auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンの手数料を比較して安い銀行を見つけよう! 保証料率や諸費用の相場も解説

2024年7月17日公開(2024年8月8日更新)
ダイヤモンド不動産研究所

住宅ローンを借りるときに必要な手数料・保証料(諸費用)とは? 手数料が安い銀行はどこ? こんな疑問に答えるため、主要18銀行の諸費用を比較した。中には手数料を住宅ローンに組み込むことができる(つまり、自己資金が少なくてもいい)銀行も登場している。

住宅ローンの2大諸費用「手数料」「保証料」とは

住宅ローンの2大諸費用「手数料」「保証料」とは
出所:PIXTA

 住宅ローンを借りる銀行・金融機関などに支払う諸費用は、借入金額に比例して大きくなることが多い。たとえば、借入金額が4000万円なら、銀行に対して4万〜88万円程度を支払う。銀行によってかなり幅がある。

 諸費用は大きく分けて2つだ。

(1)手数料(事務手数料ともいう)

(2)保証料

 これらの諸費用は基本、借入時に一括で支払う必要がある。自己資金がない人にとっては負担が大きいため、最近は借入額への繰り入れが可能(自己資金が少なくても大丈夫)という銀行も増えている。

 なお、手数料と保証料の療法を支払うという銀行は少なく、どちらかだけを支払うという銀行が大半だ。

(1)手数料

 最近、銀行への初期費用の支払い方法で増えているのが「手数料」方式だ。「事務手数料」「取引手数料」など、名称はさまざまだ。いつ支払うのかというと、後述する「保証料」と同様に、借入時に一括で支払う。

 手数料に相場はなく、SBI新生銀行の通常商品のように5.5万円という「定額型」で安い銀行や、「借入金額×2.2%」など借入金額に連動する銀行あで様々だ。

 なお、借入期間が35年の場合、「手数料」は借入金額×2.2%の銀行が多いが、後述の「保証料」だと借入金額×2.06%なので、ほぼ一緒だ。

 しかし、借入期間が20年など短めの場合、「手数料」は借入金額×2.2%で変わらないのに対し、「保証料」は借入金額×1.48%となり、「保証料」のほうが安くなる。

 また、「手数料」は繰上げ返済をしてもお金は戻ってこないが、「保証料」の場合、繰り上げ返済すると保証料の一部が戻ってくるメリットもある。

(2)保証料

 地方銀行や、一部の大手銀行(主に店頭販売商品)、JA、ろうきんなど対して支払うのが、「保証料」だ。みずほ銀行、三菱UFJ銀行などの大手銀行は、従来「保証料」方式が主体だったが、最近は上記の「手数料」方式にシフトしつつある。

 保証料については、銀行はほぼ横並びの保証料率となっている。たとえば返済期間35年、一括前払いの場合、借入金額×2.06%程度を、借入時に一括支払いする借入金額4000万円なら保証料は約82万円となる。もし、借入期間が短い場合は、保証料率もそれに比例して低くなる。

 なお、保証料を最初に一括で支払うのではなく、金利に0.2%程度上乗せして毎月支払う方法を選択できる銀行もある。

保証料率(一括前払い)の相場は?

借入期間 保証料率
5年 0.46%
10年 0.85%
15年 1.20%
20年 1.48%
25年 1.73%
30年 1.91%
35年 2.06%
※出所:りそな銀行「保証料(一括前払い)の一覧表」。商品や取扱条件により保証料が異なる場合もある。2022年2月調べ。

(3)その他諸費用

 住宅ローンを借りる場合は印紙税がかかる。印紙税は以下のようになっている。ただし、電子契約を結ぶ場合、書面は不要なので、印紙税は必要なくなる。ネット銀行の大半は電子契約似対応している。

住宅ローン契約書の印紙税

契約金額 税率(軽減措置)
500万円超、1,000万円以下    

1万円

1,000万円超、5,000万円以下    

2万円

5,000万円超、1億円以下    

6万円

1億円超、5億円以下    

10万円

※出所:国税庁「No.7140 印紙税額の一覧表」から抜粋

 他にも、住宅を購入する際は、以下の諸費用もかかる。諸費用の合計は、物件価格に対して、合計で5〜10%かかることになる。

・税金(登録免許税、都市計画税、不動産取得税)
・司法書士の手数料
・不動産仲介手数料(主に中古住宅)
・火災保険料、地震保険料

【関連記事】>>住宅購入の費用は、物件価格の最大10%!? 「諸費用」と「事前に用意する費用」を解説!

