三菱UFJ銀行からのDMを受け取り、2016年夏に住宅ローンの借り換えを検討したフリーランスのルポライター鈴木謙治氏(仮名)。借り換えで244万円のメリットが見込めたが、年収制限にひっかかり、借り換えが難しいことがわかった。第2回は、ネット銀行を代表する楽天銀行に問い合わせることにしたが、2つの商品の間で心が揺れ動くことになったという経緯をレポートする。
【第1回】「三菱UFJ銀行」は「年収200万円」の壁
【第2回】「楽天銀行」は配偶者限定で連帯債務が可能
【第3回】「アルヒ」の「フラット35」は比較的手数料が高め
【第4回】馴染みがないモーゲージバンクを検討…。最終的にライターが選んだ銀行は?
楽天銀行は店舗を構えず、低コスト!
変動金利は、トップクラスの低金利
「楽天市場」で有名な楽天グループが運営する楽天銀行。調べてみると、イーバンク銀行という銀行を買収して、現在の名称に変更した銀行だった。ネット銀行の中でも大手であり、金利も低いことから、借り換えを検討してみることにした。

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ネット銀行の住宅ローンの特徴は、店舗を構えていないため固定費がかからず、低い金利を実現していることだろう。例えば、楽天銀行のサイトを見てみると、変動金利で借り換える場合、楽天銀行は0.507%〜1.157%となっており、最優遇金利であれば、トップクラスの低さだ(金利一覧を参照)。低い金利は大変、魅力的だ。
【関連記事はこちら!】
⇒「住宅ローン実質金利ランキング(変動金利、借り換え)」
また、楽天銀行の魅力は、手数料が一律32.4万円であること。多くのネット銀行は手数料として「融資額×2.16%」取ることが多く、3000万円借りた場合は、64.8万円も支払うことになる。借入額が大きくなるほど、手数料が割安ということになる。
ただし、私の借り換え額は1100万円なので、一律の手数料はむしろマイナスに作用するかもしれない。楽天銀行なら一律32.4万円だが、他のネット銀行なら自社商品の10年固定金利で借り換えると、23.76万円(1100万円×2.16%)だ。
では実際に借り換えるとどうなるのか、まずは楽天銀行のサイトでシミュレーションしてみた。楽天銀行は2つの商品を取り扱っている。せっかくなので、両方の借り換えについてシミュレーションしてみた。
(1)自社商品の住宅ローン
(2)住宅金融支援機構が提供する半官半民の「フラット35」
ここで、わが家の住宅ローンの現状を確認しておこう。私は自営業なので年収に変動があり、あまりリスクを取りたくないので固定金利にしたいというのが、借り換えの基本的なスタンスだ。
■著者の「現在の住宅ローン」と「借り換え方針」 | ||
現在の住宅ローン | 借り換え方針 | |
商品 | フラット35 | なるべく固定金利 |
金利 | 3.3% | 低金利 |
残り返済期間 | 15年強 | 15年 |
住宅ローン残高 | 1100万円強 | 1100万円 |
10年固定金利でネットでシミュレーション
自分で計算し直した本当のメリットは210万円
まずは、(1)自社商品の10年固定金利について、借り換えメリット額を調べてみよう。10年固定の金利は0.932%(最優遇金利)、11年目以降は0.507%(変動金利で、現在と同じ金利水準とする)。借入額1100万円、借入期間15年で試算した。楽天銀行のサイトのシミュレーションで試算した結果は以下の通りだ。

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シミュレーションの結果は上記のように、借り換えによる総返済額は約228万円減少したが、借り換え費用として、約49万円かかったので、結果として、借り換えメリット額は179万円となった。
借り換え費用には、手数料だけでなく、きちんと融資事務手数料と登記関連費用(司法書士報酬や登録免許税など)、収入印紙代が含まれていた。ただし、借り換え費用は、前回検討した三菱UFJ銀行が29万円だったのに比べると、やや割高だ。やはり、一律32.4万円という手数料がネックになったようだ。
