楽天損保の火災保険「ホームアシスト」のメリット・デメリットを解説! 水災リスクに応じて保険料が変わる唯一の火災保険【2022年10月最新版】

2022年8月31日公開(2022年9月26日更新)
ダイヤモンド不動産研究所
監修者 鈴木竜一郎:AFP認定者

楽天損保の火災保険「ホームアシスト(家庭総合保険)」の特徴を紹介しよう。火災保険業界では珍しく、水災リスクに応じた保険料を設定。水災リスクの低い地域では、保険料が安くなる。また、敷地内のさまざまな設備や付属建物も、補償対象としている。料金プランや、特約、おすすめポイントなども解説する。

楽天損保 ホームアシスト トップ
出典:楽天損保 ホームアシストWEBサイト

1. 楽天損保「ホームアシスト(家庭総合保険)」の特徴

楽天損保の「ホームアシスト(家庭総合保険)」は、持ち家向けの火災保険だ。

最も大きな特徴は、居住エリアの水災リスクに応じて保険料が設定されているという点。これまで、多くの損保会社では水災保険料を全国一律としていたが、楽天損保のホームアシストでは、ハザードマップに準じて水災保険料を細かく分けている。そのため、水災リスクの高い地域では保険料が高く、水災リスクの低い地域では保険料が安くなる。

また、インターネット経由で申し込みをすると、保険料が10%割引になるなど、これまでの損保会社では行われてこなかった取り組みが目立つ。

もちろん、楽天グループなので、保険料支払いで楽天ポイントをためる、楽天ポイントから保険料を支払うといったことも可能。楽天ポイントを利用している人にとってはメリットが多い保険だ。

2. 基本補償は必要に応じてカスタマイズ可能
(※2022年10月以降の契約〜)

楽天損保「ホームアシスト(家庭総合保険)」の基本補償は以下の8つ。そのうち、「①火災・落雷・破裂または爆発」「②風災・雹災(ひょうさい)・雪災」はすべての契約に必ず付帯している。

契約プランは2種類で、基本補償のうち「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」を除いた「おすすめプラン」と、補償内容を自由に選択できる「フリープラン」がある。フリープランでは、ある程度自由に補償内容を設計でき、カスタマイズ性が高い。

【楽天損保 ホームアシスト(家庭総合保険)の基本補償】

①火災・落雷・破裂または爆発
②風災・雹災(ひょうさい)・雪災
③水災
④建物の外部からの物体の衝突等
⑤水濡れ
⑥騒擾(そうじょう)または労働争議等
⑦盗難
⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)

フリープランにおいて選択制となっている「③水災」「⑤水濡れ」「⑥騒擾(そうじょう)または労働争議等」「⑦盗難」「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」については、セットする特約によって補償内容が異なってくるほか、補償の組み合わせによっては契約できない場合もあるので注意が必要だ。

水災リスクに応じて保険料が変動する仕組み

楽天損保「ホームアシスト」では、居住地の水災リスクに応じて保険料が変わる仕組みを採用している。つまり、水災リスクの程度が低い場所ほど、保険料がリーズナブルになるというわけだ。

楽天損保 水災料率 火災保険
出典:楽天ホームアシストWEBサイト 見積もりフォーム

保険料は、国土交通省のハザードマップの情報を照合し、河川の氾濫リスク(外水リスク)と、排水処理能力超過による内水リスクに分け、リスクがどの程度あるかによって5つに区分している。自分の住んでいるエリアがどの料金区分に当たるのかは、楽天損保のWEBサイトの「見積もり」で、住所を入力すると確認できる。

3. すべての契約で、7種類の費用保険金が自動セット

費用保険金とは、損害自体に対する補償ではなく、損害の発生に伴って生じる費用のこと。例えば、火災後の残存物撤去費用や清掃費用といったものだ。損害自体の金額はもちろん大きいが、こうした費用の負担も侮ってはいけない。

楽天損保「ホームアシスト」7つの費用保険金

費用保険金の種類は以下の7つ。「災害時諸費用保険金(事故発生時、損害保険金のほかに、プラスで支払われる保険金)」「水道修理費用」など、一般的な費用保険金は取り揃えてあるといえる。

