「変動金利か、固定金利か」で迷ったら、「ミックスローン」の住宅ローンを選ぼう!
ミドルリスク、ミドルリターン志向の人に最適

2018年2月23日公開(2022年11月24日更新)
ダイヤモンド不動産研究所
監修者 山本俊成:ファイナンシャル・マネジメント 代表

住宅ローンを借りるとき、変動金利にするか固定金利にするかを迷う人は多いだろう。そこでよく利用されているのが、複数のローンを組み合わせた「ミックスローン」だ。住宅ローンに詳しいファイナンシャルプランナーに、ミックスローンのメリット・デメリットや、繰上返済の上手な方法を聞いた(監修:ファイナンシャルプランナー・山本俊成氏)。

ミックスローンはどんな人が利用しているか

 そもそも住宅ローンは、できるだけ金利を安くしたいと誰もが考える。そういう意味では金利の低い変動金利の住宅ローン1本で借りたいところだが、変動金利は「いつ金利が上昇するかわからない」というリスクを抱えることになる。金利が上昇すれば、返済額も増加する。人によっては大きな精神的ストレスとなりかねない。

 一方、固定金利は金利が一定なので「上昇するかもしれない」という不安を抱かないで済むが、当然ながら金利は高めになる。

 「どちらがいいか悩んでいる場合に、変動金利と固定金利を組み合わせた『ミックスローン』を組むケースがあります」(ファイナンシャルプランナーの山本さん)。

 ミックスローンは、変動金利と固定金利のどちらかに決められず、迷ってしまった人向けの「折衷案」といえよう。

 最近よくみられるのが、夫婦でペアローンを借りる際、それぞれの収入に比例させた金額を借りるというやり方だ。例えば3000万円の物件を購入する際、収入の多い夫が2000万円を借り、収入が少なめの妻が1000万円を借りる。その際、借り入れが多い夫は固定金利を選択し、借り入れが少ない妻は変動金利を選択することが多い。夫の方が借入額が多い分、借入期間も長くなりがちなので、金利上昇リスクがない固定金利を選択する。一方で、妻は借入額が少ないので借入期間も短めとなり、変動金利を選択することが多い。さらに、余裕があれば、変動金利から繰上返済していくことで、変動金利の上昇リスクを回避できる。

 ちなみに、それぞれのローンは「借入額」、「借入期間」、「金利タイプ」を自由に組み合わせることができるが、借入期間だけはそろえなければならない銀行もある。

金利が変わらなければ「変動金利」が有利

 では、3000万円を変動金利・固定金利で借りた場合、返済がどのようになるのか比べてみよう。変動金利は0.6%で、変動がないものとして計算する。一方、固定金利は1.3%として算出すると、次の表のようになる。

■金利が変わらない場合は、変動金利が有利!
  すべて変動金利
金利/0.6%
借入額/3000万円
ミックスローン
変動⇒1500万円
固定⇒1500万円
すべて固定金利
金利/1.3%
借入額/3000万円
 毎月返済額 13.3万円 13.7万円 14.2万円
 総支払額 3184万円
最も安い!
3296万円 3408万円
 ※ 借入額3000万円、借入期間20年、借入時の諸費用はゼロ円として試算。ミックスローンは、固定金利と変動金利でそれぞれ1500万円ずつ借入。固定金利は20年固定とした。住宅金融支援機構のシミュレーションを使って試算。

 上表のように、金利が変わらないときは変動金利が最も有利となる。「すべて変動金利」で借り入れると総支払額は3184万円、「すべて固定金利」で借りる場合は3408万円なので、「すべて変動金利」の方が総返済額は224万円も少なくなる計算だ。毎月返済額でみると、1.1万円ほど少なくなる。

 では、1500万円ずつ変動と固定の「ミックスローン」で借りた場合はどうなるのか。総支払額は3296万円となり、「すべて変動金利」と「すべて固定金利」のちょうど中間の金額になる。固定金利より総支払額は少ないが、変動金利よりは多いという結果になった。

【関連記事はこちら】
⇒ 「住宅ローンを変動金利で借りた人でも、借り換えで最大300万円以上もうかる!「高い変動金利」で借りている人は要注意!」

過去には現在より金利が6%も高かった時期も

 では次に、金利が上昇するとどうなるのか。今後も現在のような低金利が続くかは不確定で、上昇するリスクは否定できない。金利上昇時に各金利タイプの総支払額がどうなるかシミュレーションした。

 なお、金利上昇ケースとして、2%アップ(メーンシナリオ)、4%アップ(大幅な上昇シナリオ)の2ケースを用意した。変動金利(基準金利)は現在、多くの銀行が2.475%としているのに対し、長期的な金利の推移を見ると平均4%程度であることから、2%アップをメーンシナリオとした(基準金利は2.475%であるのに対して、現在は1.9%程度の金利優遇があるため、実際の貸出金利は0.6%程度となる)。

