auじぶん銀行の住宅ローン

住宅ローンを1回でも滞納すると、金利が跳ね上がる!
滞納後の銀行の対応と対策をプロが解説

2018年8月8日公開(2020年7月23日更新)
淡河範明:住宅ローンアドバイザー

住宅ローンを滞納すると、それが1回であっても、金利が跳ね上がる可能性があることをご存じでしょうか。滞納した場合、最終的には競売にかけられて住めなくなってしまいます。そこで、ローンを滞納してしまった場合の銀行の対応と、その対策を紹介しましょう。住宅ローンアドバイザーの淡河範明さんによれば、返済危機に陥ったときに何よりも大切なのは、「いち早く手を打つ」ことだと言います。

滞納を甘く見ていると痛い目に!
一度の滞納で、金利が大幅アップすることも

相談内容:
読者 子供が生まれたばかりの35歳会社員です。3年前に今のマンションを購入したのですが、予定外の出産により、妻がパートに出られなくなってしまいました。働こうとしても保育園がいっぱいで、来年も預けられるかどうか分かりません。出費もかさんで、先月、滞納してしまいました。こんなことを繰り返していると、何かペナルティーを受けることになりますか?

 淡河氏  相談者のようにお子様の問題や病気、介護、転職、失業、給与カット、離婚など、誰の身にも不測の事態は起こり得ます。その際、気をつけてほしいのは、ショッピング代金や公共料金などの引き落としと、住宅ローンの返済を同レベルで考えてはいけないことです。住宅ローンを滞納すると、〝何かペナルティー〟どころか、取り返しのつかない事態を招きかねません。

 フラット35などを扱う住宅金融支援機構のデータ(平成30年度)によれば、「破綻」「返済を3カ月以上滞納」「貸出条件の緩和(返済期間の延長など)を受けている」人の割合は、実に100人に3~4人。決して小さくない数字です。

 では、滞納するとどんな事態が発生するのでしょうか。

 住宅ローンの金利には、店頭金利(基準金利)と表面金利(適用金利)の2つがあることをご存じですか? 前者は言わば、各銀行が定める金利の「定価」。後者は、前者の金利から優遇幅を値引きした「実売価格」です。通常、借入当初から一定期間、あるいは全期間にわたり、後者の表面金利が適用されます。

 ところが、銀行にもよりますが、滞納を1回しただけで、優遇を取り消され、店頭金利に切り替わるところがあります。契約書にも、「一度でも延滞が発生した場合、表面金利の適用を受けられなくなる」と明記されているはずです。

 現在、ある大手都市銀行の変動金利の、表面金利は0.625%程度で、店頭金利は2.475%です。仮に借入額3000万円、返済期間30年で両者を単純比較すると、以下の通りです。

  • ・表面金利0.625% → 毎月返済額9万1411円
  • ・店頭金利2.475% → 毎月返済額11万8146円

 じつに金利で約1.85%アップ、毎月返済額で2万6000円以上も増加することになります。もちろん、滞納するまでに返済した分、借入残高が減っているため、実際の返済額アップはこれより小さくなりますが、厳しい家計状況に加えて、返済額までアップするのですから、たまったものではありません。

 給与口座から引き落とし口座へのお金の移動を忘れるなどの単純ミスによる滞納も同様です。容赦してもらえる可能性もありますが、一発アウトになっても文句は言えません。たびたび〝ミス〟が繰り返されるようならなおさらです。

 現在、非常に低金利であるため、変動金利が人気ですが、滞納による金利アップは、相当なインパクトがあります。滞納は万難を排して避けるべきです。

 もし住宅ローンの借り換えが可能であれば、この段階で実行するといいでしょう。超低金利の現在、多くの人が借り換えで毎月の支払額を減らすことができます。

【関連記事はこちら】
>> 変動金利の住宅ローンは、金利が何%まで上昇すると考えれば破綻しないで済むのか?
>> 住宅ローン借り換えで、総支払額を500万円削減できる人続出!マイナス金利でかつていないチャンスが到来!

