auじぶん銀行の住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローン変動金利が0.1%台に!

2023年6月9日公開(2023年7月6日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

auじぶん銀行が借り換え客限定ながら、0.196%で利用できる優遇制度を打ち出した。期間は2023年6月30日まで。変動金利型の住宅ローン金利は、メガバンクなどでは最優遇金利が0.3〜0.4%台なので超低金利といえる。どんな人が利用できるのか、メリットや注意点などを解説する。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

※この記事は執筆当時の条件・状況に基づいて執筆しており、現在の条件・状況とは違う場合があります。

借換え金利引下げキャンペーンとau金利優遇割で0.196%

 auじぶん銀行が打ち出したのは、借換え金利引下げキャンペーンで変動金利型の金利を0.296%とした上、au金利優遇割をセットで利用することで、年利0.196%とする制度。

 キャンペーンは2023年4月14日から2023年6月30日までとなっているので、この0.1%台の破格の金利を利用するためには、あまり時間の余裕はなさそうだ

 au金利優遇割というのは、auモバイル優遇割の0.07%引き下げと、じぶんでんき優遇割の0.03%引き下げを組み合わせることで、引き下げ率が合計の0.10%となり、キャンペーン金利0.296%が0.196%になる仕組みだ。以下がその概要になる。

au金利優遇割の概要

auモバイル優遇割(au家族割プラス2回線以上)で0.07%引き下げ
① auじぶん銀行の口座へ登録したauIDの回線がau家族割プラスに加入していること
② ①の回線を含め、家族割プラスのカウント対象が2回線以上存在していること
③ auじぶん銀行の住宅ローンを借り入れること
④ 条件①~③をすべて満たし、適用判定日(住宅ローン契約手続き申し込み完了日)までに手続きが完了していること

+ じぶんでんき優遇割で0.03%引き下げ
① auじぶん銀行の住宅ローンとじぶんでんきをセットで契約すること
※じぶんでんきとは、KDDIグループであるauエネルギー&ライフ株式会社が提供し、auじぶん銀行の住宅ローンを利用する顧客向けに提供する電気サービスのこと

 なお、これは借り換え客のみに限定した金利だが、新規借り入れの場合には、金利が0.319%で、やはりau金利優遇割を併用すれば0.10%引き下げられて0.219%になる。

au金利優遇割
画像出典:auじぶん銀行公式サイトから

 借り換えよりは若干高いとはいえ、0.20%台の金利は新規借り入れとしてはやはりダントツに低い金利といっていいだろう。

 0.1%台の金利なら、家賃以下の負担ですむ!?

 では、この超低金利のキャンペーン金利のメリットはどれくらいあるのか、借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なしでシミュレーションしたのが図表1だ。

図表1 金利別の返済負担の違い
(設定条件:借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なし、金利は2023年6月)

金利別の返済負担の違い

 au金利優遇割をセットで利用して0.196%の金利で4000万円を借り入れることができれば、毎月の返済額は9万8549円と10万円を切る返済額に抑えることができる。

 現在、賃貸住宅に暮らしている人であれば、10万円以上の家賃を支払っている人も少なくないだろうから、家賃負担以下でマイホームが手に入ることになる。

 また借り換えではなく、新規借り入れの場合には0.219%が適用されるが、その場合も毎月返済額は9万8943円と10万円以下ですむ。

フラット35と比べると年間46万円以上の負担減

 それに対して、他のローンだとどうなるのか比較してみると、みずほ銀行の変動金利0.375%では10万1639円で、0.196%に比べると月間3090円、年間にすれば4万円近く負担が増えることになる。

 さらに、みずほ銀行の固定金利期間選択型10年固定の1.20%では11万6680円に、全期間固定金利型の1.44%だと12万1301円に、フラット35の1.76%だと12万7631円になる。

 フラット35とauじぶん銀行の変動金利型とでは、月間で約3万9000円、年間では約46万8000円も負担が増えることになる。

変動金利型には返済額増額のリスクがある

 いかに0.1%台の破格の金利で利用できるメリットが大きいかが分かるが、気をつけておかなければならないのは、この超低金利は変動金利型の住宅ローンであるという点。

 周知のように、変動金利型には借入後の金利上昇によるリスクがあるので、十分にそこを理解した上で対策を立ててから利用する必要がある。

 変動金利型の金利は半年ごとに適用金利が見直され、市中の金利が上がれば適用金利が上がり、返済額が増える

 ただし、あまり頻繁に返済額が変わると計画を立てにくいので、返済額の見直しは5年に1回となっている。その際、増額の場合は増額率を25%までに抑えることが定められている(25%ルール)。

