auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンを借りられる年齢は?
15銀行の審査基準を徹底比較! 
年齢別の注意点と安心な返済方法を解説

2022年1月1日公開(2023年12月5日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

住宅ローンは、「80歳までに完済する」などの年齢に関する審査基準を設けていることが多い。そこで主要15銀行の住宅ローンの「完済時の年齢」「借入時の年齢」を比較してみた。なお、定年後も返済が続くようだと、返済が苦しくなる可能性もあるので、借入期間や借入額の設定には注意点したいところだ。

完済時の年齢は、「85歳未満」という銀行も

 従来、住宅ローンの審査基準で、完済時の年齢(上限年齢)を80歳にしていたのは、半官半民の住宅ローンである「フラット35」くらいだった。一方で、民間の銀行・金融機関の完済時の年齢もそれに合わせて、徐々に融資条件が甘くなっている。最近では多くの銀行・金融機関が年齢を80歳まで延ばしている。

 下表が調査した結果だ。

主要銀行・金融機関の「完済時の年齢」「借入時の年齢」

銀行名 完済時の年齢 借入時の年齢
イオン銀行のロゴマーク
80歳未満 71歳未満
auじぶん銀行のロゴマーク
80歳の誕生日まで 65歳未満
SBI新生銀行のロゴマーク
80歳未満 65歳以下
住信SBIネット銀行のロゴマーク
80歳未満 65歳以下
ソニー銀行のロゴマーク

85歳未満

(ワイド団信の場合は81歳未満)

65歳未満
楽天銀行のロゴマーク
80歳未満 65歳6カ月未満
PayPay銀行のロゴマーク
80歳未満 65歳未満
SBIマネープラザのロゴマーク
銀行名 完済時の年齢 借入時の年齢
みずほ銀行のロゴマーク
81歳未満 満18歳以上71歳未満
三井住友銀行のロゴマーク
80歳の誕生日まで 満18歳以上70歳の誕生日まで
三菱UFJ銀行のロゴマーク
80歳の誕生日まで 18歳以上70歳の誕生日まで
りそな銀行のロゴマーク
80歳未満 70歳未満
三井住友信託銀行のロゴマーク
81歳未満 66歳未満
中央ろうきんのロゴマーク
76歳未満 66歳未満
フラット35(アルヒ)のロゴマーク
80歳未満 70歳未満
※2023年12月調べ

銀行・金融機関の大半が、完済時の年齢を「80歳未満」「81歳未満」としていた。つまり、45歳までは、借入期間35年の住宅ローンを借りられる銀行が多い。

 フラット35の完済時の年齢は「80歳未満」なので、今や民間銀行も同条件か、民間銀行の方が年齢が高い。また、フラット35は返済期間が15年以上の全期間固定ローンであるため金利は高めだが、民間銀行であればさまざまな金利タイプが選べて金利も安いので、借り手にとっては選択肢が広がったことになる。

 なお、完済時の年齢が最も高かったのは、ソニー銀行で「85歳未満(ワイド団信の場合は81歳未満)」だった。

住宅ローンは、70歳でも借りられる!

 住宅ローンの年齢に関する条件は、ほかにも緩和されている。「借入時の年齢」は、かつては「65歳未満」が主流だったが、最近は「70歳未満」「70歳の誕生日まで」に引き上げた銀行も多い。借入時の年齢が最も高い「71歳未満」に設定しているのは、みずほ銀行イオン銀行だ。

 融資可能額についても、頭金を10%以上用意するのが主流だったが、最近は物件価格と同額まで借りられる「フルローン」(100%ローンとも言う)を認める銀行が増えている。借り換え時にかかる手数料なども融資する「オーバーローン」もネット銀行では一般的だ。審査の際は返済負担率や年収をチェックするとはいえ、年々、借りやすくなっているのは間違いない。

年齢別で注意すべきポイントは?

