は、いずれも家具・家電付きの物件に住んでいたのだが、現在は自分で購入したこともあり、家財は大幅に変化していた。その旨を伝え「冷蔵庫や洗濯機は運ばないといけない」と知らせると、担当者は「そうだったんですね」と少し驚いている様子だった。

 そこで、改めて、家具・家電の種類やサイズ感を伝えることになった。「冷蔵庫は、自分の身長より高いか」「タンスは、横幅と縦幅のどちらが長いか」など質問を受けた。電話対応であったため、サイズ感を間違えないように、しっかり伝える必要性があった。

 段ボールに入れる荷物の量に関しては、以前と大きな変化が無いことを伝えると、「以前とほぼ同じ段ボールの数(15箱)だとは思いますが、念のため大きい段ボール10枚と小さい段ボール20枚をお渡しします。もし余ったら、搬出時に回収します」と話していた。

引越しプランの説明

 続いて、引越しプランの説明があった。下の表のように、3種類のプランを案内された。

プラン名 内容 料金の目安
(※エコノミープランを基準とした場合)
エコノミープラン 「荷造り」「荷ほどき」を自身で行うプラン  
スタンダードプラン 専門スタッフが「荷造り」または「荷ほどき」のどちらかを行うプラン +約3万円
フルサービスプラン 専門スタッフが「荷造り」と「荷ほどき」を行うプラン +約7万円

 今回は費用を安く抑えたかったため、エコノミープランで見積もりを依頼した。また、有料のオプションで「専門業者による洗濯機の取り付け」を選択。取り付けの料金は、税込み4,400円だという。

 今回の案内にはなかったが、サカイ引越センターは、荷物が少ない単身向けに「小口便引越プラン」も提供している。規定の専用ボックスに入れて運ぶ、いわゆる「単身パック」である。こちらも見積もりが必要なので、気になる人は予約をしてみよう。


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見積もり料金と値引き交渉の結果は?

見積もり
気になる見積もりの価格は?(出所:PIXTA)

 すべての確認が終わると、担当者が見積もりの計算をした。電話越しに、手慣れた感じで電卓をたたく音が聞こえてきた。

 その時に提示された見積もり金額は、11万8,250円(税込み)だった。

 ほぼ同条件で見積もりを取ったアート引越しセンターの初回提示金額は、14万5,335円(税込み)だったので、サカイの方が約2万7,000円安い。

 この料金は、トラックの車両費、作業スタッフの人件費、洗濯機の取り付け費用と「安心保証パック(※)」というサービス加入料(1,650円)の合計だ。

 梱包資材はすべて無料で付いてくる。段ボールの他、布団袋2セットと衣装用ハンガーケース1箱、15着程度入れられる衣装ケース5箱を用意してくれるという。

 ここで気になったのは、担当者からは合計金額を伝えられただけで、細かい内訳については説明がなかったことだ。上記の内訳は、あとから届いた見積書で把握した内容である。

 筆者の過去の引越しでも、まずは合計金額を提示されて、それに納得した場合、詳細な見積書を出してもらう流れだったため、事前に内訳を事細かに説明される機会はなかったと記憶している。

 一方、アート引越センターのオンライン見積もりでは、明細書をもとに内訳を説明してくれたので、価格に対してより理解が深まった。見積書をもらう前に内訳を知りたい場合は、担当者に聞いてみるといいだろう。

(※)「安心保証パック」とは?
  • サカイ引越センター独自のオプションサービス。下記の3つのサービスが含まれる。
  • ①家具移動サービス:引越し後の6カ月以内で、レイアウトを変更したい時などに家具の移動を依頼できる
  • ②10分間サービス:新居搬入後の10分間、スタッフに何でも依頼できる(例:照明の取り付け、カーテンの取り付け、部屋の掃除など)
  • ③安心保証サービス:輸送中の家財の破損、盗難、紛失時の補償など

