auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローン金利は、2016年8月に底を打った?
金利の上昇に備えて借り換えするなら、
10年固定と全期間固定のどちらが有利?!

2017年6月15日公開(2020年6月8日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

2年前に住宅ローンを組んだばかりだけど、最近の異常な低金利を見て、借り換えを検討したい……。そんな相談が舞い込んできたのは、ダイヤモンド不動産研究所内に誕生した、住宅ローンと家計の悩みを解決する「お金がたまる住宅ローン相談室」。住宅ローンアドバイザーの「淡河範明(おごう のりあき)さん」と、知識はないけど物おじせずに室長に何でも聞けるリサさんという凸凹コンビが、最適の住宅ローン選びという難問を解決していく。

今回の相談内容:
2年前に5年固定で住宅ローンを組んだばかりなのですが、金利がまた下がっているようなので、借り換えを検討したい。できれば、固定期間もいろいろ比較して最適なものを選択したい。
(43歳・男性)

 助手のリサ  先生、ここのところ、数字とのにらめっこが続きますね。

 淡河  う~ん。

 リサ  もしかして、今回の相談と関係があるんですか。

 淡河  そうなんだよ。

 リサ  でも、借り換えについての相談だったんでしょ。

 淡河  今年の3月頃に連絡があって、大手銀行で借りた5年固定金利の住宅ローンを借り換えしたいと相談を受けたんだ 。

 リサ  大手銀行から借りていて、借入期間が35年、借入金利は5年固定金利で0.98%、借入総額が4000万円か。2年前に借りたばかりなのね。

 従来の住宅ローンの概要
 金融機関  大手銀行
 借入日  2014年9月
 借入期間  35年(2年経過)
 借入金額  4000万円
(現在、3806万円)
 借入金利  0.98%(5年固定)
 ↓       
 0.775% (6年目以降は変動金利、借入当時の金利水準が継続と仮定)
 返済額(当初5年)  月11.3万円
 返済額(6年目以降)  月10.9万円

 淡河  借り入れるときには5年固定金利と10年固定金利のどちらにするかを悩んだけれども、5年固定金利の金利0.98%に対して、10年固定金利は1.4%程度だったため、金利の低さに魅力を感じて、5年固定金利を選んだらしい。

 リサ  それにしても、4000万円も借りているのに、金利の固定期間が短すぎるんじゃないの。

 淡河  当時から20年程経ったら全額繰上返済をすることを前提に考えていたそうなんだ。そのくらい資金に余裕がある人なので、5年固定金利でもリスクは大きくなく、固定期間終了後に金利が上昇しても迅速に対処できると考えていたようだね。

 リサ  でも、どうして、改めて借り換えようという気になったのかしら。

 淡河  今年1月に日本銀行がマイナス金利を導入したことで住宅ローン金利が下がり、借り換えのメリットあるはずだと気が付いたんだ。銀行間の競争の激化もあって、特に10年固定金利の低下は大きかったからね。

 そこでまずは、借り入れている大手銀行に金利の引き下げが可能かどうかを相談してみた。金利の引き下げ交渉は、借り換えよりも手続きが簡単だからね。ただ、金融機関からは「無理です」と断られたので、どこで借り換えをすべきか相談してきたという経緯なんだ。

 借り換え候補としては、諸費用などを加味した実質金利で比べて最も安かった、以下の3つを候補にあげたんだ。

 2016年3月時点の金利比較
商品 従来の住宅ローン
(1.5年経過)
借り換え候補
5年固定 5年固定 10年固定 全期間固定
金融機関名 大手銀行 三菱UFJ信託銀行 りそな銀行 三菱UFJ銀行
商品名 当初固定期間引下型 WEB限定借換ローン
(当初型)
ずーっと固定金利コース
表面金利 0.98% 0.35% 0.50% 1.65%

5年固定と10年固定の差はわずか0.15%
10年固定をメインに検討継続

 リサ  「5年固定金利」は2年前に0.98%だったけど、わずか1年半で0.35%に下がっているわ。この差は大きいわね。

 淡河  ところが、それ以上に10年固定金利が下がっていたんだ。5年固定金利と10年固定金利の金利差はわずか0.15%。これだけ金利差が縮まっているのなら、10年固定金利を軸に検討しようということになった。

 リサ  でも、3月には借り換えなかったんでしょう。どうしてなの?

 淡河  日本銀行のマイナス金利がスタートしたばかりでその後の動向が見えにくい時期だったからね。将来の金利の予測は難しく確実なことはいえないけれど、マイナス金利の影響を受けて金利が下がる可能性はあると伝えたところ、もう少し様子を見ようということになったんだ。

 リサ  相談者ってどのような方なんですか?

 淡河  金融関係に勤めているそうだ。

 リサ  どうりで金利変動に敏感なんだ。

 淡河  そうそう。いろいろな金利の上昇パターンにおいて、総支払額がどれだけ変わるかどうか、試算を求められたよ。商品の選択に失敗して、コスト(総支払額)が上昇してしまうのを絶対に避けたいと考えていた。

 リサ  金利が上昇することを相当心配していたのね。

 淡河  そして、8月になって金利が一段と下がってきたころ、お客様から「そろそろ借り換えの実行をしてもいいタイミングじゃないだろうか」との連絡がきた。やはり、一番関心を持っていたのが、住宅ローン金利の見通し。「もっと下がるかもしれないし、ここが底かもしれないし」と気持ちは揺れに揺れていた。

 私の住宅ローン金利に対する見解も求められたので、住宅ローンのコストを計算するとこれ以上の低金利はあまりないだろうと話したけど、あまり納得していなかったみたい。

 リサ  まだ、決心がつきかねていたんだわ。

 淡河  そこで、とりあえず、りそな銀行の10年固定と、三菱UFJ銀行の全期間固定の申込み手続きをしておいたんだ。

 リサ  8月に申込んで、8月中に実行できるの?

