auじぶん銀行の住宅ローン

2019年に狙い目の住宅ローンは? 長期金利が急低下で「20年固定」がお得に

【第38回】2019年9月18日公開(2023年10月5日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

2019年7月を境に、世界的な低金利状態が加速しています。その影響で、金融機関各社は長期固定金利商品の金利を続々と下げ始めました。特に、「フラット35」と「20年固定」では金利の低下が目立ってきているので、住宅ローンをこれから申し込む方にとって今はお得な状況なのですよ。

【目次】
フラット35と20年固定が、過去稀にみる低金利
価格競争は、長期固定金利にシフトしている
主要銀行「20年固定」のポイントを紹介
・auじぶん銀行
・ソニー銀行
・SBI新生銀行
・りそな銀行
・三菱UFJ銀行
まとめ ~複数の金融機関で審査を通すべし!

フラット35と20年固定の金利が、過去稀にみる低水準に

 こんにちはブロガーの千日太郎です。

 現在、10年国債利回りは、2016年7月に記録した過去最低のマイナス0.3%に迫る勢いで下がっています。それに伴って、住宅ローンの金利もどんどん下がってきました。

 特に、2019年7月を境として、35年の超長期固定金利「フラット35(保証型)」が大きく金利を下げているのですが、この副産物として各社の20年固定金利も、また金利を下げてきています。

 下記の表に、各金融機関の2019年6月から9月までの金利をまとめました。この推移を見ても、各行が金利を引き下げてきていることは明らかです。

住宅ローン20年固定金利 2019年9月各社の金利

 これまで、当初固定金利の中で「20年固定」金利はあまり目立つ位置づけではありませんでした。しかし、超長期固定金利のフラット35が下がってきていることで、20年固定も同じく下がる現象が起きています。

 その背景について説明しましょう。

価格競争は、変動金利から長期固定金利にシフトしている

 長期金利(主に10年国債利回り)の低下が世界的に加速しています。米中対立や世界経済への先行き不安と、10年半ぶりのFRB(米連邦準備制度理事会)の利下げを受け、投資家のマネーがリスク回避のために安全な国債に集まってきているのが原因です。

 米国の金利は、8月に入ってから急激な下降を見せました。米国よりはなだらかではありますが日本の金利も徐々に下がってきており、日銀が容認している下限のマイナス0.2%をふり切ってしまいました。これは、いよいよマイナス0.3%に達するのでは? という水準です。

■2016年と2019年では何が違うか?

 2016年7月に日本の長期金利がマイナス0.3%を記録したときには、その翌月にはフラット35(買取型で団信抜き)の金利が0.9%となり、三井住友信託銀行の10年固定金利は0.35%という、それぞれ史上最低の金利をマークしました。

 2019年9月現在、フラット35(保証型)の金利は0.92%で、表面的には2016年当時の0.9%よりも高いように見えますが、これは団信込みの金利なのです。2016年当時、団信の年率が0.358%であったことを加味して比較すると、文句なしに現在のフラット35は団信込みで史上最低金利です。

 2016年に10年固定金利が安かったのは、主に信託銀行でした。信託銀行は信託業務のために顧客から預かった信託財産を安全資産に投資しなければならないのですが、安全資産の代表である国債の利回りがマイナスになっていたため、住宅ローンで代替していたんですね。つまり、マイナスになってしまった10年国債に対する代替投資としての10年固定金利の住宅ローンだったのです。

 当時はマイナスでなければ良いよ、くらいの勢いで金利の引き下げをやっていたわけですが、やがてこれ以上集める必要が無くなったので、現在は正常な金利に戻っているという訳です。

 なので、2019年の今の局面では、長期金利がどれだけ下がっても住宅ローンの10年固定金利は大して下がらないということになっています。

■ベースとして金利の高い、長期の固定金利に価格競争がシフト

 現在20年固定の金利が下がっているのは、7月のFRB利下げを契機として、銀行の価格競争が従来の変動金利から、より金利の高い長期の固定金利に移行してきているということです。

