auじぶん銀行の住宅ローン

2025年末に変動金利1%?! 日銀の追加利上げとトランプ新大統領就任で住宅ローン金利はどうなる?

【第102回】2025年1月28日公開(2025年1月28日更新)
千日太郎:住宅ローン・不動産ブロガー

2025年1月は、日銀の利上げ決定とトランプ大統領の就任という、住宅ローン金利に影響を与えるイベントが2つありました。これにより、住宅ローン金利が今後どうなるか、変動金利を選んだ人やこれから借りる人はどのような行動をとるべきかなどを解説します。(住宅ローン・不動産ブロガー 千日太郎)

2025年1月、政策金利を0.25%から0.5%へ引き上げ決定

日銀が政策金利を0.5%に引き上げを決定
日銀が政策金利を0.5%に引き上げを決定(出所:PIXTA)

 こんにちは、公認会計士の千日太郎です。

 日銀は1月24日の金融政策決定会合で政策金利を0.25%から0.5%へ引き上げることを決定しました。

 アメリカのトランプ政権発足を受けた金融市場や日本経済への影響を見極めるとのことでしたが、株式市場などに大きな混乱は起きず、利上げを判断したようです。

 いまのところ、2025年度末を目途に最低でも1%程度と言われる中立金利を目指して利上げを行う姿勢に変化はなく、前回の記事でお話しした変動金利の着地点に変更はないと見ています。
※中立金利とは、政策金利が緩和でも引き締めでもない中立の金利のこと

2025年度後半までに段階的に1%まで利上げする

 植田総裁の記者会見を見たのですが、利上げに反対した委員は1名のみで、賛成多数での決定だったとのことです。

 今回の利上げに踏み切った主な理由としては、経済物価について、概ね想定どおりに推移しているので、2%の持続的安定的な物価上昇率の実現の確度が高まっていると判断したとのことです。

 今回の利上げによって政策金利は0.5%となりましたが、実質金利はまだマイナスの状態にあるので、緩和的な金融環境が維持されており、引き続き金利を上げていく必要があるという見方をとっています。

 日銀は2024年7月の会合で、2025年度後半の「物価安定の目標」実現を前提とし、政策金利を中立金利まで引き上げていくとし、その中立金利は最低でも1%程度とみているとしています。

 記者会見では、0.5%への利上げ後も中立金利までには「まだ相応の距離がある」との認識も示しました。

 さらに、中立金利については「1%~2.5%」であると具体的な数字に言及したのも見逃せません。

 日銀は、急ピッチの利上げを避けるために、経済・物価の反応を確認しながら適時段階的に利上げしていくとしています。

 今回の利上げは昨年の7月から6カ月後、0.25%引き上げの0.5%なので、最低ラインの1%まではあと2回。見込みどおりに達成できるペースになっていると思います。

日銀はトランプ政権の不確実性をどう見ている?

 2024年12月の会合では、トランプ政権発足を受けた市場や経済への影響を見極めるとのことでしたが、蓋を開けてみれば大きな混乱が起きなかったこと、また最も注目している関税政策については、日銀の金融政策に反映できる段階まで進行していないことで、利上げに踏み切っています。

 しかし、トランプ新大統領は、就任演説で「直ちに貿易制度の見直しに着手する」と言及しており、2月1日からメキシコやカナダからの輸入品に25%の関税を課すことを検討していると明らかにしています。

 就任初日の関税導入を見送った理由としては、さすがのトランプ氏も就任初日に株価が暴落することは避けたかったからではないかとの憶測もあり、まだまだ本番はこれからという見方もあります。

 今後は中国も標的になるでしょうし、現地の有力紙では「今後、数週間から数カ月間のうちに大統領がさまざまな理由で数多くの国々に関税を課すことができるようになり、世界的な貿易戦争が起きる可能性がある」と伝えています。

 日銀の植田総裁は1月24日の記者会見で「不確実性」を理由に金融政策に反映しないと言っているのですが、わずか1カ月前の12月会合では同じ「不確実性」を理由に利上げを見送っています

 トランプ政権の関税政策の影響が、今後の日銀の利上げペースに対して強いブレーキとなり得ることは間違いないでしょう。

トランプ政権が日本経済と金利に与える影響

トランプ大統領就任後、長期金利が上昇している
トランプ大統領就任後、長期金利が上昇している(出所:PIXTA)

 関税については直接日本が対象とならなくても、すでに標的となっている国に販売や製造拠点を置く日本の大企業の業績に悪影響を及ぼします。業績見込みの下方修正は日本企業の株価に影響し、現に業績が悪化すれば賃金の上昇にもマイナスの圧力となってきます。

 また、一部報道で可能性が示唆されているように、アメリカが関税を交渉の手段とすることによって、各国が報復関税をかけることで、世界経済が停滞する可能性も否定できません。日本経済への影響として良い材料は何一つとして無いのです。

 また、長期金利の面では、トランプ氏の当選後は「トランプトレード」によって米長期金利が上昇し、それが日本に波及する形で日本の長期金利も上昇しました

 その後、FRBが利下げを開始して長期金利が下がるかに思われたのですが、それでも米国の債券は継続して売られ、長期金利は上昇し続け、連動して日本の長期金利も上昇を続けています。

 日本の長期金利の上昇については、日銀が利上げ局面にあるからという説明もできるのですが、米国の金利上昇については不可解です。

 その背景についてはさまざまな考察がされていますが、トランプリスクも一つの要因であると見ています。

 通常はリスクが意識されると、安全資産とされる債券が買われて債券価格が上がり、利回りが下がる=長期金利が下がるのがセオリーです。

 しかし、通常レベルを超える大きなリスクに直面すると、債券(国債)すらも「リスク資産」として売られることがあるのです。

住宅ローンの変動金利と固定金利はどうなる?