住宅ローンの手数料・保証料を比較(18銀行)

 それでは各銀行の手数料・保証料がいくらなのか、具体的に比較してみよう。比較してみると、同じ銀行でも複数の商品を持っていることが分かる。

 ネット銀行は、「手数料型」しかないが、大手銀行は「手数料型(ウェブ専用が中心)」「保証料型」の両タイプを持っている。

ネット銀行で手数料が安いのは、ソニー銀行、SBI新生銀行

 ネット銀行の手数料を見ると、ソニー銀行(住宅ローン)の定額4.4万円、SBI新生銀行(通常商品)の定額5.5万円が非常に安いことが分かる。楽天銀行の定額33万円にしても、かなり安い。

 多くのネット銀行は手数料を「借入額×2.2%」としており、4000万円を借りた場合は88万円となる。手数料が数万円というのは、非常に安いのだ。

 不動産を購入する際は多額の諸費用がかかるため、自己資金が少なめの場合は、こうした手数料が安い銀行を選ぶといいだろう。

主なネット銀行等の「諸費用」

銀行名 手数料 保証料
手数料定額で、自己資金が少ない人におすすめ
ソニー銀行のロゴマーク
【住宅ローン】

4.4万円(税込)

【変動セレクト】

【固定セレクト】

借入額×2.2%(税込)

SBI新生銀行のロゴマーク

【通常商品】

5.5万円(税込)

【変動フォーカス】

借入額×2.2%(税込)

【ステップダウン金利】

16.5万円(税込)

イオン銀行のロゴマーク

【定額型】

11万円(税込)

【定率型】

借入額×2.2%(税込)

楽天銀行のロゴマーク
33万円(税込)
手数料が高額で、自己資金がある人向け
住信SBIネット銀行のロゴマーク
借入額×2.2%(税込)
auじぶん銀行のロゴマーク
借入額×2.2%(税込)
PayPay銀行のロゴマーク
借入額×2.2%(税込)
SBIマネープラザのロゴマーク
借入額×2.2%(税込)
東京スター銀行のロゴマーク
借入額×2.2%(税込)

大手銀行は、金利上乗せ型なら、諸費費用がほぼゼロ円

 大手銀行の場合、「手数料」か「保証料」を選択させる銀行が多い。しかし、どちらも借入時に一括で「借入額✕2%程度」(借入期間35年の場合)かかることには変わりがない。

 ただし、金利を上乗せすることで、初期費用を抑えることできる商品を取り扱っている銀行も多い。みずほ銀行は【金利上乗せ型】という、3.3万円+金利0.2%上乗せ(借入期間中ずっと)という商品を用意している。

 その他、保証料の支払い方式として、「一括前払い」ではなく、「金利を0.2%程度上乗せ」を選択できる銀行も多い。

 自己資金が少なめの場合は、「金利上乗せ」で、保証料を後払いすることができる銀行を選ぶといいだろう。全国展開している大手銀行だと、みずほ銀行、りそな銀行が、金利上乗せ型をラインアップしている。

主な大手銀行の「諸費用」

銀行名 手数料

保証料

(35年借入のケース)

みずほ銀行のロゴマーク

【ローン取扱手数料型】

借入額×2.2%(税込)+3.3万円

【保証料一部前払い方式】

3.3万円

【金利上乗せ型】
3.3万円および金利+0.2%

【保証料一部前払い方式】
借入額×2.06%
三菱UFJ銀行のロゴマーク

【融資手数料型】

借入額×2.2%(税込)

三井住友銀行のロゴマーク

【WEB専用】

借入額×2.2%(税込)

りそな銀行のロゴマーク

【融資手数料型】

借入額×2.2%+5.5万円(税込)

【保証料一括前払い型】

借入額×2.16%+5.5万円

【保証料金利上乗せ型】
5.5万円+金利0.2%上乗せ

三井住友信託銀行のロゴマーク

【融資手数料型】

借入額×2.2%(税込)

【保証料型】

借入額×2.06%+3.3万円

三菱UFJ信託銀行のロゴマーク
借入額×2.2%(税込)
中央ろうきんのロゴマーク

【一括前払い方式】

借入額×1.78〜2.37%%+3.3万円

【月次後払い方式】

金利上乗せ0.10%~0.22%+3.3万円

フラット35の「諸費用」
商品名 手数料 保証料(35年借入)

