auじぶん銀行の住宅ローン

2020年の住宅ローン金利動向を大予想!
変動金利・35年固定は史上最低水準を維持、10年固定は3月以降の急な利上げに注意しよう

【第41回】2019年12月25日公開(2023年1月18日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

今回は「2020年の住宅ローン金利大予想!」ということで、2019年の金利推移のおさらいとあわせて、変動金利、10年固定金利、35年固定金利について、2020年の動向を予測していきましょう。

2020年の住宅ローン金利はどうなる!?(出所:PIXTA)
2020年の住宅ローン金利はどうなる!?(出所:PIXTA)

 こんにちはブロガーの千日太郎です。あっという間に年末が差し迫ってきましたね。

 いろいろあった2019年。新元号「令和」に変わり、消費税増税もありました。そして住宅ローンの金利もダイナミックに変動した1年でしたね。今日は、住宅ローンの金利タイプごとに金利推移を分析し、2020年の住宅ローンの金利動向をズバリ予想したいと思います。

 結論からお伝えすると、

・変動金利……史上最低レベルの金利を維持。これ以上は下がらず、横ばい
・10年固定金利……3月から値上げする銀行に注意!
・35年固定金利……多少上昇するかもしれないが、依然として低金利を維持

――だと、予想しています。特に、各銀行が価格競争を行っている「10年固定金利」は注意が必要で、3月を過ぎると突然金利が上がる可能性があるのではないかとみています。

 2019年の金利推移の分析とあわせて、その理由を説明していきますね。

2019年金融マーケットの金利推移

そもそも、住宅ローン金利はどうやって決まる?

 金利予想の前に、住宅ローンの金利が決まる仕組みについて簡単に知っておきましょう。住宅ローンは金融機関の商品です。そして住宅ローンの金利は商品の価格ですから、その原価は金融マーケットの金利です。金融機関は、金融市場から資金を調達し、利益を乗せて我々に貸すことで、その利ザヤで儲けているのです。

 住宅ローンの変動金利に影響を与えるのは、日銀が民間銀行に資金を融資する際の金利である「政策金利」です。日銀は、この政策金利を操作することによって、民間銀行が融資をする際の金利を誘導しているのです。

2019年は、10年国債利回りが大きく下がった!

 その政策金利の推移を日米で比較できるようにグラフにしました。米政策金利における2019年の大きな出来事といえば、約10年半ぶりの利下げです。

2019年 日米政策金利の推移
写真を拡大 2019年 日米政策金利の推移

 米FRBは2019年6月から7月にかけて米政策金利を2.50%から2.25%に下げ、さらに9月10月と立て続けに0.25%ずつ下げました。2008年のリーマンショック以来の利下げとあって、世界でも大きなニュースとなりました。

 これに対して、日本の政策金利はずっとマイナス0.1%であり、ここから下げたところであんまり効果なさげだよね? ということもあってか、大きな動きを見せず据え置きとなっています。

 一方、米政策金利の引き下げに対して分かりやすく反応したのは、「10年国債利回り(長期金利)」です。2019年6月以降、目に見えて利回りが下がり、一時はマイナス0.3%まで下落しています。

米政策金利が下がったことによって、10年国債利回りも大幅に下落した。
写真を拡大 米政策金利が下がったことによって、10年国債利回りも大幅に下落した。

 利回りは債券価格と逆方向に動きます。米利下げによってリスクを嫌った投資家が、株式などのリスク資産を売って安全資産の日本国債を購入しました。債券価格が上がったことで債券利回りが下がったのですね。

 その後10月から11月、12月にかけては、米中貿易協議の進展を期待する投資家がリスクを取りに動き、債券が売られ(債券価格が下がる)、利回りが上がり始めています。

 この10年国債利回りは住宅ローンの固定金利に影響します。固定金利の融資をするための資金をマーケットから長期金利で調達するという建前を取るからです。

金利タイプ別 2019年の金利推移と2020年の金利予想

 では住宅ローン金利タイプごとに、2019年の金利推移のおさらいと2020年の金利予想をしていきましょう。住宅ローンの金利については、表面金利ではなく、我がダイヤモンド不動産研究所で推奨している実質金利(融資手数料等も含めた総支払額を金利に引き直したもの)で比較を行います。

■変動金利は史上最低水準の低金利を維持

 現在、変動金利は各主要銀行で底の水準(これ以上は下げられない水準)になっています。もともと金利が高くて大きく下げる余地があったSBI新生銀行を除いて、ずっと横ばいで推移しています。

 12月の米政策金利は据え置きとし、その後の利下げ観測も後退していることから、近い将来に利上げということはなく、変動金利の見方に変更を加えるような事象はありません。ですから、2020年も同じく横ばいで推移すると予想しています

【関連記事はこちら】>>住宅ローン 実質金利ランキング(変動金利)[最新版]

■10年固定金利は、融資実行直前に金利を上げる銀行に注意

 主要銀行の住宅ローンは、10年固定金利をメインとした価格競争状態となってきたのですが、既に金利も下がりきって、今はあまり動きの無い状況です。これも、もともと金利が高くて大きく下げる余地があったSBI新生銀行を除いて、基本的には横ばいで推移しました。

 固定金利は基本的に10年国債利回りと連動しています。10月から12月にかけて10年国債利回りは上昇しているのですが、10年固定金利については、あえて金利を上げていないor上げ幅を抑えている金融機関が多くなっています。

 ここからは私の憶測ですが、各行でイチオシしている10年固定金利の来年3月実行予定の融資の申し込みが集まっていて、このタイミングで変に上げてしまうと他行に逃げられてしまうことを恐れて、あえて金利を据え置いているのではないか?と見ています。

