auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローン金利の決まり方は? 変動金利は短プラが基準だが銀行によって異なるので確認しよう!

2024年6月29日公開(2024年8月5日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

2024年3月のマイナス金利政策解除により住宅ローン金利の上昇が懸念されている。これから住宅ローンを利用する人は変動か固定か悩みどころだが、そもそも金利はどのように決まるのか?住宅ローン金利の決まり方や金利上昇でどんな影響があるのかなどを確認しておこう。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

住宅ローン金利の決まり方の基礎知識

 住宅ローンには大きく分けると固定金利型と変動金利型がある。

 固定金利型は、市中の金利動向にかかわらず金利や返済額が変わらないタイプで、長期金利※に連動する。銀行にすれば、20年、30年の長期間にわたって金利を固定すると、市中の金利が上がったときには、逆ざやになりかねないので、そうならないように金利を高く設定せざるを得ない。

 変動金利型は市中の金利動向によって適用金利や返済額が変わるタイプで、短期プライムレート※に連動する。銀行からすれば、常に一定の利ざやを確保できるので、0.3%台〜0.4%台(2024年6月時点)と金利が低く設定されている。

※長期金利とは、一般的に10年国債の利回りを言い、国債の価格が下がると利回りは上がり、国債の価格が上がると利回りは下がるという負の相関関係にある。住宅ローンの固定金利はこの長期金利を指標として決定される。

※短期プライムレートとは、法人向け融資の金利の一つで、一般的に中央銀行の政策金利や市場の資金需要と供給のバランスによって決定される。住宅ローンの変動金利に直接的な影響を与える要因の一つである。

 中小の金融機関では資金力の関係から長期の固定金利型を設定するのが難しいため、変動金利型を中心に扱うところが多い。固定金利型は住宅金融支援機構の「フラット35」をすすめるところが少なくないのが現実だ。

 また、実際の利用状況をみると、7割から8割方は金利の低い変動金利型を利用しているといわれる。

最新の変動金利をチェック>>

金利差が住宅ローンにどう影響するのか

 2024年6月時点では、固定期間が10年間の固定金利型は1.0%前後の金利で、20年、30年、35年の長期間の固定金利型は1.0%台後半から2.0%前後となっている。

 変動金利型は、0.3%台、0.4%台なので、この金利差が返済負担に大きな影響を与えるのはいうまでもない。たとえば、借入額5000万円で試算すると、金利別・返済期間別の毎月返済額は図表1のようになる。

図表1 金利別・返済期間別の毎月返済額
設定条件:借入額5000万円、元利均等・ボーナス返済なし

金利 20年 25年 30年 35年
0.5% 21万8966円 17万7334円 14万9594円 12万9792円
1.0% 22万9947円 18万8436円 16万0819円 14万1142円
1.5% 24万1272円 19万9968円 17万2560円 15万3092円
2.0% 25万2941円 21万1927円 18万4809円 16万5631円

 金利0.5%で返済期間35年の毎月返済額は約13万円だが、金利1.0%になると14万円台に、1.5%だと15万円台、2.0%だと16万円台に増える。

 市中の金利動向によっては、今後は金利の上昇が予想されるので、現在は毎月12万円台の返済額ですむのが、同じ借入額でも今後は14万円台、15万円台になることが想定されるので注意が必要だ。

 ではこの金利、そもそもどういう仕組みで決まるのだろうか。金利の決まり方は、金利タイプにより異なる。

変動金利型は短期プライムレートを基準に決まる

 変動金利型は短期プライムレート(優良企業向けの返済期間1年未満の融資金利)に連動する。メガバンクなどの主な銀行では、短期プライムレート+1.00%が基準金利※となっている

※基準金利とは、各金融機関が設定するローン金利(店頭金利)のことで、一般的な商品でいう「定価」にあたる。

 2024年6月現在、短期プライムレートは1.475%で、この短期プライムレートは2009年1月に1.475%になって以来、15年以上も変わっていない※。

※2024年3月に日本銀行がマイナス金利政策を解除し、短期金利が0.2ポイント引き上げられて、+0.1%となったが、すぐに短期プライムレートを引き上げると、企業の資金繰りなどに悪影響を与えかねないので、金融緩和政策は維持され、2024年4月以降も短期プライムレートは1.475%のままになっている。

