auじぶん銀行の住宅ローン

北朝鮮弾道ミサイル発射で長期金利が下落!
住宅ローン借り換えは、9月、10月がチャンス?
リスクヘッジするなら、今のうちに仮申し込みを

【第5回】2017年8月29日公開(2022年11月29日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

 ブロガーの千日太郎です。突然ですが、昨年、住宅ローンを借り換えようとしたがタイミングを逸してしまった、見逃してしまったという人にチャンスがやってきました。現在、長期金利が急激に下降しており、9月、10月の住宅ローン金利が大きく低下する可能性が高くなっています。このチャンスを逃したくないという人は、早めに事前審査を申し込んでおくことをおすすめしますよ。

北朝鮮情勢の緊迫化で長期金利が0.011%まで下降

 2017年8月29日早朝に北朝鮮から発射された弾道ミサイルは、北海道上空を通過し、太平洋に落下しました。この発表を受けて瞬時に長期金利が反応しました。住宅ローンの金利の指標となる新発10年物国債の長期金利は午後の債権市場で0.005%まで下がりました。

 ほぼゼロ%となったのは、アメリカがシリアを空爆したことで北朝鮮の地政学リスクが顕在化した4月以来の低水準です。

急速に下落する「10年国債利回り」

 この北朝鮮の地政学リスクは、4月6日、シリアのアサド政権が化学兵器禁止条例に違反したことを理由にアメリカが空爆を開始したのに端を発します。トランプ氏が攻撃開始命令を出したのは、フロリダ州の別荘に中国の習近平国家主席を招いての食事会の最後、『59発のミサイルを撃った』とデザートを食べながら習近平氏にそのことを伝えたそうです。

 「北朝鮮であっても同じことだ、という間接的な恫喝である」と報道されましたね。

 その後、アメリカが原子力空母カールビンソンを朝鮮半島の近海に派遣するという緊迫した状況の中でも、北朝鮮の挑発行動は収まりません。今回のミサイル発射は、8月21日から行われている米韓合同軍事演習に対抗したものだと思われます。

 これによって戦争不安に駆られた人たちが安全資産である国債に資金を移しました。債券価格が上がり、長期金利が下がったのです。

長期金利の低位安定は、住宅ローンの借り換えチャンス

 住宅ローンの金利は月の初めに発表された金利がその月を通じて適用されます。朝鮮半島の地政学的リスクが強く意識されている間は、長期金利は低位安定となります。国際情勢が心配な状況ではありますが、住宅ローンを借りている人にとっては借り換えのチャンスでもあります。

 ピンチとチャンスは背中合わせということです。

 借り換えまで約1カ月かかるとしても、今から仮審査に出せば、ギリギリ9月、遅れても10月に間に合いそうですよね。ということは、10月の初めまで状況に劇的な改善が見られなければ、かなりの低金利が適用される可能性が高いということです。

 2016年は日銀のマイナス金利政策をきっかけとして長期金利がマイナスとなり、住宅ローンの金利が歴史的な低金利となりました。今の10年国債金利(長期金利)は0.01%程度ですから、昨年の一時的な現象であったマイナス金利とまではいかないまでも、今年に入ってからは相当な低金利です。2016年に借り換えのタイミングを逸して今を迎えている人にとって、再度借り換えのチャンスが巡ってきました。

 そこで今日は、9月、10月の借り換えに向けて特に下がりそうな住宅ローンの金利タイプをご紹介したいと思います。

10年国債とフラット35の金利はほぼ連動する

 まずは、長期金利とほぼ連動すると言われるフラット35です。なぜ連動するのか? を説明します。

 通常のフラット35は、住宅金融支援機構という国が運営する団体が債権を買い取るという形になっています。つまり住宅ローンの利用者が返済出来なくなっても、すでにその債権を国に買い取ってもらっているんですよ。

