住宅ローン「変動金利」は低下傾向!
借り換えるなら、どの銀行がお得?
りそな銀行、住信SBIネット銀行を徹底比較

【第10回】2017年8月28日公開(2023年11月27日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

こんにちは、千日です。最近、住宅ローンの金利動向に変化の兆しです。2016年~2017年の前半までは10年固定金利で金利の安さを競っていたのですが、全体的に10年固定金利は上がり、変動金利が下がり始めました。そこで、変動金利でも最低金利である、「りそな銀行」「住信SBIネット銀行」への借り換えにメリットがあるのかどうか、どんな人がメリットあるのかを調べました。

 今回のタイトルにもなっている、りそな銀行の借り換えローンについて見てみましょう。以下は、りそな銀行の「りそな銀行借りかえローン(WEB申込限定プラン)ずーっとお得! 全期間型」の金利推移です。

りそな銀行の住宅ローン金利推移
(りそな銀行借りかえローン(WEB申込限定プラン)ずーっとお得! 全期間型)

  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.569% 0.500%
2017年8月 0.440%
(半年前比 -0.129%
0.700%
(半年前比 +0.200%

 りそな銀行の10年固定金利は前にも一度記事にしたことがあるのですが、2017年2月に10年固定金利が0.500%であったのが、2017年8月には0.700%に上がってしまいましたね。これに対して、変動金利は0.569%から0.440%に下げました。上下関係が完全に逆転です。

 また住信SBIネット銀行についても、逆転とまでは行きませんが同じ傾向となっていますよね。10年固定は上がり、変動金利は下げています。以下は住信SBIネット銀行の住宅ローン「通期引き下げプラン」の金利推移です。

住信SBIネット銀行の住宅ローン金利推移(通期引き下げプラン)

  変動金利 10年固定金利
2017年2月 0.447% 0.540%
2017年8月 0.444%
(半年前比 -0.003%
0.660%
(半年前比 +0.120%

【関連記事はこちら!】
⇒ 【住宅ローン「実質金利」ランキング(変動金利)】借り換えで本当に得する最新商品を発表!

なぜ10年固定は上がり変動金利は下がるのか?

 なぜ変動金利を引き下げて、逆に10年固定は引き上げているのでしょうか。これを銀行に聞いたところで仕方ないことなのですが、これは金融市場の金利動向から導き出される金利設定ではなく、銀行が売りたい住宅ローンが10年固定から変動金利へ移りつつあるということです。

 あくまで住宅ローンというのは、銀行が販売する「商品」なんですよね。商品の値決めをするのは売り手です。市場の金利動向とは別の原理が働いて金利が決まることは珍しいことではないということです。

 我々利用者としては、上手にこの機会を捉えて、お得度が上がっている「変動金利」に借り換ることによって返済額を減らしたいところですよね。そこで、気になる以下の2点について考えてみましょう。

 (1)借り換えて得する金利は何%?
 (2)「りそな銀行」と「住信SBIネット銀行」では、どっちに借り換えるのが正解?

 では始めます。

0.6%台の変動金利で借りていても、借り換えメリットあり!

 まずは一番知りたい結論から書きましょう。りそな銀行、または住信SBIネット銀行の変動金利へ借り換えるなら、下表の金利が損益分岐点となります。現在の住宅ローンの残り返済期間、ローン残高から、自分の「損益分岐点」を割り出し、それ以上の金利で借りているのであれば、借り換えにメリットがあるということです

「損益分岐点」より、現在の住宅ローン金利が高ければ借り換えを!

現在の「ローン残高」 現在の「残り返済期間」
10年 20年 30年
1000万円 1.18% 0.81% 0.68%
2000万円 1.07% 0.75% 0.65%
3000万円 1.03% 0.73% 0.63%
4000万円 1.01% 0.72% 0.63%
5000万円 0.99% 0.72% 0.62%
6000万円 1.00% 0.72% 0.63%
※ 現在、変動金利で借りており、りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えて、諸費用を現金で支払った場合の損益分岐点(借り替えてお得になる最も低い現在の金利)とした。りそな銀行の「クラブポイント」は考慮していない。

 例えば、現時点の住宅ローン借入残高が3000万円で残り期間30年であれば、現在の住宅ローン金利(変動金利)が0.63%以上であれば、りそな銀行か住信SBIネット銀行の変動金利に借り換えた方がいいということです。