なお、楽天銀行のサイトのシミュレーションも三菱UFJ銀行同様、現在支払っているフラット35の団体信用生命保険料を含んでいないので、正確ではない。サイト内に住宅金融支援機構へのリンクは貼ってあるので、そこで自分で団信保険料を計算して、合算するという作業が必要になる。計算してみると、現在の住宅ローンを借り続けた場合、15年で支払う予定の団信保険料は約33万円なので、それを加算しないといけない。
さらに、現在のローンの借入期間を15年4カ月と入力したが、前回の三菱UFJ銀行で試算したときは15年としたので、それに合わせたほうがいい。
こうした誤差を全て考慮した、本当のメリット額を計算してみよう。各銀行のシミュレーションは仕様が違うだけでなく、試算下敷きが違えば金利水準も変化する。そこで、借入残高1100万円、借入期間15年、2016年12月の金利水準という条件で試算した。住宅金融支援機構のサイトにあるシミュレーションを利用した。
楽天銀行(自社商品)の「本当」の借り換えメリット | |||
現在のローン(A) | 借り換え後(B) | 差額(B)-(A) | |
金利 | 3.3% (全期間固定) |
0.932%(〜10年) 0.507%(11年〜) |
ー |
毎月返済額 | 7.8万円 | 6.6万円(〜10年) 6.5万円(11年〜) |
▲1.2万円 ▲1.3万円 |
総返済額(C) | 1396万円 | 1175万円 | ▲221万円 |
諸費用(D) | 33万円 (団信保険料) |
49万円 (手数料、登記費用等) |
16万円 |
総支払額(C)+(D) | 1429万円 | 1224万円 | ▲205万円 |
※現在のローン、借り換え後のローンともに、借入残高1100万円、借入期間15年として計算。11年目以降は変動金利で、現在と同じ金利水準とする。金利は2016年12月の水準とする |
「本当」の借り換えメリットは205万円となった。ウェブで試算した金額は179万円だったので、26万円も上振れしたことになる。
前回の三菱UFJ銀行(10年固定)の本当の借り換えメリットは246万円なので、三菱UFJ銀行の方が有利だ。
年収が400万円以下は借り入れが困難
妻を連帯債務者にするのはOK
ただし、三菱UFJ銀行は、審査を通りそうになかったために断念している。楽天銀行の場合は審査は通るのだろうか。楽天銀行のサイトをくまなく見てみると、細かい字で書かれた「商品詳細説明書」に、いくつか条件が明記されていた。赤字部分を見て欲しい。
◆楽天銀行の自社商品説明書(2016年8月19日、楽天銀行サイトから引用) | |
ご利用いただ ける方 |
以下の条件をいずれも満たすことのできる個人のお客さま 1.お借入時年齢65歳6ヶ月未満で、完済時年齢が満80歳未満のかた 2.日本国籍を有するかた、または永住許可等を受けている外国人のかた 3.前年の年収(自営業のかたは申告所得)が、お申込人と連帯債務者合算で400万円以上であるかた。なお、お申込人と連帯債務者の関係は配偶者のみのお取扱いとなります。 4.年間返済割合 本件お借入とその他の借入金を合わせたすべての年間返済額の年収に占める割合が、30%~35%以下であるかた。なお、この上限は、お客さまのお申込内容に応じて、楽天銀行が審査の過程で決定いたします。 ※親子リレー返済はご利用いただけません。 |
私にとっては、これらの条件の中で3番目の「前年の年収」、4番目の「年間返済割合」が審査のネックとなる。私は自営業者だが個人事業主ではなく、法人を設立して給料を貰っている。ただし昨年の給料を極端に抑えたため年収は200万円弱しかない。あるプロジェクトの中止などで赤字を抱えてしまったためだ。
そこで、年収基準は厳格に適用されるのか、楽天銀行に電話して、直接確かめることにした。楽天銀行のコールセンターに電話すると、すぐにオペレーターが対応してくれた。
オペレーター 「年収は400万円以上が目安となっています。この年収に満たない方への借り換えは、申し訳ありませんが対応できません」
住宅ローン担当者の声は毅然とした印象だ。年収200万円弱では相談にもならないのだろう。ただし、会社員である家内を連帯債務者にして、収入合計が400万円以上あれば、借り換えの可能性はあるという。これで少し安心した。ただし私だけの債務から、妻との連帯債務になると、贈与税が発生する可能性もあるのがマイナスポイントだ。
フラット35なら、年収の条件はなし!
