auじぶん銀行の住宅ローン

「住宅ローン金利はいつ上がる?」「知らないうちに引き上げられる?」~気になる質問に銀行員が回答

【第23回】2024年3月15日公開(2024年3月19日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

「住宅ローン金利はいつ上がるの?」「知らないうちに引き上げられるの?」住宅ローン金利上昇への不安が高まる今、お客様から銀行員の私に対して、このような質問が数多く寄せられています。そこで今回は、銀行員がどう答えているのかを解説します。(金融ライター・加藤隆二、現役銀行員)

お客様の声1.「住宅ローン金利は上がるの?」

住宅ローン金利の上昇が話題となっている(出典:PIXTA)
住宅ローン金利の上昇が話題となっている(出典:PIXTA)

お客様「気付かないうちに自分の金利は上がっているの?」
銀行員・加藤「安心してください、上がっていないですよ」

お客様「これから引き上げられることはある?」
銀行員・加藤「現時点で金利の引き上げの予定はありません」

お客様は金利が心配、だからこそ銀行員は慎重になる

 現在(記事執筆・2024年3月)、最も多く寄せられているのは金利上昇に関する質問です。住宅ローン金利は上がるのか」がお客様の関心を強く集めていることを現場で感じています。また、知らないところで、自分の住宅ローン金利が既に引き上げられているのでは」と心配する方も多くいらっしゃいます(なお、お知らせもなく「内緒で金利引き上げ」を行うようなことはありません)。

【関連記事はこちら】>>銀行員が考える、住宅ローン金利引き上げシミュレーション! その時、顧客は選別される

 現状、私の勤務する銀行では、上層部からの金利引き上げの指示はありません。一方で、お客様から金利動向などを尋ねられた際には、「推測的な発言も、逆に断定的な発言も禁止」「『個人的にはこう思う』も禁止」との指示事項が存在しています。

 住宅ローン利用者が金利の引き上げに「ヤキモキしている」今、金利に関する発言は厳に慎めと、いわば「箝口令(かんこうれい)」が発せられている状況にあるのです。

お客様の声2.「どのような契約だった?」

お客様「自分の住宅ローン金利だけど、契約の内容がよく分からない」

住宅ローン・金利の優遇や契約内容は、銀行員でも説明がむずかしい

 自分が借りている住宅ローンの内容や、その金利に関する優遇条件の詳細を知らない(忘れてしまった)お客様は少なくありません。

 現在のように金利に関するニュースが流れると、「知らなかった」「説明を受けていない」との声をいただくこともあります。

 とはいえ、自分の金利や優遇条件などに関して理解できていなくても、少しも恥ずかしいことはありません

 なぜなら、プロである銀行員でさえ説明に苦心する部分だからです。お客様にわかりやすく、かつ正しく理解してもらえるような説明をすることは簡単ではありません。そのため、分からないことは遠慮なく銀行員に聞いてください

 仮に質問をした際、「そんな事も知らないのか?」といった顔をした銀行員がいて、それが部下だったなら私は「お客様の無知を指摘する前に、顧客に内容を理解させることができなかった自分の対応を反省するべきだ」と言うでしょう。

お客様の声3.「金利が上がりそうなら教えてよ」

お客様「忙しくて金利の心配をする余裕がない。金利が上がりそうなときはメールとかで教えてほしい」
銀行員・加藤「大丈夫です。金利が変更になるような場合には、必ずお知らせをする決まりになっています」

本人が知らなくても「お知らせしましたから」

 金利変更がある場合、銀行は少なくとも数カ月前に、対象の顧客宛に郵送で通知をします。これは変動金利でも固定金利でも変わりません。

 仮に変動金利の引き上げのような大々的な動きが起こるとすれば、通常の郵送通知だけではなく、ホームページや、場合によってはテレビ・CMなどでお知らせをしたり、個別に顧客へ電話・訪問などで説明したりといった対応もあり得ます。

 ただし注意すべきなのは、転居(※1)や電話番号の変更があったことを銀行に届け出ていなかったような場合です。このような状況で金利変更などの重要な通知を受け取れず、その事実を知らなかったとしても、銀行側は「お知らせしました」と対応するしかありません。

 宛所不明や転居などの理由によって、郵送物が銀行に戻ってきた場合でも顧客に届いていることとなります。なぜなら、顧客から住所変更などの届け出がなかったことが原因だからです。こうした注意事項は住宅ローン契約書類や規約などに記載されており、契約書類に署名捺印した時点で本人も承知していることとなっています。最善の手段を尽くしても連絡が取れなければ「金利変更の通知は顧客に届き、金利変更も承諾された」こととなり、銀行は所定の金利引き上げ手続きを進めます。

 幸いというべきか、これまで私の銀行員生活で、住宅ローン変動金利の一斉引き上げといった事態はありませんでした。しかし、固定金利期間が終了(※2)するお客様が転居してお知らせが届かず、自動的に変動金利へ変更となり、後日「勝手に変動金利にされた」とお客様があわててやってきた、という経験はあります。