 5年以内に変動金利で借りている人は、1%を切るような低金利で借りている人が多いですけど、それでも十分に借り換えメリットが出せるということです。

 今まで借り換えをしていない人は、かなりの人が当てはまると思います。いや、一度くらい借り替えていても、当てはまる人は多いのではないでしょうか。

 ちなみに、「損益分岐点」の計算はそれほど難しくありません。

 ・現在、借りている住宅ローンをそのまま払い続けた場合の元利支払い額
 ・りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えた場合の手数料と、元利支払い額

 この2つを比較して、借り換えにメリットがある「損益分岐点」を各条件下において割り出しました。

必ずしも正しくない「借り換えの3条件」

 しかし、住宅ローンの借り換えに関してはみんな消極的なんですよね、こんな声を聴くことがあります。

 「借り換えには高い費用がかかるでしょ。一般的に言われる3つの条件に当てはまらなければ、借り換えしても損なんでしょ? 私は借入金利が1%切ってるから借り換えなんて意味ないよ……」

 一般的に言われる3つの条件とは、以下の3つです。

 (1)残り返済期間10年以上
 (2)残りローン残高1000万円以上
 (3)現状の金利と借り換え後の金利差が1%以上

 実は、この3つの条件というのは、必ずしも正しい情報ではありません。多くの人は「3つの条件をすべてクリアしないといけない」と考えていますが、実際は一つくらい条件を満たしていなくても、他の条件に余裕があれば、借り換えメリットはあります。

 多くの人が間違った情報をもとに判断して「ああ自分は借り換えしても損だな」と機会を逸しているんです。確かに、借り換えには費用が必要です。でも、そのハードルは意外と低いという事実を、もっと多くの人に知っていただきたいですね。

手数料も加味した実質金利では、住信SBIネット銀行が有利

 では、「りそな銀行」と「住信SBIネット銀行」では、どちらが有利な商品でしょうか。金利だけを見ると、僅差で「りそな銀行」に軍配が上がりますが、そう簡単な話ではないのです。

 両行を細かく比較してみましょう。

 まずは、借り換えに必要な費用を見てみます。何となく「高いんでしょ?」ではなく具体的に計算してみましょう。下表がその答えです。※下記の表は、公開当時の消費税率8%で記載しています。

借り換えに必要な費用はいくら?
(りそな銀行 VS 住信SBIネット銀行)

借入額 りそな銀行 住信SBIネット銀行
(3万2400円安い)
1000万円 37万9200円 34万6800円
2000万円 64万5200円 61万2800円
3000万円 90万1200円 86万8800円
4000万円 115万7200円 112万4800円
5000万円 141万3200円 138万800円
6000万円 170万9200円 167万6800円

 このうち、3000万円について、その内訳をお見せします。現時点の住宅ローンの残高が分かればだれでも簡単に試算できますよ。

借り換えに必要な費用の内訳
(りそな銀行VS住信SBIネット銀行)

支払い先 借り換え費用 りそな銀行 住信SBIネット銀行
現在の銀行 繰り上げ返済手数料※1 定額 1万0800円 1万0800円
借り換え先 事務手数料※2 定額 3万2400円 0円
保証料※3 ゼロ円 0円 0円
司法書士報酬※4 概算 7万円 7万円
登録免許税※5 0.4% 12万円 12万円
印紙税※6 定額 2万円 2万円
銀行融資手数料※7 2.16% 64万8000円 64万8000円
合計 90万1200円 86万8800円
※1 現在の銀行に支払う繰上げ返済手数料は、銀行によって異なりますが定額で1万800円というところが多いです。
※2 りそな銀行へ借り換える場合は事務手数料が3万2400円必要ですが、住信SBIネット銀行の場合はゼロ円です。これが手数料の差額となっていますね。
※3 大手銀行では保証会社の保証を付けるのが通常ですが、今回の借り換えローンについてはりそな銀行、住信SBIネット銀行ともに不要なのでゼロ円です。
※4 司法書士報酬は、司法書士によって違います。概ね5万円~13万円と言われていますので、このシミュレーションでは7万円としました。
※5 登録免許税は借入金額の0.4%です。これは税金ですので銀行によって差は生じません。
※6 印紙税は借り換える住宅ローンの金額によります。500万円超・1000万円以下で1万円、1000万円超・5000万円以下で2万円、5000万円超・1億円以下で6万円です。
※7 銀行融資手数料が最も高い費用ですね。りそな銀行、住信SBIネット銀行ともに借入金額の2.16%です。

 借り換えの費用面では、住信SBIネット銀行の方がローン残高、残り期間に関わらず一律3万2400円安いですね。

 一方で金利は、りそな銀行の方が0.004%低い。

 どちらがお得なのか悩ましいところです。そこで、総支払額はどちらが少ないのか計算してみました。りそな銀行で借りると、3万2400円を多く支払うことになりますが、それを0.004%低い金利差で取り戻すには、6000万円を30年借りて、やっと収支トントン位になるレベルです。6000万円以上借りる人は、そうはいないでしょうから、基本的には、住信SBIネット銀行の方が、わずかに有利ということになります

【関連記事はこちら!】
⇒ 住宅ローン借り換えの諸費用は30万~280万円と、商品により大きな差!