滞納すると、督促状、催告書が来る
最後は家を手放すことになる

 では頑張ったけれども、滞納が続くとどうなるのでしょうか。一般的には以下のような経過をたどり、最終的には家を手放すことになります。

「滞納1カ月~3カ月目」の動き
担保処分を警告する「督促状」「催告書」による通知を受ける

督促状の見本督促状が届いたらすぐに対応すべきだ(督促状の見本)

 多くの銀行では、滞納1カ月目は「引き落としができませんでした。次回2カ月分の返済額をまとめて引き落としますのでご入金ください」といった内容の通知書が郵送されてくるだけです。

 翌月、まとめて引き落とせれば、問題は解決しますが、2カ月続けて滞納した場合、融資係から電話が入ります。とはいえ、この段階では、まだ銀行から入金を〝お願い〟される程度です。

 しかし、滞納3カ月目となると、銀行の姿勢も違ってきます。電話はもちろんのこと、「督促状」が送られてきます。

督促状には、
「滞納分の支払期限」
「支払期限を過ぎた場合は残債の一括返済を請求する」
「一括返済できない場合は保証会社による代位弁済がなされる」
などと記載されています。

 つまり、督促状は前出の通知書より一歩進んだもので、滞納が続いた場合の法的措置についての警告が目的です。競売などを行う前に送付することが法律で義務付けられているもので、見方を変えれば、督促状が届いたということは「競売の申し立てのスタートラインに立たされた」ことになります。

 督促状にも未対応でいると、法的な責務はありませんが、ほとんどの銀行が最後通告として「催告書」を送ってきます。内容はほぼ督促状と同じです。

「滞納3カ月~6カ月目」の動き
残債の一括返済が確定! 代位弁済請求により、保証会社が債権者に

 督促状や催告書が送られてきて、一番やってはいけないのが無視することです。滞納分を一度に支払えない場合でも、あきらめずに銀行に相談してみてください。返済期間を延ばして月々の返済額を減らすなど、返済条件の緩和などを前向きに検討してもらえるはずです。

 多くの銀行は住宅ローンの融資にあたり、保証会社を付けるのを条件にしています。債務者から回収できなくても、保証会社が代位弁済(肩代わり)するため、取りはぐれの心配はありません。しかし、破綻率が高ければ、自行の審査能力が問われます。そのため、できれば正常な債権として回収したいのです。

 そんなチャンスがあるのに、督促状や催告書を放っておくと、「期限の利益喪失の通知書」が届きます。「期限の利益」とは、簡単に言えば、完済までに許された期限のこと。これを喪失するということは、要するにローンの残債と遅延損害金を一括返済しなければならないということです。

 そう通知されても、もちろん返せるわけがありません。そこで、債務者に代わって、保証会社が銀行に対して代位弁済を行い、銀行から債権を引き継ぎます。債務者のもとには「代位弁済の通知書」が送付され、債権者(返済相手)が銀行から保証会社(保証会社を付けていない場合は債権回収会社)に代わります。

「滞納6カ月~8カ月目」の動き
競売の開始決定! 手続きがスタート

 相手が保証会社に代わっても、一括返済を迫られる状況に変わりはありません。放置しておくと、競売に向かって手続きが進んでいき、1年も経たずに強制退去させられることになります。

 具体的には、債権が保証会社に移ってから1、2カ月ほどで、裁判所に競売の申し立てが行われ、そこから1カ月ほどすると、「競売開始決定通知書」が裁判所から債務者あてに送られてきます。

 続いて裁判所主導による物件の現況調査が行われます。強制調査のため、拒否はできません。

「滞納8カ月~13 カ月目」の動き
競売の実施! 最長でも3カ月以内には強制退去に

 現況調査から1カ月ほどで売却基準価額や入札期間、開札日などが決められ、「競売の期間入札通知書」が送られてきます。また、入札開始の2週間前までに、これらの情報が官報などで「公告」として提示されます。

 開札により買受人(購入者)が決まると、もろもろ手続きが行われ、開札日から3週間ほどで所有権が移転。債務者からすれば所有権を失います。

 退去するのは原則この日までですが、新しい所有者が強制退去を行うには、さらに裁判所に申し立てを行わなければならないため、開札日から数えると引っ越しを済ますまでに、約3カ月の猶予があることになります。

