auじぶん銀行の住宅ローン

不動産の売買契約を白紙にできる「住宅ローン特約」とは?
ローン特約でのトラブルを回避する5カ条を紹介!

2018年2月1日公開(2020年12月24日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

不動産売買の契約時につける「住宅ローン特約」とは、住宅ローンの融資を予定通りに受けられなかったとき、「売買契約」を白紙にできる取り決めのことです。しかし、住宅ローン特約についての理解の浅さから、不動産会社との揉め事に発展したり、より良い条件の住宅ローンを逃したりしてしまうケースがあります。そこで、「住宅ローン特約に関わるトラブルを回避するための5カ条」を紹介しましょう。住宅ローンアドバイザーの淡河範明さんにアドバイスしてもらいました。

ローン特約は買主を保護するための約束だが、
期限内に本審査に通らないと物件購入できない

相談内容:
読者 先日、不動産会社と売買契約を結び、事前審査でOKをもらったネット銀行に本審査の申し込みを行いました。ですが、20日経っても、いまだに審査結果が出ていません。このままローン特約の期間(1カ月で設定)が過ぎてしまった場合、売買契約の解除は避けられないのでしょうか? 住宅ローン特約の期間を延長してもらうことは可能でしょうか?

 淡河  家を建てることになったり、買いたい物件が見つかったりすると、住宅ローンの事前審査(仮審査)を申し込みます。そして、事前審査に通ったところで不動産会社に手付金(100万円程度のことが多い)を支払い、売買契約を結ぶのが通常の流れです。契約は結んだものの、この時点ではまだ住宅ローンの本審査に通らない可能性が残されています。

 そこで、ある期間内に本審査で予定していたとおりの条件で融資が成立しなかった場合、売買契約を無条件で解除できるのが「住宅ローン特約」です。解除にあたって違約金は不要で、支払った手付金は全額買主に返還されます。

 このように、住宅ローン特約は買主を守るためのものです。ただ、同時に売買契約も解除されるため、どうしてもその物件を購入したい人にとってはメリットばかりとはいえません。

 いずれにせよ、住宅ローン特約は売主と買主の間で交わされる「契約」ですから、相談者のように審査が長引いていることが原因でも期間内に融資が成立しなければ、原則、解除は避けられません。

 ただし、売主にとっても新たな買主を探すのは大変です。そのため、「手付金は返還不要」「明後日には結果が出る」など条件や理由をはっきり提示できれば、延長に応じてもらえる可能性は高いでしょう。延長期間は、通常は+1~+2週間程度でしょうか。もし、「融資が成立しなかった場合でも、手付金の返還は不要」と条件を変更した場合は、+1~+3カ月というところが多いようです。

ローン特約で失敗しないための
トラブルを回避するための5カ条

 相談者の場合、決定的なミスを一つ犯しているのですが、その話をする前に「ローン特約に関わるトラブルを回避するための5カ条」を紹介しましょう。ローン特約は売主と買主間の個別の決め事のため、条項の作り方が非常に重要です。

 住宅ローン特約のトラブルを回避するための5カ条  

(その1)「融資申込銀行」を記載する
(その2)「融資金額」を記載する
(その3)「融資が承認されるまでの期間」は最低でも1カ月取る
(その4)自動的に契約解除される「解除条件型」を選ぶ
(その5)仲介手数料の取り扱いも確認する

 トラブルが起きてから、「契約内容をよく理解してなかった」と抗弁しても後の祭りです。下記の説明を参考に、自分にとって不利な条項については、極力、修正を依頼しましょう。

ローン特約のトラブルを回避するための5カ条(1)
「融資申込銀行」を記載する

 最も重要なチェックポイントです。たとえば、低金利の「ダイヤモンド銀行(仮称)」で審査に通らなかった場合は物件購入を見送る予定だったとします。このときローン特約の融資申込銀行の記載が「ダイヤモンド銀行」になっていると、ダイヤモンド銀行の審査に落ちただけでは、売買契約を無条件に解約することはできません。なぜだかおわかりになりますか?

 」となっているため、買主からほかの銀行にも当たるように言われた場合、拒否できないからです。ローン特約の前提として、買主には「融資契約成立に向けて誠実に努力する義務がある」とされています。そのため、金利が高くても申し込みを行わなければならず、審査に通った場合は売買契約を白紙撤回することはできないのです。契約を解除したければ、泣く泣く手付金を放棄するしかありません。

 ですから、融資申込銀行の欄に審査の申し込み先の銀行名のみが記載されているか、必ず確認してください。空欄のままにしておくのも、もちろんダメです。

ローン特約のトラブルを回避する5カ条(2)
「融資金額」を記載する

 融資金額の記載がないと、売買契約を無条件に解除できるのは、審査に落ちた場合に限ることになってしまいます。もし、本審査は通ったものの融資可能額が目標金額に届かなかった場合(減額された場合)は、本当は売買契約を解除したくても住宅ローン特約が適用されず、困ってしまいます。

 具体的な融資金額を記載しておけば、融資可能額が目標に届かなかったこと(減額)を理由に売買契約を白紙に戻すことができます。

 また3500万円の物件の購入代金のうち、住宅ローンで3000万円、親からの資金援助で500万円調達するようなケースについても注意が必要です。当然、融資金額の欄には「3000万円」と記載してローン特約を結ぶことになります。このとき、住宅ローンについては全額融資が認められたものの、親からの借り入れに失敗して購入資金が不足する場合、ローン特約は適用されません。記載通りの金額でローン審査にクリアしているからです。