 以上のように、銀行の年齢に関する条件は緩くなっており、年齢上の制約はあまりなくなっている。とはいえ、住宅ローンを検討するときには、きちんと返済できるのか、ライフプランを考えておくことも大切だ。

 年齢ごとの借入金額や借入期間などを住宅金融支援機構の調査から見てみよう。調査によれば、30代が最も住宅ローンを利用しており、40代、20代が続く。

  • 20歳代:12.2%
    30歳代:56.4%
    40歳代:25.9%
    50歳代:5.5%

 家族構成では、「夫婦と子」が最も多い結果となっており、子どもが生まれたり、大きくなったタイミングで住宅購入のために住宅ローンを組んだと推測できる。結婚や子どもの誕生が、住宅購入の大きな動機になるのは間違いなさそうだ。

 サラリーマンや公務員であれば、60歳または65歳で定年を迎える。また、子どもがいれば思った以上の教育費がかかる。老後資金の確保も考えたい。こうした年齢ごとに気をつけるべきポイントがあるので、紹介していこう。

<20代>金利上昇に備えた全期間固定金利がおすすめ

 住宅ローンは借入時の年齢が若いと、借入期間を限度いっぱいの35年にしても、完済時はまだ現役で働いている計算になるため問題はない。

 一方で20代は就職してから期間が短いために年収は決して多くないので、借入限度額まで借り入れようとする人が多い。そのため少しでも返済額が増加してしまうと住宅ローンの返済が滞ってしまう可能性があるので、変動金利はできれば避けたいところだ。

 そこで検討したいのが、全期間固定金利の「フラット35」。住宅金融支援機構と各金融機関とが提携して提供している商品で、借入時の金利がずっと変わらないため、返済も一定で安心感がある。また、10年固定金利も銀行間の競争が激しく、金利が低めなのでおすすめだ。

<30代>教育費など支出が増える前に

 住宅金融支援機構の調査を見ると、30代が住宅ローンを一番多く借りている。おそらく、結婚して子どもが生まれるのをきっかけにマイホームを考える人が多いからだろう。子育て世帯の場合、年々教育費が増加していることに注意して、余裕を持った毎月返済額になるように借り入れよう。

 一方で、30代で住宅ローンを組む場合、借入期間を最長35年にしても完済時は65歳〜74歳だ。できれば、60歳または65歳の定年時には住宅ローンを完済できることを目指して、少しずつ繰り上げ返済をして、完済時の年齢を引き下げていきたい。比較的、借入期間が長いので、生活費をやりくりして、余裕があるときに繰り上げ返済をすれば安心だろう。

<40代>借入金額と借入期間のバランスを慎重に

 会社の中でも責任あるポジションで、収入も増えている年齢だ。一方、子どもがいる場合は、習い事などの教育費の負担も増えるため、支出も大きくなると考えられる。

 40歳で借入期間35年で住宅ローンを組むと完済時は75歳になり、定年後にも一定の収入がないと返済が厳しくなるので、借入期間の設定を慎重に考えたい。

 なお「退職金で住宅ローンを完済する予定だ」という人が多いが、住宅ローンの完済で退職金が全てなくなってしまうと、老後資金の確保ができなくなるリスクがある。

 40代に入って住宅ローンを組む場合は、借入額と借入期間のバランスを考えておこう。

<50代>綿密な住宅ローンの返済計画が重要

 定年が見えてくる年齢で、子どもがいる場合は大学進学などの費用の負担が大きい。親の介護の心配もしなければならなくなるケースも多い。

 住宅ローンを組む場合は、借入額や借入期間を慎重に検討し、綿密な返済計画を考えておきたい。また、自身の健康面でも不具合が出てくる年代でもあり、病気などで長期入院や手術するリスクも高まってくる。

 あらゆるリスクを想定しながら、頭金を多めに入れるなど、ゆとりをもって返済できるように住宅ローンを組むのが大切だ。

65歳までに住宅ローン完済するメリットは?

住宅展示場や新築マンションに行くと、営業マンはどんな年齢の人に対しても35年ローンを提案してくることが多い。返済期間が長ければその分、住宅ローンを多く借りられるため、現在のように不動産価格が高騰していても、不動産を売りやすいからだ。

 実際、営業マンに勧められて返済期間を35年として計画を立てる人が多い。しかし借入期間が長いと、デメリットがある。そこで、「70歳完済」「65歳完済」の2ケースについて返済額をシミュレーションして、総支払額などを比較してみよう。

【前提条件】35歳で借入金額3000万円、金利1.5%(全期間固定金利)で住宅ローンを借りる。「70歳完済(返済期間35年)」「65歳完済(返済期間30年)」とする

「70歳完済」と「65歳完済」、あなたはどちらを選ぶ?

