auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンの支払いが滞る前に検討したい「4つの対策」とは?

2019年8月18日公開(2021年10月12日更新)
ダイヤモンド不動産研究所
監修者 峰尾茂克:一般社団法人・理想の住まいと資金計画支援機構 代表理事

住宅ローンの支払いが滞りそうだ、返済が苦しい…。そういう状態になってしまったら以下の4つの対策を試して、住宅ローン破綻をなんとか回避したいところだ(監修:ファイナンシャルプランナー峰尾茂克氏)

住宅ローンの支払いが滞る前に検討したい「4つの対策」

住宅ローンの支払いが滞る前に検討したい「4つの対策」(出所:PIXTA)

対策1. 家計の無駄を洗い出してみよう

 住宅ローンの支払いが苦しくなった場合、最初に見直すべきなのは、生活費の中の無駄遣いだ。

 「理想の住まいと資金計画支援機構」(東京都渋谷区)の代表理事で、お金と住宅事情に精通したファイナンシャルプランナー(CFP)の峰尾茂克氏によれば、まず家計を以下のA~Fの6つの費目に分類し、費目ごとに支出を把握し工夫する「簡易家計分析シート」の作成を勧めている。なかでも峰尾氏が最初に挙げるのは、A:基本生活費の無駄遣いだ。

簡易家計分析シート 

■年間総支出額
【A】基本生活費(食費、水道光熱費、通信費、外食費、お小遣いなど)
※各家庭により異なるが峰尾氏の顧客には216万円~240万円が多いとのこと
【B】保険料(自動車保険料、生命保険料《掛捨型、貯蓄型》など)
【C】住居費(住宅ローン、管理費・修繕積立金、固定資産税・都市計画税など)
【D】教育費
【E】一時的支出
(旅行費用《帰省費用含む》、車関連費《車購入代・車検代・自動車税含む》など)
【F】その他の支出電化製品購入費など)

※車関連費や電化製品購入費などは、年間平均額で捉える

 例えば、コーヒーショップを見つけると何も考えずに入ってしまうクセはないだろうか。

 峰尾氏によると、1日のお茶代が約330円とすると1カ月で約1万円、30年間で約360万円にもなるそうだ。「サイフに入っている500円玉の使い道をもう一度、確認してみましょう」。ちなみにワンコイン500円をなんとなく浪費すると30年間で約540万円の浪費となる。

 「お小遣いについても、夫婦二人で5万円/月であれば、30年間で1800万円のお小遣いになります」と峰尾氏。

 普段何気なく使っている「お金」でも、長く使えば「大金」になるので、無理のない範囲で無駄遣いを抑制できるかどうか調べよう。

対策2. 保険は「掛捨型」に見直す必要性も

 加入する保険も考えたい。峰尾氏は「預金金利が低いからといって、安易に貯蓄型保険で貯めようとするのはNG!」と警鐘を鳴らす。

 その理由として、「銀行の利息に比べれば保険の貯蓄型商品は有利なように考えられがちですが、ローン返済が苦しいからといって一定期間内に保険を解約すると、払込保険料の累計額よりも解約返戻金が少なくなるなど、一長一短があります。住宅ローンの支払利息と貯蓄型で得られる運用益とを比べてみるのも大切です」とのこと。

 特に、万が一の際の死亡保障に関する保険加入については『貯蓄型』にするか、『掛捨型』にするか、という選択は悩ましい。

 峰尾氏は「必要以上に『貯蓄型』に加入してしまうと、保険料という固定費が増加し、家計に柔軟性を失わせる恐れもあります」と話す。続けて、「貯蓄型よりも掛け捨て型の商品は月々の支払金額が少ないため、貯蓄型に加入したと計算し、差額を貯めます。ある程度貯まったら繰り上げ返済に回す方が、貯蓄型保険の運用益よりも利息軽減効果が高いケースがほとんど」とのことだ。

 なお、保険を見直す際に避けたいのは、既存の保険を安易に解約することだ。

 峰尾氏は「ケースによっては、『払済保険』(※1)や『延長保険』(※2)という制度を活用した方が、解約するよりメリットがある場合が多い」と話す。あまり知られていないが、保険を見直す場合には検討したい。

※1 保険期間は元の契約のまま、保険料の払い込みを中止する方法。一般的に保険金額は減額される
※2 死亡保障額は元の契約のまま、保険料の払い込みを中止する方法。一般的に保険期間が短縮される場合が多い

対策3. 車は本当に必要か?

