住宅ローンの「がん団信」は不要? 加入しておけば治療に専念できてメリットが大きいので、がん団信特約の検討を!

2020年7月2日公開(2025年2月5日更新)
山下和之:住宅ジャーナリスト

がんにかかったときに住宅ローン返済を補償する、「がん団信(団体信用生命保険)」は必要か、不要なのか、悩む人は多い。実は住宅ローンに無料で付帯している団信では、がんを患ったとしても、何の補償もない。治療に時間がかかって、住宅ローンの返済が滞ってしまったら、家を失うことになりかねないだけに、がんが心配な人は「がん団信」加入を検討すべきだろう。(住宅ジャーナリスト・山下和之)

「がん団信」が不要ではないケース

住宅ローンのがん団信
がん団信で住宅ローン返済を保障(出所:PIXTA)

 がん団信とは、通常の団信に追加で保険料を支払って加入する「がん特約」のことで、「がん」と診断確定された際、住宅ローン残高がゼロ円になる

 住宅ローンには通常、「団信」が付いていおり、ローン返済中に病気やケガで「死亡」したり、「高度障害状態に陥ったとき」には、保険会社から金融機関に住宅ローン残高相当分の保険金が支払われる。

 つまり、その時点でローン残高はゼロ円になり、家族には住宅ローン返済が終わったマイホームが残されるわけだ。

 しかし、それはあくまでも死亡した場合で、「がん」などにかかって働けなくなっても「高度障害状態」でなければ、生きている以上、保険金が支払われることはない

 この高度障害状態は、下記「※高度障害状態とは?」でも書いている通り、かなり障害が進んでいる状態で、なかなか認定されることはないだろう。

 したがって、収入減少のなか、がんと闘いながら住宅ローンを支払い続けなければならなくなる…。その家族の危機を救ってくれるのが、住宅ローン団信特約の「がん保障特約付き団信(がん団信)」だ。

 住宅ローンに保険料を上乗せして加入する「がん団信」。実際、保険料を支払ってまで加入する必要はどれくらいあるのだろうか?

※高度障害状態とは?

【高度障害保険金の支払対象となる高度障害状態】
①両眼の視力を全く永久に失ったもの
②言語またはそしゃくの機能を全く永久に失ったもの
③中枢神経系または精神に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
④胸腹部臓器に著しい障害を残し、終身常に介護を要するもの
⑤両上肢とも、手関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
⑥両下肢とも、足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
⑦1上肢を手関節以上で失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったかまたはその用を全く永久に失ったもの
⑧1上肢の用を全く永久に失い、かつ、1下肢を足関節以上で失ったもの
出所:ソニー銀行向けのクレディ・アグリコル生命保険「一般団信/ワイド団信 被保険者のしおり(重要事項説明書)

がんは6割近い人が治っているため、「がん団信」は不要なのか?

 わが国では、2人に1人が生涯のうち「がん」にかかるといわれる。厚生労働省の「人口動態調査」によると、2018年に亡くなった人の死因トップはやはり、がん(悪性新生物)だった。

①悪性新生物 37万3584人
②心疾患   20万8221人
③老衰    10万9605人
④脳血管疾患 10万8186人
⑤肺炎    9万4661人

 がんは年間40万人近い人が亡くなる恐ろしい病気なのだが、それでも早期発見や医療技術の進歩などによって、がんと宣告されても治る人が増えている。

 国立がん研究センターのまとめによると、がんと診断された人の10年後の生存率は57.2%まで上がっている。1年前の調査では56.4%だったから、年々着実に生存率が高まっており、がんにかかっても、6割近い人が治るようになっているのだ。

前立腺がんなどは、早期発見なら治癒率100%

 このがんの生存率は、がんの部位によって大きく異なっている。国立がん研究センターによると、図表1にあるように、男性の前立腺がんだと、平均生存率は97.8%にも達しているし、ステージⅠ・Ⅱの早期発見なら、図表2にあるように、10年生存率は100%だから、ほぼ確実に治るわけだ。

