auじぶん銀行の住宅ローン

auじぶん銀行の住宅ローン変動金利が0.1%台に!

2023年6月9日公開(2023年7月6日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

auじぶん銀行が借り換え客限定ながら、0.196%で利用できる優遇制度を打ち出した。期間は2023年6月30日まで。変動金利型の住宅ローン金利は、メガバンクなどでは最優遇金利が0.3〜0.4%台なので超低金利といえる。どんな人が利用できるのか、メリットや注意点などを解説する。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

※この記事は執筆当時の条件・状況に基づいて執筆しており、現在の条件・状況とは違う場合があります。

借換え金利引下げキャンペーンとau金利優遇割で0.196%

 auじぶん銀行が打ち出したのは、借換え金利引下げキャンペーンで変動金利型の金利を0.296%とした上、au金利優遇割をセットで利用することで、年利0.196%とする制度。

 キャンペーンは2023年4月14日から2023年6月30日までとなっているので、この0.1%台の破格の金利を利用するためには、あまり時間の余裕はなさそうだ

 au金利優遇割というのは、auモバイル優遇割の0.07%引き下げと、じぶんでんき優遇割の0.03%引き下げを組み合わせることで、引き下げ率が合計の0.10%となり、キャンペーン金利0.296%が0.196%になる仕組みだ。以下がその概要になる。

au金利優遇割の概要

auモバイル優遇割(au家族割プラス2回線以上)で0.07%引き下げ
① auじぶん銀行の口座へ登録したauIDの回線がau家族割プラスに加入していること
② ①の回線を含め、家族割プラスのカウント対象が2回線以上存在していること
③ auじぶん銀行の住宅ローンを借り入れること
④ 条件①~③をすべて満たし、適用判定日(住宅ローン契約手続き申し込み完了日)までに手続きが完了していること

+ じぶんでんき優遇割で0.03%引き下げ
① auじぶん銀行の住宅ローンとじぶんでんきをセットで契約すること
※じぶんでんきとは、KDDIグループであるauエネルギー&ライフ株式会社が提供し、auじぶん銀行の住宅ローンを利用する顧客向けに提供する電気サービスのこと

 なお、これは借り換え客のみに限定した金利だが、新規借り入れの場合には、金利が0.319%で、やはりau金利優遇割を併用すれば0.10%引き下げられて0.219%になる。

au金利優遇割
画像出典:auじぶん銀行公式サイトから

 借り換えよりは若干高いとはいえ、0.20%台の金利は新規借り入れとしてはやはりダントツに低い金利といっていいだろう。

 0.1%台の金利なら、家賃以下の負担ですむ!?

 では、この超低金利のキャンペーン金利のメリットはどれくらいあるのか、借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なしでシミュレーションしたのが図表1だ。

図表1 金利別の返済負担の違い
(設定条件:借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なし、金利は2023年6月)

金利別の返済負担の違い

 au金利優遇割をセットで利用して0.196%の金利で4000万円を借り入れることができれば、毎月の返済額は9万8549円と10万円を切る返済額に抑えることができる。

 現在、賃貸住宅に暮らしている人であれば、10万円以上の家賃を支払っている人も少なくないだろうから、家賃負担以下でマイホームが手に入ることになる。

 また借り換えではなく、新規借り入れの場合には0.219%が適用されるが、その場合も毎月返済額は9万8943円と10万円以下ですむ。

フラット35と比べると年間46万円以上の負担減

 それに対して、他のローンだとどうなるのか比較してみると、みずほ銀行の変動金利0.375%では10万1639円で、0.196%に比べると月間3090円、年間にすれば4万円近く負担が増えることになる。

 さらに、みずほ銀行の固定金利期間選択型10年固定の1.20%では11万6680円に、全期間固定金利型の1.44%だと12万1301円に、フラット35の1.76%だと12万7631円になる。

 フラット35とauじぶん銀行の変動金利型とでは、月間で約3万9000円、年間では約46万8000円も負担が増えることになる。

変動金利型には返済額増額のリスクがある

 いかに0.1%台の破格の金利で利用できるメリットが大きいかが分かるが、気をつけておかなければならないのは、この超低金利は変動金利型の住宅ローンであるという点。

 周知のように、変動金利型には借入後の金利上昇によるリスクがあるので、十分にそこを理解した上で対策を立ててから利用する必要がある。

 変動金利型の金利は半年ごとに適用金利が見直され、市中の金利が上がれば適用金利が上がり、返済額が増える

 ただし、あまり頻繁に返済額が変わると計画を立てにくいので、返済額の見直しは5年に1回となっている。その際、増額の場合は増額率を25%までに抑えることが定められている(25%ルール)。

 また、5年までの間に金利が上がった場合には、毎月の返済額の元金部分と利息部分の割合を見直して毎月返済額を変えずに調整する。金利が上がれば利息割合が高まり、元金分が減って、元金の減り方が遅くなってしまう仕組みだ。

5年後の返済額は最大で25%まで増える

 実際に金利が上がるとどれくらい返済額が増えるのか試算したのが図表2だ。便宜上、5年間は金利が変わらず、5年後に金利が上がった場合を想定している。

図表2 変動金利型で金利上昇後のリスクを試算
(設定条件:借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なし)

変動金利型で金利上昇後のリスクを試算

 4000万円を35年元利均等・ボーナス返済なしで借り入れた場合の毎月返済額は9万8549円で、5年後の金利が0.196%のままで変わらない場合、毎月返済額は9万8549円で変化はないが、0.5%上がって0.696%になると、10万6067円に増える。当初の9万8549円に比べると7.7%の増額だ。

 さらに、1.0%上がって1.196%になると11万3941円に増加して、当初に比べての増加率は15.6%に増え、1.5%上がって1.696%になると12万2169円と24.0%の増加になる。

