auじぶん銀行の住宅ローン

銀行員が選ぶ住宅ローンの金利タイプが「変動金利」一択の理由とは?

【第1回】2022年7月28日公開(2023年9月26日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

銀行員が自分で借りる住宅ローンの金利タイプは「変動金利一択」です。それは①銀行員には変動金利しか選べない、つまり選択の余地がないから、そして②変動金利しか選ばない、つまり変動金利以外を選ぶ妥当性がないから、という2つの理由があるからです。(金融ライター・加藤隆二)

変動金利一択の理由①
銀行員は変動金利しか選べない

 私は勤続30年の銀行員で、お金に関わるいろいろな話題で読者の役に立ちたいと思いライターもしています。

 銀行員として30年勤めた経験から「銀行員が自分で借りる住宅ローンの金利は変動金利」と言えます。そして私自身も勤務する銀行から住宅ローンを借りていて、金利は変動金利です。

銀行員の住宅ローンは変動金利しか選べない
銀行員は住宅ローンで変動金利しか選べない 出所:PIXTA

 そこで今回は、「銀行員が選ぶのは、なぜ変動金利一択なのか?」の理由と、銀行員の住宅ローン事情もお話しします。

 先行きの見通しが不透明な現在で、確実に金利の予想をできる人はいません。これは住宅ローンも同じで、金利の先行きに関する記事では、決まって最後に「決めるのはあなたです」といった結論(とも言えないのですが)で終わっています。

 そうした金利の先行きが不透明な情勢で、「銀行の中の人」である私が変動金利を選択する理由を、説明したいと思います。

 銀行員の金利選択を考えるにあたって、まず「銀行員が住宅ローンをどこで、どのように借りているか?」といった「銀行員の住宅ローン事情」を説明するところから始めたいと思います。

 そうすれば、なぜ銀行員が住宅ローンで変動金利一択なのか理解しやすくなると思うからです。

(ここからは銀行の内情「銀行員あるある」に近いので軽く読み飛ばしても、あるいは後から読み返しても大丈夫です)

銀行員はどこで住宅ローンを借りている?  〜銀行員の住宅ローン事情

 以下は、記事の情報収集をする中で見つけた、とある「質問コーナー」の内容をまとめたものです。

<質問1>

問)銀行員です。
住宅ローンを検討中なのですが自分の銀行で借りたほうがいいか、それとも他の金融機関にしたほうがいいか?悩んでいます。
できれば現役銀行員の方、教えてください

答)私は現役銀行員です。
自分の銀行で借りるという選択肢はないですね。
金利や条件とかを自由にできないし、なにより審査で自分の個人情報を勤めている銀行に知られるのがイヤだったので、他の銀行で借りることにしましたよ。
メガバンクとか地方銀行など複数に申し込んで、条件の良いメガを選びました。
だからやっぱり「自分の銀行で借りる」のはないですね!

<質問2>

問)銀行員が住宅ローンを借りるときは、一般客よりムチャクチャ低金利で借りれるんですか?
それとも銀行員専用の特別ローンみたいなものとか、あるんでしょうか?

答)銀行員ですが、金利が安くなることはないです。
お客様より条件は悪いですし、もちろん専用ローンなんてものもありません!

 「実際に銀行員が答えているのか?」といった真偽は別にしても、銀行勤続30年の私には信じられない内容でした。

 では、そう感じた理由を、続けて説明していきます。

銀行員は自分の銀行で住宅ローンを借りるしかない

 銀行員の私が「銀行員は自分の銀行以外で借りるのが普通」と考えられない理由は3つあります。

<銀行員は自分の銀行で住宅ローンを借りるしかない~3つの理由>
1.自分の銀行以外で借りるのは不自然
2.自宅新築や転居は報告義務があるので、秘密裏に動けない

3.個人信用情報でもバレる可能性大

 まず言えるのは、銀行員が自社以外で借りること自体が不自然で、会社から疑われるおそれがあるという点です。

 万が一にも他の銀行でローンを借りると知られたら、

 「勤務する銀行に知られたくない、ネガティブな情報があるのでは?」
「なにか重大な隠しごとをしているんじゃないか?」
「他の銀行に自行の機密情報を漏らして、金もうけしようとしている」

 大げさでなく、このように疑われることすらあります。

 ではどうやって発覚してしまうのでしょうか?