 このことはダイヤモンド不動産研究所の住宅ローン実質金利ランキング(変動金利、借り換え)にも表れていますよね。以下の「実質金利」とは、諸費用を込みにした金利です。

住宅ローン実質金利ランキング (2017年8月、変動金利、借り換え)

  1位 2位 3位
表面金利ランキング りそな銀行
0.440%
住信SBIネット銀行
0.444%
A銀行
0.497%
実質金利ランキング 住信SBIネット銀行
0.593%
楽天銀行
0.596%
りそな銀行
0.598%
※ 実質金利は、借入額3000万円、借入期間35年で計算
※ 実質金利ランキング(変動金利、借り換え)

 このように、借入金額3000万円、借入期間35年では、住信SBIネット銀行の方が有利です。

 じゃあ、住信SBIネット銀行に決まりか、というと、それほど単純ではありません。両社は、あまりにも僅差ですよね。ほとんど一緒といっても過言ではありません。他に違いはないのかが気になるところです。

りそな銀行では残高に応じた「クラブポイント」が毎月付与される

 りそな銀行は言わずと知れたメガバンクです。メガバンクで住宅ローンを借りるとATMが多いとか、振り込み手数料が無料になる等、普段の生活に必要な決済費用を下げやすいという点もありますが、それだけでは決定力には欠けると思っています。

 明らかな違いが生じるのは銀行が提供しているポイント制度です。りそな銀行との取引で貯められる「りそなクラブポイント」は毎月の住宅ローンの残高に対しても毎月付与される仕組みになっているんですよ。貯めたポイントは「Tポイント」「Dポイント」に交換することができ、実質的には1ポイント=1円として利用できます。住信SBIネット銀行との取引でも同様のポイント制度はありますが、住宅ローン残高でポイントが貯められる仕組みはありません。

 下表は、りそな銀行で住宅ローンを借りた場合に毎月付与される「りそなクラブポイント」の合計です。

「りそなクラブポイント」はいくら貯まるのか?
(黄色地は3.24万円を超えている部分)

ローン残高 借入期間
10年 20年 30年
1000万円 1万4197円 1万8463円 2万2773円
2000万円 1万7194円 2万4526円 3万1946円
3000万円 2万191円 3万589円 4万1119円
4000万円 2万2449円 3万5121円 4万7939円
5000万円 2万3796円 3万7808円 5万1959円
6000万円 2万4690円 3万9586円 5万4609円

 住宅ローンを借りていれば、月末のローン残高100万円ごとに5ポイント(最大150ポイント)が毎月、付与されます。この他にも、最初に1万ポイントプレゼント、給与振込口座に指定すれば毎月20ポイント、りそな銀行クレジットカード利用金額7万円で350ポイントなどがあります。

 借り換え金額が6000万円、借入期間が30年なら、5万4609円ものポイントが貯まります。上手に利用すれば事務手数料の差は簡単にひっくり返るでしょうね。

 住信SBIネット銀行の方が事務手数料3万2400円だけ安くなりますが、あまりに僅差でちょっと決め手には欠けると思います。住宅ローンを借りる銀行はいわば『自分のメインバンク』です。トータルでの利便性や付加サービスにも注目して決めたいですね。

 ですから、以下のような人が、一覧表の借り換えメリットのある変動金利で住宅ローンを借りているのなら、りそな銀行への借り換えがおすすめです。

 ・りそな銀行のATMが利用しやすい場所にある人
 ・住宅ローンの残高、残期間とも多く残っていて住宅ローン残高に対して付与されるクラブポイントが大きい人
 ・ポイントを貯めたり使ったりするのが好き! 好きこそものの上手なれです

低金利なのに、全疾病保障が無料!
住信SBIネット銀行の住宅ローンの概要

金利 ⇒「住信SBIネット銀行」詳細ページを見る
無料団信の保障範囲 死亡・高度障害+全疾病保障+3大疾病50%保障(40歳未満)
オプション保険(保険料) なし
事務手数料(税込) 借入額×2.20%(税込)
保証料(税込) 0円
【ポイント】 住信SBIネット銀行はネット銀行の強みを生かし、変動金利や35年固定金利は業界トップクラスの低金利を実現している。加えて、「8疾病・病気。ケガ」をすべて網羅した保障を無料で付帯しているのも魅力的だ。
住信SBIネット銀行の公式サイトはこちら

