auじぶん銀行の住宅ローン

菅総理誕生で、今後の住宅ローン金利、不動産価格はどうなる?

【第50回】2020年9月14日公開(2021年3月29日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

2020年9月14日、自民党総裁選で菅氏が総裁に選出され、これから菅内閣がスタートします。安倍内閣を引き継ぐ菅内閣の政策が、今後の金融市場にどう影響し、それが住宅ローンの金利にどう影響するのか? そして、不動産価格はこれからどうなっていくのか? これまでの「アベノミクス」を振り返り、これから始まる「スガノミクス」の動向を予測したいと思います。(住宅ローン・不動産ブロガー、千日太郎)

アベノミクスがもたらした超低金利と不動産価格の高騰

 こんにちは、住宅ローン・不動産ブロガーの千日太郎です。

 自民党総裁選では下馬評どおりに菅義偉(すが・よしひで)氏が新総裁に選出され、2020年9月16日から菅内閣がスタートします。総裁交代は約8年ぶりで、菅氏の任期は安倍氏の残り任期を引き継ぐため、2021年9月末まで。現状で内閣支持率は上がっており、菅新総理がいつ解散総選挙を行うのか? についてさまざまな臆測が流れています。

 政府の経済政策と住宅ローンの金利は密接に結びついていますから、新しくスタートする菅内閣の政策が今後の金融市場にどう作用し、それが住宅ローンの金利や不動産価格にどう影響するのか、気になるところです。

 そこで、これまでの「アベノミクス」を振り返り、これから始まる「スガノミクス」の動向を予測してみましょう。

マイナス金利政策がもたらした住宅ローンの超低金利

 アベノミクスとは、安倍氏の名前とエコノミクスをかけ合わせた造語です。「財政出動」「金融緩和」「成長戦略」という「3本の矢」で、リーマン・ショックがもたらした長期のデフレを脱却し、経済成長を目指すものです。

 3本の矢のうち、住宅ローンの金利に直結する「金融緩和」を担うのが、日銀の黒田総裁。「黒田バズーカ」と異名を持つほどの異次元の金融緩和政策によって現在の超低金利をもたらしました。そして、この超低金利が不動産価格の高騰をもたらしたともいえるのです。

 日銀の黒田総裁が数値目標として年2%の物価上昇率を定め、それを達成すべく、世の中に出回るおカネの量(マネタリーベース)を増やそうと行ったのが、「国債の大量買い入れ」「マイナス金利政策」「イールドカーブ・コントロール政策」という3つの金融緩和政策です。

 中でも住宅ローン金利に大きなインパクトがあったのが、民間銀行が日銀に預けている預金の一部にマイナス金利を適用するという「マイナス金利政策」です。銀行は預けている預金に利息を取られるのはイヤなので、こぞって日銀の預金を引き出し、国債を買いました。一度に大量の国債が買われたため、国債の価格が高騰して利回りがマイナスになってしまったのです。

 利回りがマイナスになると、国債も保有し続けることができなくなってしまいます。満期まで持っていたら損になるということですからね。そうすると、安全資産で運用するニーズの高い信託銀行を中心として、住宅ローンの金利を下げ始めました。住宅ローンは生活の基盤となる家を抵当に入れるので最も安全性の高い債権なのです。

住宅ローンの超低金利は、不動産価格の高騰にもつながった

 住宅ローンが低金利になると、同じ元利均等返済額でも借りられる金額が増えますね。特に変動金利や10年固定金利などでは、家賃よりも低い支払い額でマイホームが手に入るような返済額になります。

 また、住宅ローン控除もそれに拍車をかけました。年末の住宅ローン残高の1%を上限として税金が還付される減税制度です。住宅ローンの金利が1%未満である場合は、支払う利息よりも還付される税金の方が大きいため、逆にもうかってしまう現象が生じるのです。

 そのため、資金力のある高所得者が、あえて頭金を抑えて多額の住宅ローンを組み、タワーマンションなどの高額物件を購入して減税を受けるようなケースも増えました。千日太郎の過去記事でも、あえて頭金を温存して住宅ローン控除の恩恵を受けることをおすすめしています。

 不動産価格の高騰は、実際に統計数値としても出ています。下のグラフは、公益財団法人不動産流通推進センターが公表している、「首都圏における建売住宅の広さと価格(平成19年~平成30年)」の推移をグラフにしたものです。

首都圏における建売住宅の広さと価格の推移

首都圏における建売住宅の広さと価格の推移。価格高騰で、どんどん狭くなっている。
写真を拡大
出典:公益財団法人不動産流通推進センター「2019 不動産業統計集 2 不動産開発」から

 物件の平均価格を示す赤い折れ線グラフは、東京2020オリンピックが決まった平成25年から目に見えて上昇し始め、直前の平成30年にピークとなっています。

 また、平均の物件価格は上昇し、広さは狭くなっています。つまり、1平米(㎡)あたりの単価ではこの折れ線グラフはさらに急な右肩上がりになっているということです。

「スガノミクス」は「アベノミクス」を継承!
金利と不動産価格はどうなる?

