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2019年2月15日公開(2019年12月3日更新)
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じぶん銀行が住宅ローンの無料団信を拡充!
追加した「全疾病保障(180日以上入院)」は、
他社よりカバー範囲が広く、保障が充実!

業界トップクラスの超低金利と手厚い保障内容の住宅ローンで知られる「じぶん銀行」。三菱UFJ銀行と「au」を運営するKDDIが共同で立ち上げたネット銀行だけに、高い信頼性と低金利に加えて、充実した保障内容を用意している。今回、新たに「金利上乗せなし(無料)」で、「全疾病保障(入院継続180日以上で残高0円)」を追加した。では、実際にはどのくらいお得なのか、ダイヤモンド不動産研究所が検証してみた。

【団信】無料の団信を大幅に拡充

 これまで、当サイトでは様々な金融機関の住宅ローンの金利や特典を比較し、それぞれのメリットとデメリットを検証してきた。特に、ネット銀行はインターネットを活用した徹底的なコストカットで低金利を実現し、「団体信用生命保険」の保障の拡充をはかっている。

 なかでも「じぶん銀行」は、他行に先駆け2015年末から住宅ローンに「がん50%保障団体信用生命保険(団信)」を付けたパイオニアだ。しかも、今回はネット銀行業界でも初めての保障内容(じぶん銀行調べ*3)として注目を集めている。

 では、そのグレードアップした保障内容を見てみよう。


*1 精神障害を除きます。*2就業不能状態とは、病気やケガで働けない期間のこと。就業不能状態であることを保障条件としません。*3住宅ローンを取扱いしているネット専業銀行4行(ソニー銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、じぶん銀行)で比較(じぶん銀行調べ、2018年12月10日時点。出典:じぶん銀行プレスリリース
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 多くの銀行は、「死亡・高度障害」「余命6カ月」となった場合に、住宅ローンの残高がゼロになる保障を無料で付帯している。

 じぶん銀行については従来から、それに加えて、「がん50%保障団信」を無料で付帯していた。万一債務者が「がんと診断された場合に、住宅ローンの残債務が半額になる」というものだ(なお、責任開始日からその日を含めて90日間の免責期間がある。がん50%保障が有効になるのは、住宅ローン契約完了から91日以降)。

 そして、2019年3月からは、上乗せ金利もかからない無料の「全疾病保障」が加わる。この保障がついたことで、精神障害を除く「すべてのケガ・病気」について、「入院が継続180日以上となった場合」には、住宅ローンの債務残高相当額が保険金として支払われる。「がん診断保障」に今回拡大する「全疾病保障」がセットになった保障内容はネット銀行で初めて(じぶん銀行調べ*3)となる。

充実した、長期入院の保障

 では、じぶん銀行の「全疾病保障(入院が継続180日以上で残高を全て保障)」はどの程度手厚い保障になるのか、具体的に見ていこう。

 厚生労働省の「患者調査」を元に、どの程度の人が180日以上の長期入院になるのかを試算してみると、実感が湧いてくるだろう。

■病気・ケガで長期入院になる比率は?(精神疾患除く全疾患)
  180日以上の入院
(精神疾患を除く全傷病)
1年超の入院
(精神疾患を除く全傷病)
65歳未満 全入院の15.6% 全入院の13.2%
65歳以上 全入院の26.8% 全入院の20.1%
全年齢 全入院の24.2% 全入院の18.4%
  じぶん銀行の全疾病保障の範囲 他のネット銀行の全疾病保障の範囲
出典:厚生労働省「平成26年(2014)患者調査の概況」(PDF)より試算

 上表のように、住宅ローンを借りている主な年齢層である「65歳未満」においては、15.6%の人が180日以上入院している(精神疾患を除く全疾患ベース)。65歳以上だと、その比率は26.8%に跳ね上がる。

 近年は入院日数がどんどん短くなっている。そのため180日以上の入院というと、ほとんどないと思うかもしれないが、65歳未満でも「7人に1人」程度は180日以上入院している。長期入院は意外とあるのだ。長期入院になる具体的な病気としては、脳血管疾患、慢性腎不全、結核、アルツハイマーを含む神経系の疾患などが中心だ。じぶん銀行の全疾病保障ではこの長期入院の大半を保障している。