 現在の変動金利は0.5%弱と確かに低いですが、任意のタイミングで金利を上げることができます。これまでずっとアメリカは利上げを続けてきていましたから、銀行側としても「いずれ近いうち日本も……」という希望がどこかにあったのです。しかし、10年半ぶりに米FRBが利下げをしたことで、当分の間は金利が上がる見込みが無くなってしまったのですよ。

 ここで、銀行が0.5%の金利で丸1年お金を貸すと、いくら儲かるのか計算してみましょう。メガバンクの調達金利は0.3%前後ですから、1年で0.2%が粗利ということになります。3000万円の貸金であれば、年に6万円が儲け。これでは赤字です。実際には毎月の返済によって元本も減っていきますから、儲けは6万円もありません。

 そこへ、今後当分の間は利上げの見込みが無いとなると、これ以上変動金利の融資を増やしてもジリ貧になりますよね。ならば、少しでも金利の高い商品を売らなければというのが自然な流れなのです。

 20年固定は20年間金利を固定するわけですから、それなりに高い金利にしておかなければ、将来的には赤字になってしまうリスクがあります。しかし、そんな悠長なことを言っていたら、今年来年の決算が赤字になってしまい競争に負けてしまう……! まずは目先の利益を確保しなければ、という状態に追い込まれているのです。

 こうした状況は、商品を売る側からするとかなりシンドイですけど、商品を買う我々の立場からすると美味しい状況なのですよね。なので、今後はハッキリ言って20年固定が狙い目です。今後も金利は下がるでしょう。

主要銀行の「20年固定」のポイントは?

 では実際にどんな商品を選んだら良いのでしょうか。商品を決める際には、単に金利だけで低いところを選ぶのでなく、融資手数料(保証料)や団信の特約なども加味して、より自分にピッタリな20年固定を選ぶことをおススメします。以下に主要銀行ごとのポイントを解説しますね。

■auじぶん銀行「低金利に、ガン50%保障+全疾病保障を加えた手厚い保険が強み」

 主要銀行の中でも20年固定で金利が低いのがauじぶん銀行。それに加えて、金利上乗せなしで付帯する団信の特約の厚さでナンバーワンです。

 まず金利上乗せなしでガン50%保障が付きます。ガン50%保障を付けようとすると0.1%上乗せになる金融機関が多いですので、この時点で0.1%低金利と読み替えてもいいでしょう。

 さらに、全疾病保障(180日の就業不能状態)が金利上乗せなしで付帯しますので、金利面と無料団信という面では最強の組み合わせです。

 ただし、融資手数料が2.2%(税込)と割高なのと、20年の固定期間が終わった後の金利引き下げ幅が少ないのが注意点です。

■ソニー銀行「金利タイプの切り替えとワイド団信の安さが魅力」

 ソニー銀行の20年固定金利(固定セレクト)は、0.842%(2019年9月時点)。団信の特約では、金利上乗せなしでガン50%保障が付きます。しかし全疾病保障はつきません。そして、融資手数料は2.2%(税込)と割高です。

 ここまで見ると、auじぶん銀行の方が良いのでは? と思われるかもしれませんが、ソニー銀行はWebで24時間リアルタイムに金利タイプを変更できるというメリットがあります。なお変動金利から固定金利への変更は無料です。

 さらに、過去に大病を患ったなどの理由から一般の団信に加入できない場合はワイド団信への加入を検討することになるのですが、多くの銀行でワイド団信は0.3%以上金利に上乗せとなるところ、ソニー銀行は0.2%の上乗せでワイド団信に加入できます。

■SBI新生銀行「低金利&定額の融資手数料で、実質金利では最低に」

 SBI新生銀行の20年固定については、前回こちらの記事(SBI新生銀行の20年固定の住宅ローンは、新規借入でも借り換えでもグッドチョイス!)でも特集をしましたね。融資手数料の面では最低金額の55,000円(定額)で借りられるというのが大きな魅力です。

 また、新規借入の場合、10%の頭金を入れることで表示金利から0.05%の金利引き下げとなりますので、最低金利と比較してもほとんど変わらない金利になります。融資手数料が安い分、総支払額の実質金利では最も低金利になるのがSBI新生銀行の20年固定の魅力ですね。