■2%金利上昇(メーンシナリオ)は、固定金利が有利
  すべて変動金利
金利/0.6%
借入額/3000万円
ミックスローン
変動⇒1500万円
固定⇒1500万円
すべて固定金利
金利/1.3%
借入額/3000万円
 毎月返済額 13.3万円(~5年)
15.3万円(6年~)
13.7万円(~5年)
14.7万円(6年~)
14.2万円
 総支払額 3556万円 3482万円 3408万円
最も安い!
■4%金利上昇(大幅上昇)は、固定金利が有利
  すべて変動金利
金利/0.6%
借入額/3000万円
ミックスローン
変動⇒1500万円
固定⇒1500万円
すべて固定金利
金利/1.3%
借入額/3000万円
 毎月返済額 13.3万円(~5年)
17.6万円(6年~)
13.7万円(~5年)
15.9万円(6年~)
14.2万円
 総支払額 3961万円 3685万円 3408万円
最も安い!
 ※ 借入額3000万円、借入期間20年、借入時の諸費用はゼロ円として試算。ミックスローンは、固定金利と変動金利でそれぞれ1500万円ずつ借入。固定金利は20年固定とした。住宅金融支援機構のシミュレーションを使って試算。

 こちらは、金利2%上昇、同4%上昇のどちらのケースでも、「すべて固定金利」の総支払額が最も少なくなった。金利上昇時は、やはり固定金利が有利だ。

 2%金利上昇ケースを見てみると、「すべて変動金利」の総支払額は3556万円、「ミックスローン」で借りた場合が総支払額は3482万円、「すべて固定金利」の総支払額は3408万円なので、「すべて固定金利」が最も支払い額が少なくなる。3つのローンを比べると、総支払額は最大で148万円もの差がある。「ミックスローン」については、それほど金利上昇の影響が多きくなかったことから、「すべて変動金利」と「すべて固定金利」のちょうど中間の金額になり、金利上昇のリスクをある程度、緩和できるということになる。

 「総支払額を少なくしたい」という要望と、「変動金利の上昇リスクを取りたくない」という要望を同時に満たすことはできない。ただし、ミックスローンであれば、金利が上昇しても、金利が上昇しなくても、それぞれの要望をある程度、満たせるということが分かるだろう。変動金利と固定金利で迷っている人には、ミドルリスク、ミドルリターンとも言える、ミックスローンが丁度いいだろう。

繰上返済によって、リスクをさらに減らせる

 ミックスローンを借りた場合、考えておきたいのが「繰上返済」だ。リスクを減らしつつ利息支払いを減らしたいと考えるのであれば、繰上返済を随時していくことがカギになる。金利上昇リスクがある「変動金利」から繰上返済することで、リスクを減らせるのだ。

 また、「固定金利から繰上返済する」という人も一部にいる。当面、変動金利は上昇する見込みがないと考えれば、固定金利から繰上返済するのも間違いではないからだ。ただし、固定金利から繰上返済するのは、将来、金利が上昇したとしても返済に困らないだけの支払い能力がある人でないと、おすすめはできない。

 繰り上げ返済は金利支払いを少なくするためにぜひ進めるべきだが、返済比率が高いまま住宅ローンを組んでいるような人が、繰上返済しすぎると危険だ。給料が減ったり、急な出費が発生すると、手持ちの現金がなくて困ってしまう。さらに、金利が急上昇する場合もありので、こうした危機に備えて、一定の蓄えは手元に取っておきだろう。

 繰上返済しすぎると、逆にリスクを増やす可能性があるというわけだ。

ミックスローンのデメリットは、コスト、管理の大変さ

 ただし、ミックスローンにはデメリットもあるので気をつけたい。

 最大のデメリットは、費用が若干高いこと。複数の住宅ローンを借りることになるので、それぞれの住宅ローンごとに、印紙税、抵当権設置費用が必要だ。また一部の銀行では手数料が2倍かかることもある。ただし、アップする金額で言えば10万円程度なので、それほど大きい負担ではないと感じる人も多いだろう。

 書類については、それぞれ2通、記入しなければならず、手間も大変だ。なお、三井住友信託銀行のように、契約関係書類が1通、抵当権設定も1件で済ませられるという銀行もあるが、ごく一部だ。

 もう一つのデメリットが管理が簡単ではないということ。「繰上返済」の項目で説明したように、借り手の考え方や金利状況次第で、繰上返済すべき金利タイプは変わってもおかしくない。しかし、いざ繰上返済するというときにどんな目的でミックスローンを借りたのか覚えている人はさほど多くないだろう。それだけに、あらかじめファイナンシャルプランナーなどの専門家のアドバイスを受けて、将来のライフプランを考えながら、どんな場面ではどう対応すべきかということも記録しておいた方がいい。