 競売までの一般的な流れ (銀行やケースによって違いがあります)
ステージ 滞納月数 主な出来事
滞納 1カ月 引き落としできなかった旨の通知書が届く
2カ月 通知書に加えて、銀行から電話が入る
3カ月 担保処分を警告する督促状が届く
最後通告としての催告書が届く
代位弁済 4カ月 期限の利益喪失の通知書が届く(残債の一括返済が確定)
5カ月 代位弁済の通知書が届く(保証会社が銀行に代位弁済を実行)
競売 6カ月 競売開始決定通知書が届き、競売の実施が決定
7カ月 競売に向けて、裁判所による物件の現況調査が行われる
8カ月 売却基準価額や開札日などを記した競売の期間入札通知書が届く
競売の実施が官報などで公告される
9カ月 入札の実施
開札の実施(この前日が任意売却のリミット)
退去 10カ月 所有権の移転
11カ月 自主退去
13カ月 強制退去

【関連記事はこちら】
>> 毎年、2%強が住宅ローンで破綻!支払い困難なら、恥ずかしがらずに銀行に相談を 6カ月以上延滞すると、自宅を失う可能性大

競売が長引けば長引くほど、
遅延損害金が恐ろしい金額に膨らむ

 このように競売になってしまうと、単純に家を失う以上のダメージを受けることになります。というのも、代位弁済後は「遅延損害金」の金額が跳ね上がるからです。

 遅延損害金は滞納のペナルティーです。滞納金額の元本部分に対して、年利14~20%程度かかります。年利14%として、「代位弁済前(=債権者が銀行)」と「代位弁済後(=債権者が保証会社)」を比べると次のようになります。

 代位弁済前の1カ月あたりの遅延損害金は、毎月返済額10万円、元本分8万円とした場合、「元本8万円×14%÷365日×30日=約920円」です。数カ月滞納したとしても、そう大きな額にはなりません。

 ところが、代位弁済後は桁が違ってきます。なぜならば、その時点における残債の全額が元本になるからです。残債が2500万円あったとすると、1カ月あたりの遅延損害金は「2500万円×14%÷365日×30日=約28万8000円」。もし競売の成立までに6カ月かかると、約230万円も返済額が増えることになります。

 そうでなくても競売物件は市場価格の6~7割程度に買いたたかれます。家を処分しても返済しきれなかった場合、保証会社と話し合って(任意整理)、分割返済していくことになります。自己破産する道もありますが、車など20万円を超える資産は没収となります。また、民事再生(個人再生)という方法を使い、住宅資金特別条項(住宅ローン特則)が認可されれば、自宅だけは残すことができますが、一定の条件をクリアする必要があります。

 そこで競売よりも短期間で高く売却して、少しでも返済額を減らす最後の手段が、次にお話しする「任意売却」です。

競売を「任意売却」で回避すれば、
今の住まいに住み続けられる可能性も!

 任意売却とは、裁判所が行う「競売」とは違って、金融機関や任意売却を専門とする不動産会社などの協力のもと、民間レベルで物件を売却するものです。売却にかかる費用は「成約価格の3%+6万円+税」(上限)のみで、成約しなければ、余計な費用は一切かかりません。売却後に残った債務については、銀行が免除してくれるとは限りませんが、払えるお金はないので、ある程度割り引いてくれることが多いです。

 任意売却を決断するタイミングは2つあります。

  • (1)督促状もしくは期限の利益喪失の通知書を受け取った
  • (2)代位弁済により、債権が保証会社に移ってから開札日の前日まで
  •  

 任意売却を行うには、抵当権を外してもらわなければなりません。そのため「(1)督促状もしくは期限の利益喪失の通知書を受け取った」タイミングで任意売却を決断する場合、銀行を説得して、売却価格を決定しないといけません。銀行からすれば、残債を回収しなければならないため、なるべく高くしたいのですが、競売よりも高ければ交渉に応じてくれる銀行も増えているようです。