 甲状腺がんも同様で、女性の乳がんもステージⅠなら、100%近い10年生存率になっている。

 ただ、がんによっては、まだまだ10年生存率が低いがんもある。その代表格が膵(すい)がんで、10年生存率の平均は5.3%とたいへん低い水準にとどまっている。

 しかも、図表2にあるように、発見がステージⅣまで遅れてしまうと、10年生存率は0.3%という厳しい数字になる。それでも、ステージⅠの早期発見なら10年生存率は31.7%だから、いかに早期発見が重要であるかが分かる。

 【図表1】がんの部位別10年生存率
 

【90%以上】
前立腺(97.8%)

【70%以上90%未満】
乳(85.9%)、甲状腺(84.1%)、子宮体(81.2%)

【50%以上70%未満】
子宮頸(68.8%)、大腸(67.8%)、胃(65.3%)、腎など(64.0%)

【30%以上50%未満】
卵巣(45.3%)、肺(30.9%)、食道(30.9%)

【30%未満】
胆のう・胆道(18.0%)、肝(15.6%)、膵(5.3%)


※データ参照:国立がん研究センターから

 【図表2】主ながんのステージ別10年生存率

主ながんのステージ別10年生存率
データ参照:国立がん研究センターから

がん団信に加入しておけば、治療に専念できるのがメリット

 このように、いまやがんは早期発見で治る病気になりつつあるわけだが、治るからといって安心してはいられない。

 がんにかかれば、手術や放射線治療などが必要になり、長期の入院や治療が欠かせないし、当然ながら収入は激減する

 それでいて、亡くなったり、高度障害状態に陥らない限り、団信の保険金はおりない。がんと闘いながら、住宅ローンの返済を続けなければならないわけだ。

 そんな窮地を救ってくれるのが、団信の「がん特約」だ。特約が付いていれば住宅ローン利用者が、がんと診断されたときや、一定の免責期間後などに、生死にかかわらずローン残高相当の保険金がローン会社に支払われて、ローン残高はゼロになる。住宅ローン返済を気にすることなく、がんの治療に専念できるわけだ。

 なお、住宅ローンの通常の団信は、保険料が金利に含まれているので、別途保険料の負担はないが、がんなどの特約を付けるには、保険料の負担が必要になる。

がん団信のデメリットはコストがかかること

 がん団信のデメリットは、コスト(保険料)がかかることだ。保険料は以下のようになっている。

・通常の団信(死亡・高度障害を保障):無料
・がん団信:金利上乗せ0.2%程度
・3大疾病団信(がん、急性心筋梗塞、脳卒中を保障)以上:金利上乗せ0.3%程度

 保障が手厚くなるほど、保険料も高くなっている。最近は、3大疾病をさらに広げた「7大疾病保障団信」「8大疾病保障団信」なども登場しているが、3大疾病(がん、急性心筋梗塞、脳卒中)以外に対しては支払い条件が厳しい事が多いので、対象疾病数の多さは気にしなくて結構だ。

 また、「がん団信」「3大疾病保障団信」では、治療費などの保障はない。そのため、治療費などの保険金が支払われる民間の保険に加入しておけば、さらに安心だろう。

 ちなみに、民間生命保険への加入率は2019年段階で、がん保険加入率が37.5%で、共済なども含めると42.6%まで上がっている。今やがん保険はごく当たり前の存在になりつつあるといってよいだろう。参考:生命保険文化センター「生活保障に関する調査」(2019年度)

【関連記事】>>住宅ローンにがん団信は付けるべきか? 団体信用生命保険の基本を銀行員が解説

フラット35の「3大疾病特約」は支払い条件が緩め

 がん団信といっても、各銀行がさまざまな団信を用意している。中でも支払条件が比較的いいのは、住宅金融支援機構と民間提携の住宅ローン「フラット35」の「新3大疾病付機構団信」だ。支払い対象は次のようになっている。

悪性新生物(がん)
・急性心筋梗塞
・脳卒中

 老衰を除く死因の上位3位を占める病気をカバーしている。保険料は通常のフラット35の金利に0.24%の金利が上乗せになる。

 「借入額4000万円、35年元利均等・ボーナス返済なし」の場合、特約なしの金利1.29%だと、毎月返済額は11万8400円だが、特約を付けて金利1.53%になると毎月返済額は12万3062円に増える。つまり、月々の保険料負担は差額の4662円という計算だ。

