auじぶん銀行の住宅ローン

年収1000万円なのに住宅ローン破綻する人、老後破産する人のヤバい特徴

【第33回】2019年4月19日公開(2020年6月8日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

サラリーマンで年収1000万といえば、誰もがうらやむ富裕層ですよね。これだけの年収があれば、欲しい家の住宅ローンは無理なく借りることができます。しかし、金融機関がたくさん貸してくれるからこそ、危険があるのが年収1000万円なのですよ。

年収1000万世帯の7.3%は「貯金ゼロ」!

 こんにちは、ブロガーの千日太郎です。こちらに興味深い調査結果があります。金融広報調査委員会が公表している「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯] 平成30年調査結果」です。なかでも気になるのが、「年収別金融資産の有無」という項目です。この結果について、千日太郎がグラフ化(単位:%)しました。

 金融資産とは貯金、保険商品、債券、投信、株式などです。収入の少ない人ほど貯金が難しくなることは、なんとなく想像がつきます。しかしいくら年収が高くなっても「貯金ができない人」というのは一定数いるのですね!

 年収1000万円だと、ワンランク上のライフスタイルをおくっていそうなものですが、サラリーマンだと、実際の手取り額は720万円ほどになります。少ない金額ではないですが、まだまだ家計を引き締めていかなければならない年収なのですよ。

 住宅ローンとは何か?と問われたら私は「毎月決まったお金を(35年なら)420回銀行に払うことだよ」と答えます。これが正確な定義でないことは百も承知ですが、住宅ローンを借りている人にとっての経済的な面における本質です。

 なんらかのアクシデントで収入が途切れた場合、このミッションを継続する原資は貯金となります。貯金がゼロだといきなり返済に窮することになり、家を売却して住宅ローンを返済するほか、選択肢が無くなってしまうのです。

6000万円の借入を検討している、年収1000万円夫婦の例

 こちらは、千日の住宅ローン無料相談ドットコムに寄せられた、実際の相談事例です。

相談内容:夫婦で半分ずつのペアローンで借りることにしました。夫婦ともに固定金利では毎月の支払いが月収の4割を超えてしまい、厳しいです。変動金利ならばなんとか行けるので不動産会社からも変動で行くしかないですねと言われています。
この住宅ローンで大丈夫でしょうか?

 夫(30歳・収入540万円)、妻(30歳・収入510万円)と、世帯年収では1000万円を超える高収入ですが、貯金はゼロで、頭金はおろか手数料として払う現金もありません。そこで、いま金利が低くなっている「変動金利」の住宅ローンを勧められているということでした。

変動金利は、「借りる側」が金利上昇リスクを負う!

 私は著書『家を買う時に「お金で損したくない人」が読む本』の中で、無理なく返済できる住宅ローンの金額を計算する4つのルールを推奨しています。

1.毎月の返済を手取り月収の4割以下にする
2.元利均等返済でボーナス払いなし
3.シミュレーションの金利は固定金利にする
4.定年時の残高を1000万以下にする

 住宅ローンのご相談者からよく聞くのが「変動金利でないと支払いが厳しくて…」という言葉です。ですが、こちらから「そうですね、じゃあ、変動金利で行くしかないですね」とは、口が裂けても言えません。なぜなら、今は安く感じる変動金利ですが将来、金利が上昇したとき、想像以上に負担が大きくなるからです。

・変動金利:金利変動リスクを(借りる人=私たち)が負う。
・固定金利:金利変動リスクを(貸す人=銀行)が負う。

 こういうことです。今は金利が低いので、変動金利も固定金利も低い水準になっています。特に変動金利は0.5%くらいになっていますよね。でも、この金利の低さには理由があります。

 銀行もまた金融市場から資金を調達して、私たちに住宅ローンを貸しています。銀行が金融市場から借りるときの金利(調達金利)が上がったら、銀行が損をしないように、私たちに貸し付ける金利も上げることができるのが「変動金利」なのです。

 なので、表面上は固定金利が高いように見えるのは、金利が上がったときの保険料が込みになっているからなのですよ。変動金利が安いように見えるのは保険が掛けられていないからなのです。

変動金利でローンを組んだ後、金利が上がったら?

 金融市場の状況が変わって、変動金利が上がった場合、どうなってしまうのでしょうか? 実は、金利が上がってもすぐに毎月の返済額が増えるわけではありません。5年ルールがあるからです。

 5年ルールとは、変動金利が上がっても5年間は直前の元利均等返済額のまま維持するというもの。なので、変動金利が上がっても、5年間は今まで通りの返済額を毎月支払います。そして5年後には、変動した金利に応じた額を毎月支払うか、金利によって生まれた差額分を一括で支払う必要があります。

 金利が上がっても毎月の返済額が変らないということは、借金が減らないということです。少しずつ残っていく元本は、最終的に一括返済することになっている銀行が多いようです

 実際にどれぐらいの差になるのか、シミュレーションしてみましょう。

 たとえば、もっとも変動金利が低いネット銀行(2019年4月現在)の金利水準で、下記のように住宅ローンを借り入れるとします。

・合計6000万円を借入
・変動金利0.45%(2019年4月現在の変動金利水準)
・元利均等返済、ボーナス払い無し
・毎月の返済額は15万5千円をキープする
・返済期間は30年を予定