 年齢 毎月支払額
70歳完済(返済期間35年)   65歳完済(返済期間30年)
36歳(1年目)

9.2万円

(残高 2934万円)

10.4万円

(残高 2920万円)

 
60歳(25年目)

9.2万円

(残高 1023万円)

10.4万円

(残高 598万円)

65歳(30年目)

9.2万円

(残高 531万円)

10.4万円

(残高 0円)

70歳(35年目)

9.2万円

(残高 0円)

総支払額 3858万円 3727万円
ポイント 60~70歳の間、毎月9.2万円を支払い続けられるのかがポイント   毎月返済額は70歳完済に比べて1.2万円高いが、老後の不安は減少
※35歳、借入金額3000万円、金利1.5%(全期間固定金利)。毎月返済額は1000円未満を、残高は1万円未満を四捨五入

70歳完済(返済期間35年)の場合、毎月の住宅ローン支払額は9.2万円だ。多くのサラリーマンや公務員は60〜65歳で退職して収入が減少することが多いので、定年後は年金があったとしても、住宅ローンの支払いに困るかもしれない(公的年金は1961年4月2日以降に生まれた男性は65歳から受給可能。女性は1966年4月2日生まれ以降が65歳から受給可能)

 では、退職金で住宅ローン残高を一括払いすればいいのだろうか。60歳時点での住宅ローン残高を見てみると1023万円と多額の住宅ローンが残っている。老後に備えた貯金もしたい時期だけに、住宅ローンの残高を支払えるとしても、かなり手痛い出費になる。

そこで考えられる対策が、「65歳完済(返済期間30年)」だ。毎月支払額は10.4万円と、1.2万円アップするが、総支払額は131万円(=3858万円-3727万円)も抑えることができる。60歳時点での住宅ローン残高は598万円とそれなりにあるが、70歳完済に比べればかなりましだ。借入期間を短くすると、総支払額が少なくてすむというメリットがあるのだ。

 ファイナンシャルプランナーの深田晶恵さんは、次のように指摘する。

「おすすめは、どんなに遅くとも65歳までに完済することです。65歳から『ローンの返済が始まるときの年齢』を引いたものが“最長の返済期間”と考えましょう」

 つまり、年齢ごとの借入期間の目安は以下のようになる。

  • ・35歳なら、借入期間30年
    ・40歳なら、借入期間25年
    ・45歳なら、借入期間20年
    ・50歳なら、借入期間15年

老後が不安なら、65歳までに完済が得策

 一方、「住宅ローンの支払いは65歳までにとどめたいが、それだと返済が大変」という人は、物件価格を引き下げるしかない。

 65歳までに返済(借入期間30年)の場合、借入金額ごとの毎月返済額は、返済額シミュレーションを使えば判明する。ダイヤモンド不動産研究所の返済額シミュレーションだと、以下のような結果となった。

  • ・借入金額3000万円:毎月返済額9.6万円〜
    ・借入金額2800万円:毎月返済額8.9万円〜
    ・借入金額2600万円:毎月返済額8.3万円〜
    ※2022年1月調べ。全期間固定で、132銀行のローンを対象に調査
  •  当初の希望物件は購入できないかもしれないが、駅から遠い物件を探すなど、条件を多少引き下げることで対応可能だろう。

    なお、実際に借りる場合は、あえて70歳完済にして、余裕があるときに繰り上げ返済することで、65歳完済と同じ効果を得てもいい。急な出費にそなえて、預金を一定額確保しておこう。

    【関連記事はこちら】>> 年収不足で、住宅ローンを借り換えできない?! 収入合算、返済期間延長の裏技を使おう!