 なお、ライバル銀行の提供している無料の全疾病保障の多くは、「1年超の入院」を保障の要件としていることが多い(住信SBIネット銀行、楽天銀行など)。65歳未満で、1年超入院する比率は13.2%であり、180日以上入院する比率のほうが2.4ポイントも高いことが分かる。

 長期入院のリスクをきちんとカバーしたいのであれば、じぶん銀行のほうが有利であるのはいうまでもない。

2月の借入でも、3月以降、追加保障を適用

 なお、新しい特典が適用されるのは3月からの借入だが、2019年2月に借入した場合は、2月中は改定前の保障内容だが、3月からは追加された保障内容が適用されるのは嬉しいところだ。ただし、今年の1月以前に借入している場合は、残念ながらこの新しい追加保障は受けられない。

「がん」を見据えた安心の保障

 ついでに、がんと診断されれば借入額の半分が実質免除される「がん50%保障」についても、その保障する範囲を数字で検証してみよう。

 健康なときは、がんや病気の不安を考えにくい。しかし住宅ローンのような長期にわたる借入をする場合は、計画的な返済とともに万一の備えも考える必要がある。例えば、「国立がん研究センター」の「最新がん統計」データ(下記のがんに罹患する確率)によれば、生涯でがんにかかる確率は男性62%、女性47%になっている。ほぼ2人に1人ががんになる確率だ。しかし、この数値は死亡するまでの統計であり、住宅ローンを借りる層とは違う。

 では、住宅ローンを借りる世代が「がんになる確率(罹患率)」はどのくらいあるのだろうか。以下の表を見ると、イメージが湧くだろう。

■住宅ローン完済までに「がんになる確率」は?
男性
  10年後までのガン罹患率 20年後までのガン罹患率 30年後までのガン罹患率 40年後までのガン罹患率
オレンジ色に塗った部分が、じぶん銀行「がん50%保障」の対象
男性30歳 0.60% 2% 7% 20%
男性40歳 1% 7% 20% 41%
男性50歳 5% 19% 40% -
男性60歳 15% 38% - -
男性70歳 29% - - -
女性
  10年後までのガン罹患率 20年後までのガン罹患率 30年後までのガン罹患率 40年後までのガン罹患率
オレンジ色に塗った部分が、じぶん銀行「がん50%保障」の対象
女性30歳 1% 5% 10% 18%
女性40歳 3% 9% 17% 28%
女性50歳 6% 14% 25% -
女性60歳 9% 21% - -
女性70歳 14% - - -
国立がん研究センター「最新がん統計・がん罹患率」を元に、編集部で作成

 まず男性から見てみよう。例えば、現在30歳の人の場合、10年後(40歳)までにがんと診断される確率は1%だが、20年後(50歳)までなら2%、30年後(60歳)までなら7%に高まる。

 現在、50歳の男性じぶん銀行のがん50%保障は、満50歳までしか加入できない)だと、がんになる確率はぐっと高まる。10年後(60歳)までにガンと診断される確率は5%、20年後(70歳)までなら19%、30年後(80歳)までならなんと40%もの人ががんと診断されるのだ。

 一方、女性の場合、60歳までにがんになる確率が男性よりも高いのが特徴だ。現在30歳の人が30年後(60歳)までにガンと診断される確率は10%、現在50歳の人が10年後(60歳)までにがんと診断される確率は6%と、男性よりも高い。

 「自分は若いからがんにかかることはない」と考える人もいるだろうが、住宅ローン返済は最長で35年間。そして、以上のように60歳を超えるとがんになるリスクはぐっと高くなる。がんになるリスクに備えておくことは無駄なことではないということが分かるだろう。

 なお、じぶん銀行のがん50%保障の保障範囲は一般的な生命保険会社のがん保険とほぼ一緒だ。

無料のガン50%保障は、95万円のメリット!