フラット35全般

借入額×0.8〜2.2%(税込)

>>こちらを参照

フラット35(アルヒ)のロゴマーク

借入額×2.2%(消費税込)
(ウェブ申し込みで、借り換え及びスーパーフラットを除く新規借入は、1.1%(消費税込))

>>こちらを参照

※2023年12月調べ。各銀行の主力商品の商品説明書を元に作成。保証料は35年借入の料率。最優遇かつ最も安い諸費用のみ記した。詳細は各銀行に問い合わせを。

「手数料が高いからダメ」は間違い

 ただし、気をつけたいのは、手数料が安い住宅ローンが、金利も低いとは限らないこと。また、手数料が高くても金利が低ければ、問題はない。つまり、諸費用だけでなく、金利とセットで考えないと、おとくな住宅ローンは見つからない。

 なお、各銀行の住宅ローンサイトは非常に紛らわしく、初めて住宅ローンを借りる人だと、手数料、保証料がいくらなのか見つけるだけでも一苦労だろう。

 そこでダイヤモンド不動産研究所では、主要132銀行の住宅ローンについて、金利に手数料・保証料を加味した「実質金利」を計算している。返済額シミュレーションもあり、最もおとくな住宅ローンを簡単に見つけられる。

住宅ローン返済額シミュレーション(新規借入) 住宅ローン返済額シミュレーション(借り換え)

手数料を住宅ローンに組み込める銀行は?

 以上の諸費用は、借入時に現金で一括支払いする必要があり、結構負担が大きい。そのため最近は、住宅ローンに諸費用を組み込むことができる銀行が増えている。つまり、現金で諸費用を用意しなくてすむということだ。

 以下が、諸費用(手数料、保証料)を組み込み可能な主要銀行だ。
auじぶん銀行
住信SBIネット銀行
ソニー銀行
イオン銀行
楽天銀行
PayPay銀行
みずほ銀行
フラット35(アルヒ)

 以上はあくまで各銀行の約款上で「貸すことができる」としているだけであり、約款に書いていなくても貸してくれる銀行もある。さらには、「登記費用」「引越代」「不動産仲介手数料」なども融資対象としている銀行もある。

 ただし、実際には審査で、希望通りの融資額を認められるとは限らない。そのため、申し込む際は複数の銀行に同時に申し込むようにしたい。

【関連記事】>>諸費用組み込み、頭金なし、オーバーローンに対応する銀行は?【主要17銀行の住宅ローン比較】

頭金10%以上でないと、金利が高い住宅ローンも

 また、気をつけたいのが「頭金」だ。

 かつては自己資金として頭金を物件価格の10〜20%程度用意しなければ住宅ローンを借りられなかった。しかし、最近の銀行は頭金なしの「フルローン」を出すケースが増えている。

 ただし、全期間固定金利が売りの「フラット35」は、注意したい。頭金が10%以上でないと、割高な金利になるからだ。金利は以下のように0.11%も高くなる。

  • フラット35金利(借入期間21年超35年以下)
    【頭金10%以上】1.840%
    【頭金10%未満】1.950%
    ※2024年7月の金利。最新金利は住宅金融支援機構「金利情報」を参照

 そのため、フラット35を借りる場合は、「手数料」だけでなく、「頭金」も自己資金として用意しておく必要がある。

【関連記事】>>住宅ローンの頭金の目安はいくら? 頭金のメリット・デメリット、用意できない場合の対策も解説!

まとめ 手数料込みのオーバーローンも可能な時代に

 以上が、住宅ローンにかかる諸費用の概要だ。

 最近は、手数料、保証料などの諸費用を住宅ローンに組み込むことができ、頭金も不要という銀行が増えているので、手持ちの預貯金が少なくても住宅ローンを借りやすくなっている。

 とはいえ、住宅購入をする際は、不動産仲介手数料、登記費用、印紙代など様々な費用がかかる。将来の不測の事態に備えて、一定額の貯金もしておきたいところで、やはり物件価格の10〜20%の自己資金・貯金があったほうが安心だろう。

【関連記事】>>住宅ローン借り換えの諸費用はいくら? 18銀行の手数料・保証料を徹底比較!

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新規借入2024年11月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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