【関連記事はこちら!】⇒[りそな銀行の住宅ローンの金利・手数料は?]変動・10年固定のWEB限定商品は低金利!団信はオプションで病気・けがの7大リスクに対応

住信SBIネット銀行なら、「全疾病保障」にグレードアップできる

 これに対して、金額には表れない住信SBIネット銀行のメリットは何と言っても団信に無料で「全疾病保障」が付くという点です。これまでは8疾病保障だったのですが、病気の範囲が8疾病に限定されている上に1年以上の就業不能状態という条件がとても厳しいため、半ば『気やすめ』のように評価されていた部分もありました。

 しかし、全疾病保障となったことで8疾病以外の病気、ケガであっても入院によって1年以上就業不能となれば住宅ローンがゼロ円となる保障にグレードアップしました(ただし精神疾患は除く)。

【関連記事はこちら!】
⇒ 住信SBIネット銀行の保障拡充記念!?「全疾病保障団信」って本当にお得か分析。保障対象入院者数は、なんと「5倍」に!

 なので、住信SBIネット銀行に借り換えることで、今の銀行の団信よりも確実にグレードアップした保障を受けることができるということは、単純にお金では測れないメリットであると思います。

 ですから、以下のような人が、一覧表の借り換えメリットのある変動金利で住宅ローンを借りているのなら、住信SBIネット銀行への借り換えがおすすめです。

 ・年齢的に50代以上で統計的に病気のリスクが高まっている人
 ・今後の予定として50代の時点でも多額の住宅ローンが残ることが予想され、その時期に子どもの大学入試など多額の出費を控えている人
 ・従来からメインで使っている有利なクレジットカードのポイント制度があるため、りそな銀行のクラブポイントにシフトするメリットが少ない人

両銀行ともWeb申込が条件だが、実店舗での相談もOK

 なお、住信SBIネット銀行はネット銀行ですから、インターネットでの申し込みとなるのは分かるのですが、今回のりそな銀行の借り換えローンもまたWeb申込となっています。ちょっとこのインターネットでの申し込みという点に心理的な抵抗を感じる人は多いと思います。

 しかし、住信SBIネット銀行は最近になって、リアル店舗での受付を開始しています。もちろんリアル店舗で申し込んでも、条件は全く同じですよ。

 また、りそな銀行についても同じです。土日も営業しているローンプラザや最寄りの店舗で直接相談することが出来ます。

 ネット銀行の住宅ローンはこうした実店舗を持たないことで金利を下げているというのがこれまでの見方でした。しかし、こうなってくるともうリアルの銀行と何ら変わらなくなっていますよね。それでいて金利が安いのですから、こういった機会にこそ利用しなければ損だと思います。

借り換えメリットがあるなら、今の銀行と金利交渉できる!

 住宅ローンを借り換えることでメリットがあるということは今、借りている銀行の金利を引き下げる交渉ができるということでもあります。

 りそな銀行の0.440%と住信SBIネット銀行の0.444%は公表されています。ローン残高と残期間は今の銀行は当然知っていますね。つまり、我々に借り換えメリットがあるということは今の銀行はすでに知っていることなんですよ。

 我々の方から何も言ってこないので、彼らはありがたく高い利息を頂いているというわけです。

 ですから、こちらが実際に借り換えることができる(その信用力がある)という事実を突きつければ、銀行としては対処せざるを得ないんです。この表は「今の銀行へ金利引き下げ交渉して、ここまで金利を下げることができる」という一覧表でもあるのです。

「損益分岐点」より、現在の住宅ローン金利が高ければ借り換えを!

現在の「ローン残高」 現在の「残り返済期間」
10年 20年 30年
1000万円 1.18% 0.81% 0.68%
2000万円 1.07% 0.75% 0.65%
3000万円 1.03% 0.73% 0.63%
4000万円 1.01% 0.72% 0.63%
5000万円 0.99% 0.72% 0.62%
6000万円 1.00% 0.72% 0.63%
※ 現在、変動金利で借りており、りそな銀行、住信SBIネット銀行に借り換えて、諸費用を現金で支払った場合の損益分岐点(借り替えてお得になる最も低い現在の金利)とした。りそな銀行の「クラブポイント」は考慮していない。