借り換えで約181万円の節減
楽天銀行は、(2)長期固定金利の半官半民商品である「フラット35」も扱っている。残りの返済期間が15年以上あることが条件なので、ぎりぎり利用できる。
著者 「フラット35の借り換えでは、変動金利の場合と比べて審査基準は変わりますか?」
オペレーター 「フラット35でしたら、年収ではなく返済比率によっての審査となります。年収に対して返済比率が設定されていますので、その基準を満たしているかで判断します。年収400万円未満であれば総返済負担率が30%、年収400万円以上なら35%内であることが基準になります」
フラット35は、年収に対する総返済負担率で判断されるため、年収が低くても審査は通りやすいというわけだ。だが、私の場合は昨年の年収が200万円弱しかなかったので、総返済負担率から計算すると年間に支払う住宅ローンの金額は60万円までだ。月額5万円では、いくら金利が低くでも融資を受けることはできないだろうと、落胆していると…。
オペレーター 「フラット35でも連帯債務者を立てて、収入合算できます。そうすれば審査は通ると思います」
担当者の回答は心強かった。連帯債務者との合算収入の30~35%に総返済負担率が収まればいいわけだから、融資条件はクリアしやすい。
【関連記事はこちら!】
⇒「フラット35と民間の住宅ローン、どちらがお得?」
そこで後ほど、フラット35に借り換えた場合を、楽天銀行のサイトでシミュレーションしてみた。借入金額1100万円、借入期間15年。フラット35の金利は1.03%。シミュレーション結果は、以下の通りだ。

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諸費用も含めた借り換えメリットは181万円となった。
フラット35という商品は、半官半民の商品であり、中身は一緒。多くの銀行が横並びの金利を提示しており、気にすべきなのは窓口となる銀行の手数料だ。楽天銀行の手数料は、融資額×0.756%(2016年当時、借り換えの場合)と低めだった。私の借入額は1100万円なので、手数料は1100万円×0.756%=8.3万円となるはずだ。
ただし、最低融資手数料を設定していて、当時は10.8万円だった。計算した手数料が、最低融資手数料を割り込んでいたので結局、10.8万円になってしまった。借入額が少ない人は注意したい。
【関連記事はこちら!】
⇒「楽天銀行の住宅ローンの金利・手数料は?」
なお、民間の住宅ローンには団体信用生命保険が無料で付帯しているが、フラット35には含まれていない。借り手が死亡などした場合に残りのローンがすべて免除されるという保険だ。私は現在、フラット35を借りていて団信に加入しており、借り換え後も加入することにした。
ただ、シミュレーションでは、現在のローンも、借り換え後のローンも、団信保険料は含まれていないので、団信保険料(融資残高×毎年0.358%)を支払うことにした。
その結果、フラット35に借り換えた場合の「本当」のメリット額は、以下の通りとなる。借入金額1100万円、借入期間15年として、住宅金融支援機構のサイトで試算した。
楽天銀行(フラット35)の「本当」の借り換えメリット | |||
現在のローン(A) | 借り換え後(B) | 差額(B)-(A) | |
金利 | 3.3% (全期間固定) |
1.03% (全期間固定) |
ー |
毎月返済額 | 7.8万円 | 6.6万円 | ▲1.2万円 |
総返済額(C) | 1396万円 | 1188万円 | ▲208万円 |
諸費用(D) | 33万円 (団信保険料) |
58万円 (手数料、登記費用等) |
25万円 |
総支払額(C)+(D) | 1429万円 | 1246万円 | ▲183万円 |
※現在のローン、借り換え後のローンともに、借入残高1100万円、借入期間15年として計算。金利は2016年12月の水準とする |
借り換え総支払額は183万円で、楽天銀行のウェブで調べた場合よりも2万円ほど多かった。
なお、楽天銀行はその後、フラット35(借り換え)の手数料を値上げしており、2016年3月現在は、融資額×0.972%、最低融資手数料は16.2万円となっているが、それでも低い方の部類だ。
■楽天銀行の「フラット35」の概要 | |
金利 | ⇒楽天銀行の詳細ページを見る |