値引き交渉をしたら、いくら安くなったか

 すでに安い見積もりを出してもらえている実感はあったが、価格交渉を試してみた。ここからどのくらい安くなるのだろうか。

 「他社でも見積もりを取っています。さらに安くしてもらえないでしょうか?」と聞いたところ、担当者は「もう大分安くしているはずなんですが…」と困っている様子が伝わってきた。

 だが、応じてもらえた。「ここから何万円も下げることはもう無理でして。でも、ここを少し安くできるかな」と呟きながら提示した金額は、11万1,650円であった。先ほどの金額11万8,250円から「6,600円」値下げしてくれた形だ。

値引き 11万8,250円 → 11万1,650円

 ちなみに、アート引越センターからは、その場で即決すればさらに安くなる割引で「12万円」の見積もりをもらっていた。

 この価格にはサカイで依頼しなかった冷蔵庫のリサイクル回収費用6,300円が含まれている。同費用を引いて比べると、総額は、サカイ引越センターの方が2,050円安いという結果だった。

 担当者は「最初の見積もり金額から本当に安くさせていただいております。これ以上安くすることは出来ないので、こちらの金額で了承していただきたいです」と伝えてきた。ぎりぎりのラインまで対応してくれたと感じ、筆者としてはかなり満足だった。

 そして「他社の見積もりを終えてから判断したい」と伝えて、ここで終了した。見積書を出してほしいとお願いしたら、後ほどメールで送ってくれるという。

値引き交渉のポイント

 今回の経験から、最初の見積もりですでに安い金額を出している場合は、数万円単位での値下げは難しいことが分かった。だからといって、交渉をあきらめる必要はない。試してみる価値はある。

 ポイントは、「他社でも見積もりをしている」「他社だと●万円の見積もりが出た」など、他社の存在をアピールすること。そうすれば、数千円ほどでも安くしてくれる可能性がある。

 交渉を有利に進めるためにも、引越しでは相見積もりは欠かせない。複数の業者に見積もりを依頼して、比較してみよう。


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サカイとアートの料金内訳を比較

 電話での見積もりが終わって約2時間後、正式な見積書がメールで届いた。

サカイ引越センターから届いた見積書
写真を拡大 サカイ引越センターから届いた見積書

見積書にある内訳は、下記の通りだ。

・車両:94,800円
・人件費(搬出1人、搬入1人の計2名):50,000円
・付帯作業(洗濯機の取り付け):4,000円
・安心保証パック:1,500円
(すべて税抜き金額)

 この車両費と人件費の合計144,800円に対して、48,800円が割り引かれている。交渉で下がった6,600円分の割引もここに含まれる。

 担当者は、Webからの見積もり予約で適用される20%オフに加えて、リピーターであることを考慮して、最終的に「33%」の割引を適用してくれた。

 備考欄には、搬入・搬出の時間帯や当日までの注意点、支払い方法等が記載されていた。例えば、箱詰めは自身で行うこと、冷蔵庫は前日までに中身を出してコンセントを抜いておくことなどだ。

サカイとアート、料金の内訳を比較

 サカイ引越センターの前に、アート引越センターでも見積もりを取ったので、2社の見積書の内訳を比較してみた。

見積もり料金の内訳を比較(※税抜き)

費用名 サカイ引越センター アート引越センター
車両費 94,800 85,500
人件費(2人分) 50,000 56,000
梱包資材 0 1,500
保防費 25,000
洗濯機取り付け 4,000 6,000
保証サービス 1,500
割引 ▲48,800 ▲71,209
101,500 102,791

 車両費と人件費を合わせた基本料金は、アート引越センターの方が3,300円安い。一方、洗濯機の取り付けは、サカイの方が2,000円安いことが分かった。

 大きな違いとえいば、資材の費用だろう。アート引越センターの「保防費」というのは、運搬時に住宅に傷をつけないための資材費で、25,000円とかなり高額だ。その点、サカイは梱包・運搬時の資材費用が、一切かからないのが利点である。

 割引に関しては、サカイは交渉後の値引き6,600円を含めた48,800円の割引だった。

 アートでは、基本料金の30%OFFになる「ネット割」(Webで見積もり予約をすると適用)42,450円に加えて、「即決割」と交渉した値引き分をあわせた28,759円の計71,209円が割り引かれている。

