宮城県の地価・坪単価ランキング【2024年版】　高額、上昇、下落地点や価格推移を公開！

宮城県で地価（坪単価）が高く、高騰している土地、住宅地はどこなのか？ そこで、国土交通省の公示地価・都道府県地価の最新データを基にランキングを作成した。前年度比変動率、10年前比変動率のほか、約50年間の地価の長期推移も掲載しているので確認しよう。

宮城県の地価ランキングは？（全用途）

地価ランキングは、 〔地〕仙台駅 周辺が1位

　日本全国で、地価の上昇が起こっている。2024年7月の都道府県地価（全国平均）は、住宅地・商業地・全用途平均のいずれも3年連続で上昇。都道府県別でみると、住宅地で18都道府県がプラス（2023年は17）だった一方で、 商業地は28都道府県がプラス (2023年は22)とプラス地点が増えている。そこで、 宮城県の地価ランキングを作成したので、参考にして欲しい。

　まずは「全用途」の地価ランキングを見てみよう。※用途には、住宅地、商業地、工業地などがある。

　宮城県の地価が高いランキング全用途の1位は仙台市青葉区中央２－１－１で、最寄駅は〔地〕仙台駅、地価は4,320,000(円/㎡)、前年比変動率は+3.35%だった。

宮城県の地価が高いランキング全用途405地点（都道府県地価、2024年7月）

地価上昇率ランキングは、福田町駅周辺が1位

　次に、上昇率のランキングを見てみよう。

　宮城県地価上昇率ランキングの1位は仙台市宮城野区扇町４－７－３０で、最寄駅は福田町駅、地価は104,000(円/㎡)、前年比変動率は+18.86%だった。

宮城県の地価上昇率ランキングベスト10（都道府県地価、2024年7月）

宮城県の住宅地ランキングは？

住宅地ランキングは、〔地〕北四番丁駅周辺が1位

　では、住宅地に絞った地価ランキングを見ていこう。

　住宅地ランキングの1位は仙台市青葉区上杉４－５－３６で、最寄駅は〔地〕北四番丁駅、地価は447,000(円/㎡)、前年比変動率は+5.67%だった。

宮城県の住宅地ランキングベスト10（都道府県地価、2024年7月）

住宅地上昇率ランキングは、〔地〕泉中央駅周辺が1位

　住宅地の上昇率ランキングはどうなっているのか。

　宮城県の住宅地上昇率ランキングの1位は黒川郡大和町杜の丘２丁目２０番６で、最寄駅は〔地〕泉中央駅、地価は74,800(円/㎡)、前年比変動率は+12.65%だった。

宮城県の住宅地上昇率ランキングベスト10（都道府県地価、2024年7月）

住宅地の下落率ランキングは、有備館駅周辺が1位

　住宅地の下落率ランキングはどうなっているのか。

　住宅地の下落率ランキングの1位は大崎市岩出山字上川原町９２番４で、最寄駅は有備館駅、地価は11,500(円/㎡)、前年比変動率は-5.74%だった。

宮城県の住宅地の下落率ランキングワースト10（都道府県地価、2024年7月）

宮城県の地価の長期推移は？（公示地価）

　宮城県の地価の長期推移はどうなっているのだろうか。約50年の推移を、住宅地、商業地、全用途で見てみよう。

　近年、地価は上昇傾向にあるが、それでも1990年台のバブル経済時に比べると、平均価格はそこまで上昇していないことが分かる。なお個別の地点では、バブル経済時を超えている地点もある。

宮城県の地価の長期推移(公示地価、2024年1月)

宮城県の公示地価の高価格ランキングは、仙台駅周辺が1位

　最後に、半年前（2024年1月）地価ランキングも見ておこう。2024年7月の調査とは調査地点が違うため、ランキングに掲載されている住所が違うので、こちらも参考にしておこう。

　公示地価の高いランキングの1位は仙台市青葉区中央１−１０−１で、最寄駅は仙台駅、地価は4,580,000(円/㎡)、前年比変動率は+4.57%だった。

宮城県の公示地価の高いランキングベスト10（公示地価、2024年1月）