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おすすめ住宅ローンは?500商品の金利を比較!
2019年6月13日公開(2019年6月16日更新)
菱田 雅生
菱田 雅生

菱田雅生(ひしだまさお):特定の金融機関等(銀行、証券会社、保険会社など)との提携関係などが一切ない独立系のファイナンシャル・プランナーとして活躍。中立的な立場から役立つ情報を発信し、多くの人が幸せな生活を送っていけるようサポートする。住宅ローンだけでなく、資産運用、確定拠出年金(DC)、保険、税金、相続など、お金や家計に関する相談を受ける。ライフアセットコンサルティング代表。

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住宅ローン借入額をシミュレーション③
世帯年収700万円なら5000万円が限界!
老後を考えるなら、4000万円以下が無難

不動産を購入する際、住宅ローンの借入額がいくらなら安心して返済できるのか? 今回は、世帯年収が700万円という、共働き夫婦ケースを試算した結果、5000万円までが限界で、ライフプランの変化があった場合のことを考えると4000万円以下が無難だという試算結果が出た。(ファイナンシャル・プランナー 菱田雅生)

 今回は、共働き夫婦の高野さん(仮名)から相談があったと想定して試算してみた。結婚して数年経ち、通勤に便利で、賃貸よりも設備が充実している分譲マンションの購入を検討している。お互いに仕事が忙しいため、子どもを作る予定はなく、5年に1度の海外旅行を楽しみにしているそうだ。 なるべく広くて、いい立地の家を購入したいけど、住宅ローンの支払いで困ってしまったら意味がない。そこで、さまざまな家族構成、収入、資産状況で、資金繰りをシミュレーションしてみた。

 シミュレーションでは、住宅ローン返済を含めた出費と、給料などの収入を細かく設定して、毎年の「年間収支」と「貯蓄残高」を計算した。これで、住宅ローンを安心して支払いできるのか、老後にいくらのお金が貯まるのか、などをチェックする。細かい前提条件は下記を見てほしい。

■シミュレーションの前提条件(年間収支)  
【家族構成】 ・夫32歳/年収400万円(40歳までは年2.0%増加、50歳までは年2.0%増加、50歳以降は増減なし、61歳からは年収半減) ・妻31歳/年収300万円(手取り240万円、ずっと増減なし)  
【基本生活費】  240万円(年1.0%で増加)  
【住居費】  144万円(購入前)  
【保険料】  36万円  
【その他出費】 ・その他支出60万円(年1.0%で増加)・5年ごとに旅行費用70万円支出予定  
【貯蓄残高】  800万円(期待運用利回り年0.5%)  
【住宅ローンの詳細】  4000万円(諸経費+160万円)のマンションを頭金600万円とローン3560万円(全期間固定金利1.5%、30年返済)で翌年購入。毎月12.3万円返済。住宅ローン減税を考慮(消費税増税なしと仮定)

4000万円以下の物件を買えば
2459万円の貯蓄ができ、老後にゆとりができる

  さまざまな物件価格でシミュレーションを作ってみたが、共働き夫婦は4000万円以下のマンションを買えば、将来的に家計面で大きな問題が発生する可能性が低いだろう。ただし今回の計算は、世帯年収約700万円に対して、毎年79万円くらいの貯金をしていたという倹約家の夫婦のケースだ。また頭金を600万円程度入れている。それだけの余裕がある夫婦ならば、4000万円程度のマンションを買っても、問題は起こりにくいと思われる。「年間収支」と「貯蓄残高」の推移については、下のグラフの通りだ。

住宅ローンは30年返済で組んだため、夫が62歳時には返済が終了する。それまで家賃は月12万円だったが、住宅ローンの返済は毎月12.3万円と大きく増えたわけではないので、28年後の貯蓄残高は2385万円ほどになる。それだけ貯蓄があれば老後も安心だと断定できるわけではないが、夫婦それぞれが公的年金、企業年金などを受給できる状態であれば、何とかなる可能性の方が高いだろう。

住宅ローンシミュレーション、30代、年収700万円、共働き

 とはいえ、もっと老後生活にゆとりを持たせたいと考えるなら、物件価格を3000万円程度まで引き下げると、住宅ローンの毎月の返済は8.7万円となり、30年後の貯蓄残高も4000万円に近づくことが予想される。どのような老後生活を送りたいのかを、可能な限り早くから相談して決めておき、住宅取得計画を慎重に検討することが重要だろう。

 ちなみに、物件価格を5000万円まで引き上げると、住宅ローンの毎月の返済は15.9万円に大幅アップし、途中で貯蓄が底をつくことはなさそうだが、30年後の貯蓄残高が1000万円ほどになってしまいそうなので、物件価格の引き上げはしないほうが無難だろう。6000万円の物件だと、老後の資金はなくなり、借金をすることになる。今回、退職金は考慮していない試算だが、年金の支給開始まではまだ時間があることから、退職金は虎の子の資金として取っておくくらいの心づもりでいるのがいいかもしれない。