リスクは減少するが、ゼロになるわけではない

 以上がミックスローンのメリットとデメリットだ。変動金利と固定金利で迷っているのなら、ミドルリスク、ミドルリターンである「ミックスローン」を選ぶといいだろう。最後にポイントを振り返っておこう。

・「金利上昇リスク」と「利息」を抑えるなら、「変動+固定」の折衷案で検討
・リスクは減らせるが、ゼロになるわけではない
・ミックスローンは、諸費用が若干割高になる
・基本は「変動金利」から繰上返済するが、余裕がある人は「固定金利」からでもいい

【関連記事はこちら】>>住宅ローンの変動金利を2年以内に引き上げる銀行は4行!? 各銀行の変動金利見通しと、リスクを抑える方法を紹介

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新規借入2025年10月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

要介護3以上などでローン残高が0円になる「安心保障付団信」が無料
実質金利(手数料込)
0.722%
総返済額 3387万円
表面金利
年0.590%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
79,074円
おすすめポイント

保証料など0円サービスが充実
②新規借入の場合は自己資金10%以上で金利優遇あり
③最大3億円まで借入可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が無料
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBI新生銀行の住宅ローンは、10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低い点が特徴です。

 

商品も特徴的で、介護状態を保障する団信や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
オプション
(特約)の団信
ガン団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
頭金10%以上で変動金利が低くなる!
2位

PayPay銀行

住宅ローン 全期間引下げ(新規借入)・変動金利

実質金利(手数料込)
0.762%
総返済額 3410万円
表面金利
年0.630%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
79,611円
おすすめポイント

①低金利の上、がん50%団信無料
②無料で全疾病保償&12カ月の就業不能保償を付帯
③金利+0.1%で、がん100%団信も付帯OK

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 割引サービスなどを併用しなくても、変動金利は業界最低水準
  • 審査結果によって金利が上がることがない、安心の一律金利
  • がん100%保障団信が、わずか0.1%の上乗せで加入できる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

PayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利が特徴です。がん50%団信も付帯するようになり、auじぶん銀行などと人気を分けています。

 

ネット銀行ならではの、お申込みから契約までネットでお手続きを完結できる点も魅力的です。


ただし、審査は厳しめです。
 

条件のいい借り手に絞ることで低金利を実現しているものと思われます。当初の計画では、徐々に融資対象を拡大していくとしていましたが、今後どうするのか注目しています。

関連記事 PayPay銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入金額×2.20%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)
繰上返済手数料(全額)
手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み
借入額
500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
原則、利用不可
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
20歳以上65歳未満
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
+全疾病保障&入院保障(借入時年齢:51歳未満)
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)
全疾病保障&入院保障(けが・病気により入院した場合、毎月返済が無料になる他、就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金
11疾病保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア連生団信
(一般団信、借入時年齢:65歳未満)
金利+0.20%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)ペア連生団信
(がん100%、借入時年齢:51歳未満)
金利+0.40%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、がんと診断及び死亡・高度障害になった場合、ローン残高が0円)
閉じる
店舗での対面相談のみに対応
実質金利(手数料込)
0.782%
総返済額 3421万円
表面金利
年0.650%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
79,880円
おすすめポイント

店舗相談でも、低金利商品あり
②新規借入なら、注文住宅で必要な「つなぎ融資」に対応!
③3大疾病の50%保障が無料付帯!
③無料で、3大疾病50%保障&就業不能保障&就業不能保障を付帯する

※こちらの商品は住信SBIネット銀行の住宅ローンです。上記は新規借入で物件価格80%以内で借入れの場合。新規借入で変動金利タイプをご選択の場合、物件価格の80%超~100%以内でお借入れした場合は表示金利に年0.09%、100%超でお借入れの場合は表示金利に年0.16%上乗せ。借り換えの場合は融資率にかかわらず、金利は一律となります。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ
  • 全国10支店において対面で相談できるので、初心者でも安心
  • 変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っており、2種類の住宅ローンを比較して申し込める

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業で、変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っています。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンについては、住信SBIネット銀行自身で販売しているローンとは商品性が若干違います。融資実行時までに住宅建築にかかる土地購入代金等が必要な人に対しては、「つなぎ融資」の取扱いがあるのです。

 

また、店舗販売専用の商品なので、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に10店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

関連記事 SBIマネープラザの金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.20%
■フラット35
融資額×2.20%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は3万3000円)
■フラット35
0円
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限。当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品

■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品

■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
【満50歳以下】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【51歳以上】
一般団信
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
金利+年0.3%
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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