 同様に「(2)代位弁済により、債権が保証会社に移ってから開札日の前日まで」の場合、抵当権を持っている保証会社の協力が不可欠です。競売にかけられることが決定していても、開札日の前日までなら任意売却は可能です。一般に競売より高く売却でき、また早期に決着することが多いため、遅延損害金の発生も少なくて済みます。保証会社からしても、競売より回収が楽になるため、嫌な顔をされる心配はありません。

 さらに任意売却を上手に活用すると、今の家に住み続けることも可能になります。売却後、親族を買受人にして家を借りるか、売却した不動産会社にリース料(家賃)を支払う「リースバック」を活用することで、自宅に住み続けることができるのです。

【関連記事はこちら】
>> 住宅ローンが破綻したら「任意売却」の検討を! 「競売」よりも高値売却が可能でメリット大 経験が豊富な専門家に早めに相談しよう

大切なのは、早めの相談!
滞納前なら「借り換え」も選択肢に

 以上、滞納から家を手放すことになるまでの流れを駆け足で追ってきました。読んでお分かりのとおり、「銀行や保証会社からの連絡を無視せず、早めに対処する」のが基本です。

 さらに言えば、「滞納する前に手を打つ」ことを心がけてください。滞納する前であれば、交渉もスムーズに運びやすいですし、より低い金利の住宅ローンに借り換えるなど、選択肢も増えます。

 なお、フラット35では、所得の低下によって返済が困難になった場合、住宅ローンの残債があっても、一時的に賃貸に出し、その賃料収入を返済にあてることを認めています。また、全国銀行協会では、返済に困っている人を対象とした「カウンセリングサービスを行っています。借入先の銀行に相談しづらい人は手始めに利用してみるのもいいでしょう。

【関連記事はこちら】
>> 住宅ローン借り換えで、総支払額を500万円削減する人続出!マイナス金利でかつてないチャンスが到来!

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新規借入2024年12月最新 主要銀行版

住宅ローン変動金利ランキング

※借入金額3000万円、借入期間35年で試算

住宅ローン金利優遇割で、金利最大年▲0.15%
実質金利(手数料込)
0.413%
総返済額 3218万円
表面金利
年0.284%
手数料(税込)
借入額×2.2%
保証料
0円
毎月返済額
75,045円
おすすめポイント

「がん・4疾病50%+全疾病+月次返済保障」が無料!
②住宅ローン金利優遇割ならダントツの低金利
③三菱UFJ銀行とKDDIが立ち上げたネット銀行。ネット申し込みで、全国に対応

2024/12/1現在の金利であり、実際の借入日の金利により変動する。審査の結果によっては保証付金利プランとなり、上記とは異なる金利になる。 保証付金利プランは固定金利特約が3年、5年、10年に限定され、審査の結果、保証会社を利用する場合は、保証料相当額を上乗せした金利が設定されるが、別途、保証料の支払いは不要。住宅ローン金利優遇割は、au回線、じぶんでんき、J:COM NETまたはコミュファ光、J:COM TVをセットで利用した場合、金利引下幅は最大▲年0.15%。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割は戸建のみ対象。J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始。なお、変動金利は住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利で、他の金利タイプは適用なし。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 三菱UFJ銀行とKDDIが共同で立ち上げたネット銀行で、変動金利は業界トップクラスの低金利
  • 無料団信が充実しており、「がん・4疾病50%保障団信」「全疾病保障」「月次返済保障」が無料で付帯
  • ネットだけで契約を完了でき、仮審査は最短当日回答、本審査は最短2~3営業日で回答など、審査スピードも速い

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

auじぶん銀行の魅力は、業界トップクラスの変動金利です。変動金利が大好きな人なら、最上位にすすめたいですね。最大2億円まで借りられるのも大きなポイントです。

審査に関しては、めちゃくちゃ早いです。申し込んでから基本的には1ヶ月以内に融資実行ができるので、急いでいる場合にはありがたい。「今月中に融資して欲しい」とアピールすれば、審査がスムーズに運びやすいです。

団信では「がん・4疾病50%保障団信」が無料で付いているので、通常の団信より手厚いと言えます。通常、保障を厚くするのであれば、金利を上乗せする必要がありますが、無料でつくのは魅力です。