無料団信の保障範囲 | なし |
オプション保険[保険料] | 死亡・高度障害(融資残高×年0.358%) |
事務手数料(税込) | 借入額×0.972%(借り換え) 借入額×1.080%(新規借入) |
保証料(税込) | 0円 |
【ポイント】住宅金融支援機構の住宅ローン「フラット35」も取り扱っており、金利は業界最低水準で、事務手数料も借入額×0.972%(借り換え)と低め。団信は任意加入。事前審査は8~11日、本審査は7~14日とやや長い。 | |
【関連記事はこちら!】
⇒「楽天銀行の住宅ローンの金利・手数料は?」
自社商品の方がメリットは大きいが、
最優遇金利が適用されるかやや不安
では、先ほどの(1)「自社商品(10年固定)」と、(2)「フラット35」では、借り換え先として、どちらがお得だろうか。
借り換えるなら、楽天銀行の自社商品? フラット35? | ||
商品名 | (1)自社商品 (10年固定) |
(2)フラット35 |
返済額の増減(A) | ▲221万円 | ▲208万円 |
諸費用の増減(B) | 16万円 | 25万円 |
総支払額(A)+(B) (借り換えによる増減) |
▲205万円 (有利) |
▲183万円 |
※借り換えシミュレーションの前提は、前述の表を参照 |
以上のように、「10年固定」の方が、メリット額が22万円ほど多かった。「フラット35」は、手数料が11万円と安いものの、団信保険料を再び払わなければならないことが大きな負担になった。
家内を連帯債務者にすればどちらも審査は通りそうだが、どちらを選んだらよいのか、実は悩ましい。
というのも、「10年固定」は審査に通ったとしても、金利は「0.932%〜1.582%」と幅を持って記載されており、妻を連帯債務者にしても、必ずし0.932%の最優遇金利が適用されるとは限らない。三菱UFJ銀行では、審査に通るのは厳しいと言われただけに、弱気なのだ。それに、11年目以降は変動金利になるので、金利が上昇すれば毎月の支払額が増加するというデメリットもある。
フラット35であれば、要件さえ満たしていれば、審査はほとんど通るだけでなく、金利も表示されている金利がそのまま適用されるので安心だ。
どちらかが絶対的に有利というわけではなく、2つの商品の間で心が揺れ動いた。そこで、他行とも比較してから、決めることにした。
事前審査なら、翌日には返信メールあり
借り換えまで、最短2週間で完了することも
なお、楽天銀行では、ネットで事前審査を申し込める。「最短、翌日スピード回答!」と表示しているが、実際はどうなのだろうか。
著者 「いま申し込みすると、どのくらいかかりますか?」
オペレーター 「事前審査でしたら、翌日には返信メールを差し上げます。事前審査が通れば、2週間程度で完了することもあります」
かなり早い対応をしてくれるので、「今月の金利でどうしても借りたい」という人にはうってつけだろう。
ただ、借り換えするにあたっては、いま借りている住宅ローンの一括返済をしなければならないため、現在借りている銀行が、抵当権抹消書類の手続きを処理する時間が必要になる。銀行によってその手続きに2週間かかるところもあれば、1ヵ月近くかかるところもある。そのため借り換えを申し込んでも、融資実行のタイミングが翌月にずれ込み翌月の金利が適用される可能性も少なくない。なので、借り換えに当たっては、事前に現在の銀行に一括返済の手続きについて確認しておくことも大切だ。
<結果>
借り換えの有力候補としてキープすることに
10年固定はメリット額が多いものの、審査が不安
融資実行をスムーズに運ぶためには必要書類をもれなく用意することが肝心となる。そこで、さっそく楽天銀行のウェブ画面から借り換えの申込みページへ飛ぶ。どんな書類が必要になるのか確認しながら申込み画面に記入していく。楽天の会員でIDを持っていれば、途中で記入内容を保存することも可能だ。
そこで、途中まで内容を確認して保存することにした。借り換え先としては有力候補だが、ほかの金融機関との比較をしてからでも遅くはない。
これまでの話を総合すると、金利上昇リスクを避けるだけでなく、審査をパスしやすいという点も含めて、私の場合はフラット35を軸に、借り換えるのがよさそうだ。
【※関連記事はこちら!】
⇒元銀行員が住宅ローン選び・申し込みをサポート! 「平均480万円お得」というサービスの実力を検証!