 一般団信に加えて、「がん」と診断されただけで住宅ローン残高が半分になる「がん保障特約(50%)」が無料というのはどのくらいのインパクトがあるのか、試算してみよう。

 金融機関によって保障内容の違いはあるものの、特約保険料として金利に0.2%〜0.3%の上乗せして保障している銀行もあり、やはり上乗せ金利もなく保険料が0円というのはお得だろう。

 例えば、下表のように3,000万円を返済期間30年、金利0.457%で借りた場合と金利0.2%上乗せした場合を比べると、30年間で支払う団信保険料の差は約95万円になる。月額では2,646円の負担が金利上乗せ分となる(なお、計算を単純化するため、全期間固定金利で計算している)。約95万円分が無料で付帯しているのだからお得といえる。

金利0.2%の差は大きい!
(借入金額3000万円、返済期間30年で計算)
金利 0.457% 0.657%
金利0.2%アップ
毎月の返済額 8万9192円 9万1838円
月2646円増加
総返済額 3211万円 3306万円
95万円増加

 なお、じぶん銀行でも金利上乗せでさらに手厚い保障を付けている。「がん100%保障団信」は、がんと診断された時点で住宅ローンの残額がなくなるというものだ。上乗せ金利は0.2%だ。   

「がん50%」と「がん100%」はどちらがいい?

 長期の住宅ローンを組む場合、返済完了の年齢を考えて、なるべくがん保障の手厚いものを選びたいと思うのは当然だろう。

 しかし、保障が手厚くなればそれだけお金もかかる。

 じぶん銀行の場合、無料の保障は「がん50%保障」だ。がんになってもその時点の半分は住宅ローンが残るため、生活不安は拭えない。

 「がん100%保障」の場合は保障が手厚くなるものの、金利を0.2%上乗せする必要があり、支払額がアップする。では、どういう目安でがん保障を選べばいいだろうか。

 「がん50%保障」は、住宅ローンが半額になるだけなので、返済は続くことになる。例えば、共働きの場合、夫の稼ぎがなくなっても妻の安定した収入があれば、半分になった住宅ローンを払っても生活は続けていける可能性が高いので、「がん50%保障」で十分だろう。

 しかし、働き手が夫のみで、妻が専業主婦の場合なら、稼ぎ手ががんで倒れると恐らく住宅ローン返済の負担が大きくなる。こうした家族は「がん100%保障」を選んでおいたほうが安心だろう。

 なお、じぶん銀行の「がん50%保障」に加入するには、満50歳までという年齢制限がある。特に借り換えを検討しているなら、40代のうちに借り換えて加入するという考え方もアリだろう。

 じぶん銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「じぶん銀行」詳細ページを見る
無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+がん50%保障団信+全疾病保障(180日以上入院)
オプション(保険料)  ・がん100%保障(金利+0.2%)
 ・11疾病保障(金利+0.3%)
事務手数料(税込)  借入額×2.20%
保証料(税込)  0円
【ポイント】 じぶん銀行は、三菱UFJ銀行と携帯電話「au」を運営するKDDIが共同出資したネット銀行。申込みから契約まですべてネットで行える。変動金利が業界最低水準であることに加え、「全疾病保障(180日以上入院)」「がん50%保障団信」が無料で付いていること、「返済口座への資金移動」に手数料がかからないことなどが大きな特徴だ。
じぶん銀行の公式サイトはこちら

(関連記事はこちら!⇒[じぶん銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]

【金利】変動金利は、ランキングでも常に上位

 住宅ローンの比較ができる「ダイヤモンド不動産研究所」のランキングでも、常に上位に入る「じぶん銀行」。提供している住宅ローンは、「変動金利」タイプと「固定金利特約」タイプがある。2019年2月現在、変動金利は0.457%、固定10年金利は0.590%となっている。どちらも“超”がつくほどの低金利だ。

 例えば、3,000万円の住宅ローンを35年で組んだとすれば、変動金利タイプでは、月々の返済が61,845円になる(計算上、借入期間に金利が変動しないと想定)。

 特にじぶん銀行が強いのは変動金利。初めての申込みはもちろん、借り換えの金利も0.457%(2019年2月現在)であり、ランキングで上位にいる。借り換えを検討している人にもおすすめの金利の低い住宅ローンだろう。

【関連記事はこちら】>> 【住宅ローン「実質金利」ランキング(変動金利)新規借入】  
>> 【住宅ローン「実質金利」ランキング(変動金利)借り換え】

【契約】最短10日での契約も可能!