 住所や電話番号など変更がある場合は、必ず銀行に連絡して変更手続きをするよう、銀行員としてお願いします。

※1 原則として、住宅ローンを借りた人がその家から転居すると、住宅ローンとして成り立たなくなります。しかし一時的な転勤などで数年間など転居する場合などは特例的に銀行も転居を認めます。またローンを借りた本人だけ単身赴任する場合など、本人限定郵便物などが届かないケースも想定されますので、まず銀行に連絡するようにしてください。
※2「金利ミックス型」などと呼ばれる金利タイプで、3年・5年・10年などの期間で固定金利を選択し、固定金利の期間が終了したら、もう一度固定金利を選ぶか、変動金利に変更することも選択できます。また上記したケースも含め「固定金利を再選択しなかった場合は、変動金利へと自動的に変更される」という形態が主流です。しかし自動的に変動金利へ変更された場合には金利優遇なしで基準的な金利になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

お客様の声4.「金利を上げるなら他に借り換える」

お客様「金利が引き上げになるなら、いっそのこと他の銀行に借り換えしようかな?」
銀行員・加藤「まあまあ、そう結論を急がれなくても。よろしければあちらでお茶でも」

金利を下げられる人は下げる、しかし・・・

 金利上昇の話題が多くなってきた最近は特に、「金利を引き上げるなら他の銀行に行くよ!」と「予防線」を張る方もいます。

 しかし、銀行員に対して「あおり」や「ブラフ」をかけたとしても、銀行があわてて金利を下げるようなことはありません。とはいえ、金利に不満を持っていることを打ち明けてくれた場合、金利を引き下げて「慰留」をし、ローン流出を防ぐ対応をすることもあります。

 ただし、返済を滞納している人などに対しては、銀行側が引き下げに応じてくれないこともあります。住宅ローン金利の引き下げは、少なくとも毎回返済という約束を果たしているお客様である、というのが大前提です。そもそも、返済が遅れているのであれば、他の銀行の借り換え審査に通らない可能性が高いとも考えられます。そのため、金利が引き下げられることはないでしょう。

【関連記事はこちら】>>住宅ローンの変動金利は、借り換えなければ、金利は下がらない!

お客様の声5.「自分だけは金利を上げないで!」

お客様「自分だけは特別に金利を上げないで!絶対に誰にも言わないから!」
銀行員・加藤「いえいえ、お客様だけ特別扱いはできません。すべての方が特別なお客様です」

お客様は全員「特別扱い」

 住宅ローンの金利が引き上げになるときでも、自分の金利だけは上げないでほしい。このように自分だけを特別扱いしてと要求される人も少なくありません。

 しかし、一部の顧客だけを特別扱いしたことが外部に漏れると、大きな問題に発展することもあります。

 さらに、銀行は顧客の属性(年収や職業・勤務先など)や銀行取引内容などで個別に金利を決めるため、初めから人によって金利は違っています。これを「特別扱い」あるいは「依怙贔屓(えこひいき)」だとは、銀行では考えません。銀行も営利企業ですから当然です。

 そのため、もしも今後、金利引き上げの局面を迎えた際の対応も個別に違ってきますその意味では「あなただけ特別」でもあり「みんな特別なのです。

 ちなみに私は、金利に不満を訴えるお客様に対し「あなただけ特別な低金利対応をするので、くれぐれも他の人には言わないでください」と付け加えることもあります。そしてそのセリフは、次のお客様に繰り返すこともありますし、またそれを聞いたお客様が口外しないとも信じていません。もちろん、聞きつけた人から「自分の金利もあの人と同じにしてよ!」と言われても、やり取りの事実の有無を含め「お客様の個人情報なのでお話しできません」と答えるだけです。

まとめ

 今回は、金利上昇への不安が高まっているなか、住宅ローン利用者の「生の声」をお届けしました。

 私は銀行員として「金利が引き上げになることは絶対ありません。安心してください」などとは決して言えません。しかし、利用している住宅ローンについて心配なことがあり、1人で解決できそうもないときには、遠慮せず銀行員に相談してください。そうすれば、彼らはきっと親身に答えてくれるでしょう。

 銀行員の対応が悪ければ、その銀行とこれからも付き合い続けるべきか、を考えるきっかけになるかも知れません。その銀行が本当にお客様へ冷たい対応なのか、あなたが銀行に求めるレベルが高すぎるのか。それぞれだとは思いますが、少なくとも、対応に納得のできない銀行では、今後もしも金利上昇が始まったとき、その対応も満足いかない可能性がありますので・・・

【関連記事はこちら】>>銀行員が考える、住宅ローン金利引き上げシミュレーション! その時、顧客は選別される

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

預金残高に応じた現金キャッシュバック実施中
実質金利(手数料込)
0.459%
総返済額 3242万円
表面金利
年0.329%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,629円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/11/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。現金キャッシュバックキャンペーンの適用条件・キャンペーン内容・キャッシュバック期間の詳細はauじぶん銀行の公式サイトをご覧ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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