<まとめ>
自社商品とフラット35を扱っており、
審査については、幅広い顧客層に対応できる
では最後に、楽天銀行について電話で相談してみたり、サイトで調べたことで分かった特徴をまとめておこう。
■「楽天銀行」に相談して分かった「特徴」 |
(1)ネット銀行であり、相談は電話などで行うので、苦手な人には向かない (2)年収400万円以下では、審査をパスするのは厳しい (3)夫婦の収入合算による「連帯債務者」を設定できる (4)フラット35も取り扱っており、こちらも夫婦の収入合算による「連帯債務者」を設定できる (5)フラット35は、年収よりも返済比率によって審査する (6)フラット35の手数料は、融資額×0.972%と低め(借り換え) (7)サイトにシミュレーション機能はあるが、団信保険料は住宅金融支援機構のサイトで別途計算するので手間 |
【関連記事はこちら!】 ⇒「楽天銀行の住宅ローンの金利・手数料は?」 |
次回は、低金利の変動金利ローンと、フラット35で実績のある、大手の住宅ローン専門金融機関の「アルヒ(旧SBIモーゲージ)」を検討してみる。
【第1回】「三菱UFJ銀行」は「年収200万円」の壁
【第2回】「楽天銀行」は配偶者限定で連帯債務が可能
【第3回】「アルヒ」の「フラット35」は比較的手数料が高め
【第4回】馴染みがないモーゲージバンクを検討…。最終的にライターが選んだ銀行は?
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【2022年5月最新版、主要銀行版】 「変動金利」住宅ローン金利ランキング(借り換え) ※借入金額2500万円、借入期間30年
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1位
実質金利
(費用等含む)表面金利
(費用等除く)手数料
(税込)保証料 0.461% 0.310% 借入額×2.2% 0円 【注目ポイント】「全疾病」+「がん50%」保障が無料付帯。au金利優遇割は、au回線とじぶんでんきをセットで契約された場合に適用されるプラン
【auじぶん銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
- 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
- 無料団信が充実しており、がんと診断されると住宅ローン残高が半分になる「がん50%保障団信」のほか、「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
- ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い
(審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。 金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます。審査の結果、保証会社をご利用いただく場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されますが、別途お支払いいただく保証料はございません。au金利優遇割は、au回線とじぶんでんきをセットで契約された場合に適用されるプラン。審査によっては、割引が適用されない場合がある)
auじぶん銀行の住宅ローンの詳細
手数料・保証料は?
手数料(税込) 融資額×2.20%(税込) 保証料 0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない) 繰上返済手数料(一部) 0円(1円以上1円単位) 繰上返済手数料(全額) ・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)団信(団体信用生命保険)は?
無料の団信 一般団信
(借入時年齢:65歳以下)
+がん50%保障団信
(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信
(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信
(借入時年齢:50歳以下)
無料
(死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)オプション(特約)の団信 - がん100%保障団信
(借入時年齢:50歳以下)
金利+0.10%
(死亡・高度障害状態、がんと診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円)
※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象 - 11疾病保障団信
(借入時年齢:50歳以下)
金利+0.20%
(死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円)
※2022年5月2日以降借り入れの顧客が対象 - ワイド団信
(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
審査基準は?