 このように、融資金額の記載も大切なポイントですので、売買契約を結ぶ前には諸費用なども含め、きちんと資金の見通しを立てておくようにしましょう。

ローン特約のトラブルを回避する5カ条(3)
「融資が承認されるまでの期間」は最低でも1カ月とる

 住宅ローン特約の適用期間がどれくらいあるかも重要なチェックポイントで、契約日から1カ月とすることが多いようです。それまでに審査結果が出ないと、売買契約を破棄することになります。

 まれに売主の都合で2週間程度の期間を提示されることがありますが、1カ月は取ってもらうように交渉しましょう。トラブルになった場合、契約書の内容は絶対ですから、応じてもらえないようなら契約を見送るのが無難です。

 同様に、年末年始やゴールデンウィークを挟む場合も要注意です。銀行は土日・祝日は動きませんので、その分、期間を長く取ってもらうようにしましょう。最近は審査が短くなっているとはいえ、万が一落ちた場合に次の銀行に申し込む時間的な余裕もほしいですね。

ローン特約のトラブルを回避する5カ条(4)
自動的に契約解除される「解除条件型」を選ぶ

 住宅ローン特約には、「解除条件型」と「解除権留保型」の2種類があります。この両者についての理解不足が原因で、トラブルに発展することが少なくありません。

 前者の「解除条件型」は、チェックポイント(1)(2)(3)に記した条件での融資が認められなかった場合(=融資の不成立)、売買契約が自動的に解除されるものです。

 そのため、仮に売主や不動産会社へ連絡を入れなくても、審査に落ちたのがローン特約の適用期間内なら、期間が過ぎてから手付金の返還を要求しても無条件で認めてもらえます。

 これに対して後者の「解除権留保型」は、融資が不成立だっただけでは適用されません。売主に必ず期間内に解除の意思を通知する必要があります。期間が過ぎてから通知した場合、手付金は返還されません。

 言うまでもなく注意が必要なのは後者(解除権留保型)です。解除の意志を表示する手段に、電話やメールは避けてください。不動産会社に口頭で伝えたからといって、その内容が確実に売主に伝わるとは限りません。また、メールも「受信してない」と突っぱねられてしまえば、証明するのは大変です。

 一番確実な方法は、内容証明郵便による通知です。期限内に伝達したことを、日本郵便が証明してくれます。

ローン特約のトラブルを回避する5カ条(5)
仲介手数料の取り扱いも確認する

 最後に、契約を解除した場合の仲介手数料の取り扱いについても確認を取りましょう。不動産会社の中には、住宅ローン特約による解除においても、仲介手数料を請求してくるところがあります。売買契約を結んだ時点で仲介手数料が発生しているという主張です。

 こうしたトラブルを防ぐため、不動産会社が売買契約書とは別に作成する媒介契約書に「契約が解除された場合、媒介は成立していないものとする」といった文言を入れてもらうようにしてください。

確実に購入したいなら
条件の緩い住宅ローンにも申し込んでおく

 チェックポイントを読んでおわかりの通り、住宅ローン特約は本審査に通った段階で効力を失います。つまり、どこかの銀行で本審査に通れば、売買契約が解除されることはないということです。

 すでにお話ししたように、審査に通ってしまえば減額されても無条件の解除はできません。ですから、絶対に借りる予定のない住宅ローンの審査を受けるのはダメですが、許容できる範囲の中で最も条件が緩くて通りやすそうな住宅ローンにも同時に申し込んでおくべきです。

 今回の相談者はネット銀行にしか申し込んでいないのでしょう。これこそが間違いの始まりです。ネット銀行は低金利な分、審査が厳しく結果が出るまで時間がかかります。実際、不動産会社にネット銀行に申し込みたいと告げると渋い顔をされるものです。

 とはいえ、ネット銀行の金利は魅力ですから申し込むこと自体は問題ありません。ただ、そのときは不動産会社の勧める提携ローンや、審査基準が甘めなフラット35などにも申し込んでおくのです。実際には、その中間のものも含めて3つ程度同時に申し込むのがいいでしょう。

 特に提携ローンは売主や不動産会社と銀行のパワーバランス上、最も審査に通りやすいローンです。物件データもあらかじめ銀行の手に渡っているため、結果が出るのも最短です。さらに大手デベロッパーの提携ローンの場合、一般に公表している金利よりも低く借りられるケースがあります。ただし、ほぼ変動金利しか選べませんので、初めから固定金利を希望する人はフラット35を選択するのもありでしょう。

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>>住宅ローンの審査に落ちる人と通る人の差は? 審査の項目や合格基準、借入可能額の決め方など、住宅ローン審査に通るための「虎の巻」6記事を紹介!

審査に通っても慌てて借りる必要なし!
すべての結果が出てからベストなものを

 ところで、多くの人が勘違いしているようなのですが、本審査に通ったからといって、その銀行から必ず借りる必要はありません。「借りられますよ」と言われただけで、金銭消費貸借契約を結ぶまでは断ったからといって何かペナルティーがつくこともありません。

 その証拠に下記の表のように、審査結果の有効期限はかなり長く設定されています。

 審査結果の有効期限
 金融機関 事前審査(仮審査) 本審査
 三菱UFJ銀行 180日 270日
 ソニー銀行 60日 60~90日
 住信SBIネット銀行 180日 180日
 auじぶん銀行 180日 180日
 イオン銀行 90日 270日
 楽天銀行(フラット35) 1年 1年

 通常、不動産会社は売買契約を結んでから45~60日以内の決済を目指しますが、本審査に一つでも通っていれば決済できる保証はあるため、ほかの結果が出るまで融通を利かせてもらえるはずです。

 審査に通ったからといって慌てることなく、申し込んだすべての住宅ローンの審査結果を待ち、一番条件のいいところから借りてください。自分に合った条件の住宅ローンを詳しく知りたい人は、専門家に相談してみるといいでしょう。

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
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保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

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手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

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手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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