    オプション団信に加入できる年齢に制限がある

     なお、住宅ローンを組む場合、死亡や高度障害になるリスクを考えて団体信用生命保険(団信)に加入する人も多い。住宅ローンとセットになっている生命保険で、万一の場合は住宅ローン残高がゼロになるというものだが、加入時の年齢に条件がついている。

     一般的な団信については、基本的に加入が義務付けられており、借入時の年齢と一緒だ(65歳以下〜70歳以下のケースが大半)。

     問題なのは、保障を充実できるオプション団信(「がん保障団信」「3大疾病保障団信」「7大・8大・11大疾病保障団信」など)だ。加入時の年齢が「50歳未満」に設定されていることが多い。こうした疾病保障にどうしても加入したい場合は、三菱UFJ銀行、みずほ銀行、三井住友銀行であれば、加入年齢が「56歳未満」と高めの団信も用意しているので、検討してみよう。

    【関連記事はこちら】>>「団体信用生命保険」徹底比較!住宅ローンでおすすめの団信は?

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    新規借入2024年12月最新 主要銀行版

    住宅ローン変動金利ランキング

    ※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

    住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
    実質金利(手数料込)
    0.413%
    総返済額 3218万円
    表面金利
    年0.284%
    手数料(税込)
    借入額×2.2%
    保証料
    0円
    毎月返済額
    75,045円
    おすすめポイント

    「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
    ②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
    ③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

    2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
    口コミ・団信・審査基準などを表示

    特徴・評判

    諸費用

    審査基準

    団体信用
    生命保険

    • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
    • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
    • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

    プロの評判・口コミ

    淡河範明さん
    住宅ローンアドバイザー
    淡河範明さん

    auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

    審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

    団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

    関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
    手数料(税込)
    融資額×2.20%(税込)
    保証料
    0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
    繰上返済手数料(一部)
    0円(1円以上1円単位)
    繰上返済手数料(全額)
    ・変動金利/0円
    ・固定金利/3万3000円(税込)
    借入額
    500万円以上、2億円以下(10万円単位)
    借入期間
    1年以上35年以内(1ヶ月単位)
    融資を受けられるエリア
    全国
    使い道
    本人または家族が住むための以下の資金
    ・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
    ・戸建の新築資金
    ・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
    ・上記に伴う諸費用
    年収
    (給与所得者)
    200万円以上
    勤続年数
    (給与所得者)
    年収
    (個人事業主等)
    200万円以上
    事業年数
    (個人事業主等)
    年齢
    (借入時)
    満18歳以上〜満65歳未満
    年齢
    (完済時)
    満80歳の誕生日まで
    その他条件
    無料の団信
    一般団信(借入時年齢:65歳以下)
    +がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
    +全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
    +月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
    死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
    オプション
    (特約)の団信
    がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
    上乗せ金利年0.05%
    死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
    がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
    上乗せ金利年0.15%
    死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
    ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
    上乗せ金利年0.30%
    死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
    閉じる
    「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
    実質金利(手数料込)
    0.512%
    総返済額 3271万円
    表面金利
    年0.375%
    手数料(税込)
    借入額×2.2%+33000円
    保証料
    0円
    毎月返済額
    76,229円
    おすすめポイント

    ①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
    手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
    中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

    口コミ・団信・審査基準などを表示

    特徴・評判

    諸費用

    審査基準

    団体信用
    生命保険

    • 3大メガバンクで安心感あり
    • ネット専用商品は金利が低い
    • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
    • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

    プロの評判・口コミ

    淡河範明さん
    住宅ローンアドバイザー
    淡河範明さん

    最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

     

    審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

     

    「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

     

    審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

    関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
    手数料(税込)
    ①保証料を一部前払いする方式
    事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
    ②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
    事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
    ③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
    事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
    ④固定金利手数料:11,000円
    ※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
    ※変動金利を選択する場合は無料です
    保証料
    上記を参照
    繰上返済手数料(一部)
    みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
    店頭:33,000 円
    繰上返済手数料(全額)
    店頭のみ:33,000 円
    借入額
    50万円以上3億円以内(1万円単位)
    借入期間
    1年以上35年以内(1年単位)
    融資を受けられるエリア
    全国
    使い道
    (1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
    (2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
    年収
    (給与所得者)
    安定した収入がある人
    勤続年数
    (給与所得者)
    年収
    (個人事業主等)
    安定した収入がある人
    事業年数
    (個人事業主等)
    年齢
    (借入時)
    満18歳以上71歳未満
    年齢
    (完済時)
    81歳未満
    その他条件
    無料の団信
    一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
    死亡・高度障害と診断された場合
    オプション
    (特約)の団信
    8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
    月払保険料4,806円から
    ※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
    がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
    8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
    月払保険料4,474円から
    ※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
    7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
    8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
    月払保険料1,489円から
    ※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
    全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
    8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
    月払保険料1,156円から
    ※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
    8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
    がん団信(借入時年齢:46歳未満)
    金利+0.10%
    死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
    閉じる
    大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
    実質金利(手数料込)
    0.531%
    総返済額 3281万円
    表面金利
    年0.390%
    手数料(税込)
    借入額×2.2%+55000円
    保証料
    0円
    毎月返済額
    76,426円
    おすすめポイント