ライフプランが変わる可能性にも備えておくべき

 マイナス金利の導入によって住宅ローンの金利もかなり下がってきた。それ自体は歓迎できることだが、いくら低金利であったとしても、借入金額を大きくしてしまうと、それだけ将来の家計の負担が大きくなる。住宅ローン控除などの制度も住宅取得をサポートしてくれるありがたい制度だが、最も重要なのは、安心して返済していくことができるのかという点だ。今回のシミュレーション結果では、物件価格は4000万円以内にしておいたほうが無難だと考えられる。

 また、今回はずっと夫婦共働きを続けるという前提でシミュレーションしたが、子供の誕生や共働きの終了など、ライフプランが大きく変わると、当然ながら家計の状況も大きく変わる。少しでも妻の出産や退職の可能性があるなら、夫の収入のみで購入可能な物件にしておき、余裕がある間に繰り上げ返済を行うなど、ライフプランの大きな変化に対応できるように準備しておくことも重要だろう。

【関連記事はこちら】
>>年収500万円なら5000万円借りられる?!「借入可能額」は高めに出やすいので、「無理のない借入額」も併せて試算を!

住宅ローン借入額シミュレーションのリンク集
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2、年収400万円の単身者の上限は2500万円!?
3、年収700万円の共働き夫婦の上限は5000万円!?
4、年収600万円の3人家族の上限は3500万円!?
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 最低水準の変動金利!ジャパンネット銀行の住宅ローン(sponsored content) 

【2019年8月最新版】競争が激しく、過去最低水準の低金利!
◆「変動金利」住宅ローン金利ランキング(新規借入)
※借入金額2500万円、借り入れ期間30年
順位 銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)

◆ジャパンネット銀行 < 全期間引下げプラン >
0.543%
0.415%
0円
借入額×2.16%
【ジャパンネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
ネット銀行のジャパンネット銀行は2019年7月末に住宅ローンの貸し出しをスタート。最大の特徴は、業界最低水準という低い金利で、特に「変動金利」「10年固定金利」に強みがある。オプションの団体信用生命保険も豊富に取りそろえる。
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2位 新生銀行 <変動金利(半年型) 変動フォーカス>
0.578% 0.450% 0円 借入額×2.16%
【新生銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
2019年7月の商品改訂に伴い、金利を大きく引き下げた。「変動フォーカス」は他の商品と違って、手数料は借入金額×2.16%と高めだが、金利が低いため、競争力がある。過去に繰り上げ返済で期間短縮した場合、入院時などにその期間だけ元本返済を止められるサービスもある。
【関連記事】[新生銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]手数料が5.4万円からと安く、家事代行の特典も!変動型は表面金利と実質金利の差が大きいので注意
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3位 ◆じぶん銀行 <全期間引下げプラン 変動金利>
0.585%
がん50%保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯
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3位 ◆住信SBIネット銀行 <通期引下げプラン 変動金利>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、表面金利の低さではトップクラス。借り換えを重視しており、変動金利(通気引き下げプラン)は、新規借入よりも金利を低く設定している。また、通常の団信に加えて、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯しているので、魅力的だ。女性には、がんと診断されると30万円が支給される保障も無料で付けている。
【関連記事】[住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利・手数料は?] 変動金利・固定金利ともに低い金利水準!保証料や繰上返済だけでなく、全疾病保障も無料
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3位 ◆ソニー銀行 <変動セレクト 頭金10%以上 変動金利>
0.585% 0.457% 0円 借入額×2.16%
【ソニー銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
外貨預金などで有名なソニーグループの銀行。「変動セレクトローン」は変動金利向けの商品で、手数料は借入額の2.16%かかるものの、表面金利が低いので、実質金利でも競争力がある。新規借入で頭金が10%以上あれば、借り換えよりも低い金利が適用される。
【関連記事】[ソニー銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]業界トップクラスの低金利や安い諸経費が人気!来店不要で迅速な対応が売りで、対面相談も可能!
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3位
◆au住宅ローン <KDDI 全期間引下げプラン 変動金利>
0.585%
がん50%保障付き
0.457%
0円
借入額×2.16%
【au住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
携帯電話のauユーザーが、じぶん銀行が提供する「au住宅ローン」を借りると、毎月500円分キャッシュバック(チャージ)されるという特典が付いている。特典は最大3万円分(5年間)受け取れる。じぶん銀行の住宅ローンは変動金利の競争力があり、トップクラスの低金利だ。また、がんと診断されると住宅ローン残高が50%になる疾病保障「がん50%保障団信」が無料で付いているので安心感が高い。KDDIがじぶん銀行の代理店となり販売している。
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3位 ◆SBIマネープラザ <店舗相談MR.住宅ローンREAL 頭金20%以上>
0.585%
全疾病保障付き
0.457% 0円 借入額×2.16%
【SBIマネープラザの住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ。「MR.住宅ローンREAL」は住信SBIネット銀行の商品で、銀行代理店業者として販売する。変動金利は低金利で競争力があり、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯する。SBIマネープラザの支店で相談する、対面用の商品。
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