 じぶん銀行のもう一つの特徴が、「審査が速い」ということだ。

 マイホームを手に入れる際には、いい物件を見つけるだけでなく、契約するタイミングも重要になる。住宅ローンを組もうと考えていても、住宅ローンの審査の期間が長びくと、物件を購入できなかったり、変動金利が上昇して割高な住宅ローンを組まざるを得なかったりすることがある。また、学校のスタートに合わせて新居を購入したいという人にとって、審査期間が短いことは非常に重要だ。

 じぶん銀行の場合、仮審査であれば「最短で即日」の回答もある。本契約に関しても「最短10日で契約完了」を掲げており、月半ばを過ぎていての申込みでも当月の金利で借り入れに間に合うこともある。一般的には、申込みから仮審査、審査結果が出るまで、おおよそ1ヶ月程度かかる銀行が多い。メガバンクの中には45日程度かかるとうたっている銀行もあり、じぶん銀行の審査の速さは魅力的だ。


※1 連帯保証人を立てる場合などご契約内容によっては、契約書でのお手続きとなる場合があります。また、お客さまとじぶん銀行間の住宅ローン契約に付随するじぶん銀行指定の司法書士との抵当権設定に関する面談はネット手続きができません。出典:じぶん銀行申し込みページ
拡大画像表示

 実際、編集部の記者が約1年前にじぶん銀行で住宅ローンの仮審査を申し込んだときには、翌日に仮審査の回答がメールで来ており、無事、仮審査を通過することができた。申し込んだのは12月であり、申し込みが増え始める時期なので、1日で仮審査が終わったのは銀行の中では速い方だろう。スピーディーな対応は嘘ではない。

編集部の記者に届いた仮審査受付メール
じぶん銀行から、編集部の記者に届いた仮審査終了の連絡メール。翌日には回答があった。

契約手続きはネットで完結! 

 じぶん銀行の住宅ローン申込み手続きは簡単で、全てネットで完結できるのも大きな特徴だ。

 じぶん銀行に口座を持っていなくても、仮審査の申込み手続きはPCやスマホのウェブ画面からできる。例えば、申し込み作業を入力の途中でも記入した内容が保存されるため、もし途中で席を離れたり、中断して後で続けたい場合にも便利だ。わずらわしい書類の郵送も不要で、書類は写真で撮ってネットで送るだけ。

 なお、じぶん銀行の口座を持っていない場合は、住宅ローンの申込みをしておき、本審査までに口座を開設しておこう。契約に必要な書類等は、じぶん銀行のウェブサイトの「住宅ローンマイページ」からアップロードして提出するだけなので、銀行に出向く必要もなく、いつでもできるメリットがある。

 その結果、契約完了まで最短10日を実現できた。

 さらに、相談したい場合や不明な点や質問がある場合には、コールセンターが電話で応えてくれる。平日なら9:00〜20:00まで、土・日・祝休日なら9:00〜17:00(12月31日〜1月3日除く)の時間制限はあるが、フリーダイヤルで通話料を気にせずかけられるメリットもある(コールセンター 0120-926-777)。

返済口座への資金移動なら0円

 他にもじぶん銀行のメリットは多い。

 例えば、メーンバンクが他行である場合や、会社が給与を支払う銀行が決まっている場合などは、毎月、住宅ローンの引き落とし口座へ振り込みをしなくてはならず、手間もコストもかかる。

 じぶん銀行の場合、毎月の住宅ローンの返済期日前に他行口座からじぶん銀行の口座に資金を移動させる時、手数料はかからない。資金移動を忘れないように、「定額自動入金サービス」を活用すれば、毎月一定額をじぶん銀行口座に取り寄せできる。なお、他行からの資金を引き落とした後、じぶん銀行口座に入金(資金移動)が完了するまで4営業日かかるため、他行引落日を早めに指定しておくとよい。

収入印紙代も0円でお得!

