住宅ローンを借りる際、分かりにくいのが「諸費用」です。手数料、保証料といった様々な名称があるほか、支払い方も様々です。また、金利と手数料が同じページに書いてあるとも限らず、見つけられないという人も多数います。
保証料無料の罠!

住宅ローンの諸費用のうち銀行に支払うのは、「手数料」と「保証料」があります。どちらかが「ゼロ円」だとしても、もう一方が高ければ諸費用が安いとは言えません。
もちろん、一番重要なのは「金利が低い」ことですが、同時に、諸費用がいくらなのかも気にしておきたいところです。
伊藤さん家族は、夫(35)、妻(32)、長女(3)の3人家族。家が手狭になり、娘が"イヤイヤ期"に差し掛かってきたことから、生活を一新するために住宅の購入を検討し始めた。
その相談に乗ってくれるのが、ファイナンシャルプランナーの麻美さん(年齢不詳)。歯に衣着せぬ物言いで、相談者の悩みをズバズバ解決していくが、たまに暴走することも…。
諸費用はいくら?

銀行のサイトを見ると、「金利」は大きく書かれていますが、諸費用は非常に分かりにくく書いてあることが多いです。小さい文字で書いてあったり、全く別のページに書いてあったりします。その分かりにくさといったらひどいものです。銀行に悪意すら感じます。
諸費用を調べるなら、下記の記事を見たほうが間違いなく簡単です。
【参考記事はこちら】>>住宅ローンの諸費用(保証料・手数料)が安いのはどの銀行? 18銀行の諸費用を徹底比較! 最低4.4万円の銀行も
D銀行の罠

銀行によっては、商品によって諸費用が違うことがあります。なんでこんな分かりにくいんでしょうね。
【参考記事はこちら】>>住宅ローンの諸費用(保証料・手数料)が安いのはどの銀行? 18銀行の諸費用を徹底比較! 最低4.4万円の銀行も
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第1回はこちら
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第2回はこちら
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第3回はこちら
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第4回はこちら
「諸費用」を自分で探すのは時間の無駄!?
住宅ローンの諸費用(手数料、保証料)を自分で調べるのは、はっきりいって時間の無駄です。分かりにくく、複雑に書いていることが多いからです。住宅ローンの素人では到底太刀打ちできません。
主要銀行から借りるのであれば、記事「住宅ローンの諸費用(保証料・手数料)が安いのはどの銀行? 18銀行の諸費用を徹底比較! 最低4.4万円の銀行も」を見てください。分かりやすい書いているだけでなく、各銀行の諸費用も比較できるようになっています。
なぜ、多くの銀行は諸費用を分かりにくく書いているのでしょうか。それは、分かりやすいと他行と比較されてしまうからです。分かりにくく書けば書くほど、比較されず、自分の銀行を選んでくれると考えるからです。
そこで、ダイヤモンド不動産研究所では、諸費用を調べる手間がはぶけるよう、主要銀行の諸費用をすべてリストアップ。さらに金利も調べ上げており、そこから「総支払額」や、手数料込みの「実質金利」を計算しています。
この「総支払額」「実質金利」を使えば、銀行の分かりにくい商品パンフレットや約款を読み込まなくても、商品を比較して、お得な商品を見つけることができます。ぜひ、ダイヤモンド不動産研究所の実質金利ランキング、返済額シミュレーションを活用してみてください。
(編集協力・株式会社ゲネシス)
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【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第1回はこちら
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第2回はこちら
【若林健次さんの4コマ「住宅ローンは五里霧中」】>>第3回はこちら
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132銀行を比較◆住宅ローン実質金利ランキング[新規借入] |
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今回作成した「住宅ローン利用者口コミ調査」の調査概要は以下のとおり。
【調査概要】
調査日:2023年12月
調査対象:大手金融機関の住宅ローン利用者(5年以内に住宅ローンを新規借り入れ、借り換えした人)
有効回答数:822人
調査:大手アンケート調査会社に依頼
評価対象:有効回答数47以上を対象とするアンケートの設問は以下の7問。回答は5段階評価とした。なお、評価点数の平均点は小数点第2位以降を四捨五入。
【アンケートの設問】
Q1.金利の満足度は?
Q2.諸費用・手数料等は妥当でしたか?
Q3.団体信用生命保険には満足しましたか?
Q4.手続き・サポートには満足しましたか?
Q5.審査について、満足していますか?
Q6.借り入れ後の対応に満足しましたか?
Q7.他の人にも現在の銀行を勧めたいと思いますか?
【回答の配点】
・各設問は5段階で回答してもらい、Q1なら以下のように配点。平均値を求めた。
満足している(5点)
どちらかといえば満足している(4点)
どちらともいえない(3点)
どちらかといえば不満である(2点)
不満である(1点)
・総合評価については、各項目の平均値を全て合算。読者が重視する「Q1金利の満足度」については点数を3倍、「Q3団信の満足度」の点数を2倍として、点数の合計を50点満点とし、10で割ることで5点満点の数値を求めた。
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※サイト内の金利はすべて年率で表示
プロの評判・口コミ
淡河範明さん
SBI新生銀行の住宅ローンは、10年固定、15年固定、20年固定といった金利が低い点が特徴です。
商品も特徴的で、介護状態を保障する団信や、長く借りていると金利が下がっていく「ステップダウン金利」があるのも主要銀行ではここだけです。
審査はオーソドックスに行なっている感じです。住宅ローン処理センターで集中審査しているので、窓口のかたの力量があまり問われず、公平に審査されるという印象です。
なお、相談から審査、契約の手続きまでネットで完結できるようになりました。不安な方には、ビデオ通話で自宅から気軽に相談ができるので、コロナ禍の現状では最適な方法が用意されているようです。