低金利の住宅ローンをウリとしているイオン銀行は、住宅ローンの契約者限定で「住宅ローン完済まで、借入期間中はイオングループでの買い物が毎日5%オフ」になるというお得な特典・イオンセレクトクラブを提供している。35年間で最大157.5万円分もお得になるだけに、イオングループで買い物をする機会が多い人にとっては非常に魅力的な特典だ。
借入期間中、イオングループでの買い物が毎日5%オフ
35年間で最大157.5万円分もお得に!
イオン銀行の住宅ローンは、業界トップクラスの低金利がウリだ。
そのイオン銀行で住宅ローンを借りると、特典として借入期間中は毎日イオングループでの買い物が5%オフになる。ただし、「イオンセレクトクラブ専用カード」によりクレジット払いで購入することが条件だ。
通常の「イオンカード」を持っている人には、「お客さま感謝デー」として毎月20日、30日のみ、買い物が5%オフになるキャンペーンを行っているが、「イオンセレクトクラブ」の会員になれば、住宅ローン完済まで毎日割引が適用されるので非常に使いやすい。主な対象店舗を以下にまとめた。
割引対象店舗一覧 |
イオン、イオンスーパーセンター、マックスバリュー、ダイエー、イオンショップ、まいばすけっと、ピーコックストア etc.. |
また、イオンセレクトクラブの対象となる住宅ローン商品は、以下の4商品だ。
・イオン銀行住宅ローン(フラット35、イオンプラス含む)
・イオン銀行セカンドハウスローン
・投資用マンションローン
・アパートローン
年間の割引対象額は当初借入金額にかかわらず90万円なので、年間の割引額はその5%の4.5万円(90万円×5%=年4.5万円)。つまり、35年間で最大157.5万円分も割引の恩恵を受けることができる(2023年3月以降に借り入れた人向けの割引制度)。
5%オフによる、157.5万円分の割引を考慮すると、
住宅ローンの総返済額は、10年固定で最安に!
では、この157.5万円という割引はどのくらいのインパクトがあり、お得度があると考えればいいのか。他行でも「契約で1万円キャッシュバック」などのキャンペーンを行なっているが、さすがに157.5万円ともなれば、住宅ローン自体のお得さにも影響を与える、無視できない金額だ。
そこで、各銀行の住宅ローンを「総返済額」で比較してみよう。「総返済額」を比較すれば、金利も諸費用もすべて入っているので、本当にお得な住宅ローンがわかるはずだ。
比較するための前提条件は、10年固定金利(新規借入)、借入金額3000万円、借入期間35年とし、主要15銀行について比較した。下表が「総返済額が少ない住宅ローン(10年固定、新規借入)」の上位3銀行だ(2023年1月現在、詳細は表下部の注を参照)。
◆総返済額が少ない住宅ローン(10年固定)は? (新規借入) ※2023年1月、借入金額3000万円、借入期間35年、諸費用込みの総返済額 |
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順位 | 総返済額 (イオン銀行の 特典は考慮せず) |
→ | 総返済額 (イオン銀行の 特典を考慮) |
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1位 | ◆SBI新生銀行 ⇒詳細はこちら! 3530万円 |
→ | ◆イオン銀行 ⇒詳細はこちら! 3502万円 |
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2位 | ◆みずほ銀行 ⇒詳細はこちら! 3551万円 |
→ | ◆SBI新生銀行 ⇒詳細はこちら! 3530万円 |
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3位 | ◆ソニー銀行 ⇒詳細はこちら! 3556万円 |
→ | ◆みずほ銀行 ⇒詳細はこちら! 3551万円 |
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※借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、「返済額シミュレーション(新規借り入れ)」で、132銀行の実質金利を計算。総返済額を比較した。各銀行の具体的な商品は、SBI新生銀行は「住宅ローン 当初固定金利タイプ(新規借入、頭金10%以上、割引プログラム) 」、みずほ銀行は「みずほネット住宅ローン(全期間重視プラン、ローン取扱手数料型、新規借入)」、ソニー銀行は「住宅ローン(新規借入、頭金10%以上)」、イオン銀行は「住宅ローン 金利プラン・定率型(新規借入、頭金20%以上) 」 |
「10年固定」は人気商品なので、各銀行が戦略的に低い金利を提示する激戦区となっている。総返済額がもっとも少ないのは、SBI新生銀行で3530万円。2位のみずほ銀行が3551万円。3位のソニー銀行が3556万だ。一方で、イオン銀行の総返済額は3660万円。1位のSBI新生銀行とは130万円差の13位に甘んじている。
しかし、ここでイオン銀行の「買い物5%オフ」の特典を最大限に使って、157.5万円を得した場合を考えよう。イオン銀行の総返済額3551万円から、得した157.5万円を差し引くと、総返済額は3502.5万円となる。総返済額の少なさでは、13位から1位へと順位がいきなりジャンプアップするのだ。
各銀行は、さまざまな特典をつけたキャンペーンを行なっているが、157.5万円という特典のメリットはかなり大きく、上記の前提条件では、もっともお得な住宅ローンであることがわかる。
■「イオン銀行」住宅ローンの概要 | |
金利 | ⇒「イオン銀行」詳細ページを見る |
無料団信の保障範囲 |
一般団信(死亡・高度障害、加入時年齢:71歳未満 +全疾病団信(借入時年齢:50歳未満) (死亡・高度障害と診断された場合。または、就業不能状態が1年超の場合、ローン残高が0円) |