 そして、住宅金融支援機構はフラット35の貸付資金を、毎月発行する機構債で集めます。以下の図を見てください。

 機構債を買うのは主に保険会社や証券会社などの機関投資家です。彼らはこの機構債を国債に近い安全資産という考え方で購入します。先行きの不安が広がり、国債の価格が上がって金利が低い時は、フラット35の機構債の利率が低くても機関投資家が買ってくれるというわけです。

 そして、私たちが借りる時のフラット35の金利は以下の式で計算されます。

フラット35金利
   機構債の表面利率
 +住宅金融支援機構のコスト
 +事務代行する民間銀行・金融機関の利益率

さらに重要なことに、コストや利益率については、以下のことが言えます。

 ・住宅金融支援機構のコストは、半民半官の組織の人件費見合いですからほぼ一定
 ・取扱い銀行は事務代行するだけでリスクを負いませんから、その利益率もほぼ一定

 これは本当でしょうか。2017年の機構債表面利率とフラット35金利は以下のようになっています。

 2017年のフラット35金利と、機構債表面利率の推移
 月 フラット35
最低金利
機構債表面利率
(前月)
コスト・利益
の合計
 1月 1.12% 0.48% 0.64%
 2月 1.10% 0.46% 0.64%
 3月 1.12% 0.47% 0.65%
 4月 1.12% 0.46% 0.66%
5月 1.06% 0.40% 0.66%
 6月 1.09% 0.43% 0.66%
7月 1.09% 0.44% 0.65%
 8月 1.12% 0.46% 0.66%
 9月 1.08%(予想) 0.42% 0.66%

 つまり、コスト、利益率はほぼ0.65%で一定なので、機構債の表面利率がほぼダイレクトにフラット35の金利に影響するということですね、誤差はわずか0.01%ほどです。

 まとめると、こうです。

 ステップ1:国債の金利(長期金利)が下がると、
 ステップ2:機構債の表面利率も連動して下がり、
 ステップ3:フラット35の金利も連動して下がる。

 ですから、長期金利の低下が予想される9月10月にはフラット35の金利が下がることが予想できるのですね。

関連記事はこちら!⇒「フラット35」の住宅ローン金利ランキング
関連記事はこちら!⇒「全期間固定」の住宅ローン金利ランキング

フラット35の新団信で申し込む人には追い風

 2017年10月1日の申し込みからフラット35の団体信用生命保険(団信)の仕組みが変更になり、団信に加入する場合には10月以降に申し込んだほうが総支払額で得になります。

・保険料の総支払額が減る。
・保障の範囲が広がる。

 団信とは、取扱金融機関が住宅ローン利用者を被保険者として生命保険に加入するもので、利用者に万が一のことがあった場合には保険会社から金融機関にその時点での借入残高相当額の保険金が支払われて、住宅ローン残高はゼロになります。従来は高度障害と死亡が条件だったのが、新制度では身体障害(身体障害者福祉法1級、2級)についても保障の範囲に含まれることになりました。

 また、2017年10月1日申し込み分からの新制度では、フラット35の団信を民間ローンと同様に金利に含めて、毎月返済額のなかに保険料を含めて引き落とす仕組みに移行することになりました。上乗せされる利率は0.28%です。総支払額では旧制度よりも少なくなるようになっているのですが、利率に上乗せとなる分、毎月の返済額は増加してしまいます。

 しかし、金利が下がればこのデメリットを低く抑えられるという期待がありますよね!

10年固定金利は、10年国債に引きずられる

 10年固定金利は、借入当初の10年の金利を固定しますが、その期間が終わると、その時点の変動金利か固定金利かを再び選ぶ金利タイプです。予測困難な後半の期間の金利変動リスクを負うことになる金利タイプです。

 ただ、後半の期間の金利変動リスクを利用者が負っているとは言え、当初の固定期間について銀行は金利を変動させられない、という所がミソです。加えて、フラット35のように、利用者が返済出来なくなっても国が肩代わりしてくれる訳ではありません。

