auじぶん銀行の住宅ローン

「住宅ローン金利はいつ上がる?」「知らないうちに引き上げられる?」~気になる質問に銀行員が回答

【第23回】2024年3月15日公開(2024年3月19日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

「住宅ローン金利はいつ上がるの?」「知らないうちに引き上げられるの?」住宅ローン金利上昇への不安が高まる今、お客様から銀行員の私に対して、このような質問が数多く寄せられています。そこで今回は、銀行員がどう答えているのかを解説します。(金融ライター・加藤隆二、現役銀行員)

お客様の声1.「住宅ローン金利は上がるの?」

住宅ローン金利の上昇が話題となっている(出典:PIXTA)
住宅ローン金利の上昇が話題となっている(出典:PIXTA)

お客様「気付かないうちに自分の金利は上がっているの?」
銀行員・加藤「安心してください、上がっていないですよ」

お客様「これから引き上げられることはある?」
銀行員・加藤「現時点で金利の引き上げの予定はありません」

お客様は金利が心配、だからこそ銀行員は慎重になる

 現在(記事執筆・2024年3月)、最も多く寄せられているのは金利上昇に関する質問です。住宅ローン金利は上がるのか」がお客様の関心を強く集めていることを現場で感じています。また、知らないところで、自分の住宅ローン金利が既に引き上げられているのでは」と心配する方も多くいらっしゃいます(なお、お知らせもなく「内緒で金利引き上げ」を行うようなことはありません)。

【関連記事はこちら】>>銀行員が考える、住宅ローン金利引き上げシミュレーション! その時、顧客は選別される

 現状、私の勤務する銀行では、上層部からの金利引き上げの指示はありません。一方で、お客様から金利動向などを尋ねられた際には、「推測的な発言も、逆に断定的な発言も禁止」「『個人的にはこう思う』も禁止」との指示事項が存在しています。

 住宅ローン利用者が金利の引き上げに「ヤキモキしている」今、金利に関する発言は厳に慎めと、いわば「箝口令(かんこうれい)」が発せられている状況にあるのです。

お客様の声2.「どのような契約だった?」

お客様「自分の住宅ローン金利だけど、契約の内容がよく分からない」

住宅ローン・金利の優遇や契約内容は、銀行員でも説明がむずかしい

 自分が借りている住宅ローンの内容や、その金利に関する優遇条件の詳細を知らない(忘れてしまった)お客様は少なくありません。

 現在のように金利に関するニュースが流れると、「知らなかった」「説明を受けていない」との声をいただくこともあります。

 とはいえ、自分の金利や優遇条件などに関して理解できていなくても、少しも恥ずかしいことはありません

 なぜなら、プロである銀行員でさえ説明に苦心する部分だからです。お客様にわかりやすく、かつ正しく理解してもらえるような説明をすることは簡単ではありません。そのため、分からないことは遠慮なく銀行員に聞いてください

 仮に質問をした際、「そんな事も知らないのか?」といった顔をした銀行員がいて、それが部下だったなら私は「お客様の無知を指摘する前に、顧客に内容を理解させることができなかった自分の対応を反省するべきだ」と言うでしょう。

お客様の声3.「金利が上がりそうなら教えてよ」

お客様「忙しくて金利の心配をする余裕がない。金利が上がりそうなときはメールとかで教えてほしい」
銀行員・加藤「大丈夫です。金利が変更になるような場合には、必ずお知らせをする決まりになっています」

本人が知らなくても「お知らせしましたから」

 金利変更がある場合、銀行は少なくとも数カ月前に、対象の顧客宛に郵送で通知をします。これは変動金利でも固定金利でも変わりません。

 仮に変動金利の引き上げのような大々的な動きが起こるとすれば、通常の郵送通知だけではなく、ホームページや、場合によってはテレビ・CMなどでお知らせをしたり、個別に顧客へ電話・訪問などで説明したりといった対応もあり得ます。

 ただし注意すべきなのは、転居(※1)や電話番号の変更があったことを銀行に届け出ていなかったような場合です。このような状況で金利変更などの重要な通知を受け取れず、その事実を知らなかったとしても、銀行側は「お知らせしました」と対応するしかありません。

 宛所不明や転居などの理由によって、郵送物が銀行に戻ってきた場合でも顧客に届いていることとなります。なぜなら、顧客から住所変更などの届け出がなかったことが原因だからです。こうした注意事項は住宅ローン契約書類や規約などに記載されており、契約書類に署名捺印した時点で本人も承知していることとなっています。最善の手段を尽くしても連絡が取れなければ「金利変更の通知は顧客に届き、金利変更も承諾された」こととなり、銀行は所定の金利引き上げ手続きを進めます。

 幸いというべきか、これまで私の銀行員生活で、住宅ローン変動金利の一斉引き上げといった事態はありませんでした。しかし、固定金利期間が終了(※2)するお客様が転居してお知らせが届かず、自動的に変動金利へ変更となり、後日「勝手に変動金利にされた」とお客様があわててやってきた、という経験はあります。

