auじぶん銀行の住宅ローン

ワンルームマンション投資家は注意! フラット35の4月改正で、住宅ローンを借りられなくなる!?

2020年2月27日公開(2020年2月28日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

不動産投資を行っていても借りやすい住宅ローン「フラット35」について、不動産投資家にとっては利用が難しくなってしまうという制度改定が、2020年4月から実施される。特にワンルームマンション投資を行っている人の中には、「自宅が購入できなくなる」人も出てくることが予想される。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

年収400万円以上なら返済負担率35%が上限に

住宅金融支援機構は、2020年4月の制度改定についてリリースしている。
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住宅金融支援機構は、2020年4月の制度改定についてリリースしている。

 フラット35は、全期間固定金利型としては金利が低い住宅ローンとして人気がある。性能が高い住宅に当初の金利が引き下げられる「フラット35S」などがあるため、年間10万人前後の利用者がある人気の住宅ローンだ。不動産投資を行っていても比較的、融資が出やすい住宅ローンとしても知られる。

 住宅金融支援機構と民間金融機関が連携して実施されている住宅ローンだが、融資額や融資基準などの制度の枠組みは住宅金融支援機構が決定している。時代の変化に合わせて、毎年のように制度改定が行われているが、2020年4月にも「総返済負担率」の算定方法が見直される。

 返済負担率というのは、年収に占める年間返済額の割合のことで、たとえば、年間返済額が120万円(月10万円)で、年収が600万円なら、

 120万円÷600万円=0.2

 となり、返済負担率は20%だ。年間返済額が150万円になれば返済負担率は25%で、年間返済額200万円だと返済負担率は約33%になる。

 この返済負担率、フラット35では、
・年収400万円未満は30%が上限
・年収400万円以上は35%が上限
 と決まっている。利用者の健全な家計運営に鑑みて、上限が設定されているわけだ。

年収には投資用物件の不動産所得を加算できる

 返済負担率の計算に当たっては、さまざまな条件がある。不動産投資を行っている人は、投資先不動産から得られる不動産所得を年収に加えることができることになっている。

 たとえば、下記の図表1にあるように、会社員などとしての年収が600万円で、投資用不動産からの年間の不動産所得が50万円ある場合、年収は600万円+50万円で650万円として計算していいことになっている。

 一方で、年間の返済額に関しては、住宅ローンの返済額と、自動車ローンなどの住宅以外の返済負担がある場合には、それも加えて総返済額として計算する必要がある。そして、投資用物件の返済については加算する必要がない(2020年3月末まで)。図表1では、計算を分かりやすくするため、ほかの返済はなく、住宅ローンの返済だけとして試算する。

 この人が、今回4000万円のフラット35を借り入れてマイホームを取得する場合、フラット35の年間返済額が135万円とすれば、返済負担率の計算では、図表1の➂にあるように、住宅に関する年間返済額の135万円が分子となって、年収600万円+不動産所得50万円の合計650万円が分母となる。

 結果、0.207ということだから、返済負担率は20.7%になる。

 これなら、返済負担率35%以下という基準をクリアできるから、問題なくフラット35を借り入れることができるわけだ。

図表1 不動産投資をしている人の返済負担率の計算例

投資用物件の返済額も返済負担率に算入される

 しかし、2020年4月の借入申し込み分より、年間返済額に、投資用物件に関するローン返済額の120万円を加えて返済負担率を計算しなければならなくなる。

 その試算が図表1の④。返済負担率計算における分子である年間の総負担額は、住宅ローンの年間返済額135万円に、投資用物件ローンの年間返済額120万円を加えた、255万円に増える。それに対して、分母の年収600万円+年間賃料収入50万円の合計650万円は変わらないので、返済負担率は0.392となって、上限である35%を超えてしまう。これでは、フラット35を借りることはできないことになる。

 それでも、どうしても利用したいという場合には、借入額を減らして、住宅に関する年間返済額を107万円に抑えることができれば(つまり物件価格を抑えれば)、返済負担率は34.9%となって、基準をクリアできる計算だ。

