リフォーム会社おすすめランキング！ 大手28社比較で分かった本当に評判・評価の良い業者は？

ランキング上位のリフォーム会社を選ぶのはまだ早い！

　ここまで大手リフォーム会社（全28社）のランキングを見てきたが、上位のリフォーム会社だからといって、工事の依頼を決めてしまうのはまだ早い。リフォーム工事は専門性が高く、会社によって得意・不得意が大きく異なるからだ。

　また、担当者との相性も重要で、人気のリフォーム会社だからといって、担当者とのコミュニケーションが円滑に進むとは限らない。

　ランキングはあくまで参考にして、自分に合ったリフォーム会社を根気よく探すことが大切だ。

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リフォーム会社選びの注意点

　では、リフォーム会社を選ぶ際に知っておくべきことや、注意することについて解説しよう。

相場価格よりも高額な金額を請求されることがある

　世の中には悪質なリフォーム会社も存在する。客側にリフォームに関する知識がないと見るや、法外なリフォーム費用を請求してくる会社もあるのだ。こうした悪質業者に引っかからないためにも、相場を知っておくことはとても重要だ。

「無料」「人気」をうたい文句にしている会社は危ない

　リフォーム費用は、決して安いものではない。そのため、リフォーム費用を安く抑えることは、消費者にとって重要事項のひとつでもある。しかし、「無料」「格安」「激安」「人気」といった言葉を多用する業者は、悪質業者の可能性があるので注意が必要だ。

相見積もりを取るようにする

　法外なリフォーム費用を請求したり、無駄な工事を提案するような悪質なリフォーム会社を避けるためには、複数社から提案を受け、相見積もりを取ることが重要だ。見積もり金額やサービス内容を比較し、適正価格で請け負ってくれるリフォーム会社を探そう。以下にまとめたリフォーム一括見積もりサイトを活用することで比較検討が行いやすい。

リフォーム一括見積もり・会社紹介サイト おすすめ12社を比較！

　また、どんなに魅力的な提案に見えても、その場で契約を迫ってくるリフォーム会社と契約を結んではいけない。強引に営業してくる会社は、悪質なリフォーム会社である可能性が高いため、注意しよう。

リフォーム後のサポートが悪い場合も

　リフォームは、工事が完了したら終了というものではない。工事終了後にも不備が発覚したり、故障してしまうケースはよくある。そんな場合に備えて、多くのリフォーム会社では「◯年保証」「無料メンテナンス」「無料点検」といったサービスが付帯しているが、アフターフォローを一切用意していないリフォーム会社もある。

　また、アフターフォローがあると言いながらも、無料メンテナンスや保証期間内の無料修理を依頼した際に、対応が悪いといったケースもある。このようなリフォーム会社を事前に見抜くことは難しいかも知れないが、工事を依頼する前に、口コミや評価をチェックしておくことで、多少はトラブルを避けることができるだろう。

リフォームでよくあるトラブル例｜事前に知って費用が抑えられるかも

担当者とのコミュニケーショントラブル

　リフォームにおける最も多いトラブルの一つが、施主と担当者とのコミュニケーションのズレによるもの。「言った、言わない」「できると言われていた工事が実際にはできなかった」「伝えていたイメージと違った」といった問題は、担当者との意思疎通ができていないことで発生する。

　口頭で話し合ったことは必ず文書にしてもらう、リフォームのイメージは言葉だけでなく写真を用いて説明する、など、施主側もできる限りトラブルの防止に努めることがおすすめだ。それでも話が通じない場合は、担当者を変更する、リフォーム会社自体を変えるのも視野に入れよう。

多額の追加費用が発生した

　次に多いのが、思わぬ追加費用がかかってしまったというケースだ。リフォーム対象となる物件の劣化具合によっては、新築以上の費用が発生する場合もある。

　リフォームは、プロの目から見ても「実際に工事を始めてみないと実情は分からない」というのはよくある。「水回りのリフォームを依頼したところ、周辺の壁が腐敗していたので壁の工事も必要になった」「配管が想定以上に劣化していた」などだ。