 この値引き額はかなり大きいため、最終的な総額料金に大きな差は生じず、サカイ引越センターの方が若干安い(2000円ほど)という結果だった。

 もし、筆者が2社のどちらかを選ぶとしたら、今回はサカイ引越センターを選ぶだろう。引越し料金が多少安いのに加えて、「安心保証パック」のサービスが充実しているのが、後押しになると思ったためだ。

【関連記事】>>アート引越センターで見積もりを取った結果は? 値引き交渉後の見積書を公開! 「オンライン見積もり」の対応を徹底検証!

サカイ引越センターに対する評価とメリット・デメリット

 サカイ引越センターの見積もりを経験して、どのように感じたか、消費者目線で評価していきたい。

見積もり担当者への満足度は?

 まずは、見積もり担当者の対応について。担当者は、常時はきはきした口調で話していて、好印象であった。電話見積もりだったので、先方の服装や表情などは分からないが、声や対応の仕方からは、不快に感じることはなかった。

 値引き交渉にも応じてくれたが、「安くするから、今うちで決めてほしい」などの強めの営業トークもなく、最後まで安心して話すことができた。

 また、事前に引越し先の道路状況や筆者の登録データなどを確認しており、準備をしっかりしてくれたのが良い印象だった。

 見積もり料金を確定するのがとてもスピーディーで、全体の見積もり時間が30分と短かったのも良かった点だ。

 一方、見積もり内容の細かい説明がなかったのは、アート引越センターの対応と比べると、丁寧さを欠いていると感じた。全体的にサカイは「スピードと金額で勝負!」という印象だ。

非対面、リモート見積もりのメリット・デメリット

 今回は、訪問見積もりではなく、非対面での電話見積もりを行った。サカイ引越センターでは、単身向けに非対面での見積もりサービスをいくつか実施している。

 ここでは、リモート環境での見積もりのメリット・デメリットについてお伝えしたい。

 メリット
 ・見積もりの予約が24時間いつでもWeb上で簡単に行える。
 ・訪問がない分、気を使わずに対応できる。
 ・訪問見積もりと同様の対応を受けられる。
 ・感染症リスクを防げる。

 複数のメリットの中でも特に良かったのは、「訪問がない分、気を使わずに対応できる」ことだ。営業担当者が自宅に来ないというのは、自身や部屋の状態を整える必要がなく、思った以上に気楽で良いものだと感じた。

 また、女性の一人暮らしにおいても、他人を自宅に入れる必要がないのは、安心だろう。もちろん感染症対策という面でも、心配する必要がないのはメリットだ。

 デメリット
 ・家財の申告漏れがあった際に金額が変わる可能性がある。
 ・単身者が対象で、家族引越しでは利用できない。
 ・訪問見積もり時のサービス、岩手県産米「ひとめぼれ」1kgがもらえない。

 一方、デメリットは、リモートであるがゆえに、家財すべてを正確に伝えられない可能性が生じるということ。もし、申告漏れが分かった場合は、引越し料金が変わるかもしれないので、注意が必要だ。

 また、家族引越しは対象外なのも残念な点である。特に小さな子どもがいる家庭には、スマホ一つで完了するオンライン見積もりは重宝するはずだ。家族向けにも展開すれば、よりサービスの向上につながると感じた。

複数の引越し業者から見積もりを取ろう

 以上、サカイ引越センターの見積もりの対応や結果を解説した。サカイ引越センターを検討している人にぜひ参考にしてほしい。

 まだ引越し会社を決めていない場合は、複数社の見積もりを取って、比較した上で決めよう。1社のみでは、見積もり料金が妥当なのか判断が難しいためだ。

 複数の引越し業者とやり取りするなら、一括見積もりサイトが効率的で重宝する。下の表は、編集部が厳選したおすすめの見積もりサイトだ。自身の条件に合ったものを活用してほしい。

      
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