■りそな銀行「“団信革命”は身体障害に強い保険」

 りそな銀行にあって他行にないメリットは「団信革命」です。金利に0.3%上乗せが必要ですが、要介護2以上の介護状態や16の身体障害状態で住宅ローンがゼロ円になる保険を付けることができます。

 身体障害状態を保障する団信はフラット35の機構団信がありますが、それよりも保障を受けられるハードルが低いです。例えば、「腎臓の機能を完全・永久に失って生涯、人工透析治療が必要になった」というケースでは、機構団信だと「生活するのに常に介護を要する」ほど悪化していないため保障対象外となりますが、りそな銀行の団信革命なら保障されます。

■三菱UFJ銀行「“7大疾病保障付住宅ローン”は病気のリスクに強い」

 三菱UFJ銀行にあって他行にないメリットは、団信の「7大疾病保障付住宅ローン」の〈3大疾病保障充実タイプ〉です。金利に0.3%の上乗せが必要ですが、がんの診断(90日の待機期間があります)や、脳卒中(脳梗塞など)・急性心筋梗塞の入院時点で、住宅ローン残高が0円になります。

 他行の疾病保障だと、3疾病では就業不能60日とか半年、長いものでは1年超という期間を条件とするケースが多いです。この点から、いわゆる医療実態に詳しい医師や看護師の方、保険会社の社員の方などがよく利用しているのがポイントです。

まとめ ~複数の金融機関で審査を通すべし!

 あくまで、これから20年固定が狙い目というのは個人的な見解です。千日個人としては、もちろん確信に近い感じでいますが、もしかしたら最近20年固定金利が下がっている理由は全く別のことである可能性もありますし、今後の金利動向については、ここに書いた千日の予想と異なってくることは大いにあり得ることです。

 また、現時点でこの推測が当たっていたとしても、銀行の営業方針はマーケットを反映してガラッと変わることがありますから、注意が必要です。

 そんなように、早くから一つの金融機関や金利タイプに絞ってしまうと、融資実行の直前に営業方針が変わってしまい、思っていた金利で融資を受けられないリスクがあります。ですので、申し込もうと思ったら、念のためにも複数の金融機関、金利タイプで審査を通しておくことをお勧めします。

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.308%
総返済額 3161万円
表面金利
年0.179%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,694円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/7/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
頭金10%以上で変動金利が低くなる!
実質金利(手数料込)
0.399%
総返済額 3210万円
表面金利
年0.270%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
74,864円
おすすめポイント

①低金利の上、がん50%団信無料
②無料で全疾病保償&12カ月の就業不能保償を付帯
③金利+0.1%で、がん100%団信も付帯OK

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 割引サービスなどを併用しなくても、変動金利は業界最低水準
  • 審査結果によって金利が上がることがない、安心の一律金利
  • がん100%保障団信が、わずか0.1%の上乗せで加入できる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

PayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利が特徴です。がん50%団信も付帯するようになり、auじぶん銀行などと人気を分けています。

 

ネット銀行ならではの、お申込みから契約までネットでお手続きを完結できる点も魅力的です。


ただし、審査は厳しめです。
 

条件のいい借り手に絞ることで低金利を実現しているものと思われます。当初の計画では、徐々に融資対象を拡大していくとしていましたが、今後どうするのか注目しています。

関連記事 PayPay銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入金額×2.20%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)
繰上返済手数料(全額)
手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み
借入額
500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
原則、利用不可
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
20歳以上65歳未満
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
+全疾病保障&入院保障(借入時年齢:51歳未満)
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)
全疾病保障&入院保障(けが・病気により入院した場合、毎月返済が無料になる他、就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金
11疾病保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア連生団信
(一般団信、借入時年齢:65歳未満)
金利+0.20%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)ペア連生団信
(がん100%、借入時年齢:51歳未満)
金利+0.40%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、がんと診断及び死亡・高度障害になった場合、ローン残高が0円)
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

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手数料(税込)
【定額型】5万5000円~
【定率型】借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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