 なので銀行は、変動金利と固定金利を交換しても釣り合う金利で当初の固定期間の金利を決めているんです。この金利を円金利スワップレートと言います。

 円同士の金利を交換する金利という意味です。

 この円同士の金利スワップ(金利の交換)は日本の銀行や企業などが金利変動リスクを回避するためによく利用しています。

 例えば、こんな二人がいたとします。

 借りている人『期間10年で変動金利の0.1%で借りているけど、今後は金利が上がりそうだ。これから10年間金利を固定できるなら、0.27%だったら借り換えてもいいかな。』

 貸している人『期間10年で変動金利の0.1%で貸しているけど、今後は金利が上がりそうだ。もし、債務者が金利を固定したいといって来たら、利率を0.27%に上げないと割に合わないな。』

 この二人が出会ったら、金利の交換(スワップ)が成立します。つまり、10年固定金利の金利の決め方は、その時点での変動金利と固定金利の均衡するところの金利で決定されるというわけです。ということは?

 ・先行きが不安な時は、金利が低くても安全が欲しい。
 ・先行きが明るい時は、金利が高くないと割に合わない。

 円金利スワップレートは長期金利と似た動きになるんです。

 実際どうなのか?今年に入ってからの円金利スワップレート(10年)の推移と新発10年国債利回りを比べてみましょうか。

「円金利スワップ」と「10年国債」は連動!

ほぼコピーしたかのごとく同じ動きをしていますよね! つまり、国債の金利が大幅に下がっているということは、10年固定金利が大幅に下がるかもしれないということです。

関連記事はこちら!⇒住宅ローン「実質金利」ランキング(10年固定)

フラット35は国債とほぼ連動する

 ・フラット35:国債とフラット35の金利はほぼ連動する。
 ・10年固定:国債の金利が大幅に下がると10年固定が大幅に下がるかもしれない。

 フラット35の金利は機関投資家が機構債を買う際の表面利率でほぼ自動的に決まるのですが、10年固定金利は銀行が金利を設定するというのが根本的な相違点です。

 ・フラット35の金利が「卸売り価格」なら、
 ・10年固定の金利は「小売価格」ということです。

 「小売価格」は市場の金利と全く違うとまでは言いませんけど、どの程度売値に反映させるかということは、売り手が決めるんです。つまり10年固定金利動向については各銀行の方針によって差が出てくるということです。

変動金利なのに、ほとんど「変動」しない

 何とも皮肉な話ですが、変動金利は、「変動」なのに変動しません。変動金利が下がらない理由は、銀行が下げないからです。何ともシンプルな理由なんですよ。千日は2008年11月に変動金利で住宅ローンを借りましたが、その時の金利水準から全くといっていいほど金利が下がっていません。

千日の借入金利の推移
 ・借り入れ当初の金利(変動金利、2008年11月当時)1.175%
 ・現在、適用されている金利(変動金利、2017年8月現在)0.975%

 民間銀行の間で資金を融通しあう金利を短期プライムレートと言い、変動金利はこの短期プライムレートに連動して金利を上下させることが出来る金利タイプです。民間の銀行は自分が借りる時の金利よりちょっと高く住宅ローンの金利を設定して、確実に利ザヤを得る(儲ける)ことが出来るようにしているんです。

 そしてこの短期プライムレートは日銀が民間銀行に融資するときの金利=政策金利の影響を強く受けます。この政策金利が2008年のリーマンショックの時に0.1%に下がって以降、ずっと変わっていないのです。

 政策金利が変動しなければ、短期プライムレートも変動しない。

 こういう理屈です。日銀は国債の大量購入に加えて、指値オペで市場の長期金利を操作する、イールドカーブコントロール政策で一定の手応えを感じています。加えて今回の北朝鮮のミサイル発射によってアメリカと北朝鮮の軍事衝突リスクが高まり、再び長期金利がマイナスになってしまう懸念もあります。現時点で政策金利が上がる要素は見当たりませんね。

 また最近になって一部で変動金利を下げる銀行が出てきています。これまでは主要行の間では10年固定で金利引き下げ競争をしていたのですが…、傾向が変わってきているのかもしれません。