追加の団信[保険料] | ・8疾病保障プラス(借入時年齢:50歳未満)[金利+0.30%] (死亡・高度障害、はじめてのがんと診断された場合。脳卒中・急性心筋梗塞で所定の状態が60日超と診断された場合。または、重度慢性疾患で就業不能状態が12カ月超の場合、ローン残高が0円) ・がん保障(借入時年齢:50歳未満)[金利+0.20%] (死亡・高度障害、はじめてのがんと判断された場合、ローン残高が0円) ・ワイド団信(加入時年齢:50歳未満)[金利+0.30%] (死亡・高度障害と判断された場合、ローン残高が0円) |
手数料(税込) |
・定率型:融資額×2.2%(最低22万円) |
保証料(税込) | 0円 |
【ポイント】業界トップクラスの低金利がウリ。さらに、特典として借入期間中ずっとイオングループでの買い物が毎日5%オフになる(35年間合計で最大157.5万円の割引) | |
【関連記事「イオン銀行の住宅ローンの金利・手数料は? 住宅ローン完済まで毎日イオングループでの買い物が5%OFF!」はこちら>>】
イオンセレクトクラブに入会すれば、
定期預金金利を0.2%上乗せなど、特典多数
イオン銀行の住宅ローンにはまだまだ特典がある。住宅ローンを契約して「イオンセレクトクラブ」に入会し、専用クレジットカードを手に入れれば、以下のような特典が手に入れられる。
住宅ローン利用者向け「イオンセレクトクラブ」の主な特典 |
◆イオンでの買い物が毎日5%オフ |
住宅ローン完済まで、借入期間中は毎日イオングループでの買い物が5%オフになる。年間の割引対象額は当初借入金額にかかわらず90万円(年間の割引額は、90万円×5%=年4.5万円)。35年間の合計で、最大157.5万円分が割引される |
◆定期預金金利を0.2%上乗せ! |
定期預金(スーパー定期)について、5年間、金利を0.20%を上乗せする優遇特典がある |
◆さまざまな機能の付いたゴールドカードをすぐに発行! |
通常なら、直近のイオンカードでの年間カードショッピングが100万円以上の人にしか発行しない「イオンゴールドカード」をすぐに手に入れられる。ゴールドカードには旅行傷害保険なども付いており、持っていて損はない。 また、人気が高いのが、カードを提示することで利用できる、全国のイオンラウンジだ。イオンラウンジは全国のイオングループ店舗にあり、ドリンクやトップバリューのお菓子がタダでもらえる。さらに、新聞や雑誌、インターネット閲覧スペースなどが設けられている |
◆イオングループのカード「イオンカードセレクト」のサービスも付帯 |
イオングループのカード「イオンカードセレクト」の特典が利用できる。詳細は下表を参照 |
なお、住宅ローンを借りなくても加入できるのが、イオングループのカード「イオンカードセレクト」だ。「イオンカードセレクト」は、キャッシュカード、クレジットカード(イオンカード)、電子マネー (WAON)の機能・特典が一体になったもので、特典が盛りだくさんだ。
毎月5の付く日は「お客様ワクワクデー」としてWAONポイントが2倍になる。また、電気料金などを口座振替にすれば「5WAONポイント×口座振替件数」が付与され、イオン銀行を給与口座にすれば毎月10WAONポイントがつく。さらに、WAONのオートチャージ機能を使えば、ポイントがどんどん貯まる仕組みも持っている。詳細は以下の表の通りだ。
イオングループのカード「イオンカードセレクト」の主な特典 | |
◆毎月5の付く日は「お客様ワクワクデー」でWAONポイントが2倍! | |
毎月5の付く日(5日・15日・25日)は「お客様ワクワクデー」と称し、通常、利用金額200円(税込)に付き1WAONポイント(1円相当)の付与のところ、WAONポイントが2倍になる。 | |
◆口座振替1件に付き5WAONポイント! | |
口座振替またはクレジットカードで各種公共料金を決済すれば、毎月1件ごとに5WAONポイントもらえる。NHK・電気・固定電話・携帯電話・ガス・NHKの口座振替が対象となる。 | |
◆イオン銀行を給与口座に指定するだけで毎月10WAONポイント! | |
イオン銀行を給与振込口座に指定すれば、毎月10WAONポイントもらえる。さらに、他行宛振込手数料最大3件相応分の648WAONポイントも翌月、付与される。 | |
WAONポイント付与対象となる他行宛振込 | ・イオン銀行ATMでのイオンカードセレクトによる振込み ・イオン銀行ダイレクト(インターネットバンキング・モバイルバンキング)での振込み |
WAONポイント付与対象外となる他行宛振込 | ・イオン銀行ATMでの現金振込み ・他行ATMでのイオンカードセレクトによる振込み ・店頭窓口での振込み |
◆WAONのオートチャージ機能でWAONポイントが貯まる! | |
WAONのオートチャージ利用200円ごとに、1WAONポイントもらえる。オートチャージとは、WAON支払い後の残高が設定金額未満になると、事前に設定した金額が自動的にチャージされるサービスのことだ。設定しておけば、その都度チャージする手間が省けて便利だ。チャージされた金額はイオン銀行普通預金口座から引き落とされる。 なお、WAON利用時にも200円で1WAONポイントもらえるので、結果として、200円の「オートチャージ+利用」につき、2WAONポイントがもらえることになる |
1WAONポイントは、1円相当の価値がある。100WAONポイントごとに、100円分のWAON(電子マネー)と交換して、買物に使える。「イオンカードセレクト」の特典をフル活用してWAONポイントをたくさん貯めて、どんどん使いたいところだ。
「5%オフ」も考慮すれば、業界トップのお買い得商品
その他にも、家計に優しい特典を幅広く提供している!