特徴的なのは「緊急時仮住まい費用」で、万が一、住宅に住めなくなった場合の一時的な宿泊費用を補償するもの。この費用保険金が自動セットになっている商品は少ない。

楽天損保「ホームアシスト」7つの費用保険金

*災害時諸費用保険金
〈保険の対象が建物の場合〉基本補償①〜⑧の事故により保険金が支払われる場合
〈保険の対象が家財、設備・什器等および商品・製品等の場合〉基本補償の「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」を除く事故により保険金が支払われる場合。。ただし、「⑦盗難」においては、通貨、預貯金証明書などの盗難などは除く。
【保険金支払い額】損害保険金×15%(1事故1敷地内について、300万円限度)


*地震火災費用保険金
地震・噴火またはこれらによる津波を原因とする火災により建物が半焼以上となった場合、または保険の対象である家財が全焼となった場合。※地震保険金とは別に支払われる
【保険金支払い額】保険金額×5%(1事故1敷地内について、300万円限度)


*水道管修理費用保険金
保険の対象である建物の専用水道管が凍結により損壊し、修理費用を支出した場合
【保険金支払い額】実費(1事故について、10万円限度)


*緊急時仮住い費用保険金
保険の対象である建物が①から⑥、⑧の事故により協定再調達価額の15%以上の損害を被り、代替として臨時に使用する居住用施設・宿泊施設の賃貸料または宿泊料を負担した場合、および居住用施設・宿泊施設にペット(愛玩または伴侶動物として飼養している犬または猫)を同伴できないため、ペット取扱業者の利用料を負担した場合
【保険金支払い額】実費(1事故1敷地内について、保険金額×10% または100万円のいずれか低い額が限度)


*錠前交換費用保険金
保険の対象である建物の出入り口のドアの鍵が盗取され、ドアロック(錠前)の交換費用を支出した場合
【保険金支払い額】実費(1事故1敷地内について、10万円限度)


*特別費用保険金
保険の対象である建物が①から⑧の事故により保険金が支払われる場合で、保険契約が終了する場合
【保険金支払い額】損害保険金×20%(1事故1敷地内について、300万円限度)


*損害防止費用保険金
①のうち火災、破裂または爆発の事故で損害の発生または拡大の防止のために必要または有益な費用を支出した場合
【保険金支払い額】実費

  

すべての契約に付帯する「ハウスアシスタンスサービス」とは

これら7つの費用保険金の他に、自動でセットされるのが「ハウスアシスタンスサービス」だ。

これは、水回りのトラブルやカギのトラブルなどの日常的なトラブルに関して無料で応急処置を行うサービス。30分程度の応急処置に要する作業料、出張料はともに無料で、火災保険契約者または、その家族なども含めた被保険者が利用できる。たとえば、以下のようなケースで利用できるので確認しておこう。

●水回りのトラブル
住居内の排水の詰まり、トイレの詰まり、配管からの水漏れ、漏水などの点検・調査・応急処置

●カギのトラブル
住居の玄関カギを忘れたり、無くしたりした場合に対応するサービススタッフを手配

●ガラスのトラブル
住居内のガラス破損時の破片の片付け・養生作業・清掃をサポート

●エアコンのトラブル
住居内のエアコンの室内ホース詰まりによる水漏れなどのトラブル時に応急処置・状況確認

●給湯器のトラブル
住居内の給湯器トラブルにより、お湯が出ない、追いだきが出来ないなど、給湯器の設定などの確認・応急処置

  ただし、インターネット経由で申し込みをした場合は、1保険年度につき利用上限は2回までだ。とはいえ、小回りが利くサービスなので、すべての契約に自動付帯されているのはありがたいだろう。

4. 楽天損保「ホームアシスト」の特約

楽天損保の「ホームアシスト」の特約を紹介しよう。

特約とは、基本補償に加えて、オプションとして加入する補償のこと。建物や家財の補償に加え、日常生活に関わる補償も備わっている。

楽天損保「ホームアシスト」の特約

 中でも「個人賠償責任補償特約」は非常に重要。日常生活において、偶然、他人に損害賠償を支払わなくてはならなくなってしまった場合に保険金が支払われる。

 例えば、市区町村によっては加入が義務付けられている「自転車保険」も、この特約でカバーできる。自動車保険やクレジットカードの保険などに付帯するケースもあるが、もしも自分自身や、監督責任が自分にある家族が、こうした保険に加入していない場合は、必ず特約で加入するようにしよう。

楽天損保「ホームアシスト」の特約

 

*建替費用補償特約(保険の対象が建物の場合のみ)
事故により、建物が協定再調達価額の70%以上の損害を受け、同一用途の建物に建て替えた場合の費用を支払う。
【保険金支払い額】実費(協定再調達価額または保険金額のいずれか低い額から、損害保険金および譲渡額等を差し引いた額が限度)