　追加工事の発生を防ぐためには、事前に建物調査（インスペクション）や、見積もり時の、リスク面でのチェックを徹底しておくことが大切だ。

近隣住民とのトラブル

　戸建て、マンションに関わらず、リフォームの際には近隣トラブルが発生することもある。特に、工事が長期にわたる場合や、規模が大きい工事の場合、騒音や揺れが長く続くことも。また、外壁を壊すと粉塵（ふんじん）が風に乗って、隣の家を汚すことも考えられる。

　リフォーム工事の前には、近隣住民への挨拶や、書面などで告知をしておくことが大切だ。また、クレームを受けた場合には、放置せず誠実に対応しよう。

リフォーム会社は業種によって得意なリフォームが異なる！それぞれどんな人におすすめ？

　リフォームを行う業種（会社タイプ）は、大きく以下の6業種に分類される。

　それぞれ特徴やメリット・デメリットが異なるため、まずは希望するリフォームにあった業種（会社タイプ）を選び、それから会社を絞り込んでいくことをおすすめしたい。

ハウスメーカー系のリフォーム会社

　従来、ハウスメーカーは自社で建築した家のリフォームのみ行うことがほとんどだった。しかし近年の中古住宅市場の拡大などを受け、他社で建てられた家についても積極的に工事を請け負う会社が増えている。

　ハウスメーカーは家の新築を多く手がけているため、耐震や断熱、間取り変更までを含めた大規模リフォームにも難なく対応できるのが特徴だ。

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マンションデベロッパー

　マンションの建築・販売を手がけるマンションデベロッパーは、マンションに特化していることが特徴だ。主に木造がほとんどの戸建て住宅と鉄筋コンクリート造（RC造）のマンションとでは、行うリフォームの内容は大きく違ってくる。

　また集合住宅であるマンションは、管理規約の内容に従うなど注意すべき点も多い。マンションリフォームを検討するなら、事情に精通したマンションデベロッパー系の会社は良い選択になるだろう。

電力・ガス会社

　電力・ガス会社でも、リフォームを行っている。ガスや電気機器が関与する水回りを中心とした小規模リフォームはもちろん、フルリフォームに対応している会社も多い。

　普段からなじみのある会社であるため安心感があり、相談や依頼のハードルも低い。機器の入れ替えとあわせてリフォームを検討するときには、窓口を一本化できるのでよい選択になるだろう。

住宅設備メーカー

　システムキッチンやユニットバスなどの住宅設備を販売しているメーカーも、リフォーム工事を受け付けている。導入したい住宅設備が決まっている場合は、あわせて相談すると効率的だ。

　自社商品を取り扱う業者のネットワークを構築し、一戸建てのトータルリフォームをコーディネートするメーカーもある。全国展開しているケースが多いため、調べてみるとよいだろう。

　ただし、自社製品を取り扱う工事店のネットワークから適した会社を紹介する形を取り、請負契約も工事店と直接行うケースも多い。その場合、メーカーが直接関与しない点は理解しておく必要があるだろう。

小売系（家電量販店、ホームセンター）

　家電量販店やホームセンターなどのなかには、販売している家電や住宅設備の取り付けを含めたリフォームを行なっているところがある。購入した商品の取り付けや交換といった、ごく小規模リフォームでも気軽に対応してもらえるのが特徴だ。

　多くのメーカーの商品を取り扱っているので、「キッチンは〇〇」「トイレは××」と好みのメーカーを選べるのがメリット。近年はリフォーム専門部署・スタッフを抱え、大規模リフォームに対応する会社も増えている。

専門のリフォーム業者

　近年は、リフォーム工事のみを行う専門業者も急増中だ。内装専門、外装専門など、独自の強みを打ち出した特化型のリフォーム専門業者も少なくない。部分リフォームであれば、経験豊富な専門業者はおすすめだ。

　SDGsを背景に、政府が中古住宅の流通に力を入れていることもあり、中古一戸建ての購入からリフォーム・リノベーションまでを一手に手がける「ワンストップ系」のリノベーション会社も増えている。窓口をひとつにできるので、物件購入とリノベーションを同時に進めたいときには検討するとよいだろう。

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