診断が確定された段階で保険金が支払われる

 新3大疾病付機構団信では、3大疾病にかかった場合、住宅の持ち分や返済額などにかかわらず、フラット35の残りの債務が保険により全額弁済されることになっている。

 ただし、保険金が支払われる条件は以下のように、病気の種類ごとに細かく設定されているのでよく確認しておこう。

 急性心筋梗塞、脳卒中については、「手術」か「60日以上の重篤な症状の継続」が要件となるが、手術だけでも支払いとなる金融機関は少ないので注目だ。 

【がん】
保険期間中にがんと診断された時点で、ローン残高はゼロになる。具体的には、所定の悪性新生物(がん)に罹患したと、医師によって病理組織学的所見(生検)により、診断確定されたときとなる。

【急性心筋梗塞】
発病して、医師の診療を受けた日から60日以上、労働の制限を必要とする状態が継続したとき、または急性心筋梗塞の治療目的の手術を受けたときに支払われる。

【脳卒中】
診療を受けた日から60日以上、言語障害、運動失調、麻痺などの神経学的後遺症が継続したと診断されたとき、または脳卒中の治療目的の手術を受けたときとなっている。

 このフラット35の「新3大疾病付機構団信」の魅力のひとつが、年齢による保険料負担の差がないという点。一般の民間生命保険のがん保険などでは、年齢が高くなるほど保険料が高い。

 男性の場合、30歳に比べて50歳の保険料は5割増し程度になることがあるので、年配の男性にはお得感がある。

「がん団信」は安心のために必要なので加入がおすすめ

 他にも注目の団信がある。

 最近増えているのが、金利の上乗せのない、つまり特約料が無料の「がん50%保障」を実施している銀行だ。auじぶん銀行ソニー銀行などが、がん50%保障団信を提供している。

 しかし、住宅ローン残高がゼロ円になるわけではなく、やはり残高がゼロ円になるには、保険料を追加で支払う必要がある(金利上乗せなど)。

【関連記事】>>がん50%保障団信などを無料で付帯する住宅ローンが増加中!年齢ごとに、おすすめの銀行を紹介します

 また、JAグループの「三大疾病保障特約」は、保険料の金利上乗せが+0.1%と比較的安くなっている。がんについては診断確定、急性心筋梗塞と脳卒中については所定の労働制限状態や後遺症が60日以上継続した場合に、住宅ローン残棚がゼロになるといもので、支払い条件は普通だ。

 しかし、入院した場合に毎月の返済を肩代わりしてくれる「長期継続入院特約(最大36カ月)」は付帯しておらず、別途、金利上乗せ+0.1%が必要で、トータルで見ると非常に割安なわけではない。

 いずれにしても、がんや心筋梗塞、脳卒中に負けずにマイホームで生活を続けていくためには、多少保険料負担があっても、安心のために特約に加入しておくことをおすすめする。

【関連記事】>>団体信用生命保険に入れない病気とは? うつ病、適応障害、B型肝炎、子宮筋腫でも住宅ローンは借りられる?

無料なのに団信が充実の「おすすめ住宅ローン」

銀行名 auじぶん銀行 住信SBIネット銀行 PayPay銀行 ソニー銀行 楽天銀行
おすすめポイント 「がん・4疾病50%保障」だけでなく、「全疾病」も無料付帯 「3大疾病50%保障」「先進医療特約」を無料付帯 がん100%保障団信へのアップグレードが、わずか0.1%の上乗せ 仮審査が最短60分で、本契約も印紙代不要で安い ・事務手数料が一律33万円と低額
変動金利 年0.284%※1 年0.448%※3 年0.420% 年0.647%※2 年0.874%
死亡・高度障害
がん50%保障 (借入時:50歳以下) (3大疾病、40歳未満) (借入時:51歳未満) (借入時:50歳未満) (借入時:50歳以下)
全傷病保障 (借入時:50歳以下)
※180日以上就業不能
(借入時:65歳以下)
※12カ月以上就業不能
- - (借入時:51歳以下)
※12カ月以上就業不能
月次返済保障 (借入時:50歳以下)
※入院が条件
(借入時:65歳以下)
※就業不能が条件
(借入時:50歳以下)
※入院が連続31日以上
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その他保障 がん・4疾病(脳卒中、急性心筋梗塞、肝疾患、腎疾患)の50%保障が無料 先進医療特約
(通算1000万円まで)
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特徴・評判