 これだけ損益分岐点の金利が低いと、過去に借り換えた人であっても当てはまる人はいるでしょうね。もし現在の銀行と金利交渉をするのならば、まず自分が審査に通るのかを確認する必要があります。

千日も仮審査を出しました! ~次回に続く

 それにしても、りそな銀行の変動金利0.440%というのは、センセーショナルな数字ですよね! メガバンクでありながら、ここまでの低金利を出すのは珍しいです。

 ここで、両銀行の特徴を振り返りましょう。

 ・住信SBIネット銀行の団信には全疾病保障が無料で付帯するようになったというのが大きなメリットです。借り換えで収支が若干有利であったとしても、保障がグレードアップする分、お金では測れないメリットがあります

 ・りそな銀行は、手数料込みの実質金利では住信SBIネット銀行の方が安くなるケースが多いですが、メガバンクならではの利便性とお得なポイント制度を利用すれば、順位はひっくり返ります

 実は、千日も住宅ローンの返済中ですが、この2つの銀行に仮審査を出しました!

 借り換えなくてもこれら銀行の仮審査に通ったら、今、借りている銀行に金利引き下げ交渉出来ます。どちらに転んでも、確実に支払いを安くできますからね。そのレポートは次回の連載でご報告したいと思います。お楽しみに!

【関連記事はこちら!】
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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

要介護3以上などでローン残高が0円になる「安心保障付団信」が無料
実質金利(手数料込)
0.540%
総返済額 3287万円
表面金利
年0.410%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
76,688円
おすすめポイント

保証料など0円サービスが充実
②新規借入で変動金利の場合は自己資金10%以上で金利優遇あり
③最大3億円まで借入可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が無料
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBI新生銀行の住宅ローンは、10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低い点が特徴です。

 

商品も特徴的で、介護状態を保障する団信や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
オプション
(特約)の団信
ガン団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
2位

auじぶん銀行

住宅ローン 全期間引下げプラン(新規借入、頭金20%以上)・変動金利

実質金利(手数料込)
0.766%
総返済額 3412万円
表面金利
年0.634%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
79,665円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③KDDIグループのインターネット銀行で全国に対応

2025/4/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。変動金利(新規借入)は、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利。また、50歳以下の方が一般団信を選択し、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利は年0.344%。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • KDDIグループのネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
がん50%団信、がん診断給付100万円が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.779%
総返済額 3419万円
表面金利
年0.647%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
79,840円
おすすめポイント

①がん50%団信が無料付帯!
手数料4.4万円〜と安く、自己資金が少なくてもOK
③ミックスローンに対応しており、最大3つまで組み合わせOK

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 「がん」になった場合は住宅ローン残高が半分になる「がん団信50%団信」が無料で付帯
  • ミックスローンに対応しており、3つまで組み合わせOK<

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

ソニー銀行の住宅ローンは、手数料が4.4万円〜で超安く、金利も低いのでバランスがすごくいいと思います。借入額は最大2億円と高額です。

 

審査は一言でいえば厳しめ。なかなか通らないですね。年収基準が400万円以上ある必要があります。さらに、例えば夫婦で年収合算をして借りようとすると、原則としてそれぞれが年収400万円以上でなければ審査基準を満たしません。仮に夫が600万円で、妻が350万円なら通りません。年収が高いダブルインカムのパワーカップルにはいいでしょうね。

 

低金利の商品が多いだけでなく、ソニー銀行はミックスローンに対応しており、しかも3つまで組み合わせもOKです。しかし、3つの組み合わせはマニアックすぎて、専門家としてもそこまで必要なのかと悩んでしまいます。

 

いずれにしても条件があえばぜひ検討したい銀行の一つ。手数料が低いので、借り換えを検討するのもいいでしょう。

関連記事 ソニー銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■変動セレクト、固定セレクト
融資額×2.2%
■住宅ローン
44,000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1万円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
住宅ローン・変動セレクト住宅ローン:1年以上35年以下(1ヶ月きざみ)
固定セレクト住宅ローン:10年以上35年以下(1ヶ月きざみ)
融資を受けられるエリア
日本国内全域の市街化区域
使い道
本人が住む新築物件の購入、中古物件の購入、住宅の新築、増改築のための資金。借り換えにも利用可能
年収
(給与所得者)
400万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
400万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満20歳以上満65歳未満
年齢
(完済時)
85歳未満(ワイド団信の場合は81歳未満)
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん団信50(借入時年齢:50歳未満)
死亡・高度障害と判断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分に
オプション
(特約)の団信
がん団信100(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞、脳卒中で手術または、労働の制限等が60日超継続した場合、ローン残高が0円
生活習慣病団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.20%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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