
防犯アドバイザーの京師美佳さんが、犯罪者が近づきたくない「犯罪に強い安全な街」の条件を解説!犯罪者は家を狙う前に、必ずその街を下見しているといいます。どんな街であれば犯罪者が「ここは無理だ」とあきらめるのか、3つの条件について説明します。(YouTube「防犯チャンネル【防犯アドバイザー京師美佳 公式」より)
犯罪者が「この街は無理だ」とあきらめる条件とは
防犯対策というと、どうしても「自分の家をどう守るか」という個別の対策に意識が向きがちではないでしょうか。もちろん、戸締まりや補助錠といった個別の備えもしっかり行わなければなりません。しかし、実はそれ以前に大切なことがあります。それは、家へとたどり着くまでの「街」そのものが、防犯に対してどういう状態にあるかという点です。
街全体に防犯意識がなく、対策もなされていない場所には、多くの犯罪者が入り込んでしまいます。逆に言えば、犯罪者が嫌がり、近づこうとさえ思わない街には共通する条件があるのです。今回は、犯罪者の心理を突く「犯罪に強い街」の3つの条件について解説します。
犯罪者が犯行を諦める最大の理由は「人の目」
まず1つ目の条件は、やはり「人の目」がしっかりとあることです。意外に思われるかもしれませんが、犯罪者が犯行を諦める理由のナンバーワンは、人の目だといわれています。視線を向けられること自体が、彼らにとっては非常に強力な抑止力になるのです。
では、どのようにして街の中に「人の目」を増やせばいいのでしょうか。例えば、地域による防犯パトロールが隅々まで行き届いていたり、青色防犯パトロール車(青パト)や警察のパトロールが頻繁に行われていたりする街は、犯罪者から見て警戒すべき対象となります。

また、住民同士の交流が盛んで、道端で立ち話が行われているような街も防犯性が高いといえます。お互いの顔を知っている住民がいれば、見慣れない人間がうろうろしているだけで目立つからです。
さらに、建物の配置や道路の設計も重要です。家々が向かい合わせになっていて視線が交差するような状況や、死角がなく見通しの良い道路、そして夜間でも暗がりを作らない照明の配置などが、犯罪者の行動を制限します。街全体で「常に誰かに見られている」という状況を作り出すことが、彼らを遠ざける第一歩となります。
違法駐車や放置自転車は要注意!街の管理状態が治安に影響する
2つ目の条件は、その街が「適切に管理されているか」という点です。清掃が隅々まで行き届いているか、公園の花壇が荒れていないか、あるいは集会所の窓ガラスが割れたまま放置されていないかといったことが、街の安全を左右します。

ここで重要になるのが、いわゆる「割れ窓理論」です。1つの落書きを放置すれば、それは2つ、3つと増えていき、やがて街全体が荒れていきます。
道路に違法駐車が多い街も要注意です。こうした軽微な違反を放置している街だと認識されると、犯罪者は「ここでうろうろしていても、誰も通報しないのではないか」という期待感を抱いてしまいます。
また、意外な指標となるのが「自転車の盗難」や「放置自転車」の数です。犯罪が増え、治安が悪化していく街の統計を見ると、まずは自転車の盗難や万引きが増える傾向にあります。
街灯が切れたままになっていないか、ゴミが散乱していないかといった日々の管理の積み重ねが重要です。住民が自分たちの街を大切に管理している姿勢こそが、犯罪者の付け入る隙をなくすのです。
多様な世代が混じり合い、適度な人の流れがある
3つ目の条件として挙げられるのは、昼夜を問わず適度な「人の流れ」があることです。住宅街の場合、夜間はどうしても静かになってしまいますが、そこを人の目やカメラで補う必要があります。
理想的なのは、単身者だけでなく、ファミリー層や高齢者など、さまざまな世代の人々が混じり合い、盛んに交流している状態です。常に誰かが生活し、動いているという空気感がある街は、犯罪者にとって「犯行のリズム」を掴みにくい場所となります。
「夜になれば誰も通らない」という確信が持てる場所なら、彼らは安心して犯行に及ぶことができてしまいます。しかし、常に誰かの気配がある街では、いつ誰と出くわすか分からず、行動を起こしにくくなるのです。
逆に危険な街とは、暗い路地や死角が多く、放置された自転車や廃車のような車が溢れている場所です。住民同士の交流がゼロで、他人に無関心な空気。こうした隙のある環境を犯罪者は見逃しません。
すぐに出来て効果のある対策は、住民同士が挨拶すること

家を守ることは大切ですが、街は住民全員で守っていくものです。今日からできる最も簡単で効果的な対策は、挨拶をすることではないでしょうか。先ほども触れた通り、犯罪者は人の目を極端に気にします。すれ違った際に「こんにちは」と声をかけられるだけで、「今日は縁起が悪い。見つかってしまった」と感じ、犯行を思いとどまるきっかけになるのです。
また、街を明るく保つことも忘れないでください。最近はLED照明も安価になっています。古い水銀灯のような暗い照明ではなく、街全体を明るく照らす工夫が必要です。ゴミ置き場や公園を綺麗に保ち、落書きがあればすぐに消す。こうした当たり前の清掃活動が、街の防犯力を高めます。
犯罪者は、狙う家を決める前に、必ずその街を下見しています。家へたどり着くには、その街を歩かなければならないからです。街全体が犯罪者にとって「居心地が悪く、存在すること自体が難しい場所」になれば、そもそも彼らが街に入り込むこともなくなり、家が狙われることもなくなります。ぜひ、住民同士の協力で、犯罪者を寄せ付けない街を作り上げていきましょう。
動画では、他にも下見の際に犯罪者がどのような点を見ているかについても話ししています。ぜひ見てみてください。
《記事を動画で見る(防犯チャンネル【防犯アドバイザー京師美佳 公式】)》
| ◆防犯カメラ設置110番 無料見積もり | |
|
マンション・戸建ての防犯対策に。たった10秒で費用の目安がわかる! 無料見積もりはこちら >> |
|
| 特徴 | ・最短即日対応の防犯カメラ設置専門サービス ・設置台数を選ぶだけ!たった10秒で見積もり完了 ・相談・見積もりはすべて無料 |
|---|---|
| 対応物件 | マンション、戸建て、店舗・オフィス、駐車場など |
| 対応エリア | 全国対応 |
| 費用 | 相談・見積もり無料(設置費用は台数・仕様により異なります) |
治安ランキングエリアメニュー |
地価・坪単価ランキングエリアメニュー |