 その1.475%に1.00%を加えた2.475%を基準金利とする銀行が多いのだが、そこから各行が金利引き下げ制度を実施し、実際の適用金利が決まる

 なお、この引き下げ幅は各行や利用者の条件などによって異なる。自己資金が多い、年収が高い、資産が豊富などの信用力の高い人ほど金利引き下げ幅が大きくなり、最優遇金利は0.3%台、0.4%台とする銀行が多い。

 自分の条件では適用金利がどうなるのか、事前に確認しておくようにしたい。

主要16銀行の変動金利(基準金利)の決まり方一覧

 銀行によって変動金利型の金利決定方式には若干の差があるが、金利の見直しは毎年4月、10月などの2回に限り、見直す場合も実施は2、3カ月先からとする銀行が多い。

 また、銀行によっては短期プライムレートを基準金利のベースとしていないケースもある。主要銀行の変動金利の決まり方を図表2にまとめてみた。この基準金利が上昇すると、新規借入の人だけでなく、返済中の人の金利も上昇する

図表2 主要16銀行の変動金利(基準金利)の決まり方一覧

銀行名 みずほ銀行 三菱UFJ銀行 三井住友銀行 三井住友信託銀行 りそな銀行 SBI新生銀行 イオン銀行 アルヒ ソニー銀行 auじぶん銀行 住信SBIネット銀行 楽天銀行 SBIマネープラザ PayPay銀行 中央ろうきん 横浜銀行
基準金利のベース 短期プライムレート 短期プライムレート 短期プライムレート 短期プライムレート 短期プライムレート 様々な市場金利や他行の金利など 資金コストや営業コストおよび収益を加味して決定 金融市場から調達する金利に調達コスト、事務コスト、運用コストおよび一定の収益などを勘案して決定 スワップ金利 市場金利をもとに、住宅ローンの貸出資金を調達するためのコスト、住宅ローンの審査・販売に必要な事務・営業コスト、収益および金利情勢などを勘案して決定 短期プライムレート 東京銀行間取引金利(TIBOR) 短期プライムレート 市場金利を考慮し、PayPay銀行における貸出金(融資金)の調達コスト、営業コスト(申込受付や審査体制にかかる人員コストなど)、収益状況を勘案して決定 労金変動型住宅ローンプライムレート(基準となる預金金利や経費率等に基づき独自に決定) 短期プライムレート
基準日
(金利変更日時)
4/1
10/1
毎月1日 4/1
10/1
4/1
10/1
4/1
10/1
5/1
11/1
5/1
11/1
4/1
10/1
5/1
11/1
4/1
10/1
4/1
10/1
2/1
8/1
4/1
10/1
4/1、10/1 4/1
10/1
4/1
10/1
毎月返済の変更時期 基準日の2カ月後 基準日の翌々月分から 7月分、1月分から 6月、12月の約定返済日から 7月、1月の返済から適用 7月分、1月分から 7月分、1月分から 6/6、12/6
(7月、1月分の返済から適用)
7月分、1月分から 6月、12月の約定返済日の翌日から適用 7月分、1月分から 4月分、10月分から 6月、12月の約定返済日の翌日から適用 6月、12月の約定返済日の翌日から適用 7月、1月の約定返済日の翌日から適用 6月、12月の約定返済日の翌日から適用
5年、125%ルール あり あり あり あり あり なし あり あり なし あり あり あり あり なし あり あり
詳細ページ 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は? 金利推移、評判は?

金利引き下げ幅の圧縮による、実質的な金利引き上げの可能性も

 日銀による2024年4月の政策金利の引き上げは見送られたので、当面、金利の引き上げはないだろうと安心してはいけない。

 先にも触れたように、基準金利をそのまま適用している銀行はほとんどなく、そこから個人の条件などによって金利の引下げを行っている。

 図表3にあるように、メガバンクをはじめとする大手銀行では、基準金利は2.475%だが、最優遇金利は三菱UFJ銀行が0.345%で、三井住友銀行は0.475%となっていて、0.13ポイントの差がある。これは各行が自行の裁量の範囲で決定している

図表3 大手5行の基準金利と最優遇金利
設定条件:借入額5000万円、35年元利均等・ボーナスなし、2024年6月の金利

銀行名 基準金利 最優遇金利 毎月返済額
みずほ銀行 2.475% 0.375% 12万7049円
三井住友銀行 2.475% 0.475% 12万9241円
三菱UFJ銀行 2.475% 0.345% 12万6396円
りそな銀行 2.475% 0.340% 12万6288円
三井住友信託銀行 2.475% 0.330% 12万6071円