 住所や電話番号など変更がある場合は、必ず銀行に連絡して変更手続きをするよう、銀行員としてお願いします。

※1 原則として、住宅ローンを借りた人がその家から転居すると、住宅ローンとして成り立たなくなります。しかし一時的な転勤などで数年間など転居する場合などは特例的に銀行も転居を認めます。またローンを借りた本人だけ単身赴任する場合など、本人限定郵便物などが届かないケースも想定されますので、まず銀行に連絡するようにしてください。
※2「金利ミックス型」などと呼ばれる金利タイプで、3年・5年・10年などの期間で固定金利を選択し、固定金利の期間が終了したら、もう一度固定金利を選ぶか、変動金利に変更することも選択できます。また上記したケースも含め「固定金利を再選択しなかった場合は、変動金利へと自動的に変更される」という形態が主流です。しかし自動的に変動金利へ変更された場合には金利優遇なしで基準的な金利になってしまう可能性もありますので、注意が必要です。

お客様の声4.「金利を上げるなら他に借り換える」

お客様「金利が引き上げになるなら、いっそのこと他の銀行に借り換えしようかな?」
銀行員・加藤「まあまあ、そう結論を急がれなくても。よろしければあちらでお茶でも」

金利を下げられる人は下げる、しかし・・・

 金利上昇の話題が多くなってきた最近は特に、「金利を引き上げるなら他の銀行に行くよ!」と「予防線」を張る方もいます。

 しかし、銀行員に対して「あおり」や「ブラフ」をかけたとしても、銀行があわてて金利を下げるようなことはありません。とはいえ、金利に不満を持っていることを打ち明けてくれた場合、金利を引き下げて「慰留」をし、ローン流出を防ぐ対応をすることもあります。

 ただし、返済を滞納している人などに対しては、銀行側が引き下げに応じてくれないこともあります。住宅ローン金利の引き下げは、少なくとも毎回返済という約束を果たしているお客様である、というのが大前提です。そもそも、返済が遅れているのであれば、他の銀行の借り換え審査に通らない可能性が高いとも考えられます。そのため、金利が引き下げられることはないでしょう。

【関連記事はこちら】>>住宅ローンの変動金利は、借り換えなければ、金利は下がらない!

お客様の声5.「自分だけは金利を上げないで!」

お客様「自分だけは特別に金利を上げないで!絶対に誰にも言わないから!」
銀行員・加藤「いえいえ、お客様だけ特別扱いはできません。すべての方が特別なお客様です」

お客様は全員「特別扱い」

 住宅ローンの金利が引き上げになるときでも、自分の金利だけは上げないでほしい。このように自分だけを特別扱いしてと要求される人も少なくありません。

 しかし、一部の顧客だけを特別扱いしたことが外部に漏れると、大きな問題に発展することもあります。

 さらに、銀行は顧客の属性(年収や職業・勤務先など)や銀行取引内容などで個別に金利を決めるため、初めから人によって金利は違っています。これを「特別扱い」あるいは「依怙贔屓(えこひいき)」だとは、銀行では考えません。銀行も営利企業ですから当然です。

 そのため、もしも今後、金利引き上げの局面を迎えた際の対応も個別に違ってきますその意味では「あなただけ特別」でもあり「みんな特別なのです。

 ちなみに私は、金利に不満を訴えるお客様に対し「あなただけ特別な低金利対応をするので、くれぐれも他の人には言わないでください」と付け加えることもあります。そしてそのセリフは、次のお客様に繰り返すこともありますし、またそれを聞いたお客様が口外しないとも信じていません。もちろん、聞きつけた人から「自分の金利もあの人と同じにしてよ!」と言われても、やり取りの事実の有無を含め「お客様の個人情報なのでお話しできません」と答えるだけです。

まとめ

 今回は、金利上昇への不安が高まっているなか、住宅ローン利用者の「生の声」をお届けしました。

 私は銀行員として「金利が引き上げになることは絶対ありません。安心してください」などとは決して言えません。しかし、利用している住宅ローンについて心配なことがあり、1人で解決できそうもないときには、遠慮せず銀行員に相談してください。そうすれば、彼らはきっと親身に答えてくれるでしょう。

 銀行員の対応が悪ければ、その銀行とこれからも付き合い続けるべきか、を考えるきっかけになるかも知れません。その銀行が本当にお客様へ冷たい対応なのか、あなたが銀行に求めるレベルが高すぎるのか。それぞれだとは思いますが、少なくとも、対応に納得のできない銀行では、今後もしも金利上昇が始まったとき、その対応も満足いかない可能性がありますので・・・

【関連記事はこちら】>>銀行員が考える、住宅ローン金利引き上げシミュレーション! その時、顧客は選別される

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.308%
総返済額 3161万円
表面金利
年0.179%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
73,694円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/9/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
頭金10%以上で変動金利が低くなる!
実質金利(手数料込)
0.399%
総返済額 3210万円
表面金利
年0.270%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
74,864円
おすすめポイント

①低金利の上、がん50%団信無料
②無料で全疾病保償&12カ月の就業不能保償を付帯
③金利+0.1%で、がん100%団信も付帯OK

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 割引サービスなどを併用しなくても、変動金利は業界最低水準
  • 審査結果によって金利が上がることがない、安心の一律金利
  • がん100%保障団信が、わずか0.1%の上乗せで加入できる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