 2020年9月14日時点で、菅氏は基本的に、安倍政権を継承する方針とのことですから、「アベノミクス」が「スガノミクス」になっただけ(顔が変わっただけ)というのが、世間一般の受け止め方ではないでしょうか。

黒田総裁の任期2023年までは、金融政策に影響なし

 まず、今の金融緩和政策は2023年まで変わることはないと見ています。もともと2018年で任期満了だった黒田総裁を再任したのは安倍政権であり、菅氏は安倍政権の政策を承継するからです。

 その黒田総裁の任期は2023年4月まであるということは、今の金融緩和路線が2023年までは続くことを意味します。加えて、このコロナ不況によって米連邦準備制度理事会(FRB)は、2022年末までゼロ金利政策を維持する見通しとしており、さらには物価上昇率が一時的に目標の2%を超えるのを容認する新たな政策方針を表明しています。

 日米中央銀行の金融政策という切り口から見ると、2023年までは日本が利上げする要素は見えてこないですね。

【関連記事はこちら】>>住宅ローンの変動金利はもう下がらない?! コロナと米金利引き下げで、2020年の住宅ローン金利はどこまで下がるのか?

住宅ローンの低金利が続くなら、住宅価格は高止まり

 住宅購入希望者にとって、「スガノミクス」で黒田氏の金融緩和路線が継続し、住宅ローンの低金利が続くことは良いことですね。さらに、このコロナ禍にあって、「不動産価格は軒並み下がるのでは?」とひそかに期待している人もいるかもしれません。

 しかしそんなに甘くはないと思いますよ。コロナ禍でインバウンド関連事業が大きな打撃を受け、ホテルや商業施設としての目的で投資されることが減るのは確かです。従来は住宅用地となっていたエリアにホテルや商業施設が誘致されることで、全体的な地価を押し上げていた面がありました。コロナウイルス感染拡大によってそうした現象がなくなり、全体的に地価が下がるということは予想できます。

 しかし、住宅用地に住宅を建設するというケースでの地価にはそれほど影響はないと見ています

 住宅ローン金利が低いまま続くということは、住宅価格としては、高止まりすることをも意味するのです。低金利では、家賃以下の毎月返済額でワンランク上のマイホームが手に入るからですね。

 さらに、コロナ不況への景気対策として、住宅ローン控除が延長され、上限も引き上げられるとなればどうでしょうか?

 「より高い物件を、低金利の住宅ローンをあえてたくさん借りて、住宅ローン控除の恩恵を受けよう」ー。このように考える人が増えるでしょう。

 インバウンドを見込んでホテルを建てる計画であった土地が、分譲マンションに計画変更されていきます。そうした立地の良い物件は、購買力のある富裕層向けのプレミアムな価格で販売されることになるでしょう。

 コロナ不況にあってもテレワークによって生産性を減らさない(収入が減らない)高収入のホワイトカラーにとっては、住宅ローンの低金利が続き、住宅ローン控除の恩恵が続くことで、ワンランク上の物件を購入する誘因にもなりうるのです。

まとめ~低金利は継続だが先行きは不透明、引き続き情報収集を!

 ここまで解説してきたとおり、当分の間は低金利が続くでしょう。そして統計上の平均的な地価はコロナ不況によって下がると思われます。

 しかし、住宅購入者に直接関係する「住宅価格」という切り口では期待しているほどの下落幅は見込めないように思います。

 ただし、この予想は現時点で公表されている情報に基づく、千日太郎個人の考えによるものです。今後については不確定要素が多く、実際の金利や住宅価格の動きと乖離してくる可能性は多いにあり得ます。

 たとえば、来年に延期された東京五輪がどうなるのか? ということも、その後の金利や地価に大きく影響するでしょう。しかし、現時点においては開催されるか否かも未確定な状況です。

 引き続き積極的に情報収集していく必要があります。今後もダイヤモンド不動産研究所の記事などで情報発信していきますので、参考にしてください。

【関連記事はこちら】>>マンション相場の暴落は起きる!? 新築マンションの価格推移(2007年〜2019年)から、2020年以降の動向を予想!

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.298%
総返済額 3156万円
表面金利
年0.169%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,566円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/6/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
おすすめポイント

手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【通常商品】5万5000円~
【変動フォーカス】借入残高×2.2%
【ステップダウン金利】16万5000円
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
自社商品は、3大疾病50%保障が無料付帯
実質金利(手数料込)
0.428%
総返済額 3226万円
表面金利
年0.298%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,227円
おすすめポイント

3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
先進医療特約も無料で付帯
③無料団信でも、急性心筋梗塞・脳卒中の手術をすれば、ローン残高の50%を保障するなど手厚い対応

※同社または保証会社の審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せ。借入期間が35年超の場合は、住宅ローン金利に年0.15%を上乗せ
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

関連記事 住信SBIネット銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.2%
■フラット35
【保証型】
融資額×2.2%
【買取型・新規借入】
融資額×1.1%
【買取型・借り換え】融資額×0.99%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は33,000円)
■フラット35
店頭のみ、無料
借入額
■自社商品
500万円以上、2億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
※当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
全国
■フラット35
使い道
■自社商品
住宅に関する次の資金
・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
・【借換住宅ローン】ご本人のご自宅にかかわる現在お借入中の住宅ローンの借換資金、これにかかわる諸費用、借換えと同時に行う増改築資金、健全な個人消費資金
年収
(給与所得者)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
安定かつ継続した収入がある人
■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満18歳以上満65歳以下
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
■自社商品
住信SBIネット銀行指定の団体信用生命保険への加入を認められる方、国内に住んでいる方
無料の団信
一般団信
+全疾病保障
+スゴ団信・3大疾病50プラン(借入時年齢:40歳以下)
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合)
全疾病保障(けが・病気により就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
3大疾病50プラン(がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が50%に)
オプション
(特約)の団信
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳未満)
金利+0.20%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
スゴ団信・3大疾病100プラン(借入時年齢:40歳以上)
金利+0.40%
がんと診断、または急性心筋梗塞・脳卒中で60日以上労働の制限か後遺症が継続した場合または手術を受けた場合、ローン残高が0円
ワイド団信
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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