住宅ローン50年返済なら1億円超えのマンションも購入可能に! 必要年収も35年返済より100万円下がるが、デメリットはある?

2026年6月17日公開(2026年6月16日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

住宅価格の高騰により「買いたくても自分たちの年収ではとても買えない」と諦めかけている人が少なくないのではないだろうか。そのため、金融機関では最長35年の返済期間を40年、50年に延長して買いやすくする動きが強まっている。35年超のローンならどれくらい返済負担が減り、マンションが買いやすくなるだろうか。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

首都圏のマンション購入には1,000万円以上の年収が必要な時代

 不動産経済研究所の調査によると、2025年度の首都圏新築マンションの平均価格は9,383万円。2015年度は5,617万円だったから、10年で67.0%も上昇したことになる。
※出典:不動産経済研究所「首都圏 新築分譲マンション市場動向2025年度(2025年4月〜2026年3月)

 仮に2015年度に全額ローンを組めたとすれば、毎月返済額は18万6,070円(借入額5,617万円、金利2.0%、35年元利均等・ボーナス返済なし)。年収に占める年間返済額の割合である返済負担率を、銀行の審査基準の上限の35%とした場合、必要な年収は638万円。平均的な会社員でも新築マンションを手にできたのではないだろうか。

 しかし、2025年度の9,383万円のマンションを購入するとなると、毎月返済額は31万823円となり、必要な年収は1,066万円と1,000万円を超えてしまう。かなりの高額所得者でなければ、手が届かない状況になっている。

 まして、首都圏でも東京23区となると、いよいよ手に負えなくなる。2025年度の23区の平均は1億3,784万円だから、全額ローンを組んでの試算では毎月返済額は45万6,612円で、必要年収は1,566万円になる

住宅ローンの返済期間を延長する銀行が増えている

 こうした現状では、新築マンションが売れなくなるし、銀行にしてみれば住宅ローンを利用してもらえなくなる。

 そこで、住宅価格高騰下でも住宅ローンを利用してもらえるよう、住宅ローンの返済期間を40年や50年に延長する銀行が増えている。返済期間を長くすれば、毎月の返済額が減って買いやすくなる。

 住宅金融支援機構では民間金融機関を対象に、住宅ローンへの取り組みを調査している。その中で、住宅ローンの積極化姿勢として、どのような商品力強化に取り組んでいるかを質問している。

 その結果が図表1で、回答の中でもっとも多かったのが「返済期間35年超のローン提供」の75.7%だった。2位の「団体信用生命保険の保障内容の充実」(50.7%)に25ポイントの差をつけている。35年超のローンの開発・促進が金融機関にとってもっとも大きな関心事となっているわけだ。

図表1 住宅ローンの商品力強化の取組み(上位10項目)

住宅ローンの商品力強化の取組み(上位10項目)
資料:住宅金融支援機構「2025年度住宅ローン貸出動向調査

 35年超の住宅ローンは、地方銀行や大手銀行、ネット銀行が実施し、今や住宅金融支援機構でもフラット50を実施するようになっている。

 それに応じて、35年超の返済期間で住宅ローンを利用する人が増えている。住宅金融支援機構の「住宅ローン利用者実態調査」によると、2026年1月調査で「40年超〜」は5.5%、「35年超〜40年以内」は17.9%で、35年超の合計は23.4%とほぼ4人に1人に達している。若い世代ほど利用率が高い。

50年返済なら必要年収が100万円以上減少する

 では、実際に超長期ローンでは、どんなに借りやすくなるのか、どれくらい借入可能額が増えるのだろうか。

 まず返済期間別の返済額と必要年収は図表2のようになっている。共通条件は借入額5,000万円、金利2.0%、元利均等・ボーナス返済なし。返済負担率別に試算している。

図表2 返済期間別(35〜50年)の返済額と必要年収
設定条件:借入額5,000万円、金利2.0%、元利均等・ボーナス返済なし、返済負担率35%

返済期間別(35〜50年)の返済額と必要年収

 

 返済負担率とは、年収に占める年間返済額の割合のことで、多くの金融機関では上限を35%としている。ここでは借入可能額が多くなる返済負担率35%で必要年収を試算する(年収がさほどでない場合、返済負担率35%では家計への負担が重くなり過ぎるので、25%程度までに抑えるのが無難である)