アパート経営のローン返済額はセーフ

ワンルームマンション投資家は、今後、住宅ローンを借りにくくなる可能性がある。出所=PIXTA
ワンルームマンション投資家は、今後、住宅ローンを借りにくくなる可能性がある。出所=PIXTA

 2020年4月の改定では、不動産投資用物件が1棟の共同住宅、たとえばアパートなどであれば従来通り、返済負担に算入しなくていいことになっている。それに対して、ワンルームマンションのように、区分所有の物件が算入対象になるという違いがある。

 これは、本来不動産投資には利用できないフラット35が、区分所有マンション投資に悪用されるケースが問題になったことが影響しているともいわれる。二度と同様の問題が発生しないようにするため、マンション投資に対するスタンスが厳しくなっていると言っていいだろう。

 今回の改定に関して、住宅ローンコンサルタントの淡河範明氏はこう語っている。

 「これまでは、年間返済額に、投資用物件の返済額は算入対象外となっていましたが、投資から得られた不動産所得は年収に加算されるという、不自然な計算方法となっていました。つまり、不動産所得は算入されるけれど、返済は算入されないため、現在のキャッシュフローでは過剰となる可能性のある金額が借りられてしまうため、大きな欠陥があると思っていました。2020年4月以降は、どちらも算入されるので、妥当な計算方法だと思っています」

 過剰な融資を抑制するという意味では、妥当な改定ということだが、不動産投資を行っている人にとっては、かなり厳しい改定だ。

 なお、民間の銀行・金融機関は、フラット35のように甘い審査基準を設けていないことが多い。フラット35という”ラストリゾート”が崩壊することで、ワンルームマンション投資をしている人が多額の住宅ローンを借りるのは今後、難しくなるだろう。

買い換えで住宅ローンが残っているときには要注意

 なお、2020年4月の改定においては、上記のほかにいくつかの改定が実施される。

 ひとつは、住宅の買い換え時の総返済負担率の算定における基準の見直しだ。

 現在は、住宅の買い換え予定がある場合、原則的に売却予定の物件に関する返済額は総返済負担に算入されない。ただし2020年4月以降は、売却予定額によって売却予定物件の住宅ローン残高を一括返済できる場合に限り、返済予定額に加えなくてもいいことに変更される。つまり、ローン残高が売却予定価格を上回っている場合には、そのローンに関する返済額も加算しなければならなくなる。売却する住宅と新規に購入する住宅のローンが重なって、“ダブルローン”にならないようにするわけだ。

 ただし、「住宅ローンの残額と売却予定額の差額を手持金などでまかなうことができることが資料などで確認できる場合」には、返済負担率計算から除いていいことになっているので、買い換えの場合にはその点に注意しながら、計画を立てるようにしたい。

【参考記事はこちら】>>「住み替え」の流れとノウハウを紹介!「不動産売却」と「買い替え」のどちらを先にすればいいのかを徹底解説

借り換えでは返済期間が15年以下でもOKに

 このほか、現在はセカンドハウス向けのフラット35を複数申し込むことができるが、4月からは1つだけとなる。当然、すでにフラット35のセカンドハウス融資を利用している人が、フラット35で新たにセカンドハウスを取得することはできなくなる。

 これも賃貸目的の不正理由を防ぐための措置であり、制度改定のリリースにおいては、「フラット35の返済中にセカンドハウスを第三者に賃貸することはできませんのでご注意ください」と告知している。

 いまひとつ、フラット35の借り換え融資の借入期間が変更される。3月までは借り換えに当たっての返済期間は、原則的に15年となっているが、2020年4月からは15年未満でもOKに変更される。

 これまでは借り換え後の返済期間が15年を切ってしまう人は、フラット35への借り換えはできなかったが、2020年4月からは借り換え後の返済期間が15年を切ってしまう人でもフラット35に借り換えて負担の軽減を図れるようになるわけだ。

まとめ

 2020年4月のフラット35の制度改定は、対象となる以下の人々には大きなインパクトとなる。なお、駆け込みでの借り入れは可能だが、3月末までの時間は限られており、かなり厳しいだろう。

・ワンルームマンション投資家のフラット35借入
・価値が下がった物件からの住み替え
・セカンドハウスの取得

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2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
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特徴・評判

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生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

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手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
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「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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