関連記事 auじぶん銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
融資額×2.20%(税込)
保証料
0円(審査の結果、保証会社を利用する場合があるが、保証料相当額は金利に含まれており、別途、保証料は発生しない)
繰上返済手数料(一部)
0円(1円以上1円単位)
繰上返済手数料(全額)
・変動金利/0円
・固定金利/3万3000円(税込)
借入額
500万円以上、2億円以下(10万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1ヶ月単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
本人または家族が住むための以下の資金
・戸建・マンション(中古物件含む)の購入資金
・戸建の新築資金
・他の金融機関で現在借入中の住宅ローンのお借換え(住宅ローンとリフォームローンの一括での借り換えを含む)資金
・上記に伴う諸費用
年収
(給与所得者)
200万円以上
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
200万円以上
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上〜満65歳未満
年齢
(完済時)
満80歳の誕生日まで
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:65歳以下)
+がん・4疾病50%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+全疾病保障団信(借入時年齢:50歳以下)
+月次返済保障団信(借入時年齢:50歳以下)
死亡・高度障害と診断された場合。または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。がんと診断された場合、ローン残高が半分)。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高が半分に。
オプション
(特約)の団信
がん100%保障団信(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.05%
死亡・高度障害状態、がんと診断された場合、または、すべてのけが・病気で入院が180日超の場合、ローン残高が0円。4疾病50%保障は付帯せず。
がん100%保障団信プレミアム(借入時年齢:50歳以下)
上乗せ金利年0.15%
死亡・高度障害、がんと診断された場合。ローン残高が0円。急性心筋梗塞、脳卒中を発病し60日以上労働制限等が継続または手術を受けた場合、肝疾患または腎疾患で60日以上入院した場合、ローン残高がゼロ円に。
ワイド団信(借入時年齢:65歳未満)
上乗せ金利年0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
「ペアローン団信」「借入時負担ゼロ型」などが登場!
実質金利(手数料込)
0.512%
総返済額 3271万円
表面金利
年0.375%
手数料(税込)
借入額×2.2%+33000円
保証料
0円
毎月返済額
76,229円
おすすめポイント

①注文住宅なら、分割融資に対応でお得
手数料不要の「借入時負担ゼロ型」は、将来住み替えを考えている人におすすめ
中古物件でもリフォーム資金含めて借り入れが可能

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特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 3大メガバンクで安心感あり
  • ネット専用商品は金利が低い
  • 返済期間は変えずに、一定期間返済額を増減額したり、借り入れ期間を延長したりできる「ライフステージ応援プラン」も用意する
  • AI事前診断は、最短1分で借入可能性が分かる

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

最近、住宅ローンに「超」がつくほど力を入れています。ネット銀行を上回るような低金利で、取り扱いを店舗からネットへと移行させようとしています。

 

審査は意外と時間がかかり、本審査で1カ月から1カ月半かかってしまうこともあります。本審査を通ってから、融資実行までさらに3週間必要です。合計2カ月程度かかると見ておくと無難でしょう。

 

「AI事前診断」は目新しい仕組みですが、不動産業者がうまく対応できていないケースがあります。例えば「60%〜80%の確率で審査を通るでしょう」などと表示されるのですが、これだと不動産業者が事前審査に通過したと認めてくれないことがあるため今後、みずほ銀行がどう扱っていくのか注目されるところです。

 