PayPay銀行の住宅ローンは、ネット銀行ならではの低金利が特徴です。がん50%団信も付帯するようになり、auじぶん銀行などと人気を分けています。

 

ネット銀行ならではの、お申込みから契約までネットでお手続きを完結できる点も魅力的です。


ただし、審査は厳しめです。
 

条件のいい借り手に絞ることで低金利を実現しているものと思われます。当初の計画では、徐々に融資対象を拡大していくとしていましたが、今後どうするのか注目しています。

関連記事 PayPay銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
借入金額×2.20%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
ホームページでの手続き:無料
電話での手続き:5,500円(税込)
繰上返済手数料(全額)
手数料:33,000円(消費税含む)
PayPay銀行住宅ローンセンターに電話で申し込み
借入額
500万円以上2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人が住む住宅に関する以下の資金
・戸建またはマンションの購入(中古物件を含む)
・戸建の新築・現在借入中の住宅ローンの借り換え
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
原則、利用不可
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
20歳以上65歳未満
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳未満)
+一般団信プラス(借入時年齢:51歳未満)
+がん50%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
+全疾病保障&入院保障(借入時年齢:51歳未満)
一般団信プラス(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、100万円の給付金。または、がん先進医療を受けた場合は、通算1000万円まで給付金)
がん50%保障団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円。また、がんと診断された場合、ローン残高が半分)
全疾病保障&入院保障(けが・病気により入院した場合、毎月返済が無料になる他、就業不能状態が12ヵ月継続すると、住宅ローン残高がゼロ円に)
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金
11疾病保障団信(借入時年齢:51歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。10種類の生活習慣病で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。または、がんと診断された場合、100万円の給付金。上皮内がん・皮膚がんと診断された場合、50万円の給付金。病気やけがで入院が連続5日以上の場合、10万円の給付金
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア連生団信
(一般団信、借入時年齢:65歳未満)
金利+0.20%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)ペア連生団信
(がん100%、借入時年齢:51歳未満)
金利+0.40%
(連帯債務で借り入れを行う二人のどちらかが、がんと診断及び死亡・高度障害になった場合、ローン残高が0円)
閉じる
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実質金利(手数料込)
0.419%
総返済額 3221万円
表面金利
年0.290%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,123円
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手数料5.5万円〜と安く、自己資金が少ない人におすすめ

【締め切り間近】住宅ローン金利優遇キャンペーンは10月31日まで
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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 事務手数料11万円なら、要介護状態になると住宅ローン残高がゼロになる「安全保障付団信」が付く
  • 長期固定には「ステップダウン金利」と「長期固定金利」がある。ステップダウン金利タイプは、10年後以降、5年ごとに金利が当初金利の10%分ずつ下が理、長期で借りる人はお得

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

新生銀行の住宅ローンは、手数料が5.5万円からと非常に安いので、うまく使うとおとくになります。特に「借り換え」で利用される方が多く、「新規」であっても「借入金額が大きい」「期間が短い」といったケースでは魅力的な銀行となります。

 

10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低いのも特徴的です。

商品も特徴的で、介護保障保険が付帯した商品や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。

 

審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。

 

なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。

関連記事 SBI新生銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
【定額型】5万5000円~
【定率型】借入残高×2.2%
保証料
0円
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
0円。電話にて連絡
(安心パックW(ダブル)の場合、借り入れ日から5年以内に完済すると、繰上返済手数料として完済時に別途165,000円必要)
借入額
500万円以上3億円以下(10万円単位)
(ステップダウン金利タイプは、2000万円以上、3億円以下)
借入期間
5年以上35年以内(1年単位)
(長期固定金利タイプまたはステップダウン金利タイプの場合は、21年以上35年以内)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が居住するための、
●戸建・マンション(中古物件を含む)の購入資金
●戸建住宅の新築資金
●戸建・マンションにかかる他の金融機関で現在借入中の住宅ローンの借換資金
●戸建・マンションのリフォーム資金
●上記にかかる諸費用
●延床面積で50平米以上(マンションの場合は専有面積30平米以上)
●住居専用、もしくは店舗や事務所との併用住宅(住居部分が延床面積の50%以上で、併用部分(店舗・事務所)は、自己使用であるものに限る)であるもの
年収
(給与所得者)
300万円以上
勤続年数
(給与所得者)
2年以上
年収
(個人事業主等)
300万円以上(2年平均)
事業年数
(個人事業主等)
2年以上
年齢
(借入時)
20歳以上65歳以下
年齢
(完済時)
80歳未満
その他条件
・SBI新生銀行が指定する団体信用生命保険への加入資格を有すること
・日本国籍または永住許可を有すること(永住許可を有していない場合は、配偶者が日本国籍または永住許可を有し、かつその配偶者が連帯保証人になること)
・その他SBI新生銀行所定の資格・要件を満たしていること
無料の団信
一般団信(加入時年齢:65歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
安心保障付団信(加入時年齢:65歳以下)
11万円
要介護3以上。または、所定の状態が180日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

変動金利ランキング完全版はこちら

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