 りそな銀行の住宅ローン金利推移
(りそな銀行借りかえローン(WEB申込限定プラン)ずーっとお得! 全期間型)
  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.569% 0.500%
2017年8月 0.440%
(半年前比 -0.129%
0.700%
(半年前比 +0.200%
 住信SBIネット銀行の住宅ローン金利推移
(通期引き下げプラン)
  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.447% 0.540%
2017年8月 0.444%
(半年前比 -0.003%
0.660%
(半年前比 +0.120%

 りそな銀行については、9月30日までにWEBでの事前審査が条件となる特別な金利引き下げ条件となっています。北朝鮮リスクの高まりによって、各行で9月の金利には動きが出るかもしれません。来月のランキングには注目ですね!

関連記事はこちら!⇒2017年の住宅ローン金利動向はどうなる?銀行の競争激化しく、当面は底値圏内?

来月の金利引き下げ?に備えて、今から動こう!

 ここまで書いたことは、あくまで千日個人による、現時点での予想です。もしかしたら大して下がらないかもしれません。

 でも、仮に9月に金利が発表されて、ニュースになるほど劇的に下がったとします。多くの人がこぞって、借り換えの審査に出しますよね。そうなると、銀行の審査事務が許容数を超えてしまい融資実行までに2カ月超かかってしまうこともあります。実際去年、三井住友信託銀行の10年固定金利が史上最低金利の0.35%を記録したときは2カ月待ちでした。

 それで千日は借り換えのタイミングを逸してしまったんです(苦笑)。

 実は千日も既にりそな銀行と住信SBIネット銀行にwebの事前審査を出しました。

 借り換えなくてもこれら銀行の仮審査に通ったら、今、借りている銀行に金利引き下げ交渉出来ます。どちらに転んでも、確実に支払いを安くできますからね。

 民間の銀行については月末に金利が決まりますので、どこが下がりそうか? というのは断言できませんので、ここでは書きませんが、ダイヤモンド不動産研究所の住宅ローン実質金利ランキング上位の銀行は要チェックですね。気になったところには今から仮申し込みをしておくのが得策かもしれません。

関連記事はこちら!⇒住宅ローン「実質金利」ランキング(10年固定、借り換え)

 最新の金利の予想については、千日のブログでも行っていますので、たまにのぞいてみてくださいね。ただ、将来の予測について必ずそうなるという保証は出来ません。ここに書いていることも千日のブログに書いていることも、執筆時点で公表されている情報に基づいて千日個人が予測したことです。

 実際の金利の動きはここに書いていることと違ってくることは大いにあり得ます。用法・用量を守ってご利用くださいね。

関連記事はこちら!⇒住宅ローン「変動金利」は低下傾向! 借り換えるなら、どの銀行がお得?

  • RSS最新記事
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[新規借入]
132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[借り換え]
住宅ローン返済額シミュレーション 借入可能額シミュレーション

 

【金利動向】おすすめ記事 【基礎】から知りたい人の記事
【今月の金利】
【来月の金利】
【2024年の金利動向】
【変動金利】上昇時期は?
【変動金利】何%上昇する?
【基礎の8カ条】
【審査】の基礎
【借り換え】の基礎
【フラット35】の基礎
【住宅ローン控除】の基礎
おすすめ記事はこちら 
【金利】132銀行の住宅ローン金利推移をプロが比較(毎月更新)
【金利】変動金利が上がる時期を予測!
【金利】変動金利は今後、何%上昇する?
【読み物】年収700万円台世帯は破綻必至!?
【借り換え】多くの人は「高い変動金利」で損している! 
【借り換え】メリット額が分かる返済額シミュレーション
【諸費用】手数料・引越し代も借りられる銀行は?(17銀行比較)
【審査】「審査基準」を17銀行で比較(年収、勤続年数)

新規借入2024年11月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

変動金利ランキング完全版はこちら

住宅ローンおすすめ比較

 

 132銀行の住宅ローンを比較

>>返済額シミュレーションで、全銀行の金利を一気に比較・調査

※サイト内の金利はすべて年率で表示

TOP