借入額 500万円以上、2億円以下 借入期間 1年以上35年以内(1ヶ月単位) 融資を受けられるエリア 全国 使いみち 本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用年収(給与所得者) 200万円以上 勤続年数(給与所得者) ー 年収(個人事業主等) 200万円以上 事業年数(個人事業主等) ー 年齢(借入時) 満20歳以上〜満65歳未満 年齢(完済時) 満80歳の誕生日まで その他条件 ー 自社住宅ローンについて解説 参考:auじぶん銀行の公式サイト
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2位
PayPay銀行「住宅ローン 全期間引下げ(借り換え、自営業、市街化調整区域は不可)・変動金利」
実質金利
(費用等含む)表面金利
(費用等除く)手数料
(税込)保証料 0.531% 0.380% 借入額×2.2% 0円 【PayPay銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
- 個人事業主、家族が経営する会社に勤務している場合も原則利用不可。借地、市街化調整区域なども不可
PayPay銀行の住宅ローンの詳細
手数料・保証料は?
手数料(税込) 借入金額×2.20% 保証料 0円 繰上返済手数料(一部) ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)繰上返済手数料(全額) 手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み団信(団体信用生命保険)は?
無料の団信 一般団信
(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス
(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信
(借入時年齢:51歳未満)
無料
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)オプション(特約)の団信 - がん100%保障団信
(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
(死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金) - 11疾病保障団信
(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
(死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金) - ワイド団信
(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
審査基準は?
借入額 500万円以上2億円以下 借入期間 1年以上35年以内(1ヶ月単位) 融資を受けられるエリア 全国 使いみち 本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用年収(給与所得者) 200万円以上 勤続年数(給与所得者) ー 年収(個人事業主等) 原則、利用不可 事業年数(個人事業主等) ー 年齢(借入時) 65歳未満 年齢(完済時) 80歳未満 その他条件 ー 自社住宅ローンについて解説 参考:PayPay銀行の公式サイト
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3位
実質金利
(費用等含む)表面金利
(費用等除く)手数料
(税込)保証料 0.536% 0.375% 借入額×2.2%+33000円 0円 【みずほ銀行の住宅ローンのメリット・おすすめポイント】
- 3大メガバンクの一つ。ネット専用商品は金利が低い
- 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
みずほ銀行の住宅ローンの詳細
手数料・保証料は?
手数料(税込) ■自社商品
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
■フラット35
融資額×1.045%~(定率型、頭金10%以上)保証料 ■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円繰上返済手数料(一部) ■自社商品
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
■フラット35
0円(100万円以上)繰上返済手数料(全額) ■自社商品
店頭のみ:33,000 円
■フラット35
0円団信(団体信用生命保険)は?
無料の団信 一般団信
(借入時年齢:71歳未満)
無料オプション(特約)の団信 - 8大疾病補償プラスがんサポートプラン
(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,886円から
※35歳加入、借入金額2,000万円、借入期間35年、金利年1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料
(がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円) - 8大疾病補償がんサポートプラン
(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,647円から
※35歳加入、借入金額2,000万円、借入期間35年、金利年1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料
(7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円) - 8大疾病補償プラス
(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料717円から
※35歳加入、借入金額2,000万円、借入期間35年、金利年1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料
(全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円) - 8大疾病補償
(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料478円から
※35歳加入、借入金額2,000万円、借入期間35年、金利年1.5%、元利均等返済の場合の初回保険料
(8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円) - がん団信
(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.20%
(死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円)
審査基準は?
借入額 ■自社商品
50万円以上、1億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下(1万円単位)借入期間 1年以上35年以内(1年単位) 融資を受けられるエリア ■自社商品
全国
■フラット35
全国使いみち (1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)年収(給与所得者) ■自社商品
安定した収入がある人
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下勤続年数(給与所得者) ■自社商品
-
■フラット35
-年収(個人事業主等) ■自社商品
安定した収入がある人
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下事業年数(個人事業主等) ■自社商品
-
■フラット35
-年齢(借入時) ■自社商品
71歳未満
■フラット35
70歳未満年齢(完済時) ■自社商品
81歳未満
■フラット35
80歳未満その他条件 ー 自社住宅ローンについて解説 参考:みずほ銀行の公式サイト
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