auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンの借り換えの進め方、注意すべきポイントとは? 銀行員が基礎から解説!

【第27回】2024年5月9日公開(2024年5月9日更新)
加藤隆二:金融ライター(現役銀行員)

住宅ローンの借り換えが選択肢の一つとして注目されています。住宅ローンの金利上昇が現実に近づきつつある今、他の銀行への借り換え、特に変動金利から固定金利への借り換えを検討する人も少なくありません。そこで今回は、借り換えの基本や現実、金融機関の内部事情まで、銀行員の視点で語りたいと思います。(金融ライター・加藤隆二、現役銀行員)

住宅ローンの借り換えについて基礎からおさらい

 借り換えのメリットは「変動金利への借り換えなら、金利が低くなり返済額が減る」「固定金利に借り換えることで金利は上昇するが、将来の金利上昇リスクをなくせる」ことですが、それ以外の部分についての説明は省かれがちです。

 まず、借り換えについて基本事項からデメリットまで知識の確認をしておきましょう。

変動金利から固定金利への借り換えの基本事項とは
変動金利から固定金利への借り換えの基本事項とは 出典:PIXTA

住宅ローンの借り換えとは?

 借り換えとは「ほかの金融機関で住宅ローンを借り、返済中の住宅ローンを返すこと」です。現在の住宅ローンから、他の金融機関の住宅ローンに入れ替えるので借り換えと呼ばれています。別名で、乗り換えや肩代わりとも言いますが、特に銀行ではライバル関係の他金融機関の融資を奪い取るという意味合いで、肩代わりという表現を使っています。

 また、基本事項として以下の2点を理解しておきましょう。

<住宅ローン借り換えの基本事項>

・返済中の銀行の内部で借り換えはできない
新規借入の方が金利が低いからといって、同じ銀行で借り換えはできない(※1)

・借り換えを検討するには「最低ライン」がある
借り換えでメリットが発生する最低ラインとして以下の3つがある(※2)
①「金利差が1%以上ある」
②「ローンが1,000万円以上残っている」
③「返済期間は10年以上」
(※1)固定金利から変動金利のように、金利タイプの変更は可能。金利優遇幅は借入時のものが適用される。
(※2)金利差が1%に満たなくても、借入残高が大きい場合にはメリットが発生することもある。

【関連記事はこちら】>>超低金利で、住宅ローン借り換えのタイミングが到来! 残高、返済期間が大きければ、金利低下▼0.5%でもメリットあり

借り換えのデメリット

 ただし、借り換えには以下のようなデメリットもありますので注意が必要です。

<借り換えのデメリット>

・経費が必要
登記費用や保証料・手数料などの経費が必要となり、これを上乗せして借り換えることになる

・総返済額のメリットは「タラレバ」
借り換え提案書は基本的に「最後まで金利が上昇しなかった場合」という仮定に基づいて作成されている

借り換えは銀行の提案を待てばいい?

 実際に借り換えを検討するとして、金融機関が借り換え提案をしてくるのを待っていればいいのでしょうか。それとも、自分で動き出すべきなのでしょうか。

 このあたりを「銀行の中の人」としてお話ししたいと思います。

いま、金融機関は積極的な借り換え提案をしていない

 現在、借り換えの営業活動へ積極的に取り組んでいる金融機関は少ないのが実態です。なぜなら、ある程度は新築案件やマンション分譲などのローン相談が見込めますし、借り換えも顧客がネット経由で、シミュレーションや申し込みまでやってくれるので、わざわざ営業をかけなくても済むからです。

 私が銀行に入行したバブル期では、それぞれの担当地区の家を軒並み、休日返上で訪問し、「住宅ローンは残っていませんか?借り換えしませんか」と飛び込み営業をしていた時代があります。現在は個人情報保護法の観点からも、また反社会的勢力に訪問してしまうリスクもあることから、こうした金融機関の軒並み・飛び込み営業は実施されることも少なくなりました。

 こうした現在の金融機関事情から考えると、借り換え提案が来ることはあまり想定できそうもありません。だからこそ、自分で考えて動かなければ何も変わらないと私は考えます。

【関連記事はこちら】>>住宅ローン借り換えの提案書が銀行から来ていますか?どんな人に、どんなものが来るのかを銀行員が解説!