 金利上昇幅が2.0%で、適用金利が2.196%になると、計算上は13万0745円になるが、先に触れた25%ルールが適用されるので、12万3186円になる。

4割以上の人が変動金利型のルールを理解していない

 現在の日本経済の状態を考えると、急速な金利上昇は考えにくいものの、中長期的な視点に立てば、1.0%から2.0%程度の金利上昇は十分にあり得ると考えておいたほうがいいだろう。

 したがって、変動金利型の住宅ローンを利用する場合には、この金利リスクをシッカリと頭に入れた上で、キチンと対策を立てておく必要があるのだが、残念ながら必ずしもそれができていない人が少なくないのが現実だ。

 住宅金融支援機構が実際に住宅ローンを利用してマイホームを取得した人を対象に実施した調査によると、図表3にあるように、金利リスクを理解していない人が多い。

図表3 変動金利型金利のリスク等に関する理解度

変動金利型金利のリスク等に関する理解度のグラフ
写真を拡大 資料:住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査【住宅ローン利用者調査(2022年10月調査)】」

 たとえば、「適用金利や返済額の見直しルール」については、「十分に理解している」と「ほぼ理解している」の合計が58.8%に達しているものの、「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」の合計も41.2%に及んでいる。4割以上の人が多少のレベル差はあれ、金利リスクを理解しているとはいい難い。

【関連記事】>>住宅ローンの10年後の金利は0.7%〜2.2%を予想【2023年版】12銀行の変動金利見通しと、リスクを抑える方法を紹介

ローンを延滞すると優遇金利の適用がなくなってしまう

 しかも、「将来の金利上昇に伴う返済額増加への対応策」に至っては、「理解しているか不安」「よく理解していない」「全く理解していない」の合計が51.4%と半数を超えている。

 これでは、実際に金利が上がって、返済額が増えた場合にはたちどころに返済に行き詰まり、延滞が発生、最悪の場合、ローン破綻に陥りかねない。

 図表3内「優遇金利の適用ルール」にあるように、延滞が発生すると優遇金利が適用されなくなり、金利が上がってしまうことになる。たとえば、優遇金利の結果、0.375%の金利が適用されていたとしても、優遇金利がはずれると基準金利である2.475%が適用されることになる。

 そこに金利上昇が重なると適用金利はさらに高くなって、返済額は格段に重くなってしまう。ただでさえ延滞が発生するほど生活が苦しいのだから、とても返済を継続していくことはできないだろう。

 結果、負債だけが残り、マイホームを失った上でローンの返済だけは続くといった悲劇に陥りかねない。くれぐれも、変動金利型のリスクをシッカリと理解した上で、対策を立てておきたいところだ。

【関連記事】>>住宅ローン金利(132銀行・1000商品)の金利推移・動向は? 金利タイプ別の相場、選び方も解説【2023年6月最新版】

  • RSS最新記事
 
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[新規借入]
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[借り換え]
住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

 

【金利動向】おすすめ記事 【基礎】から知りたい人の記事
【今月の金利】
【来月の金利】
【2023年の金利動向】
【変動金利】上昇時期は?
【変動金利】何%上昇する?
【基礎の8カ条】
【審査】の基礎
【借り換え】の基礎
【フラット35】の基礎
【住宅ローン控除】の基礎
おすすめ記事はこちら 
【金利】132銀行の住宅ローン金利推移をプロが比較(毎月更新)
【金利】変動金利が上がる時期を予測!
【金利】変動金利は今後、何%上昇する?
【読み物】年収700万円台世帯は破綻必至!?
【借り換え】多くの人は「高い変動金利」で損している! 
【借り換え】メリット額が分かる返済額シミュレーション
【諸費用】手数料・引越し代も借りられる銀行は?(17銀行比較)
【審査】「審査基準」を17銀行で比較(年収、勤続年数)

新規借入2024年4月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.298%
総返済額 3156万円
表面金利
年0.169%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,566円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/4/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
自社商品は、3大疾病50%保障が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.428%
総返済額 3226万円
表面金利
年0.298%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,227円
おすすめポイント

3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
先進医療特約も無料で付帯
③無料団信でも、急性心筋梗塞・脳卒中の手術をすれば、ローン残高の50%を保障するなど手厚い対応

※同社または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.75%上乗せ。借入期間が35年超の場合は、住宅ローン金利に年0.15%を上乗せ
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

関連記事 住信SBIネット銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.2%
■フラット35
【保証型】
融資額×2.2%
【買取型・新規借入】
融資額×1.1%
【買取型・借り換え】融資額×0.99%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は33,000円)
■フラット35
店頭のみ、無料
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
※当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
全国
■フラット35
使い道
■自社商品
住宅に関する次の資金
・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
・【借換住宅ローン】ご本人のご自宅にかかわる現在お借入中の住宅ローンの借換資金、これにかかわる諸費用、借換えと同時に行う増改築資金、健全な個人消費資金
年収
(給与所得者)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満18歳以上満65歳以下
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
■自社商品
住信SBIネット銀行指定の団体信用生命保険への加入を認められる方、国内に住んでいる方
無料の団信
一般団信
+全疾病保障
+スゴ団信・3大疾病50プラン(借入時年齢:40歳以下)
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合)
全疾病保障(けが・病気により就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
3大疾病50プラン(がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が50%に)
オプション
(特約)の団信
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳未満)
金利+0.20%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳以上)
金利+0.40%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
ワイド団信
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

変動金利ランキング完全版はこちら

住宅ローンおすすめ比較

 

 132銀行の住宅ローンを比較

>>返済額シミュレーションで、全銀行の金利を一気に比較・調査

※サイト内の金利はすべて年率で表示

TOP