 その後、変動金利が2.775%まで上昇したとします。金利が上昇すると、毎月15.5万円の返済×30年では全額返済できないことになります。となると、住宅ローンの期間を延ばすか、差額分を一括で支払わなくてはいけません。このケースだと、毎月の支払いを15.5万円にキープしたいので、差額を「繰上返済」することにします。

 その「繰上返済すべき差額」を計算してみましょう。

毎月返済15.5万円を続けるのに必要な繰上返済額

金利上昇のタイミング 繰上返済額 (B-A) 

月15.5万円返済で返済できる額(A)

金利0.45%を維持したときの残高(B)

5年後

1416万円 3784万円 5200万円
10年後 1031万円 3350万円 4381万円
15年後

692万円

2852万円 3544万円
20年後

404万円

2280万円 2684万円
【5年後に繰上げ返済すべき金額の計算方法】
①5年後(残り30年)の残高は5200万円。
②毎月の返済15.5万円、金利2.775%で30年で完済できる住宅ローンの借入金額は3784万円。
③つまり5年後に変動金利が0.45%から2.775%に上がったときには、1416万円(=5200-3784)繰上げ返済すれば、毎月の返済15.5万円を維持したまま、残り30年で完済できるということになります。

 変動金利が上がった場合に「2.775%」という仮定を置いたのは、変動金利が最低水準である住信SBIネット銀行の店頭金利が2.775%だからです。

 店頭金利というのはいわば定価です。つまり銀行のホンネとして、定価である2.775%で貸したいのだとすれば、今後2.775%くらいまで金利が上がる可能性は想定しておくべきだろうという考え方です。

 これを見ると分かる通り、5年後に金利が上昇した場合、1416万円も繰上返済しないと、毎月の編作額をキープすることはできないのです。貯金がないまま、変動金売りを借りることの危なさが分かったでしょうか。

【関連記事】
>>住宅ローンの変動金利が上昇したら、いくら繰上返済すべきか、借入金額別に診断!

夫婦共働きでは、”収入が下がる時期”を考慮しよう

 「払いきれなかった分は退職金で払えばいいかな。親も退職金で住宅ローンを完済したし」なんて考えは甘いですよ。親世代はそれでいいのです。

 ただし、団塊ジュニア世代がリタイアして年金を受け取る立場になったら、よほどの高給取りで多額の年金保険料を払っていない限りは、今の親世代が受け取っているレベルの年金はもらえないでしょう。「親がそうしたから」という理由は、今の時代、通用しないのです。

 ひと昔前で「年収1000万世帯」というと、夫が1000万プレーヤーで妻が専業主婦 or 扶養になるようにパートをセーブする という形が多かったですね。しかし、最近はこのご相談者のように夫500万+妻500万で合計1000万円という世帯が増えています。

 そこがひとつの落とし穴でもあります。1000万の年収があるという前提で住宅ローンを組み、妊娠や出産で奥さんの収入が入らなくなったとしたら、影響大ですよね。これはアクシデントではなく、もちろん喜ばしいことです。

 これから家族を増やしたいという希望があるのなら、共働き世帯の場合、少なくとも妻の妊娠と出産によって一時期は収入が半減することは織り込まねばなりません。

 さらに、出産には母体のリスクも存在しています。どうしても喜ばしい部分がクローズアップされますが、事実として、妊婦であることを理由に住宅ローンの審査で落とされるということもあるのです。

 共働きで年収1000万円世帯の場合でも、

・1人の収入でも返済を継続できるように借入金額をセーブする。
・収入が半減しても返済を継続できるよう多めに貯金を貯めておく。

 この2点を意識して、この何年かは継続できる住宅ローンの計画を立てることが必要になってくるのです。

年収1000万円なのに住宅ローン破産する人の特徴

 さて、ここで最後に「年収1000万円なのに住宅ローン破産する人」の特徴を挙げてみましょう。

①いくら貯金があるか把握してない(もしくは貯金ゼロ)。
②定年時のローン残高が幾らになるか把握していない。
③変動金利でないと家計がまわらない。
④ペアローンで借りた後に子どもを授かった。
⑤500万+500万の夫婦共働きで世帯年収が1000万円だ。

 この5つの設問で3つ以上に当てはまったら、潜在的には相当ヤバイと思ってください。「借りられる金額と返せる金額は違う」というのは従来からの住宅ローンの常識です。 

 不動産会社の営業マンは『売るまでがお仕事』です。将来、金利が上がって老後破産してしまっても関係ありません。なので、一見支払いがラクに見える変動金利を勧めがちです。事実変動金利を選ぶ人が6割超いるという統計調査結果もあります。

 銀行の融資担当者は『貸すまでがお仕事』です。その債務者が定年後にローンを返せなくなったら、第一順位の抵当権を実行して貸金を回収するだけです。彼は銀行の審査マニュアルに沿って融資を実行したまでのことです。

 しかし低成長時代に突入した今の時代に家を買おうとしている我々は、もう一段階先取りして想定する必要があります。それは「返せる金額と老後を生きられる金額は違う」ということです。その点を意識して、住宅ローンを選択することが重要です。

【関連記事】
>>住宅ローンの変動金利が上がる時期を大胆予測!高い貸出金利の人が激減して、銀行が一斉に金利を引き上げるのは「2023年」

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新規借入2024年12月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

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手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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