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  • 民間金融機関の中で住宅ローンの取扱残高ナンバーワン※日本国内。2007年3月時点より現在まで
  • オプション団信の疾病保障付住宅ローンは保険料を毎月支払うタイプがあり、いつでもオプション団信だけ中途解約ができて使い勝手がいい
  • 事前審査は来店不要。WEB利用で一部繰り上げ返済手数料が無料

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住宅ローンの商品設計は、いろいろ評価できると思います。一時期金利が低くなって競争力が高い印象でしたが、最近はそうでもありません。商品をよく改定するのでわかりにくい部分もあります。

 

ただし、実際の現場のスタッフは顧客本位の対応で積極的に相談に乗ってくれます。

 

審査は厳しい面も、やや緩い面もあるように感じますが、ルールを厳格に守る印象が強いです。住宅を投資用にしていたら、直ちに全額回収をしようとするような厳しさがあります。

 

「疾病保障付住宅ローン」については、金利を上乗せするタイプか、毎月別途支払う「保険料支払型」が選べます。「保険料支払型」は若いうちの保険料は安く、途中解約もできるというメリットがありますが、年齢とともに掛金が上がっていくタイプなので、住宅ローン残高が少なくなってきたら中途解約するなどの対応をしたいところです。

 

注文住宅を建設する際は、注意が必要です。本審査の時点で「工事請負契約」が必要になります。また、土地を先行購入するための融資には応じてくれますが、建設資金を分割支払いする場合には、例外はありますが応じてくれません。融資実行と支払タイミングが合わせづらく、状況によっては使いにくいです。

関連記事 三菱UFJ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
<保証料一括前払い型>
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
<保証料利息組込み型>
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
<事務手数料型>
事務手数料:融資額×2.20%、保証料:なし
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
インターネット:無料
電話、テレビ窓口:5,500円
窓口:16,500円
繰上返済手数料(全額)
インターネット:16,500円
電話・テレビ窓口:22,000円
窓口:33,000円
借入額
500万円以上1億円以内(10万円単位)
借入期間
2年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
自身が住む住宅の建築・購入・増改築資金
住宅ローンの借替資金・借り替えに伴う諸費用
年収
(給与所得者)
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
18歳以上70歳の誕生日まで
年齢
(完済時)
80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
【疾病保障付住宅ローン(3大疾病50%)】(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.15%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合、ローン残高が50%保障
【疾病保障付住宅ローン(7大疾病100%)】(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合に加えて4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)で所定の状態になった場合、ローン残高が0円
【疾病保障付住宅ローン(全疾病100%)】(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.50%
がんと診断された場合、脳卒中・急性心筋梗塞で入院した場合に加えてすべての病気・ケガ(精神障害などを除く)で所定の状態になった場合、住宅ローン残高が0円
【疾病保障付住宅ローン(保険料支払型)】(借入時年齢:56歳未満)
保険料支払型
がん・脳卒中・急性心筋梗塞)に加えて4つの生活習慣病(高血圧性疾患・糖尿病・慢性腎不全・肝硬変)で所定の状態になった場合、ローン残高が0円
閉じる
2位

住信SBIネット銀行

住宅ローン 通期引下げプラン(新規借入、WEB申込コース)・変動金利

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3大疾病50%保障+全疾病保障が無料
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  • 三井住友信託銀行とSBIホールディングスが設立したネット銀行で、変動金利の低さではトップクラス
  • 通常の団信に加えて、3大疾病(がん、脳卒中、急性心筋梗塞)50%保障(40歳未満)と、全疾病保障(8疾病+病気・ケガ)を無料で付帯
  • フラット35も取り扱う

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

住信SBIネット銀行の強みは業界トップクラスの金利の低さでしょう。ネット銀行なのですが、何故か店舗の方が金利や団信サービスで魅力的なことがあるのもユニークです。

 