 今のところ、実質金利ではSBI新生銀行が最も低金利ですが、それ以前が高かったことを考えると、3月になってから急に上げる可能性も否定できません。10年固定金利ではみずほ銀行、りそな銀行も低金利ですので、もしも3月までの融資を考えている方は、”保険”として本審査を通しておいた方が安心ですね。

【関連記事はこちら】>>住宅ローン 実質金利ランキング(10年固定)[最新版]

■30年固定金利・全期間固定金利は上昇傾向でもおトク度は高い

 35年固定金利・全期間固定金利の代表はフラット35です。ダイヤモンド不動産研究所が調べている実質金利ランキングの上位はSBI新生銀行を除き、フラット35の販売代行をするモーゲージバンクで占められています。

 フラット35は、もともと低金利で推移していたのですが、10月から12月にかけての10年国債利回り上昇の影響を受けて、金利がやや上がりました。しかし、10年国債のマイナス利回りを反映した、超低金利状態であることに変わりはありません

 また現在少しずつ金利が上がっているとはいえ、まだまだ本格的に景気が加速してく局面ではありません。主に米中貿易協議の行方に対する期待のみで上がっているようなところもありますから、再び下がる可能性もあります。

 長期の固定金利で借りたい人にとって、少し金利が上がったとしてもフラット35の金利水準は依然としておトクです。

 「フラット35S」や「フラット35子育て支援型」など、利息の一部を国や自治体が肩代わりしてくれる補助金制度も充実しています。これらの補助金制度を利用すれば、当初の5年または10年は、1%未満の金利で借りられることもありますので安心しておススメできる金利タイプです。

※フラット35S:省エネルギー性、耐震性など質の高い住宅を取得する場合に、借入金利を一定期間引き下げる制度。詳細はこちら
※フラット子育て支援型:子育て支援に積極的な取組を行う地方公共団体と住宅金融支援機構が連携し、地方公共団体による補助金交付などとセットでフラット35の借入金利を一定期間引き下げる制度。詳細はこちら

【関連記事はこちら】>>住宅ローン 実質金利ランキング(35年固定)[最新版]
【関連記事はこちら】>>フラット35の金利を最大「16年間、0.5%引き下げる」おいしい制度を見逃すな!【2019年11月最新版】

まとめ ~急な金利上昇に備えた対策を!

 2020年の住宅ローン金利予想を、もう一度まとめておきましょう。

・変動金利……史上最低レベルの金利を維持。これ以上は下がらず、横ばい
・10年固定金利……3月から値上げする銀行に注意!
・35年固定金利……多少上昇するかもしれないが、依然として低金利を維持

 2019年10月から12月にかけて、10年国債利回りは上昇しているのですが、変動金利には大きく影響しておらず、35年固定金利ではすでにやや微増。そして、大きく動きそうなのが10年固定金利だ、といったところです。

 そうはいっても、住宅ローンの金利は日銀の政策金利だけでなく、金融マーケットの金利の影響を受けます。マーケットの金利動向は、取引に参加をする投資家の集団的な行動で決まるのですが、今のマーケットは投資家にとっての取引材料に乏しく、先行きの不透明な状況が続いています

 そして、住宅ローンの金利は、住宅の引き渡し日の属する月の金利が適用されますから、金利が低いうちに借りたいと思っても、そうはいきません。今現在の金利が低くても、住宅の引き渡し日には金利が上昇している可能性があるので、いまのうちに借りたいと思っている人にとっては、歯がゆいですよね。先行き不透明な状態だったらなおさら、突然の金利上昇リスクに備えておく必要があります

 あまり早い段階で一つの住宅ローンに絞ってしまうと、融資実行の直前に大きな変化があった場合に対応できなくなってしまいます。なので、いつでも最良の選択ができるように、複数の住宅ローンで本審査まで通しておき、最後の最後まで変更できる構えでいることをお勧めします

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.308%
総返済額 3161万円
表面金利
年0.179%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,694円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/7/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
頭金10%以上で変動金利が低くなる!
実質金利(手数料込)
0.399%
総返済額 3210万円
表面金利
年0.270%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
74,864円
おすすめポイント

①低金利の上、がん50%団信無料
②無料で全疾病保償&12カ月の就業不能保償を付帯
③金利+0.1%で、がん100%団信も付帯OK

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 割引サービスなどを併用しなくても、変動金利は業界最低水準
  • 審査結果によって金利が上がることがない、安心の一律金利
  • がん100%保障団信が、わずか0.1%の上乗せで加入できる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

PayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利が特徴です。がん50%団信も付帯するようになり、auじぶん銀行などと人気を分けています。

 

ネット銀行ならではの、お申込みから契約までネットでお手続きを完結できる点も魅力的です。


ただし、審査は厳しめです。
 

条件のいい借り手に絞ることで低金利を実現しているものと思われます。当初の計画では、徐々に融資対象を拡大していくとしていましたが、今後どうするのか注目しています。

関連記事 PayPay銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入金額×2.20%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)
繰上返済手数料(全額)
手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み
借入額
500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
原則、利用不可
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
20歳以上65歳未満
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
+全疾病保障&入院保障(借入時年齢:51歳未満)
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)
全疾病保障&入院保障(けが・病気により入院した場合、毎月返済が無料になる他、就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金
11疾病保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア連生団信
(一般団信、借入時年齢:65歳未満)
金利+0.20%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)ペア連生団信
(がん100%、借入時年齢:51歳未満)
金利+0.40%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、がんと診断及び死亡・高度障害になった場合、ローン残高が0円)
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

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手数料(税込)
【定額型】5万5000円~
【定率型】借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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