審査はやや固い印象です。他に借入金がないか、延滞がないかと厳しくチェックします。

関連記事 みずほ銀行の金利推移、審査基準、注意点は?
手数料(税込)
①保証料を一部前払いする方式
事務手数料:33,000円、保証料:融資額×2.06%(借入期間35年)
②保証料を前払いしない方式(金利上乗せ型)
事務手数料:33,000円、保証料:金利+0.2%
③保証料を前払いしない方式(ローン取扱手数料型)
事務手数料:融資額×2.20%+33,000円
④固定金利手数料:11,000円
※新規ご融資時に、固定金利選択方式または全期間固定金利方式を選択する場合にかかります
※変動金利を選択する場合は無料です
保証料
上記を参照
繰上返済手数料(一部)
みずほダイレクト[インターネットバンキング]:無料(1万円以上1億円以内1万円単位)
店頭:33,000 円
繰上返済手数料(全額)
店頭のみ:33,000 円
借入額
50万円以上3億円以内(1万円単位)
借入期間
1年以上35年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
全国
使い道
(1)本人居住用の土地・住宅の購入、住宅の新築、底地の買取資金
(2)火災保険料、保証会社手数料・保証料、ローン取扱手数料、電子契約手数料、固定金利手数料、仲介手数料、担保関連費用、印紙税、引越費用、修繕積立金、付帯工事費用、管理準備金、水道加入金、リフォーム費用(住宅の購入資金と同時申込の場合)
年収
(給与所得者)
安定した収入がある人
勤続年数
(給与所得者)
年収
(個人事業主等)
安定した収入がある人
事業年数
(個人事業主等)
年齢
(借入時)
満18歳以上71歳未満
年齢
(完済時)
81歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:71歳の誕生日まで)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
8大疾病補償プラスがんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,806円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
がん以外の全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償がんサポートプラン(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料4,474円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
7大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、がん・7大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償プラス(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,489円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
全傷病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
8大疾病補償(借入時年齢:56歳未満)
月払保険料1,156円から
※40歳加入、借入金額3,000万円、借入期間35年、金利年1.04%、元利均等返済の場合の初回保険料
8大疾病で月々の返済への保障。死亡・高度障害と診断された場合。または、8大疾病で就業障害が1年超の場合、住宅ローン残高が0円
がん団信(借入時年齢:46歳未満)
金利+0.10%
死亡・高度障害、はじめてがんと診断された場合、ローン残高が0円
閉じる
大手銀行でも、ネット銀行並みの低金利!
実質金利(手数料込)
0.531%
総返済額 3281万円
表面金利
年0.390%
手数料(税込)
借入額×2.2%+55000円
保証料
0円
毎月返済額
76,426円
おすすめポイント

「団信革命」は要介護まで保障も
②自社商品なら、最大3億円まで借り入れOK!
③【期間限定】WEB完結金利優遇キャンペーン実施中。変動金利が年0.390%~

※変動金利が引き下げ金利を受けられる条件はホームページより確認を。「りそな住宅ローン<超長期(全期間)固定金利型>」の適用金利は、最大金利引下げ時のもの。WEB完結金利優遇キャンペーンは、①~③の条件を満たした方を対象に、変動金利が年0.490%~⇒年0.390%~へ引き下げ
①りそな住宅ローンの事前審査をwebで申込。②りそな住宅ローンマイページで正式審査申込。③りそな住宅ローン電子契約サービスを利用(非対面電子契約、店頭電子契約いずれも可)。※お申込期間2024年11月1日~2025年3月31日まで ※2026年3月31日までのお借り入れに限る ※キャンペーン詳細はりそな銀行の公式サイトをご確認ください。
口コミ・団信・審査基準などを表示

特徴・評判

諸費用

審査基準

団体信用
生命保険

  • 大手銀行の一角で、借り換えを中心に住宅ローンの獲得に積極的
  • 一部のローンプラザ支店は休日でも相談可能
  • 独自の長期固定金利商品だでなく、フラット35も提供する充実のラインナップ

プロの評判・口コミ

淡河範明さん
住宅ローンアドバイザー
淡河範明さん

りそな銀行の住宅ローンは、まず金利設定がかなりチャレンジングです。期間固定金利の場合、固定期間終了後も当初の金利優遇がずっと大きいままなので、金利は低いですね。そのため借り換えをするならメリットが大いにあります。

審査は、厳しくも緩くもないですね。用意する書類に関して厳格で、お客様の属性にもよりますが、必要書類が他の金融機関に比べて提出書類が多く、また、一つ不備があるときっちり揃えるまで何度もやり取りをしなければならず、煩わしいかもしれません。書類の不備があると審査が長びくリスクもあります。