*共用部分修理費用補償特約(保険の対象が区分所有建物の場合のみ)
バルコニー等のような被保険者が使用または管理する建物の共用部分が損害を受け、修理した場合の費用を支払う。
【保険金支払い額】実費(1事故1敷地内について、10万円限度)


*防犯対策費用補償特約(保険の対象が建物の場合のみ)
建物に不法侵入を伴う犯罪行為が発生し、再発防止のために、建物の改造を行った場合の費用を支払う。
【保険金支払い額】実費(保険期間中、20万円限度。ただし、保険期間が1年を超える場合、契約年度ごとに20万円限度)


*水濡れ原因調査費用補償特約(保険の対象が共同住宅の建物で、1棟契約の場合のみ)
建物で水漏れ事故が発生した場合に、その原因を調査するための費用を支払う。
【保険金支払い額】実費(保険期間中、100万円限度。ただし、保険期間が1年を超える場合、契約年度ごとに100万円限度)


*持ち出し家財補償特約(保険の対象が家財の場合のみ)
旅行等で建物から一時的に持ち出された家財が、日本国内で事故により損害を受けた場合に保険金を支払う。(現金等、預貯金証書を除く)
【保険金支払い額】盗難の場合、「損害額(修理費)ー免責金額」(1事故について、保険証券等記載の支払い限度額が限度)。盗難以外の事故の場合、「損害額(修理費
)」(1事故について、100万円限度)

*引越し中の損害補償特約(保険の対象が家財の場合のみ)
建物から転居先の住宅に運送中の家財が、事故により損害を受けた場合に保険金を支払う。(現金等、預貯金証書を除く)
【保険金支払い額】損害額(修理費)(1事故について、100万円限度)


*個人賠償責任補償特約 ※重要!
日本国内または国外において、住宅の所有、使用または管理および日常生活に起因する偶然な事故により、他人にケガ等をさせてしまったり、他人の物を壊してしまったとき、または電車等を運行不能にさせてしまった結果、法律上の損害賠償責任を負担することにより損害を被った場合に保険金を支払う。(応急手当および訴訟費用は別に支払う)
【保険金支払い額】賠償金額(1事故について、保険証券等記載の支払い限度額が限度)。訴訟費用、弁護士費用、示談費用等は別途支払われる


*借家人賠償責任補償特約(修理費用補償特約を自動セット)
(※賃貸住宅向け)火災、破裂または爆発により借用する戸室が破損し、借用戸室の貸主に対して法律上の損害賠償責任を負担することにより損害を受けた場合に保険金を支払う。また、借用する戸室が損害を受け、貸主との賃貸借契約に基づき自己の費用で修理した場合の費用を支払う。
【保険金支払い額】賠償金額(1事故について、保険証券等記載の支払い限度額が限度)訴訟費用、弁護士費用、示談費用等は別途支払われる。修理費用補償特約(火災、破裂・爆発、破損・汚損以外の原因による損壊によって修理が発生した場合)では、「実費ー3000円(1事故について、300万円限度)」


*建物管理賠償責任補償特約(漏水による建物管理賠償責任補償対象外特約をセット可能)
日本国内において、保険の対象である建物の所有、使用または管理および賃貸業務の遂行に起因する偶然な事故により、他人にケガ等をさせたり、他人の物を壊したりした結果、法律上の損害賠償責任を負担することにより損害を被った場合に保険金を支払う。※日本国内において発生した事故については、楽天損保が示談交渉を引き受け、事故の解決にあたる「示談交渉サービス」が利用可能。
【保険金支払い額】賠償金額(1事故について、保険証券等記載の支払い限度額が限度)。訴訟費用、弁護士費用、示談費用は別途支払われる


*類焼損害補償特約
自宅の火災、破裂または爆発の事故で近隣の住宅やその家財に損害を与えた場合に保険金を支払う。
【保険金支払い額】類焼補償対象物の損害額。ただし、他に火災保険等がある場合には、損害額から他で支払われる保険金を差し引いた額(保険期間中1億円限度。ただし、保険期間が1年を超える場合には、契約年度ごとに1億円限度)

(出典:楽天損保ホームアシスト パンフレット p.21-22 )

 