    「団信革命」は要介護まで保障も
    ②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
    ③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

    ※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
    口コミ・団信・審査基準などを表示

    特徴・評判

    諸費用

    審査基準

    団体信用
    生命保険

    • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
    • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
    • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

    プロの評判・口コミ

    淡河範明さん
    住宅ローンアドバイザー
    淡河範明さん

    りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

    審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

    一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

    関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
    手数料(税込)
    ■自社商品
    【融資手数料型】
    融資額×2.2%+5万5000円
    【保証料一括前払い型】
    融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
    【保証料金利上乗せ型】
    5万5000円および、金利+0.2%
    ■フラット35
    融資額×1.87%(タイプB ネット)
    保証料
    ■自社商品
    上記を参照
    ■フラット35
    0円(100万円以上)
    繰上返済手数料(一部)
    ■自社商品
    インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
    店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
    ■フラット35
    0円
    繰上返済手数料(全額)
    ■自社商品
    インターネット:不可
    店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
    ■フラット35
    インターネット:不可
    店頭・テレビ電話:0円
    借入額
    ■自社商品
    50万円以上、3億円以下(1万円単位)
    ■フラット35
    100万円以上、8,000万円以内
    借入期間
    ■自社商品
    1年以上40年以内(1年単位)
    融資を受けられるエリア
    ■自社商品
    日本国内全域
    ※一部、取扱いできない地域あり
    ■フラット35
    使い道
    ■自社商品
    本人が所有し、本人または家族が住む
    住宅の新築・購入資金
    マンションの購入資金
    住宅の増改築・修繕資金
    中古住宅(マンションを含む)の購入資金
    住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
    住宅取得に伴う諸経費
    年収
    (給与所得者)
    ■自社商品
    100万円以上
    ■フラット35
    【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
    【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
    勤続年数
    (給与所得者)
    ■自社商品
    1年以上
    ■フラット35
    年収
    (個人事業主等)
    ■自社商品
    100万円以上
    ■フラット35
    【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
    【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
    事業年数
    (個人事業主等)
    ■自社商品
    3年以上
    ■フラット35
    年齢
    (借入時)
    ■自社商品
    満20歳以上満70歳未満
    ■フラット35
    70歳未満
    年齢
    (完済時)
    ■自社商品
    満80歳未満
    ■フラット35
    80歳未満
    その他条件
    無料の団信
    一般団信(借入時年齢:70歳未満)
    死亡・高度障害と診断された場合
    オプション
    (特約)の団信
    団信革命(借入時年齢:50歳未満)
    金利+0.25%(40歳未満)
    金利+0.30%(40歳以上)
    死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
    3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
    金利+0.20%(40歳未満)
    金利+0.25%(40歳以上)
    死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
    がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
    金利+0.10%(40歳未満)
    金利+0.20%(40歳以上)
    死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
    ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
    金利+0.30%
    死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
    ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
    金利+年0.15%(35歳未満)
    金利+0.25%(35歳以上)
    (ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
    閉じる
    ※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

    住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

     今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

    【調査概要】
    調査日:2023年12月
    調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
    有効回答数:822人
    調査:大手アンケート調査会社に依頼
    評価対象:有効回答数47以上を対象とする

     アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

    【アンケートの設問】
    Q1.金利の満足度は?
    Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
    Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
    Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
    Q5.審査について、満足していますか?
    Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
    Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
    【回答の配点】
    ・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
    満足している(5点)
    どちらかといえば満足している(4点)
    どちらともいえない(3点)
    どちらかといえば不満である(2点)
    不満である(1点)
    ・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

    変動金利ランキング完全版はこちら

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