 民間銀行の固定金利については、長期金利を指標に金利を決定する銀行が多いので、今後はある程度上がっていくことになるでしょう。

 ただし、全期間固定金利タイプとしては、住宅金融支援機構の「フラット35」は、政府の少子化政策を反映して金利の上昇を抑える傾向が続いています。この傾向は今後も続くものと思います。そのため、民間銀行の固定金利が上がっていくとしても、フラット35の水準がキャップのようになって、上限が抑えられると見ています。

【関連記事】>>来月の住宅ローン金利(フラット35、変動金利、10年固定)を予想! 金利の推移、今後の金利動向を確認しよう

 なお、2025年1月時点のフラット35の買取型は1.86%です。ここに、昨年2月からスタートした金利引下げ制度の「子育てプラス」で、当初の期間にわたり最大年1%下がると0.86%で固定できることになります。

 今後も住宅金融支援機構が政策的にこの水準を維持するとすれば、民間銀行も固定タイプをこのあたりの水準にしていかなければ、金利上昇リスクを回避しようとする顧客を取りこぼすことになるのです。

 ただし、民間銀行の中には固定金利を選ぶ顧客を割り切って諦め、変動金利を選ぶ顧客を獲得しようとする営業戦略を採用する銀行もあると思います。

変動金利は、概ね1%に収束する?

 変動金利については、まさに日銀の政策金利に連動するということになるのですが、これについては1%という水準がすでに日銀によって公開されているのがポイントでしょう。

 さらに、民間銀行は預金者を集めたい思惑から、政策金利の上昇よりも変動金利の上昇を抑える傾向があります。政策金利の上昇局面においてはこの状態が続くと考えられるので、変動金利の上昇も0.45~0.75%程度に抑えられるであろうと見ています。

 現在の変動金利の水準が0.4%~0.6%に分布していることに鑑みると、変動金利の到達点としては、日銀が政策金利の目標としている概ね1%に収束すると見ています

 つまり、変動金利の水準と固定金利の水準はだんだんと近づいてくると考えています。

まだ借り換えすべきでない

 現在の日銀のスタンスは変わらず金融緩和であり、政策金利をドンドン上げていく想定はしていないと見ています。

 また、最も影響が大きいトランプ政権の関税政策が日本経済に与える影響としては基本的にネガティブなものであり、政策金利の到達点としては日銀の想定よりも下振れするリスクの方が高いでしょう。

 一方で、住宅ローンの借り換えにあたっては新たな借り入れと同じくらいの手数料が必要になります。4000万の住宅ローン残高であれば100万円前後はかかってきます。

 借り換えで100万円を手数料として銀行に払うと、借金は減らずに純粋なコストとして家計から資本が流出してしまいます。現在から10年程度さかのぼって住宅ローンを組んだ人を想定すると、借り換えることによって得する環境にはありません

 現在、変動金利で借りていて今後の金利上昇が不安な人は、借り換えによって現金預金を家計から流出させるのではなく、繰り上げ返済資金として確保しておくことを選択すべきでしょう。

 住宅ローンの繰り上げ返済のために銀行にお金を払うことで、同額の借金(負債)が減るため、コストとして出ていくのとは違うのです。

【関連記事】>>変動金利の5年ルールは多数が勘違い?! これから住宅ローンを借りる人が知っておくべき3つの新セオリーとは

まとめ~日銀の利上げから家計を守るために心がけること

 日銀の1月利上げによって政策金利は0.5%となり、2008年以来17年ぶりの高水準に達しています。

 植田和男総裁は、「1%~2.5%」の中立金利までには「まだ相応の距離がある」として今後の利上げについては予断を持たずに毎回の会合で判断していく考えを表明しています。

 今後も緩やかな金利上昇が見込まれる環境下で、変動金利で住宅ローンを借りる人、すでに借りている人は、金利に関する情報収集を行う必要があります。

 そして、「金利上昇によって具体的に自分の支払がいくら増えるのか?」「予定どおりに完済するためにはいくら繰り上げ返済が必要になるのか?」を把握しておく必要があるのです。

【関連記事】>>住宅ローンの10年後の変動金利はどこまで上昇する? 12銀行を試算

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住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③KDDIグループのインターネット銀行で全国に対応

2025/1/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。変動金利(新規借入)で、50歳以下の方が一般団信を選択し、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利は年0.344%。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • KDDIグループのネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

関連記事 りそな銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
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※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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