5. 独自の割引制度と、楽天ポイント制度

楽天損保の「ホームアシスト」では、以下の2つの割引制度と、楽天ポイントがたまる制度が用意されている。

*インターネットからの申し込みで10%割引

インターネットからの申し込みで保険料が10%割引となる。ただし、申し込み時には楽天IDによるログインが必須、保険料の支払い方法はクレジット払いのみとなる。申し込みに制限があるとはいえ、高額になる火災保険料が10%も割引になるのは、かなりお得だといえる。

*長期一括払い・長期年払い割引

2年以上の長期契約をする場合、長期一括払いや長期年払いを選択することで、1年当たりの保険料が割安になる。多くの損保会社で採用されている割引制度で、割引率は各社によって異なる。

なお、ホームアシスト「おすすめプラン」で試算した場合の保険料の割引率は、2年契約で6%、3年契約で8%、5年契約で8%であった。

 ※試算条件:東京都、新築木造、保険期間5年間・地震保険なし。建物保険金額2000万円、家財保険金額1000万円「おすすめプラン」

*保険料の支払いで楽天ポイントがたまる

  「ホームアシスト」では、保険料の支払いによって楽天ポイントをためることができるのも魅力だ。支払った保険料の1%が楽天ポイントが加算される。

 また、たまっている楽天ポイントから保険料を支払うことも可能。こうしたポイント制度は楽天グループならでは。楽天ユーザーにとってはうれしい制度だろう。

6. 免責金額の設定でどれぐらい保険料が安くなる?

免責金額とは、保険金が支払われる際に差し引かれる額のこと。自己負担額とも言う。「ホームアシスト」では、免責金額を自由に設定できる。

免責金額は、②風災・雹(ひょう)災・雪災と⑧破損・汚損等のリスクに対して設定が可能②風災・雹災・雪災では、「なし・1万円・3万円・10万円・20万円・100万円」の6段階から選択できる。

どれぐらい保険料が安くなるのか試算

 免責金額を設定すると、どのくらい保険料が安くなるのだろうか。そのほかは同じ条件で、②風災・雹災・雪災の免責金額が「なし・1万円・3万円・10万円・20万円・100万円」の全てのケースで試算した。

【免責金額別 5年間の保険料】

・免責金額なし…47万6,380円
・1万円…47万5,030 円
・3万円… 47万2,690円
・10万円…46万4,500円
・20万円…45万5,320円
・100万円…42万7,780円

※東京都、新築木造、保険期間5年間・地震保険あり。建物保険金額2000万円、家財保険金額1000万円の場合で試算。免責金額は②風災・雹災・雪災に設定。※2022年10月以降の契約プランで試算(出典:楽天ホームアシストWEBサイト 見積もりフォーム

 免責金額を3万円にした場合、免責金額なしの場合よりも、5年間で3,690円お得になった。免責金額を10万円に設定すると、免責金額なしのときより、5年間で1万1,880​お得になる。

 なお、免責金額を100万円にした場合だと、保険料は5年間で42万7,780円となり、免責金額なしの場合と比べて4万8,600円安くなるが、これほど大きな免責金額をかける人はそう多くはないだろう。

7. 楽天損保「ホームアシスト」の注意すべきポイントは?

 「ホームアシスト」で2年以上の長期契約を結んだ場合、保険料は割引されるものの、支払い方法が「一括払い」か「年払い」に限られてしまう。保険料の月払いが選択できるのは、1年契約のみというわけだ。

 また、1年契約の場合、保険契約が自動更新となる特約が付帯する(保険契約の継続に関する特約)。これは、保険期間が満了する3カ月前をめどに保険契約の継続の案内が送られてくるが、契約内容の変更や契約終了の申し出をしないと、同じ内容の契約で自動的に更新されるというものだ。

 保険の更新を忘れて無保険になることが回避できるが、保険内容の見直しをする機会を逃す事にもなるので注意してほしい。

 火災保険は、保険内容が改定されていることも多いので、自動更新をそのままにせず、更新時には見直すことをお勧めする。

8.  楽天損保「ホームアシスト」の保険料を試算してみた!

