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異業種から不動産会社に転職して成功する人の職種とは? 営業や販売職が有利!?

2021年6月24日公開(2021年6月24日更新)
梶本幸治

「不動産営業へ転職して成功している人は、前職でどんな仕事をしていたの?」「異業種からのキャリアチェンジは可能?」というご質問について、不動産会社向けの集客・教育コンサルを行っている私、株式会社レコの梶本幸治が解説いたします。不動産・住宅業界への転職をお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
(不動産会社向けの集客&教育コンサルタント・梶本幸治)

不動産業界への転職は、経験者のほうが優遇されるのか?

異業種からの不動産業界への転職は難しいのか(出所:PIXTA)

 不動産営業の仕事は、法律(民法や不動産登記法、建築基準法や宅建業法など)・税金・建築・投資などの専門知識や、対人折衝能力、不動産取引慣習への習熟度、不動産価格の相場観といったさまざまなスキルを必要とします。

 このような話を聞くと「中途採用で不動産業界に飛び込むのは難しいかな」「不動産会社も業界経験者を優先的に採用するのかな」と思いがちですが、必ずしもそうではありません。

 では、地域密着の少数精鋭型不動産会社に中途採用で入社した人は、前職でどのような仕事に就いていたのでしょうか。

 そもそも、地域密着の少数精鋭型不動産会社の中途採用といえば、同業他社の営業担当者で「こいつはイケそうだな」という人に、「今、いくら給料もらっているんだ? もっと給料出すから、ウチに来ないか?」と声をかけ、自社へ引っ張ってくるのが一般的でした。

 それ以外の中途採用でも、「経験者歓迎・宅建資格保有者歓迎」と書いた求人票を公共職業安定所(ハローワーク)に出しておけば、何人かの応募があったものです。

 不動産会社が業界経験者を優先的に採用するわけではない、と先ほど申し上げましたが、ひと昔前までは不動産業界も経験者優先の傾向が強く、未経験者の採用を躊躇(ちゅうちょ)する不動産会社は多かったように感じます

経験者の採用で起こる不幸な結末!?

 しかし、不動産業界の経験者を採用した場合、最初のうちは平穏な時間が流れるのですが、だんだんと雲行きが怪しくなっていくのです。中途採用で入社した営業担当者が目覚ましい業績を上げた場合、その会社の社長は次のように感じ始めるようです。

 「あいつ、俺の看板のおかげで仕事ができているのに、ちょっと業績が上がったからといって天狗になっているんじゃないか?」

 そして、業績を上げた営業担当者は次のように思い始めます。

 「俺のおかげで会社がもうかっているのに給料が安いなあ。なんてケチな社長なんだ」

 その反対に営業成績が上がらない場合、社長は「経験者だからと期待したけれど、とんでもないハズレ社員だ!」となりますし、社員側は「会社の方針がむちゃくちゃだから業績が上がらない。なんて無能な社長だ!」と思うのです。

 つまり、業績が上がっても上がらなくても、会社も社員も不幸な結末を迎えるケースが多く見受けられたのです。

最近では不動産業界未経験者の採用が主流に

 そこで、不動産会社社長の中には次のように考える人が増えてきました。

 「他社の"色"がついている不動産業界経験者の採用はもうやめよう。これからは未経験者を自社で鍛えて、社風に合った営業担当を育て上げよう

 そして、求人募集の方法も、今までのような知り合いを引っ張ってくる方法や、ハローワークに求人を出すだけの方法ではなく、有料の求人媒体を利用するようになりました。

 求人媒体を利用する場合は、少なくとも1回の募集で50万~100万円ほどかかるため、不動産会社側も真剣です。不動産業界未経験者を採用するわけですから、即戦力として期待することはできません。しかし、将来的な伸びしろが感じられる人を採用しようと、研究に研究を重ねることになります。

 では、不動産業化へ転職して成功している人は、前職でどんな仕事をしていたのでしょうか? 今回のテーマについてお話しさせていただきます。

キャリアチェンジで成功している人の前職は?

ショップ店員などの販売職は不動産営業に向いている(出所:PIXTA )

 私が不動産会社社長から「梶本さん、不動産業界未経験者なら、どんな経歴の方を採用したらいいと思いますか?」と尋ねられたら、私はこう答えるようにしています。

 「学歴不問。年齢30歳まで。前職で営業や販売など、人と接する仕事をしていた人を採用してください」

 不動産業で必要とされる法律・税金・建築・投資などの専門知識や、不動産取引慣習への習熟、不動産価格の相場観といったスキルは、不動産会社に入社後、ゼロから身に付けても十分に間に合いますが、対人折衝能力に関してはある程度、ベースとなる経験が必要だと考えています。

 そこで、不動産営業の経験はないものの、ほかの営業職(車や保険のBtoC営業、ルート営業などのBtoB営業など)や販売職(ショップ店員など)が候補に挙がってきます

 実際、私がコンサルティングをさせていただいている九州のクライアント(不動産会社)では、デザイン系の専門学校を卒業後、アパレル業界に就職し5年間販売の仕事をしておられた方(不動産業界未経験)を採用されました。

 この方は入社後、2年の間に不動産の媒介契約(売主様から不動産売却の依頼をいただく際に取り交わす契約)を62件も獲得。月平均で2.58件という立派な成績です。

 さらに申し上げますと、この方が入社された時点で、この会社は社長と事務担当者の2名だったので、会社の力で案件が舞い込んで来るということはありませんでした。

不動産業界未経験者の転職で注意すべき点

 この営業担当者の活躍を見るにつけ、「真面目にコツコツ業務に取り組み、お客様のことを第一に考えることができれば、不動産業界未経験者でも十分に通用するんだなぁ」と、改めて感じた次第です。

 このような方であれば、異業種からのキャリアチェンジであったとしても活躍できる可能性は十分にあると思います。

 ただし、転職する不動産会社に「人を育てよう」という意思があるか否かは感じ取ってくださいね。残念ながら不動産会社の中にはまだ、「営業担当者は使い捨て」と考えている会社がたくさんあります。

 不動産業界未経験でそんな会社に飛び込んでしまっては、何も教えてもらえないまま、3カ月の試用期間満了により退職、なんていうことにもなりかねません。

 面接などでは「人を育てよう」という意思があるかどうか確認することを忘れず、転職先を選ぶよう注意してください。

【関連記事はこちら】>>″不動産業界への転職″はおすすめ? 未経験での転職で「成功する人」「失敗する人」

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