 発覚してしまうのは2つのケースがあり、1つ目は銀行員の義務によるものです。

 銀行員には、「どこに誰と住んでいるのか?」といった情報は偽りなく、常に会社へ報告する義務があります。これは従業員をすべて把握するという、会社なら当然の考えであると同時に、やはり銀行という仕事においては不正防止の目的もあります。そして転居の届け出をすると「住宅ローンを借りていないのに、新居に引っ越したのか?」と疑われる場合があるのです。

 また転勤が多い銀行員は、家族で社宅住まいもよくありますが、その社宅に本人しか住んでいないと、やはり不自然です。例えば会社にだまって他の銀行でローンを借りて、家族だけ新居に住んでいるケースがあります。「〇〇さんの部屋はご本人以外の家族がいないようで、どうも怪しい」と社宅の奥さんたちの間でうわさになり、そこから発覚することもあるのです。

 発覚する2つ目の理由として、個人信用情報から他の銀行で借りたことがバレることがあります。

 銀行に勤めている以上、銀行員は営業ノルマ達成のため、クレジットカードやカードローンなどを頻繁に作らなければいけません。クレジットやカードローンにも審査があり、そこで個人信用情報をチェックされることで、バレる場合があります(個人信用情報を見れば、他行で住宅ローンを借りていることが一目瞭然です)。

 住宅ローンを借りるのは本人の自由で、会社が強制するものではありません。しかしながら、他の銀行で住宅ローンを黙って借りたのは、勤務する銀行に隠し事をしていたということになるのです。「虚偽」「隠蔽(いんぺい)」を銀行は嫌いますので、本人に対してマイナス影響となることは間違いありません。

 こういった理由から他の銀行で住宅ローンを借りる銀行員は、少なくとも私の周りには一人もいないのです。

銀行員専用ローンはない

 「銀行員の社内預金って、私の定期預金より金利が高いの?」
「銀行員だから、金利優遇の専用住宅ローンがあるんでしょ?」

 これは、実際にお客様から私が聞いた声です。「銀行員は、お客様より金利などが優遇されている」と考えている人が意外と多いようですが、そんなことはありません。「銀行だから身内を優遇する」などは都市伝説的な先入観です。

 たしかに、私が入社した30年前は社内融資制度として、社会一般より安い金利の住宅ローンがありました。しかし現在では、「銀行員が一般客より住宅ローン金利が安い」などということはありえません競争激化で銀行はただでさえ収益が厳しくなっている状況で、自社で働く銀行員を必要以上に優遇する必要はないのです。

以上、ここまでをまとめると、
•銀行員は自分の銀行で住宅ローンを借りるしかない
•銀行員専用ローンなどはなく、金利も優遇されない
•だから変動金利しか選べない

のが現状なので、理由を次にお話しします。

銀行員だから変動金利しか選べない

 自分の銀行で住宅ローンを借りるしかない銀行員は、当然ですが金利の引き下げ交渉もできません。「金利が納得できないから他の銀行にするよ」と選べるお客様がうらやましいです(笑)。

 とはいえ定価(引き下げ前の基準金利)から多少の引き下げはしてもらえるので「銀行員の住宅ローン金利はお客様より少し高めか、良くてお客様と同水準」といったところです。

 ちなみに私は変動金利で、最優遇のお客様プラス0.8%くらいです。しかしながら、このように変動金利でもそれほど優遇してもらえないので、固定金利ならさらに金利の負担感は強くなり、結果として変動金利を選ぶしかないということになります。

 このように「変動金利が良いから、ではなく、それしか選べないから」私も変動金利を選択しました。

 もちろん中には自分の金利予想から固定金利を選ぶ銀行員もいますが、原則として固定金利を選択すると、その後は変更できず身動きが取れなくなってしまいます。私も固定金利を選ぶことはできましたが、変動金利を選択して、それでも今まで後悔したことはありません。

 その理由は以下の項目で詳しく説明します。

【関連記事はこちら】>>住宅ローンの変動金利を2年以内に引き上げる銀行は4行!? 各銀行の変動金利見通しと、リスクを抑える方法を紹介

変動金利一択の理由②
銀行員は変動金利しか選ばない

 銀行員が変動金利しか選べない事情を説明してきましたが、ではなぜ変動金利でも私は後悔していないのか?

 その答えが「銀行員は変動金利しか選ばない」3つの理由です。

<銀行員は変動金利しか選ばない」3つの理由>
1,固定金利は身動きが取れないから
2,変動金利を選んでも後悔しないと思うから
3,銀行は変動金利をそう簡単には引き上げないと思うから

固定金利は身動きが取れないから

 固定金利を選ぶと身動きが取れなくなるのが嫌だから、変動金利を選択しています。「固定金利より変動金利がよい」「優れている」といった意味ではありません。

 銀行員は当然ながら、住宅ローン金利は最前線で情報を得ることができます。そこで金利変動をにらみ自分のローンの金利タイプを変更しようと考えたとしても、固定金利を選択している間は、金利タイプを変更できないのです。

 これは銀行員だけでなく、一般のお客様も一緒で、身動きが取れなくなるのが嫌なら変動金利を選ぶべきでしょう。なお固定金利でも「期間選択型」なら、固定金利期間が終わった後で変動金利に変更できます(一部の銀行は、固定金利の期間中でも、手数料を支払うと変動金利に変更できます)。

ご注意:他の金利種類への変更について
• ①固定金利特約型または超長期固定金利型をご利用期間中は、他の金利種類に変更することはできません。
• ②お借入期間中に超長期固定金利型への変更はできません。