【銀行から提案された場合】の確認ポイント

 とはいえ、金融機関からの借り換え提案が全くないわけではありません。提案された場合には、以下のポイントを確認しておきましょう。

<借り換えを提案された場合の要注意ポイント>

・提案書の内容は的確か?
銀行員が推測で試算した提案書の内容が、そもそも現在返済中のローンと違っている可能性がある

・諸経費が抜け落ちてはいないか?
借り換えに必要な諸経費が抜け落ちていることがある。
担当が不慣れで抜け落ちていることもあれば、「別途費用が必要」と小さく注意書きがあるだけの場合も

・返済期間を延ばしただけの提案になっていないか?
返済期間が長くなれば毎回の返済額が減ってくるのは当たり前なので、支払い金利の比較などを慎重に行う必要がある

・条件の劣化はないか?
金利が固定金利になるなどのメリットがあったとしても、その他の部分で今の住宅ローンより条件が劣化している場合がある
【例】「保証会社なし」が「保証会社付き」に変わる
→別に保証料が必要となり、その分借り換え金額が増える

 また、この他にも「どうやって自分がターゲットになったのか?」という点も気にかけておきましょう。

 金融機関が住宅ローン借り換えの顧客を探す時、不動産の登記内容(誰でも閲覧可能)を調べ、担保の内容から借入残高や金利などを推測するのが一般的な手法です。しかし、それ以外(飛び込みの営業など)なら、借り換え提案の内容の精度が怪しくなります。

 銀行員からの提案がメリットのある提案ばかりとは限りません。ノルマに追われてメリットを無理やり引き出した提案をしたり、顧客には不利となる説明をあやふやにしたりする銀行員も少なからず存在しますので、注意が必要です。

【自分で借り換えに動く場合】のポイント

 提案を待たず、自分で動き出す場合にも注意すべきポイントがあります。

 住宅ローンは現在、ネット経由の申し込みが多くなっていますが、ネット上で「仮申し込み」などを進める際には、必ずクリックをする前に一呼吸置くようにしてください。

 仮申し込みをしてしまうと、個人信用情報へのアクセスに同意をしたこととなり、仮審査で個人信用情報のチェックをしたという「申し込み記録」が累積されます

 この記録が、複数の金融機関を候補として借り換えの検討を進める場合、マイナスに作用する可能性があります。俗に「申し込みブラック」などと呼びますが、直前に別の申し込み記録があると借り換えの審査を通りにくくなってしまう場合もありますので注意が必要です。

銀行員が考える「借り換えを検討してもよいケース」

 続いて、銀行員として借り換えを取り扱ってきた経験から、「この人なら借り換えを検討する価値がある」と考えるケースを紹介していきます。

ケース1.とにかく今の返済を減らしたい人

 たとえば固定金利から変動金利に借り換えた後で金利が急上昇し、借り換えのメリットが吹っ飛んでしまう可能性があったとしても、とにかく毎月返済が少なくなればいいと考える人であれば、借り換えを前向きに検討していいかもしれません。

 損得は自分の価値基準。将来のことより今が大事なのであれば、借り換えを考えてみる価値もあるでしょう。

ケース2.完済できる「当てがある」人

 親・祖父母からの援助や相続など、ほぼ間違いなくまとまった大金を受け取れる予定がある人ならば、借り換えをして目先のメリットを享受するという選択肢もあります。

 ただし、借り換えによるメリットと返済までの時期などを慎重に見極める必要があります。

ケース3.自分の金利観を持っている人

 今後の金利がどうなるのかなど、確固たる金利観に基づいて借り換えを選ぶとするならば、その結果がどのようなものでも自分自身で納得できるはずです。

 そのため、このような人は借り換えを自分で進める選択をしてもいいでしょう。

まとめ

 今回は借り換えについて、基本事項の部分から解説してきました。

 金利上昇など心配なことは増えてきていますが、大事なのは情報に振り回されないことです。本当に正しい情報かと疑う目を持つことが大事だと思います。

 そして結局のところ、損得は人それぞれの価値観です。借り換えをするかどうかも最終的には自分で決めることであり、周りから強制されることではありません。

 ただし、一度借り換えをしたら後戻りはできません。決断するときは後悔しないよう、慎重に考えることをおすすめします。

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新規借入2024年12月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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