 また、5年までの間に金利が上がった場合には、毎月の返済額の元金部分と利息部分の割合を見直して毎月返済額を変えずに調整する。金利が上がれば利息割合が高まり、元金分が減って、元金の減り方が遅くなってしまう仕組みだ。

5年後の返済額は最大で25%まで増える

 実際に金利が上がるとどれくらい返済額が増えるのか試算したのが図表2だ。便宜上、5年間は金利が変わらず、5年後に金利が上がった場合を想定している。

図表2 変動金利型で金利上昇後のリスクを試算
(設定条件:借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なし)

変動金利型で金利上昇後のリスクを試算

 4000万円を35年元利均等・ボーナス返済なしで借り入れた場合の毎月返済額は9万8549円で、5年後の金利が0.196%のままで変わらない場合、毎月返済額は9万8549円で変化はないが、0.5%上がって0.696%になると、10万6067円に増える。当初の9万8549円に比べると7.7%の増額だ。

 さらに、1.0%上がって1.196%になると11万3941円に増加して、当初に比べての増加率は15.6%に増え、1.5%上がって1.696%になると12万2169円と24.0%の増加になる。

 金利上昇幅が2.0%で、適用金利が2.196%になると、計算上は13万0745円になるが、先に触れた25%ルールが適用されるので、12万3186円になる。

4割以上の人が変動金利型のルールを理解していない

 現在の日本経済の状態を考えると、急速な金利上昇は考えにくいものの、中長期的な視点に立てば、1.0%から2.0%程度の金利上昇は十分にあり得ると考えておいたほうがいいだろう。

 したがって、変動金利型の住宅ローンを利用する場合には、この金利リスクをシッカリと頭に入れた上で、キチンと対策を立てておく必要があるのだが、残念ながら必ずしもそれができていない人が少なくないのが現実だ。

 住宅金融支援機構が実際に住宅ローンを利用してマイホームを取得した人を対象に実施した調査によると、図表3にあるように、金利リスクを理解していない人が多い。

図表3 変動金利型金利のリスク等に関する理解度

変動金利型金利のリスク等に関する理解度のグラフ
写真を拡大 資料:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2022年10月調査)】」

 たとえば、「適用金利や返済額の見直しルール」については、「十分に理解している」と「ほぼ理解している」の合計が58.8%に達しているものの、「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」の合計も41.2%に及んでいる。4割以上の人が多少のレベル差はあれ、金利リスクを理解しているとはいい難い。

【関連記事】>>住宅ローンの10年後の金利は0.7%〜2.2%を予想【2023年版】12銀行の変動金利見通しと、リスクを抑える方法を紹介

ローンを延滞すると優遇金利の適用がなくなってしまう

 しかも、「将来の金利上昇に伴う返済額増加への対応策」に至っては、「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」の合計が51.4%と半数を超えている。

 これでは、実際に金利が上がって、返済額が増えた場合にはたちどころに返済に行き詰まり、延滞が発生、最悪の場合、ローン破綻に陥りかねない。

 図表3内「優遇金利の適用ルール」にあるように、延滞が発生すると優遇金利が適用されなくなり、金利が上がってしまうことになる。たとえば、優遇金利の結果、0.375%の金利が適用されていたとしても、優遇金利がはずれると基準金利である2.475%が適用されることになる。

 そこに金利上昇が重なると適用金利はさらに高くなって、返済額は格段に重くなってしまう。ただでさえ延滞が発生するほど生活が苦しいのだから、とても返済を継続していくことはできないだろう。

 結果、負債だけが残り、マイホームを失った上でローンの返済だけは続くといった悲劇に陥りかねない。くれぐれも、変動金利型のリスクをシッカリと理解した上で、対策を立てておきたいところだ。

【関連記事】>>住宅ローン金利(132銀行・1000商品)の金利推移・動向は? 金利タイプ別の相場、選び方も解説【2023年6月最新版】

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新規借入2024年11月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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