住宅ローンの品揃えもバラエティで充実しています。利用するなら、金利の低い変動型がいいですね。

 

審査はとても厳格です。提出書類は、一切の代筆を許さない厳格さがありますね。もちろん書類に不備があればいちいち取り直しになったりし、意外と手間が発生することもあります。書類をしっかり用意することがポイントですね。

 

審査が通って融資実行までは3週間以上あけるのが原則なので、年末年始をまたいだりすると実際の融資実行がかなり遅れることがあるので注意です。

 

ただし、金利設定の細かな条件を理解していないと後で「そんなつもりじゃなかった」ということになりかねません。例えば、「固定金利特約タイプ」は、特約期間中に金利タイプを変更することはできません。その上、固定金利期間終了後は、何もしないと変動金利になりますが、その場合の変動金利はかなり高くなる(現在の金利設定の場合)ので、気をつける必要があります。

 

なお、給与振込銀行は別にしておきたい場合、住信SBIネット銀行は自動で毎月の返済分を他の銀行の口座から無料で吸い上げてくれる仕組みがあって便利です。

関連記事 住信SBIネット銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
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・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限
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・【新規住宅ローン】ご本人またはご家族がお住まいになるための住宅の新築・購入資金、これにかかわる諸費用、健全な個人消費資金
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(給与所得者)
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年収400万円未満は30%以下
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安定かつ継続した収入がある人
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プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

SBIグループの企業で、変動金利が低い「住宅ローン」(住信SBIネット銀行の商品)と、全期間固定金利が低い「フラット35」を取り扱っています。

 

住信SBIネット銀行の住宅ローンについては、住信SBIネット銀行自身で販売しているローンとは商品性が若干違います。融資実行時までに住宅建築にかかる土地購入代金等が必要な人に対しては、「つなぎ融資」の取扱いがあるのです。

 

また、店舗販売専用の商品なので、店舗で相談しながら手続き出来ます。ただし、住宅ローン相談窓口は全国に9店舗しかないため、居住地域によっては利用が困難です。

 

審査は住信SBIネット銀行と同じだと思っていいです。また、事務手続きに比較的時間がかかります。

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手数料(税込)
■自社商品
融資額×2.20%
■フラット35
融資額×2.20%
保証料
■自社商品
0円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
0円(1円以上1円単位)
■フラット35
0円(10万円以上)
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
0円(固定金利特約期間中は3万3000円)
■フラット35
0円
借入額
■自社商品
500万円以上、3億円以下
■フラット35
100万円以上8,000万円以下
借入期間
■自社商品
・新規借入の場合:1年以上50年以内
・借換の場合:[35年-借換対象となる住宅ローンの経過期間]が上限。当初35年超で借入れした住宅ローンの借換えの場合は、その住宅ローンの残存期間が上限
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域。ただし、借地上・保留地・共有仮換地上の物件、離島にある物件については、取扱いできない
■フラット35
使い道
年収
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品

■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
総返済負担率が、
年収400万円未満は30%以下
年収400万円以上は35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品

■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品

■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品

■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
【満50歳以下】
一般団信
+3大疾病50%保障
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約

【51歳以上】
一般団信
+就業不能保障
+全疾病保障
+先進医療特約
一般団信(死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円)
3大疾病50%保障(がんと診断確定された場合、ローン残高が50%に。急性心筋梗塞、脳卒中で手術、または60日以上後遺症が継続するなどの状態でローン残高が50%に)
就業不能保障(就業不能状態なら毎月のローン返済を最大12カ月保障。8大疾病以外は24カ月保障、当初3カ月免責)
全疾病保障(8疾病で就業不能状態が12カ月超の場合。または、8疾病以外のすべてのけがや病気で就業不能状態が24カ月超の場合、ローン残高が0円 )
先進医療特約(通算1000万円まで)
オプション
(特約)の団信
3大疾病100%保障【40歳未満】
金利+年0.2%3大疾病50%保障【40歳以上】
金利+年0.25%3大疾病100%保障【40歳以上】
金利+年0.4%ワイド団信
金利+年0.3%
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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