出典:三井住友銀行/住宅ローン/ 住宅ローン金利/金利の種類・選び方

変動金利を選んでも後悔しないと思うから

 一般的に住宅ローンでは、変動金利のほうが固定金利よりも金利が低く、同じ返済期間なら当然ながら毎月返済も少なくなります。

 毎月の負担を少なく抑えたいなら、低金利の変動金利を選ぶほうがいいでしょう。金利上昇が心配なら、変動金利より高い金利を「安心料」として支払う固定金利を選ぶ考え方もあります。どちらが正解とも言えません。

 ただし、私はそうした”紋切り型”な分析にはピンときません。「変動金利を選んでも後悔しないかどうか?」ということを重視します。ここで一つの仮定を考えてみましょう。

 たとえば同じ時に変動金利、固定金利をそれぞれ選んだ2人がいると仮定します。変動金利を選んだAさんは年0.375%、固定金利を選んだBさんは年1.510%で返済することになります。(金利の参考元は後述)

 この場合、私は以下のように考えます。

 「金利上昇がないと、AさんはBさんよりずっとお得」
「もし金利が上昇しても、年1.510%になるまでAさんはBさんより金利が低い」

 つまり変動金利にしてよかったと思うことはあっても、変動金利にしなきゃよかったと実害から後悔することはないのです。

 もちろんこの根底には「変動金利は上がらないだろう」という考えがあるのですが、銀行員として私は本気でそう考え、変動金利にしています。

銀行は変動金利をそう簡単には引き上げないと思うから

 「変動金利は将来上昇するのか?」という問いに対して正確に答えられる人はいません。もちろん私も、いくら銀行員とはいえ金利予想などできるはずもありません。しかし過去の推移と、銀行事情を内部で見てきた経験から、銀行は変動金利をそう簡単には引き上げしないと考えています。

 まず変動金利が、今までどのように推移してきたか見てみましょう。

<住宅ローン変動金利の推移>(注・引き下げ前の店頭金利 筆者調べ)
1.バブル期は金利も「絶好調」・1990年は年8.5%(!)
2.バブル崩壊で「急降下」・1991年以降、5年で年3%未満に低下
3.バブル崩壊後は「安定推移」・2001年~2006年まで年2.375%が続く
4.2000年代後半まで「ゆるやかに上昇」・2007年10月、年2.875%に
5.現在まで「ほとんど動かず」・2009年1月~現在まで年2.475%で変わらず

 現在までの推移をみると、バブル崩壊後は多少の上下はあっても30年以上、住宅ローンの金利は2%台をキープし続けているのです。

銀行は変動金利を上げられない

 次に、「上がらないというより、上げられない」銀行の内部事情を解説します。

 住宅ローンは、30年など長い年月の間、取引してもらえる、金融機関にとってもうかる「ドル箱」です。例えば、ローンを借りた銀行では、給料振り込みや公共料金を指定するのが普通ですし、投資や運用、家族の取引なども期待できます。したがって、金利を引き上げれば他に借り換えられてしまいますので、もうけを減らしてでも銀行は金利を上げない(上げられない)のです。

 基準金利(店頭金利)と引き下げ後の優遇金利は金融機関でそれぞれ決めていますが、共通するのは優遇しても、最終的にもうけがあるから金融機関は住宅ローン金利を値下げしているという点です。

 例えば、住宅ローン変動金利の基準金利(店頭金利)は2.475%が主流ですが、実際にはここからディスカウントした金利が適用されるので、年0.375%の変動金利なら銀行は年2.1%ももうけを減らしています(2.475-0.375=▲2.100%)。

 ただし、変動金利の場合、利息で銀行が利益を確保できるいわば「採算ライン」は一般に年0.3%以上と言われています。これはコストとして保険会社に支払う団体信用生命保険が0.2%必要なので、人件費などの経費を加えると年0.3%以上でないと銀行は採算が取れないのです。もちろん現実では0.3%未満の金利を出している金融機関もありますが、手数料や住宅ローン以外の収支もカウントした全取引で考えていると思われます。

 いずれにしても、たとえ低採算でも30年以上の長期間で利息がもらえ、他の取引で収益も得られるので、借り換えされないよう、銀行はギリギリまで金利引き上げを我慢すると考えています。

まとめ~「銀行の中の人」の選択を自分に活かす

 繰り返しになりますが、金利の予想をできる人はいません。これから住宅ローンを借りる計画の方や、住宅ローンを検討している方も、最近では余計に金利が心配になっていると思います。

 しかし、住宅を手に入れるにもタイミングがあり、金利が気になるからと言って行動を起こさない限り、マイホームを手に入れることはできません。

 そして、予想はできなくても推移や経験など金利を肌で実感している「銀行の中の人」が変動金利一択となる理由を、ご自身の住宅ローンに活かしてください。

 銀行員は、銀行員であると同時に住宅ローンを借りている「仲間」ですから。

【関連記事はこちら】>>変動金利の住宅ローンは、金利が何%まで上昇すると考えれば破綻しないで済むのか?

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変動金利と固定金利の違いをおさらい!

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

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手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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