一般に、自営業や会社経営をしている場合は、直近3期分の決算書と確定申告書、役員報酬の源泉徴収票の提出を求められます。りそな銀行では、さらなる書類を求められることもあり、会社の納税証明書の提出が必要となることもあります。そのため審査に時間がかかりがちで、事前審査も本審査もそれぞれ2〜3週間かかることも珍しくなく、融資実行を早めにしたい人は要注意です。

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手数料(税込)
■自社商品
【融資手数料型】
融資額×2.2%+5万5000円
【保証料一括前払い型】
融資額×約2.060%(借入期間35年)+5万5000円
【保証料金利上乗せ型】
5万5000円および、金利+0.2%
■フラット35
融資額×1.87%(タイプB ネット)
保証料
■自社商品
上記を参照
■フラット35
0円(100万円以上)
繰上返済手数料(一部)
■自社商品
インターネット:0円(1万円以上1万円単位)
店頭・テレビ電話:変動金利が5500円、固定金利3.3万円
■フラット35
0円
繰上返済手数料(全額)
■自社商品
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:変動金利1.1万円、固定金利3.3万円
■フラット35
インターネット:不可
店頭・テレビ電話:0円
借入額
■自社商品
50万円以上、3億円以下(1万円単位)
■フラット35
100万円以上、8,000万円以内
借入期間
■自社商品
1年以上40年以内(1年単位)
融資を受けられるエリア
■自社商品
日本国内全域
※一部、取扱いできない地域あり
■フラット35
使い道
■自社商品
本人が所有し、本人または家族が住む
住宅の新築・購入資金
マンションの購入資金
住宅の増改築・修繕資金
中古住宅(マンションを含む)の購入資金
住宅用土地(建物建築計画のある場合)の購入資金
住宅取得に伴う諸経費
年収
(給与所得者)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
勤続年数
(給与所得者)
■自社商品
1年以上
■フラット35
年収
(個人事業主等)
■自社商品
100万円以上
■フラット35
【年収400万円未満】総返済負担率が30%以下
【年収400万円以上】総返済負担率が35%以下
事業年数
(個人事業主等)
■自社商品
3年以上
■フラット35
年齢
(借入時)
■自社商品
満20歳以上満70歳未満
■フラット35
70歳未満
年齢
(完済時)
■自社商品
満80歳未満
■フラット35
80歳未満
その他条件
無料の団信
一般団信(借入時年齢:70歳未満)
死亡・高度障害と診断された場合
オプション
(特約)の団信
団信革命(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.25%(40歳未満)
金利+0.30%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合。もしくは、所定の身体障害状態・要介護状態に該当した場合、ローン残高が0円
3大疾病保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.20%(40歳未満)
金利+0.25%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合。または、急性心筋梗塞・脳卒中で所定の状態が60日超と診断された場合、ローン残高が0円
がん保障特約(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.10%(40歳未満)
金利+0.20%(40歳以上)
死亡・高度障害、がんと診断された場合、ローン残高が0円
ワイド団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+0.30%
死亡・高度障害と診断された場合、ローン残高が0円
ペア一般団信(借入時年齢:50歳未満)
金利+年0.15%(35歳未満)
金利+0.25%(35歳以上)
(ぺアローンでお借入れ後、お二人どちらかが死亡や高度障害状態に該当した場合、どちらも住宅ローン残高が0円)※ペア一般団信の上乗せ金利は、2025年9月末までにお借入れされた方限定の優遇金利
閉じる
※実質金利は、借入金額3000万円、借入期間35年、団信加入、元利均等返済、ボーナス払いなし、最優遇金利を適用として、実質金利を計算。変動金利は現在の水準が継続と仮定。実質金利の計算法はこちら。諸費用は、事務手数料等、保証料とする。保証料は、大手銀行の一般的な保証料率を記載しているので、銀行によっては違う保証料率となる。主要銀行・金融機関の主な商品を対象とし、ランキングに掲載するのは各銀行の商品の中で最も実質金利が低い商品のみとする。ホームローンドクター代表の淡河範明氏の監修で作成。

住宅ローン利用者口コミ調査の詳細を見る

 今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。

【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とする

 アンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。

【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。

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