 基準金利は変更しなくても、金利引き下げ制度の引き下げ幅を圧縮する可能性はいつでもあるわけだ。基準金利を引き上げると、返済中の人の金利も上がるためにインパクトが大きくなるので、コッソリと引き下げ幅を圧縮して、新規借入だけを対象に金利引き上げを実行する可能性がある。

 次の金利引き上げの機会は秋までないだろうと思っていても、それ以前に優遇金利制度の見直しが実施されて、実質的な金利引き上げがあり得るわけだ。

固定金利型は長期金利を基準に決まる

 固定金利型は長期金利に連動する。その代表格が長期プライムレート(優良企業向けの返済期間1年以上の融資金利)だが、図表4にあるように、市中の金利動向による変化が大きい

図表4 短期プライムレート、長期プライムレートの推移

 この数年は世界的に長期金利が上昇しているため、わが国でも長期金利が上昇傾向で、固定金利型住宅ローンの金利も高めになっている。

知っておきたい金利上昇リスクとその対策

 変動金利型の場合、市中の金利動向によって適用金利は半年に1度見直される仕組みになっている。あまり頻繁に返済額が変わると計画を立てにくいので、返済額の見直しは5年ごとだが、金利が上がった場合、5年後には最大で25%まで返済額が増える可能性がある。

 そのため、まずは金利が上がったとしても返済に無理がないように、ゆとりある資金計画で取得することが大切だ。

 金利が急速に上がりそうな事態が想定されるときには、多少適用金利が上がって返済額が増えることを覚悟して、金利上昇リスクのない固定金利型に借り換えるのが無難だろう。

 しかし、返済額が増えるのは避けたいという人は、手元の資金を一部繰り上げ返済に回して、毎月の返済額を少なくする手がある

 一部繰り上げ返済には、以下の2つの方法がある。

期間短縮型:返済額を変えずに残りの返済期間を短縮する方法
返済軽減型:残りの返済期間を変えずに毎月返済額を少なくする方法

 「期間短縮型」のほうが完済までの利息削減効果が大きいので、これまでは「期間短縮型」を利用する人が多かったが、これからの金利上昇時代には、返済額を抑制できる「返済軽減型」を利用する人が増えるのではないだろうか。

最適な金利タイプの選び方

 では、どんな人が変動金利型に向いているのか、どのような人が固定金利型のほうがいいのだろうか? それは、その人の年収、年齢、価値観などによるが、ざっくりとしたところでは、次のようにいえるだろう。

若い人は固定金利型

 比較的若くて、まだ年収もさほど高くないので、じっくりと長い時間をかけて返済していきたいという人なら、金利と返済額が変わらない固定金利型がいいだろう。30歳なら、35年の最長返済期間を利用しても、リタイアするまでに完済が可能なので安心だ。

 また、固定金利型のフラット35には、最大で当初の金利が1.0%低くなる金利引下げ制度があるので、利用できる人は必ず適用を受けるようにしたい。それによって、変動金利型並みの金利で、固定金利型を利用できることがある。

高年収なら変動金利型

 それに対して、ある程度の年収があって、多少のリスクはとれる、金融リテラシーがあるので、金利が上がってもさまざまな対応が可能という人なら、金利の低い変動金利型がおすすめだ。

 ただし、年収が高いのであれば、変動金利型の金利の低さを利用して、返済期間をできるだけ短くして利用したい。金利上昇による返済額の増額率は、返済期間が短いほど小さくなるので、短い期間でサクサクと返済を終えるようにするのがいいだろう。

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本格的な金利上昇前に購入を考えるのが得策か

 住宅ローン金利の本格的な上昇がいつ始まるのか、2024年6月現在、先行きは予断を許さない状況だが、中長期的な視点から金利上昇はまず間違いないところ。それに住宅価格の上昇が加わるとますますマイホームの購入が難しくなってしまいかねない。

 さらなる価格上昇の前に、また、本格的な金利上昇によって負担が増える前に、思い切って購入するのが勇気ある決断かもしれない。

【関連記事】>>住宅ローンの10年後の金利は0.7%〜2.2%を予想! 12銀行の変動金利見通しと、リスクを抑える方法を紹介

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新規借入2024年12月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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