 今、返済中のローンが苦しいなら、車の必要性を改めて考えよう。子どもが小さいときは、車は絶対に必要と思いこんでいないか。これも峰尾氏は以下のシミュレーションを通して再考を促している。

 峰尾氏に、下記2パターンのケースを挙げてもらった。この二つを比べると30年間で、約300万円の差額が発生する。また、車を廃車にすれば、30年間で1800万円~2100万円の支出削減となる。どうしても、車が必要な場合は、車の購入サイクルを見直したり、車のグレードを落としたりするのも一つの方法だ。

●車を所持することでかかる費用 
【パターン1】8年サイクルで240万円の車を購入するケース

車の購入コスト……30万円/年(240万円÷8年)
駐車場代(月1万5000円)……18万円/年  
ガソリン代(月約5000円のケース)……約6万円/年
自動車保険料・自動車税・車検代等……約16万円/年

合計約70万円/年
70万円×30年=2100万円(目安)の出費

【パターン2】10年サイクルで200万円の車を購入するケース
車の購入コスト……20万円/年(200万円÷10年)
駐車場代(月1万5000円)……18万円/年  
ガソリン代(月約5000円のケース)……約6万円/年
自動車保険料・自動車税・車検代等……約16万円/年

合計約60万円/年
60万円×30年=1800万円(目安)の出費


※駐車場代は有として試算。車の下取価格は考慮外とする。

※いずれも峰尾氏のシミュレーションによる

対策4. 借り換えを検討しよう

 近年、住宅ローンは非常に低金利だ。10年以上前に固定金利で借り入れていると、高い金利のまま返済していることが少なくない。

 峰尾氏は、「一例として、10年前の固定金利は3%前後でしたが、現在の固定金利は1%前後です。このため、ローンの借り換えを検討するのも一法です」とアドバイスする。

 ただし、これは一般的に高めの固定金利で借りている人のアイデアだ。

 当初から変動金利で借りていた場合でも、(10年前からの店頭金利低下は1%以下とさほど大きくはないが、)過去と比べて優遇金利幅が大きくなっており実質金利は低下しているため、借入残高が大きかったり、借入期間が長かったりする場合は、借り換えのメリットが大きく生じることがある。その場合は、借り換えの費用も含めて検討してみるのも一法である。

 では、どのくらい借り換えでメリットがあるのか。試算してみた。

■2009年に借りた4000万円の住宅ローン(固定金利)を、2019年に借り換えた場合の試算

・2009年7月の金利:2.82%
毎月返済額149,950円/月、総返済額約6298万円

・2019年7月の金利:1.18%
毎月返済額124,187円/月、総返済額約5525万円
(※実際の総返済額は端数処理の関係で異なることがある)                      
→6298万-5525万=773万円もお得に!

※試算の前提は、フラット35(借入額4000万円・35年返済・ボーナス返済無)。借り換え時の住宅ローン残高は約3225万円。実際の総返済額は端数処理の関係で異なることがある。借り換え後の総返済額約5525万円の根拠は、(【149,950円×12か月×10年】+【124,187円×12か月×25年】)。繰り上げ返済及び諸費用は考慮外。峰尾氏作成。

 このケースでは、なんと773万円もお得になった。

 ただし、借り換えの際には諸費用がかかる(※3)。金利だけでなく、かかる費用を考慮して借り換えのメリットデメリットを検証する必要がある。諸費用については各金融機関によって必要分が異なるため、事前に相談したい。

※3 借り換え時の諸費用例:保証料、事務手数料、印紙代、抵当権抹消費用、抵当権設定費用、司法書士の報酬 など

【関連記事はこちら】>>住宅ローン手数料・引越し代などの「諸費用」まで
借りられる住宅ローンを、14銀行で徹底比較!今や「頭金なし」「オーバーローン」は当たり前?

番外編.
夫婦共働きなら、出産前後の手当金などを事前に確認

 「出産前後に不安を抱える方の多くは夫婦共働きの方です。産前産後は無収入になってしまうのでは?という思いからのようです」と峰尾氏。

 続けて、「特に夫婦二人でローンを組んでいると、返済を不安に感じられる方が多くいらっしゃいますが、産前産後は全く収入がなくなるわけではありません」と指摘する。

 例えば、出産に際しては、次のようなバックアップがある。

●出産前後に受けられる手当

・出産育児一時金(健康保険)

被保険者が出産(妊娠4カ月以上)をした時は、出産育児一時金として1児ごとに42万円(ケースにより40万4000円)を支給。

・出産手当金(健康保険)

出産のため仕事を休み、給料が受けられなかった場合などに支給。出産の日以前42日(双児以上の場合は98日)から出産の日後56日までの仕事を休んだ日数分。休業一日につき「支給開始日以前の継続した12カ月間の各月の標準報酬月額の平均を30日で割った額の3分の2相当額」を支給。

・育児休業給付金(雇用保険)

1歳未満の子またはパパ・ママ育休プラス制度を利用する場合は、原則1歳2カ月未満の子(保育園に入れないなど一定要件を満たした場合は2歳未満の子)を養育するために、育児休業期間中に支給。育児休業開始後180日まで休業開始前の賃金の67%、それ以降の期間は休業開始前の休業開始前の賃金の50%を支給。

※峰尾氏作成

 峰尾氏は、「自治体によっては、独自の子育て世代向けの助成制度を設けているところもあります。ご自身でも各自治体のホームページでどのような子育てに対する助成制度があるかどうかをお調べになられることをお勧めします」とアドバイスしている。

まとめ

 今、ローンの支払いが苦しくなっているなら、もう一度、家計を分別管理してみよう。峰尾氏は「自らの家計を把握せずに、苦しいままローンの返済を続けていくのは危険極まりない行為」と警鐘を鳴らす。家計に工夫の余地があるかを再確認して、将来設計も考慮に入れた安全なローン返済を行っていこう。(取材協力=不動産・住生活ライター 高田七穂)

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

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手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

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手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

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手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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