 じぶん銀行の住宅ローンの場合、紙の契約書が発行されないために、原則として印紙税は不要になる。なお、連帯保証人を設定する場合には、「抵当権設定契約書兼連帯保証人に関する契約書」を締結する必要があるため、200円の収入印紙が必要となる。

 通常は、住宅ローンの借入金額によって、下記のように印紙税は決まっている。例えば、3,000万円の住宅ローンを借入すれば、普通は2万円の印紙が必要になり、借入側が負担する。こうした印紙税がかからないのもじぶん銀行のメリットだ。

■住宅ローン借入にかかる印紙税の金額
住宅ローン借入額(記載契約金額) 印紙税
1万円未満 非課税
1万円以上、10万円以下 200円
10万円超え、50万円以下 400円
50万円超え、100万円以下 1,000円
100万円超え、500万円以下 2,000円
500万円超え、1,000万円以下 10,000円
1,000万円超え、5,000万円以下 20,000円
5,000万円超え、1億万円以下 60,000円
1億万円超え、5億万円以下 100,000円
出典:国税庁の「No.7140 印紙税額の一覧表(その1)第1号文書から第4号文書まで」を元に作成

【審査】諸費用の融資範囲が広いのも魅力!

 住宅ローンを借入する場合、様々な諸費用がかかる。金融機関によっては、諸費用分も含めた借入を認めるところもあり、その分、頭金が少なくてもいいので非常に助かる。

 一般的に、諸費用は、売買契約書に貼り付ける収入印紙、登記にかかる登録免許税、司法書士代、住宅ローンの借入の際に発生する事務手数料、火災保険料、地震保険料などがあり、住宅価格の5〜20%もかかる。

 じぶん銀行の場合、以下の諸費用を借入に含めることができる。かなり範囲が広い方だ。

  • ・印紙税(売買契約書などに貼付)
  • ・登記にかかる登録免許税
  • ・司法書士、土地家屋調査士の手数料
  • ・住宅ローンお借入れの際に発生する事務手数料
  • ・火災保険料、地震保険料
  • ・不動産仲介手数料
  • ・引越費用など
  •  

 特に、「土地家屋調査士の手数料」や「引っ越し費用」も含めて融資範囲にしているため、他行と比べても魅力的だろう。

転職してすぐでも審査は可能

 住宅ローンの金利の低さ、保障の拡充や保険料がかからないなど、メリットの多いのがじぶん銀行だ。しかし、好条件がそろうために審査基準が厳しいのではないかという声もある。

 特に注目される審査基準が「勤続年数」や「年収」だ。そこで、各行の商品説明書からこうした審査基準をまとめたのが下表だ。

 ■主要ネット銀行の審査基準(勤続年数、年収)
 銀行名 給与所得者
勤続年数 (前年度)年収
 じぶん銀行 200万円以上
 ソニー銀行 400万円以上
 楽天銀行 400万円以上
 イオン銀行 6カ月以上 100万円以上
 新生銀行 2年以上 300万円以上
 アルヒ(フリーダム) 2年以上 300万円以上
(2年平均)
 auカブコム証券 3年以上
 住信SBIネット銀行 安定かつ継続した収入がある人
 ※「-」は約款に記載されていない。

 じぶん銀行は、転職したばかりのサラリーマンでも申し込みは可能だ。主要ネット銀行の審査基準を見ると、勤続年数が最低でも2年、3年なければ申し込みすらできないという銀行があるのに比べれば、間口は広いといえる。転職する人も多い時代なので、勤続年数で「足切り」はしていないのだ。

 「前年度の収入」も重要な審査基準だ。

 じぶん銀行は、サラリーマン(給与所得者)の場合、前年度に200万円以上の収入があれば、申し込みが可能だ。主要ネット銀行では前年度の収入が300万円、400万円以上なければ、申し込むことができない銀行もあり、やはり間口が広い銀行と言える。

まとめ

 借り手の立場で厳しく色々な角度から見て来たが、じぶん銀行の住宅ローンに関しては、借入保障が拡充されたこと、審査が最短で半日と速いこと、転職したばかりでも借りられるなど間口が広いこともあり、メリットは多いといえる。これから住宅ローンを申し込んだり、借り換えをするのなら、じぶん銀行は有力な選択肢になりそうだ。