 従来の最長返済期間であった35年返済では毎月返済額が16万5,631円で必要年収は568万円。それが50年返済では毎月13万1,895円、必要年収は452万円まで減少する。若くてまだ年収がさほどでない人も購入できる。

1億円以上のマンションも購入可能に

 超長期ローンが可能になって返済負担が軽くなれば、借入可能額が増えて、高額のマンションも買えるようになる。図表3は返済期間によって、どれだけ借入可能額が増えるのかを年収別に示している。

図表3 返済期間別(35〜50年)の年収別借入可能額
設定条件:金利2.0%、元利均等・ボーナス返済なし、返済負担率35%

返済期間別(35〜50年)の年収別借入可能額

 年収600万円の場合、 35年返済では借入可能額は5,282万円だが、返済期間40年では同5,778万円に、45年では同6,227万円に、50年返済では同6,634万円に増える。50年返済を利用できれば、35年返済より借入可能額が1,350万円以上増加する。その分、購入する住まいを広くしたり、より利便性の高いエリアで購入したりすることが可能になる。

 首都圏の新築マンションの2025年度の平均価格は9,383万円だが、都下は6,823万円、埼玉県は6,306万円、千葉県は6,828万円、神奈川県は7,481万円。1億円以上の23区は無理でも、都下や周辺3県なら自己資金次第で購入が可能になる。

超長期ローンにはデメリットもある

 しかし、返済期間35年超の住宅ローンはメリットばかりではないため、慎重な姿勢が欠かせない。

 まず注意しておきたいのが、誰でも50年返済を利用できるわけではない点。通常、住宅ローンには「完済時年齢満80歳まで」という規定があるので、50年返済を利用できるのは20代の若い人たちで、30歳以上では45年、40年などに制限される。

 また、35年超のローンでは35年以下に比べて金利が高くなる。たとえば2026年6月のフラット35は返済期間21年から35年が3.21%に対して、36年から50年は3.38%となっている。民間でも、三菱U F J銀行では返済期間31年から35年が3.92%に対して、36年から40年は3.98%となっている。

 利用したい金融機関の条件がどうなっていて、自分の条件なら何年返済まで利用できるのか、金利はどうかなどを十分に確認しておく必要がある。

【関連記事】>>50年ローンなら高額なマンションも購入できるが、返済負担は1500万円も増える!

繰上返済でリタイアまでに完済できるようにする

 最後に、超長期ローンは毎月の返済負担が軽くなる半面、完済までの総返済額が多くなってしまう点を理解しておきたい。図表4は返済期間別の総返済額の差を比較している。

図表4 返済期間別(35〜50年)の総返済額の差
設定条件:借入額5,000万円、金利2.0%、元利均等・ボーナス返済なし、返済負担率35%

返済期間別(35〜50年)の総返済額の差

 借入額5,000万円で35年返済では総返済額は6,956万5,020円だが、40年返済を利用すると35年返済より311万2,740円増える。45年返済では630万3,900円、50年返済では957万1,980円と1,000万円近くも返済しなければならない。

 また、超長期ローンを利用するとリタイア後も返済の続く可能性が高く、老後の生活が不安になる。

 だから、超長期ローンで毎月の返済額が軽減される分、家計管理を徹底して貯蓄を進め、ある程度の金額になれば一部繰上返済で返済期間を短縮し、できるだけ早く返済を終えられるようにしたい。そうすれば、リタイアまでに返済を終え、老後の不安を解消できるだろう。

【関連記事】>>長期40年返済、50年返済の住宅ローン実質金利ランキング!【新規借入】

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新規借入2026年6月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
1.065%
総返済額 3582万円
表面金利
年0.930%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
83,710円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が割安!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③KDDIグループのインターネット銀行で全国に対応

2026/6/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。変動金利(新規借入)は、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利。また、50歳以下の方が一般団信を選択し、物件価格の80%以下で借入れた場合の金利は年0.344%。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • KDDIグループのネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が割安で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているプランもあり、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
商品によって付帯する団信が違う
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
ネット契約なら、印紙代が不要でお得
2位

三菱UFJ銀行

住宅ローン(事務手数料型)・変動金利

実質金利(手数料込)
1.080%
総返済額 3591万円
表面金利
年0.945%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
83,918円
おすすめポイント