 淡河  審査には一定の時間がかかるので、その月の内に実行するのはかなり大変なんだ。本人もどの商品にするかを決めかねていた面もあるので、実行は翌月へと持ち越しになったんだ。

 リサ  慎重な方ね~。   

当初は金利低下が大きい10年固定への借り換えを検討
9月の金利上昇で全期間固定へ方針変更

 淡河  ところが、9月に入って金利が一斉に上昇し始めたので、慌てたみたい。底を打って、上がり始めたんじゃないかと。それまでは10年固定金利に気持ちが傾いていて、金利の上昇も1%程度という読みでいたのが、2%程度の上昇もあり得ると考えるようになったんだ。

 2016年9月に金利は底を打った?
商品 従来の住宅ローン
(2年経過)
借り換え候補
5年固定 10年固定 全期間固定
金融機関名 大手銀行 りそな銀行 三菱UFJ銀行
商品名 - WEB限定借換ローン
(当初型)
ずーっと固定金利コース
表面金利
(3月)
0.98%
(約2年前)
0.50% 1.65%
表面金利
(8月)
0.45% 0.95%
表面金利
(9月)
0.45% 1.09%

 リサ  住宅ローン金利って、そんなに上昇する可能性があるの?

 淡河  金利が5年程度で1%以上変動することは過去の金利変動から考えると十分にあり得るんだ。長期間で見れば、1~4%くらい金利が上昇する可能性もあると話していたんだけどあまり聞いてもらえなかった。でも金利が上昇に転じた途端、2%の上昇を基軸に考えるようになったよ。人の気持ちって、何かきっかけがあると大きく変わるんだね。

金利は0.11%上がったが全期間固定を選択
2%金利が上昇すると490万円の得

 リサ  それでどの商品を選んだの?

 淡河  6年目以降に変動金利が2%上昇するという前提で、各商品を比較してみたんだ。下表がその結果だよ。20年経ったところで全額を繰上返済しているので気を付けてね。

 金利上昇に強い全期間固定(20年で繰上返済したケース)
商品 従来の住宅ローン
(2年経過)
借り換え候補
5年固定 10年固定 全期間固定
金融機関名 大手銀行 りそな銀行 三菱UFJ銀行
商品名 - WEB限定借換ローン
(当初型)
ずーっと固定金利コース
金利
上昇

なし
金利 (当初5年)0.98%

(その後)0.775%
(当初10年)0.45%

(その後)0.569%
(全期間)1.09%
総返済額 4228万円 4056万円
(52万円お得)
4378万円
(269万円損失)
金利
2%
上昇
金利 (当初5年)0.98%

(その後)2.775%
(当初10年)0.45%

(その後)2.569%
(全期間)1.09%
総返済額 5112万円 4436万円
(556万円お得)
4378万円
(615万円お得)
※ 従来の住宅ローンは、借り入れから20年目で、借り換え候補は18年目で一気に全額繰上返済するケースを想定。借り換え候補は従来の住宅ローンが2年経過した時点の借入残高3806万円を、借入期間33年で借り換えたものとする。従来の住宅ローンの総返済額は、3年目以降の合計額。借り換え諸費用は120万円。

 リサ  ふーん、2%金利が上昇したとき、総支払額が最も少ないのは三菱UFJ銀行の全期間固定「ずーっと固定金利コース」なんだ。従来の住宅ローンに比べて、借り換え費用込みで615万円もお得だわ。

 淡河  そう。異常な低金利になっている10年固定に比べても60万円近く安い。それで、それまでは10年固定に気持ちが傾いていたけど、急きょ方針を変更し、全期間固定に決定したんだ。

 リサ  でもちょっと待って、金利が上昇しなかった場合は、借り換えないほうがお得じゃない?

 淡河  実はそうなんだよ。現在の金利が0.98%、新しい金利が1.09%なので、金利は上がったことになるね。借り換え費用で120万円かけているので、金利が上がらなければ、269万円くらいの損失になる。

 リサ  ええ?。私はそんなのイヤ!

 淡河  お客様の場合、とにかく将来のコスト上昇(総支払額)を気にしていた。全期間固定であれば、これ以上コストがアップすることはないので、安心できるという訳だ。特に想定する金利2%上昇というケースで、最もお得なのが全期間固定金利だったのだから、納得感はあるだろうね。

 リサ  そうなんだー。目先の利益ばかり追求しちゃう私にとっては、なかなかできない決断ね。まあ、成果は神のみが知るということかしら。

 淡河  確かにコストは上がったものの、よりよい結果を出すために、何度も試算をしている。お客様は2016年8月が住宅ローン金利の底ではないかと考えていたので、おそらく史上2番目に安いと考える9月の金利で住宅ローンを組めたことを、後悔はないと思うよ。 

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

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手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

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手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

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手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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