ホームアシストの保険料は、およそどのぐらいになるだろうか。以下の条件で試算した。

【火災保険料 試算条件】
・契約開始日 2022年11月1日
・新築戸建て、木造(H構造)、東京都新宿区、延床面積100㎡
・保険金額:建物2000万円、家財1000万円
・契約期間:5年(一括払い)
・地震保険:付帯/5年(年払い、保険金額1000万円、家財金額500万円)


※付帯する特約:個人賠償責任補償特約(上限1億円)
※適用割引:インターネット割引10%(クレジットカード一括払い)
※水災リスクが最も低い「水災料率A」で試算


(参照:楽天損保 ホームアシスト 見積もりフォーム

まずは、風災・雹災・雪災の免責金額が3万円に設定した「おすすめプラン」の保険料を見てみよう。

【おすすめプランを選択した場合】

おすすめプラン
保険料 44万5,260円(5年契約・一括払い)


【補償範囲】
①火災・落雷・破裂または爆発
②風災・雹災・雪災(※免責金額3万円)
③水災
④建物の外部からの物体の衝突等
⑤水濡れ
⑥騒擾(そうじょう)または労働争議等
⑦盗難
⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)

【オプション】
・個人賠償責任補償特約(上限1億円)

 「おすすめプラン」の場合、①~⑦の補償範囲と、個人賠償責任補償特約(上限1億円)がセットされている。この場合の保険料は、5年間で 44万5,260円となった。

 なお、「おすすめプラン」の補償内容は、2022年10月の改定以降「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」が除外されているので、自分にとって十分な補償かどうかチェックした方が良さそうだ。

 基本補償・特約を自分で選びたい、または、免責金額を設定したいという人は、自由設計ができる「フリープラン」を選ぶことも可能だ。その場合の保険料は以下のようになる。

【すべての補償を選択した場合】

フリープラン
保険料 46万7,580円(5年契約・一括払い)


【補償範囲】
①火災・落雷・破裂または爆発
②風災・雹災・雪災 (※免責金額3万円)
③水災
④建物の外部からの物体の衝突等
⑤水濡れ
⑥騒擾(そうじょう)または労働争議等
⑦盗難
⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)(※免責金額3万円)

 

【オプション】
・個人賠償責任補償特約(上限1億円)
・建て替え費用特約
・防犯対策費用補償特約
・持ち出し家財補償特約
・引越し中の損害補償特約

 「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」を追加し、基本契約全てをカバーするようにした。また、「②風災・雹災・雪災」「⑧不測かつ突発的な事故(破損・汚損等)」に対して、それぞれ免責金額3万円を設定。

 また、各種特約を追加すると、保険料は5年間で 46万7,580円となった。先ほど試算したおすすめプランと比べると5年間で2万2,320円、保険料が増えた。

補償をフルにカバーしたい時だけでなく、不要な補償はなるべく省いて、保険料を抑えたい人にも自由設計が可能なフリープランがおすすめだ。

 なお、保険料はハザードマップの水災リスクに応じて決定されるので、居住地のリスクレベルを把握したうえで試算してみてほしい。

9. メリット・デメリット、どんな人に適しているか?

最後に、ホームアシストのメリット、デメリットについてまとめた。保険を選ぶ際の参考にしてほしい。

【メリット】水災リスクが低い地域だと、保険料が割安に

 水災リスクに応じて保険料が変わるため、水災リスクが低い地域に住んでいる人は、保険料が安くなる可能性がある。

 また、楽天ポイントをためられ、ポイント支払いもできるので、楽天ユーザーが恩恵を受けられる可能性が大きいのも魅力だ。

 すべての契約に自動セットされる「ハウスアシスタンスサービス」では、カギの紛失やエアコンなどのトラブルの際に、30分程度の応急処置なら無料で出張対応が可能。

【デメリット】水災リスクが高い地域だと、他社の方がお得な可能性も

 河川の近くなど、水災リスクが高い場所に住んでいる人は、保険料が高くなる

 その場合は、「水災リスクに応じた保険料」を採用していない、楽天損保以外の他社の方が保険料がお得になる可能性があるので、見積もりを比較した方がいいだろう。

 また、インターネット経由で申し込みをしない場合には、10%の割引が受けられない。

「ホームアシスト」は、楽天ユーザーや、水災リスクが低い地域に住んでいる人におすすめの火災保険

楽天損保の「ホームアシスト」は、楽天のほかのサービスを日頃から利用している人や、楽天ポイントを貯めている人にとってはお得な火災保険になるだろう。

また、何度も話しているが、水災リスクが低い地域に住んでいる人は、保険料が割安になるのでおすすめ。そのほかの火災保険は、水災保険金が一律となっているため、このような恩恵は受けられない。

住んでいる地域の水災リスクがどの程度なのかも含めて、加入を検討している場合は、一度見積もりを取って、およその保険料を把握するのがいいだろう。

インターネットからの申し込みに抵抗がない人は、10%分の割引が享受できるのでこちらも利用したい。

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