疾病保障付住宅ローンの「保険料支払型」は若い時の保険料が安く、中途解約もOK

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 民間金融機関の中で住宅ローンの取扱残高ナンバーワン※日本国内。2007年3月時点より現在まで
  • オプション団信の疾病保障付住宅ローンは保険料を毎月支払うタイプがあり、いつでもオプション団信だけ中途解約ができて使い勝手がいい
  • 事前審査は来店不要。WEB利用で一部繰り上げ返済手数料が無料

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住宅ローンの商品設計は、いろいろ評価できると思います。一時期金利が低くなって競争力が高い印象でしたが、最近はそうでもありません。商品をよく改定するのでわかりにくい部分もあります。

 

ただし、実際の現場のスタッフは顧客本位の対応で積極的に相談に乗ってくれます。

 

審査は厳しい面も、やや緩い面もあるように感じますが、ルールを厳格に守る印象が強いです。住宅を投資用にしていたら、直ちに全額回収をしようとするような厳しさがあります。

 

「疾病保障付住宅ローン」については、金利を上乗せするタイプか、毎月別途支払う「保険料支払型」が選べます。「保険料支払型」は若いうちの保険料は安く、途中解約もできるというメリットがありますが、年齢とともに掛金が上がっていくタイプなので、住宅ローン残高が少なくなってきたら中途解約するなどの対応をしたいところです。

 

注文住宅を建設する際は、注意が必要です。本審査の時点で「工事請負契約」が必要になります。また、土地を先行購入するための融資には応じてくれますが、建設資金を分割支払いする場合には、例外はありますが応じてくれません。融資実行と支払タイミングが合わせづらく、状況によっては使いにくいです。

関連記事 三菱UFJ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
<保証料一括前払い型>
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
<保証料利息組込み型>
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
<事務手数料型>
事務手数料:融資額×2.20%、保証料:なし
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
インターネット:無料
電話、テレビ窓口:5,500円
窓口:16,500円
繰上返済手数料(全額)
インターネット:16,500円
電話・テレビ窓口:22,000円
窓口:33,000円
借入額
500万円以上1億円以内(10万円単位)
借入期間
2年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
自身が住む住宅の建築・購入・増改築資金
住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用
年収
(給与所得者)
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
18歳以上70歳の誕生日まで
年齢
(完済時)
80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
【疾病保障付住宅ローン(3大疾病50%)】(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.15%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合、ローン残高が50%保障
【疾病保障付住宅ローン(7大疾病100%)】(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合に加えて4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)で所定の状態になった場合、ローン残高が0円
【疾病保障付住宅ローン(全疾病100%)】(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.50%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合に加えてすべての病気・ケガ(精神障害などを除く)で所定の状態になった場合、住宅ローン残高が0円
【疾病保障付住宅ローン(保険料支払型)】(借入時年齢:56歳未満)
保険料支払型
がん・脳卒中・急性心筋梗塞)に加えて4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)で所定の状態になった場合、ローン残高が0円
閉じる
店舗での対面相談のみに対応
実質金利(手数料込)
1.085%
総返済額 3593万円
表面金利
年0.950%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
83,988円
おすすめポイント

ネット銀行の好金利を店頭相談で申し込める!
②51歳以下なら3大疾病保障特約(50%)が無料で基本付帯
③新規借入なら、注文住宅で必要な「つなぎ融資」に対応

※こちらの商品は住信SBIネット銀行の住宅ローンです。上記は新規借入で物件価格の80%以内で借入れの場合の金利です。借り換えの場合は融資率にかかわらず、金利は一律となります。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • SBIマネープラザは、証券、保険、住宅ローンなどを取り扱う、SBIグループのマネー相談プラザ
  • 全国8店舗において対面で相談できるので、初心者でも安心
  • 変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っており、2種類の住宅ローンを比較して申し込める

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業で、変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っています。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンについては、住信SBIネット銀行自身で販売しているローンとは商品性が若干違います。融資実行時までに住宅建築にかかる土地購入代金等が必要な人に対しては、「つなぎ融資」の取扱いがあるのです。

 

また、店舗販売専用の商品なので、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に8店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

関連記事 SBIマネープラザの金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.20%
■フラット35
融資額×2.20%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は3万3000円)
■フラット35
0円
借入額
■自社商品
500万円以上、3億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限。当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品

■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品

■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
【満50歳以下】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【51歳以上】
一般団信
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
金利+年0.3%
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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