 じぶん銀行の住宅ローンの概要
 金利 ⇒「じぶん銀行」詳細ページを見る
無料団信の保障範囲  死亡・高度障害+がん50%保障団信+全疾病保障(180日以上入院)
オプション(保険料)  ・がん100%保障(金利+0.2%)
 ・11疾病保障(金利+0.3%)
事務手数料(税込)  借入額×2.20%
保証料(税込)  0円
【ポイント】 じぶん銀行は、三菱UFJ銀行と携帯電話「au」を運営するKDDIが共同出資したネット銀行。申込みから契約まですべてネットで行える。変動金利が業界最低水準であることに加え、「全疾病保障(180日以上入院)」「がん50%保障団信」が無料で付いていること、「返済口座への資金移動」に手数料がかからないことなどが大きな特徴だ。
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※借入金額2500万円、借り入れ期間30年
順位 銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
1
◆ジャパンネット銀行 <住宅ローン 全期間引下げプラン>
0.545%
0.415%
0円
借入額×2.2%
【ジャパンネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
ネット銀行のジャパンネット銀行は2019年7月末に住宅ローンの貸し出しをスタート。最大の特徴は、業界最低水準という低い金利で、特に「変動金利」「10年固定金利」に強みがある。オプションの団体信用生命保険も豊富に取りそろえる。
【関連記事】ジャパンネット銀行の住宅ローンの金利、手数料、ポイント、注意点は?
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2
◆新生銀行 <住宅ローン 変動金利半年型タイプ・変動フォーカス(新規借入)>
0.581%
0.450%
0円
借入額×2.2%
【新生銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
2019年7月の商品改訂に伴い、金利を大きく引き下げた。「変動フォーカス」は他の商品と違って、手数料は借入金額×2.2%と高めだが、金利が低いため、競争力がある。過去に繰り上げ返済で期間短縮した場合、入院時などにその期間だけ元本返済を止められるサービスもある。
【関連記事】新生銀行の住宅ローンの金利、手数料、ポイント、注意点は?
公式サイトはこちら
3
◆じぶん銀行 <住宅ローン 全期間引下げプラン(新規借入)>
0.588%
全疾病+がん50%
0.457%
0円
借入額×2.2%
【じぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行。変動金利の競争力が高く、業界トップクラスの低金利となっている。がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」が無料付帯。ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短即日回答、契約は最短10日とい短期間での契約が可能だ。
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3
◆ソニー銀行 <変動セレクト住宅ローン(新規借入、頭金10%以上)>
0.588%
0.457%
0円
借入額×2.2%
【ソニー銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
外貨預金などで有名なソニーグループの銀行。「変動セレクトローン」は変動金利向けの商品で、手数料は借入額の2.2%かかるものの、表面金利が低いので、実質金利でも競争力がある。新規借入で頭金が10%以上あれば、借り換えよりも低い金利が適用される。
【関連記事】ソニー銀行の住宅ローンの金利、手数料、ポイント、注意点は?
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3
◆住信SBIネット銀行 <住宅ローン 通期引下げプラン(新規借入、ネット専用)>
0.588%
全疾病保障付き
0.457%
0円
借入額×2.2%
【住信SBIネット銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス。通常の団信に加えて、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯しているので、おとくな商品と言える。女性には、がんと診断されると30万円が支給される保障も無料で付けている。三井住友信託銀行の口座を開設した場合、金利を0.01%引き下げる特典あり。
【関連記事】住信SBIネット銀行の住宅ローンの金利、手数料、ポイント、注意点は?
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順位 銀行名 <商品名>
実質金利
(費用等含む)
表面金利
(費用等除く)
保証料
(税込)
事務手数料
(税込)
3
◆SBIマネープラザ <ミスター住宅ローンREAL・通期引下げプラン(新規借入)>
0.588%
全疾病保障付き
0.457%
0円
借入額×2.2%
【SBIマネープラザの住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ。支店において対面で相談できるので、初心者でも安心だ。変動金利が低い「ミスター住宅ローンREAL」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「ARUHIのフラット35」を取り扱っているので、2種類の住宅ローンを比較して申し込みできる。
【関連記事】SBIマネープラザの住宅ローンの金利、手数料、ポイント、注意点は?
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※実質金利は、借入金額3000万円、借り入れ期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。固定期間終了後は変動金利を選択(現在の水準が継続と仮定)。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要18銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の協力で作成。

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