イオン銀行の「住宅ローン完済まで、借り入れ期間中は毎日イオングループでの買い物が5%オフになる」という住宅ローン特典・イオンセレクトクラブを使えば、35年間で最大157.5万円分も割引の恩恵を受けることができ(2023年3月以降。現在は割引は5年間だけ)、かなりお得だ。特に10年固定金利(新規借入)については、「5%オフ」も考慮して考えると、業界トップのお買い得商品といえる。
ほかにも、買い物特典や、さまざまな割引特典を用意するなど、家計に優しく、庶民に寄り添った銀行だ。住宅ローンの借り入れを考えている人が検討すべき銀行のひとつだろう。
最後にもう一度、イオン銀行の住宅ローンのオススメポイントをまとめてみよう
10年固定金利(新規借入)については、「5%オフ」も考慮して考えると、業界トップのお買い得商品に!
(2)「イオンセレクトクラブ」「イオンカードセレクト」でさまざまな特典がつく
ゴールドカード発行、WAONポイントが2倍、など
【関連記事「イオン銀行の住宅ローンの金利・手数料は? 住宅ローン完済まで毎日イオングループでの買い物が5%OFF!」はこちら>>】
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[新規借入] |
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[借り換え] |
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【基礎の8カ条】 【審査】の基礎 【借り換え】の基礎 【フラット35】の基礎 【住宅ローン控除】の基礎 |
新規借入2024年11月最新 主要銀行版
住宅ローン変動金利ランキング
※借入金額3000万円、借入期間35年で試算
- 実質金利(手数料込)
- 0.459%
- 総返済額 3242万円
- 表面金利
- 年0.329%
- 手数料(税込)
- 借入額×2.2%
- 保証料
- 0円
- 毎月返済額
- 75,629円
①「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応
- 実質金利(手数料込)
- 0.512%
- 総返済額 3271万円
- 表面金利
- 年0.375%
- 手数料(税込)
- 借入額×2.2%+33000円
- 保証料
- 0円
- 毎月返済額
- 76,229円
①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
②手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
③中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能
- 実質金利(手数料込)
- 0.531%
- 総返済額 3281万円
- 表面金利
- 年0.390%
- 手数料(税込)
- 借入額×2.2%+55000円
- 保証料
- 0円
- 毎月返済額
- 76,426円
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住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る
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今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。
【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とするアンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。
【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。
132銀行の住宅ローンを比較 >>返済額シミュレーションで、全銀行の金利を一気に比較・調査
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- 年収に対して安心して買える物件価格は?
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- ・年収200万円で妻が妊娠中の家族の上限は1600万円!?
- ・年収250万円の単身者の上限は1800万円!?
- ・年収300万円の4人家族の上限は1800万円!?
- ・年収350万円の2人家族の上限は2100万円!?
- ・年収400万円の単身者の上限は2500万円!?
- ・年収450万円の4人家族の上限は2000万円!?
- ・年収500万円の4人家族の上限は3000万円!?
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- ・年収600万円の40代独身の上限は3000万円!?
- ・年収700万円の共働き夫婦の上限は5000万円!?
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- ・年収1000万円の30代4人家族の上限は5000万円!?
- ・年収1000万円の40代4人家族の上限は3500万円!?
- ・年収1000万円の50代夫婦の上限は3000万円!?
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プロの評判・口コミ
淡河範明さん
auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。
審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。
団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。